仮面ライダーディケイド エクストラ   作:牢吏川波実

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先生方の表現(?)が難しい。

また馬鹿言ってる。


ネギまの世界1-4

学園長室から出た士は3-Aというプレートが掲げられた教室の前に立っていた。士が来ることはネギが知っているはずなので今頃自分が来るのを待っているのだろう。

 

「ここか。…ん?」

 

ふと上を見ると、教室のドアと壁の間に黒板消しが挟まっていた。

 

「フッ、なるほどな」

 

ドアを勢いよく開けた士は上から落ちてきた黒板消しをまずテニスのスマッシュのようにはたき教室に入っていく。足を引っかける用のロープも普通に飛んでよけ、床にはなぜかバケツがあったがこれは黒板消しに引っかかったターゲットが足を突っ込むことを想定していたであろうものなので楽によけることができた。そして前から矢が3本飛んできた。士の動体視力ならよけるのは簡単であったが、士はわざわざその矢を足下に置いてあったバケツの取手を足のつま先にひっかけ上にあげ拾い、その底で矢を受けた。以上士流の罠回避術である。この流れるような士の動きに教室中から歓声が上がる。

 

「「「「「おおーーー!!」」」」」

「こんな子供だまし、俺には通用しないな」

 

そんな士を見て様々な反応が上がった。

 

「すごい!すごい!お姉ちゃん!あの人罠全部よけたよ!」

「クッ、あそこまで簡単に僕の罠をさけられるとは」

「………」

「?どうした刹那」

「…いやなんでもない」

「すごいです!士先生!」

 

そういうネギ先生は実は初めて学校に来た初日に同じような罠に引っかかっている。…結果はすべての罠に引っかかるというお笑い芸人もびっくりなリアクションをとっている。余談だがその際バケツには水が入っていて上から落ちてきたのだが、後々床が水浸しになったため罠を仕掛けた鳴滝姉妹が罰として床を拭いたというのはあまり知られていない。そのこともあって彼女たちは教室でいたずらを仕掛ける際、水を使わないようにしているのだ。

 

「これぐらい朝飯前だ」

 

士は興奮する生徒を抑え、さもこんなこと簡単だという風に教壇に上がって自己紹介をする。

 

「今日からここの副担任になる。門矢士だ」

「じゃ!クラスを代表して私、朝倉和美が質問するよ!」

 

質問事項に関してこのクラスの報道部であり『麻帆良のパパラッチ』の異名を持つ朝倉和美が代表して質問をする。やはりこういうインタビューは報道関係の得意分野だろうとクラス中が考えているので快く朝倉に譲る。

 

「ああ何でも答えてやる。…?」

(何だ、わずかだが殺気が)

 

調子よく答える士はしかし、クラスのどこからか漏れる、押さえているようで押さえられていない殺気を士は感じていたのだが、それにかまわず朝倉の質問に答えていった。

 

「………」

 

「あっ!ユウスケ、どうでしたか?」

 

一方そのころ情報収集を終えた夏海とユウスケがお互いの情報を交換するために教会の近くにやって来た。学園都市だけあって、授業中であるこの時間はまだ人道りはあまりない。

 

「うぅん。どうやらこの世界では仮面ライダーは表立った行動をしていないみたいだね」

 

ライダーが表立った活動をしていないことはごくまれにある。中には噂レベルのものになっていたり、そもそもライダーとすら認識されていないものもいる。夏海はしかし、ある考えが頭をよぎっていた。

 

「それか、ライダーのいない世界」

「またか…」

 

そもそもライダーがいない世界もある。当たり前だ、世界は無数にあるのだから、たとえそんな世界があってもおかしくはない。現に夏海たちは一度ライダーの代わりに侍戦隊シンケンジャーが活躍する世界を訪れたことがある。今はまだ表れてすらいないが「海東大樹」という世界中のお宝を狙う泥棒のくせに武器を奪われてしまい、挙句の果てに怪人が変身し、その世界で初めての仮面ライダーが生まれるという事態になり、要らぬ迷惑をかけたことがある。そうして話していると学生が増えてきた。

 

「人が増えてきたね」

「授業が終わったみたいです」

 

普通の学校ではまだ授業があるような時間だが、朝に明日菜はあと3日で夏休みと言っていたところから考えると、今は短縮授業期間であろうという結論に至った。

 

「とりあえず士にこのことを教えて、これからのことを考えよう」

「ええ」

 

そういうと2人は麻帆良学園へ向かっていった。そんな2人の様子を物陰からうかがっていたものがいた。

 

「目標は麻帆良学園に向いました」

「了解、弐集院先生は引き続き監視を続けてください」

「了解…彼らは何者なんでしょうか?」

「わからない、しかし今日突然あの場所に現れた建物の住人だ。怪しいのは確かです」

 

彼らはこの街の裏の顔を知る者たちである。先生というのもコードネームではない。実際にこの麻帆良学園都市内で先生をしているものたちなのだ。朝に近衛門からの指令を受けて2人を見張っていたのだ。

 

「ですよね…」

「?どうしました」

「ガンドルフィーニ先生。僕にはどうも彼らが敵対するようには思えないのですが」

 

実際に彼の言っていることは誠のものであった。しかし、ガンドルフィーニはその意見も尊重しながらも、自分の意見を彼に言った。雰囲気だけで判断するのは危険であることは長い人生経験からわかっていたことだ。

 

「…それでも怪しいのは確かです。監視を続けてください」

「…了解しました」

 

弐集院はしょうがないと思いながらも夏海たちの監視に戻るのだった。

 




因みに僕が3-Aで好きなキャラは鳴滝姉妹とチア部と委員長と千鶴です。

…全員最終的に本編の本筋から外れている気が…。いや委員長はそうでもないのか?
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