東方ウィザード×スマブラⅩ 大乱闘!仮面幻想郷R【凍結中】   作:放仮ごdz

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異例とも言える東方×仮面ライダー×スマブラXの小説。どうも、初めましての方は初めまして。放仮ごと申します。初めに投稿したのは2013年、仮面ライダーウィザードの全盛期なためメインライダーはウィザードになります。


初めに注意です。
①メイン主人公は仮面ライダーウィザードに変身するオリキャラ、博麗夢月ですがその回のメインになるキャラが主人公でもあります。
②ライダー少女が出てきます。
③東方キャラ×スマブラキャラのカップリングが存在します。
④スマブラの方の時系列はマリオが「ギャラクシー2(迷い込んだリイマジギャラクシーと言う設定でマリオは1、2共々体験している)」ピットは新パルテナの後。カービィは「ロボボプラネット」の後になります。リンクはトワプリとムジュラが一体になったスマブラ仕様になっています。
⑤また、夢月とチルノ、妖夢に限り新パルテナの「三年後」を体験している為ピット及びブラックピットと顔見知りです。

以上に不快感を抱いた方はプレイバックする事をお勧めします。
もしよろしければ、史上最大の交錯物語をご覧くださいませ。今回はプロローグなので短いです。では、どうぞ!



プロローグ「いいぜ、実験開始だ」

――――亜空間と呼ばれる、全てが黒い世界がある。否、正確には「世界」ではない。通常の世界から隔絶された空白部分。それが亜空間だ。本来ならば生物の住まう空間ではない。だが、今宵に限っては生があった。ただ、その命も灯なのだが。

 

「はぁ、はぁ…」

 

血が流れる右腕を左手で押さえ、宙を駆けるのは金髪の少女。毛先をいくつか束にしてリボンで結んでいるのが特徴的だ。その瞳は紫にも金色にも見える、美しい物だが畏怖と疲労で染まっていた。

その女性らしいラインを描いた肢体の身に纏っている衣装は八卦の萃と太極図を描いた中華風の服だが、ボロボロでところどころ血に染まっている。頭に被った特徴的な帽子も破れて原型を保っていない。

 

彼女は今、この亜空間に巣食うナニカから逃げていた。彼女は「境界を操る程度の能力」を持っている為、移動には”スキマ”を用いる。今日も趣味の覗きから住居に帰ろうとしていたところ、スキマに割り込まれてここに落とされたのだ。

 

「油断した・・・!アレがこの時期にこちらに干渉するなんて…」

「逃がさぬ…!」

「!?」

 

視界の何処にもいない、という事からの心の隙を突き、謎の声を合図に頭上から光の雨が降り注ぐ。それは、彼女の作った居場所とも言える忘れられし者達の集う世界「幻想郷」の名物とも言える、競うための美しい弾幕とは違う。「死」しか見えない、駆逐するために放たれる破壊の弾幕。

 

少女はそれに気付くや否や自分の頭上に両端がリボンで括られた、中にギョロギョロと複数の目が覗く”スキマ”を出現させ、それを盾にして耐えようと試みる。だが光の雨を受け止めたはいいが破裂音と共にスキマがズタズタになり、そのありえない事態に狼狽えたその瞬間。

 

「しまっ…」

 

再度襲いくる光の雨…否、不気味な碧色に光る槍の雨が少女の全身を貫いた。

 

「くぅ…っ」

 

鮮血が舞い散り、息絶え絶えの少女は力を振り絞り、自分がやっと入るほどの大きさのスキマを開くとその中に逃れ、同時に気を失う。

 

「…ふん」

 

その光景を見届けたソレ…謎の声の主は満足げに頷くと、亜空間の地平線の彼方に見える二つの「世界」を見つめると、特徴的な巨大な翼を広げると身を仰け反り、その全身に光を溜め、解き放った。

 

「【ON波動】!」

 

放たれた光の衝撃波は二つの世界に罅を入れ、そこから亜空間が浸食を始める。それが始まり。

 

「始めよう。…マスターハンド、八雲紫。俺を追放した貴様たちへの復讐の刻だ」

 

そう呟いたソレの視線の先には、一番に異変に気づきこちらを見上げる金髪碧眼の少女の姿があった。

 

「まずは…依り代の確保から、か」

 

 

 

 

 

今宵、仮面の英雄の力を受け継いだ、忘れられし少女たちの住む幻想の地と、創造の右手の集めたありとあらゆる世界の英雄達の競い合う大乱闘の地が、交錯する。

 

創造の右手は乱心し、妖怪の賢者もまた堕ちた。さあ、舞台は整った。史上最大の大乱闘を巻き起こそう。それは禁忌?そんなの知ったことではない。全ては其の野望のために。希望の欠片も無く、絶望で埋め尽くそうじゃないか。

 

「いいぜ、実験開始だ。俺を楽しませてくれ」

 

 

―――――この身は狂気で、できている。

 




こんな感じで始まります、史上最大の亜空異変。あまりに短いですね。毎日投稿と細かい描写を目標としています。

誰が追われ、誰が堕としたのか。

次回は「英雄」と「少女達」の邂逅。お楽しみにしていただけると嬉しいです。
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