仮面ライダーディケイド エクストラ   作:牢吏川波実

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 今回、この一連のディケイドシリーズの最後の世界の敵キャラを先行登場させました。これで、穴開けにしていた作品群で一番わかりづらかった奴が分かるんじゃないかな…。なに、分かるわけねぇだろ?それならそれで構いません。


SAOの世界1-17

 唖然、その言葉が周囲のプレイヤーの気持ちを表すのにうってつけである。誰もが士とキリトの発した、その言葉に息を飲んだ。確かに、そう考えれば全てがつながる、言われてみれば合点がいく。とはいうものの、ほとんどのプレイヤーが信じたくなかった事実である。当然だ、今まで自分たちが信頼してきた、心酔してきたといっても過言ではないそんな人間が最大の敵であるなど、信頼を置いてきた上官の裏切りなど。全てのプレイヤーが、ヒースクリフの次の言葉を待っていた。できるのであれば、否定してもらいたかった。そんなことあるわけないと笑い飛ばしてもらいたかった。そんな中、彼の口が開き、出てきた言葉は。

 

「確かに、私は茅場昌彦だ」

 

 裏切りに等しい言葉であった。

 

「付け加えれば、このアインクラッドの最上階で君たちを待つはずだった…このゲームの最終ボスだ」

 

 プレイヤーに動揺が広がるのが見て分かる。アスナとリーファは、ある種衝撃の事実を聞いてキリトに寄り添った。そして、士が言う。

 

「趣味が悪いな。SAO最強のプレイヤーが一転、最凶最悪のラスボスか」

「なかなかいいシナリオだろ?最終的に私の前に立つのは、キリトくん…君だと予想していた」

 

 ヒースクリフは、キリトに対して言う。キリトは、その言葉を黙って聞いていた。

 

「すべてのプレイヤーの中で、最大の反応速度を持つ者に与えられる『二刀流スキル』、その者が魔王に対する勇者の役割を担うはずだった」

 

 キリトはなるほどな、と思った。自分は、かなり昔から、VRゲームに没頭していたから、脳の信号伝達親和性が高かったのだろう。それに加え、自分はこの世界ではトッププレイヤーに位置している。だから、ステータスとしても元々の素質としても、反応速度が高かったのだろう。

 

「だが、予想外だったのは、ディケイドとリーファくん…君達の存在だ」

「…」

「君たちというイレギュラーな存在がいたことによって、血盟騎士団を動かさなければならなかった。結果、キリト君に私の正体を露見させるきっかけとなってしまった」

「だが、キリトはその前からお前の正体を知る証拠を持っていた。俺がいなくても、いずれ気が付いていたはずだ」

「確かに…彼は、私の予想を超えた力を見せた。まぁ、この想定外の展開もネットワークRPGの醍醐味と言うべきかな」

 

 そして、彼はフッと笑った。なんとも気にくわない男である。そのとき、彼の後ろで疲れによって座っていた血盟騎士団のメンバーの1人が立ち上がった。

 

「俺たちの忠誠、希望を…」

 

 それは、全てを打ち砕かれたプレイヤーの総意だったのかもしれない。自分達を騙し、クリアできるという幻想を見せ、そして裏切られた。そんなプレイヤーの思いだったのかもしれない。

 

「よくも、よくも、よくもぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 彼は、剣を振り上げ、ヒースクリフを斬ろうとした。だが、ヒースクリフが左手でメニュー画面を操作した瞬間、彼の動きが止まり、受け身もなく地面に落ちてしまった。いったい何が起こったのか、その時、キリトが男のHPバーの上に、黄色いアイコンが現れたことに気がついた。

 

「麻痺…!」

 

 それだけで終わりではなかった。ヒースクリフは、次々とメニュー画面を操作していく。

 

「あぁ、キリト君ッ」

「アスナさん!」

「うぉ!」

「クッ…動けねぇ…」

 

 アスナ、クライン、エギル、その場にいたプレイヤーは次々と麻痺状態となり、立っているのはヒースクリフ、士、ユウスケ、あやか、リーファ、そしてキリトのみとなった。おそらく彼のメニューには、常人のプレイヤーにはない、特殊なコマンドが付いているのだろう。そして、それを使用してすべてのプレイヤーを状態異常にしたのだ。だが、そもそもプレイヤーではない士達や、別ゲームのリーファは分かるが、キリトに麻痺が付かないのは何故だろうか。キリトがアスナを支えながら言う。

 

「どうするつもりだ…このまま全員殺して隠ぺいするつもりか?」

「まさか、そんな理不尽な真似はしないさ。こうなってはいたしかない…ここまで育ててきた血盟騎士団、そして攻略組プレイヤーの諸君を途中で放り出すのは不本意だが…なに、君たちの力ならいつかはゲームクリアできるだろう」

「こんなの、まだゲームだっていうのかあんたは!」

 

 茅場の発言に怒りが収まらなかったのか、ユウスケ、そしてあやかが声を挙げる。

 

「そうです!プレイヤーの人たちを閉じ込めていること自体、理不尽なことと思わないのですか!」

「この人たちにだって自分の人生があったんだ!2年前に、次の日の予定だってあったんだ!それをあんたは全部奪って…」

「だが、この世界に順応している者もいる。中には、この世界を理想郷だとしている者もいる」

「平穏無事に過ごしている人たちを傷つけるような真似をして、何が理想郷だ!!うぉぉぉぉ!!!」

 

 クウガは、自身の怒りをぶつけるように走り出し、拳を握って空中へと飛び掛かった。だが、その時ある言葉が彼の頭をよぎった。

 

『君は優しすぎる…』

「ッ!」

『君だって、ショッカーの怪人たちと戦っただろ?』

 

 今まで自分が倒してきたショッカーの改造人間、彼らの外見は人ならざるものとなっていた。だが、今自分が相手をしているのは一人のプレイヤーという人間。いやどちらも人間は人間だ。外見がどうとか、改造がどうとか関係ない。自分は、人間相手に闘うことができるか、いや、人間だけじゃない。グロンギ、アンノウン、他の怪人にだって命があって、自分はそれを奪ってきたじゃないか。だが、怪人だからと言って殺していい理由になっていいのか。むしろ、あっちの方が被害者だったのかもしれない。自分は、みんなを笑顔にしたい。そう思っていたが、手を汚した自分が誰かを笑顔にさせる事なんてできるのか。彼の中に迷いが生まれていた。

 

「フッ!」

「グアッ!!」

 

 ヒースクリフは、迷いの袋小路に入っているクウガをソードスキルのリーパーを発動、簡単な攻撃ではあるが、その分初動がはやいその攻撃により、クウガは吹き飛ばされる。

 

「ユウスケさん!」

「グッ…くそ…」

 

 その衝撃で、クウガの変身は解けてしまう。そして、改めてキリトに目線をもどしたヒースクリフは余裕しゃくしゃくといった表情で言った。

 

「キリト君、君には私の正体を看破した報酬としての…いわば隠しイベントを出さないといけないね」

「隠し…イベントだと?」

「チャンスを与えよう…今、この場で一対一で戦うチャンスだ。無論、不死属性は解除する」

「…」

「私に勝てばゲームはクリアされ…プレイヤーは全員ログアウトすることができる…どうかな?」

 

 もし、ここでキリトが勝つことができれば、現在生き残っている6000人以上のプレイヤーの命が救われる。しかし、負けてしまえばそれまで、キリトが死に、その世界の英雄が失われる。キリトは迷う。そこで、アスナ、そしてリーファが言う。

 

「ダメよキリト君、挑発に乗っちゃ…今は引いて」

「そうだよ、相手はこのゲームの製作者だよ…そんなの相手に一対一なんて、無謀以外の何物でもないよ」

「チャンスはまたいずれ来る…それまで耐えて」

 

 だが、そんな二人の言葉が逆にキリトの心を刺激してしまう。またいずれ、そんなもの待っていたら、リーファは、いやリーファだけじゃない。この世界に取り残されているプレイヤーが、誰かが死んでしまうかもしれない。助けられるはずだった命を、失うかもしれない。倒すべき敵は目の前にいる。ここで倒せば、全てが終わる。もうだれも死ななくて済む。彼は思い出す。この世界に閉じ込められたその日、全てのプレイヤーの怒号を。自分の腕の中で、モンスターが死んだように砕け散った、ディアベルを。

 

「…」

 

 自分が仲間を欲して、本当は、中層で活動していた小さなギルド(いわゆるソロプレイヤーの間反対に位置する集団での集まり)だったのを、最前線付近に行けるまで成長させたせいで、死んでしまった『月夜の黒猫団』のテツオ、ササマル、ダッカー…。

 

『君と私が出会った意味を、見つけてください』

 

 守れなかった、気弱な少女の、サチ…。

 

『ビーターのお前が、僕らに係わる資格なんてなかったんだ』

 

 キリトの目の前で自殺したリーダーのケイタ…。

 

「ッ…!」

 

 74層のボス戦で久しく目撃したプレイヤーの、軍に所属していたコーバッツの死。自分が恨みを買ってしまったために、何の罪もないのに殺されてしまった血盟騎士団の団員のゴドフリー。自分が殺した殺人ギルド『ラフィン・コフィン』のメンバーの名も知らない2人と、ラフィン・コフィンに心酔していたクラディール。AIプログラムであり、自分とアスナの娘であり、一つの心を残して消されてしまったユイ。そして、アスナや、直葉の泣いている顔が思い出される。守れなかった人間がいる。守り切れなかった人間がいる。人生を狂わされた人間がいる。殺人衝動を湧きあがらせた人間がいる。殺してしまった人間がいる。自分が関わったせいで不幸になった人間がいる。守らなければいけない大切な人達がいる。それら全てをゲームの駒のように扱い、そして人生をゲームボードのように言う人間がいる。

 

「ふざけるな…ッ!」

「フッ…」

「キリト君…」

 

 キリトは、戦わなければならない。ヒースクリフは、そう考えていた。今この場で自分を倒せばゲームがクリアされる。そして、そのチャンスはキリトにしかないとされる。もしこの場でキリトが断った場合、周囲のプレイヤーからのバッシングは大きくなるだろう。それを避けたいであれば、きっと受けて立つと思っていた。だが、事は彼の考えているよりも簡単である。そうしなければ、自分の心が収まらなかったのだ。自分の、魂の震えが、怒りが収まらなかった。その時の彼は、あまりにも感情的であったと言えよう。だからこそ、その時考えれば間違った結論を出してしまったのかもしれない。

 

「いいだろう…決着を付けよう」

「お兄ちゃん…ッ!」

「キリト君…」

「ごめんな、アスナ、スグ…ここで逃げるわけにはいかないんだ」

「ッ…死ぬつもりじゃ…ないんだよね…」

「あぁ、必ず勝つ…勝って、この狂った世界を終わらせる」

「…」

「…」

 

 アスナ、リーファは、ほぼ同じことを考えていた。だが、自分一人の意見を言うわけにはいかなかった。だから、目と目で会話をした。こんな時、女性と言うのは便利である。何も言葉を交わさなくても、それだけで意思疎通ができるのだから。二人は、それぞれの考えが一致していることを確認し、そしてアスナが言葉を言う。

 

「分かった…信じているよ、キリト君…」

「うん…スグ、アスナを頼む」

「うん…」

 

 そして、キリトはアスナをリーファに託し、一度アスナの右手を握る。機械的ではあるが、アスナの体温が感じられた気がした。心が、通じた気がした。そして、アスナの手を離した。立ち上がったキリトは、背中から二刀の剣を取る。右手の剣は、『エリシュデータ』。第50層ボス戦のラストアタックボーナスで手に入れた剣。左手の剣は『ダークリパルサー』、士が75層の転移門広場で出会ったリズベットが打った、最高クラスの剣。その二刀を持って、彼はヒースクリフへと向かって歩いていく。その時、後ろから声をかけられた。

 

「キリトォォ!!」

 

 彼は、その言葉に振り返らなかった。そうしなくても、誰が発したのかは分かっていたから。クラインだ。SAOの正式サービスが開始されて、初めて出会ったプレイヤー。彼は、まだ、声をかけなければいけない人間がいたことを思い出した。

 

「エギル…」

 

 一人目は、エギル。

 

「今まで、剣士クラスのサポートサンキューな…知ってたぜ、お前が儲けのほとんど全部、中層ゾーンのプレイヤーの育成につぎ込んでいたこと」

「キリト…」

「…クライン」

 

 二人目に、クライン。

 

「あの時、お前を…置いていって悪かった」

 

 あの時、と言うのは前述した正式サービスの日の事だ。SAOがデスゲームになった後、キリトは次の街へクラインと共に行こうとしていた。だが、クラインには仲間がいたのだ。そんな彼らを置いていくことなんて、クラインにはできなかった。しかし、クライン一人ならともかく、何人ものプレイヤーを守りながら進むなどと言うことはできない。クラインは、そんな彼の心情を察したのか、自分を置いて行けと言ってくれた。だから、キリトは一人で次の街へと進んだ。だが、キリトにはそれが心残りであった。彼をおいて行ってしまったこと、自分一人が先に進んでしまったことが、心残りだったのだ。だが、クラインはキリトに感謝するのはともかく、恨むなどと言うことはなかった。自分にSAOの基礎を教えてくれ、そして最後まで心配してくれていた。むしろ、彼を突き放したのは自分だ。彼の申し出を断ったのは自分だ。そんな自分が、謝られる筋合いなんてない。

 

「ッ!てめぇ、キリトォ!!謝ってんじゃねぇ!今、謝るんじゃねぇよ!!許さねぇぞ…ちゃんと向こうでメシの一つでもおごってからじゃねぇと許さねぇぞ!!絶対許さねぇからな!!」

 

 ふと振り返ると、クラインの顔は涙で濡れ、ぐちゃぐちゃになっている。それは、彼が本当にキリトの事を、心配している証拠であり、キリトの事を友だと思っている証であった。

 

「分かった…向こう側でな…」

 

 キリトは、それに右手を上げて答える。

 

「それから、士さん…」

「…」

 

 三人目に、彼が顔を向けたのは、士であった。

 

「スグを助けてくれて…ありがとう。それに、あんたはああ言ったけれど…もしもあんたがいなかったらヒースクリフに突撃する勇気があったか…」

「遺言みたいなものはそこまでにしろ」

 

 士は、その言葉と同時に変身を解く。

 

「さっさと倒して、この世界を破壊してこい」

 

 キリトは、彼のその行動の意味を察した。彼が変身を解いたということは、この後戦わないということの意思表示。そして、必ずヒースクリフを倒せという無言のエールであると。

 

「…あぁ」

 

 もう心残りは無くなった。いやまだある。向き直る前にアスナ、リーファの二人を見る。二人は、心配そうにこちらを見つめている。信頼して送り出したとはいえ、心配しないわけではない。キリトは、そんな二人に一つ、笑顔を見せてからヒースクリフに言った。

 

「悪いが、二つだけ頼みがある」

「何かな?」

「一つは…簡単に負けるつもりはないが、もし俺が死んだら…しばらくでいい、アスナが自殺できないように計らってほしい」

「ほう…よかろう」

 

 ヒースクリフは、その言葉に意外そうな顔をした。

 

「キリト君だめだよ!!そんなの…そんなのないよォ!?」

 

 アスナの悲痛な叫びが木霊する。この時、アスナとリーファ、いやほかのすべてのプレイヤーも気が付いた。キリトには、自信がないのだ。もしかしたらこの勝負に負けてしまうかもしれないと思っているのだと。だから、自分の知り合いに言葉を残し、自分がもし死んだときのための布石を残したのだ。彼は、死と生の瀬戸際にいた。

 

「もう一つは、スグの…リーファの事だ」

「…」

「あいつは別のゲームから誤ってこの世界に来てしまった…お前の方で、ログアウトさせることができるはずだ」

「お兄ちゃんッ…!」

「残念だが、私もリアルでそれを試したのだが、何故かログアウトさせることはできなかった…できるのは、ALOとほぼ同じシステムを取り入れる事と、現実に警告をもたらすことぐらいだった」

「それじゃ、リーファさんが飛べたのは…」

 

 それで合点がいった。今日、飛べるようになったのは、彼が日光で飛行能力を回復させる機能をこのSAOに付けたからだったのか。そして、外からリーファに対して何のアプローチもなかったのは、ヒースクリフが制していたからなのか。そこまでするのなら、やはり彼のにもリーファがこの世界に来てしまった理由は分からないのだろう。そして、この状態でアミュスフィアを取った場合にどうなるのかも。

 

「すまないが、彼女がログアウトするには、このゲームがクリアされなければならないようだ」

「…そうか、なら…絶対に勝たないとな」

 

 勝てる確率は、低いのかもしれない。だが、勝たなければならない。勝たなければ、救えないのだったら、死んでいられる暇などなかった。ヒースクリフは、メニュー画面を操作する。そして、上に赤い画面と、文字が現れる。≪Changed into mortal Object≫要は、不死属性の解除である。そして、ヒースクリフも盾から剣を取りだし、臨戦態勢を取った。

 

「キリト君!!!」

「お兄ちゃん!」

 

 キリトは、その耳でその言葉を聞いた。そして、それは彼が焦り、頭に血が上り、集中しきれていないということを表していたのかもしれない。

 

『これは決闘じゃない…単純な殺し合いだ…そうだ、俺はッ!この男を…殺す!!』

 

 ダークリパルサーと、ヒースクリフの剣がぶつかり、火花のエフェクトが舞う。死合が…始まってしまった。

 

―同時刻-

 

「な、何者だ、どうやってあの警備を!!」

「なに、一つ、この場所を貸してもらいたいだけだ…」

「…あぁ、分かった」

 

 あるビルの地下。薄暗い場所に、浮浪者風な男がいた。男は、そこにいた研究員を外に追い出すと、その手に持った機械を、その場にあった大きな機械への取り付けに入る。

 

「フフフ…便利だな、この能力は…」

 

 その時、彼は独語をし始める。

 

「あぁ、いずれ君の言う男のいる世界に行きつくだろう。無論、その時は私も手を貸そう」

 

 誰かと話しているようだがしかし、周りには誰もいない。

 

「あぁ、私はあの破壊者を…ディケイドを倒すためなら…」

 

 そして、彼の手に持った装置が起動し、光があたりにまき散らされていく。そして、彼の顔がようやく見えるようになった。そんな彼の顔には…。

 

「誰にでも手を貸し、利用する」

 

 目を隠す怪しげな仮面が付いていた。




次回、SAOの世界前編終わりです。

ユウスケをどうしたいんだろう…。普通に書いていると、仮面ライダーディケイドを知っている方からすると違和感しかない活動量している…。

活動報告の方もご覧になってください。

あと、ギルドについて今まで組合とだけ伝えるという、分かる人にしか単語の意味を理解できないという暴挙に出ていたことを思い出したため、簡単な説明を付けました。そういえばVRとVRMMOについての説明とかもしてなかったようなきがするので、これについては後編で。他、なにか説明しなければいけない項目を思い出したら、無理やりにでも作中で説明します。

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