東方ウィザード×スマブラⅩ 大乱闘!仮面幻想郷R【凍結中】   作:放仮ごdz

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せっかくスマブラと言うアドバンテージで使えるキャラが多いのだからと亜空軍に戦力増加。エインシャント島と荒廃した動物園編です。お楽しみください!


第四話:電撃ピカチュウ、おでまし脅威

迷いの竹林、永遠亭の上空『エインシャント島』

内部が研究所の様になっているここの通路にて、外見が正反対の女性が二人爆走していた。

片方は白のカッターシャツと各所に護符が張られた赤いもんぺのようなズボンとそれを吊っているサスペンダーを身に纏っている、白地に赤の入った大きなリボンが一つと毛先に小さなリボンを複数つけている白髪にも見える銀髪のロングヘアーに深紅の瞳の少女【鬼となった蓬莱の人の形】藤原妹紅。

もう片方は青色の特殊なインナースーツ「ゼロスーツ」を身に纏い両脚に「ジェットブーツ」を穿いている、金髪碧眼のポニーテールの女性「サムス・アラン」。

 

「速いな今畜生!」

「くそっ!妹紅、急げ!」

『『『侵入者を排除せよ!』』』

 

 

その後ろには下半身が台座になっていて二つのレンズが付いた頭部を持っているロボット「ROB」が十体位追いかけて来ており、その眼からレーザーを次々放って二人は命からがら逃げに徹していた。

妹紅は迷いの竹林に住んでおり、永遠亭上空に出現した謎の島を探ろうと中に入ったところ、奪われた自分のパワードスーツを探しているサムスと遭遇。利害が一致し探索していた所、何かを運んでいたROBの集団とばったり遭遇。追い掛けられていると言う

 

「おいサムス!こいつらいつまで追ってくるんだ?」

「知らないに決まっているだろうそんなこと!とりあえず撒くぞ!何か手はあるか!?」

「まっ、あるにはある」

 

そう言って腰のポケットから赤く透き通った二本の棒「音撃棒・烈火」を取り出した妹紅は先端部分に赤い炎を纏わせて振るい、火球を放つ。

 

「コイツでも喰らえ!音撃棒・烈火弾!」

『排除s!?』

 

火球は放物線を描いて見事先頭のROBに炸裂して炎が膨れ上がり、辺り一帯を爆炎が包みこんでROB達の動きが止まる。

 

「今だ!サムス、どっか近くに入れる部屋ないか?」

「ここなら多分大丈夫だ!」

 

その好機を逃さず二人は近くにあった部屋に入ると一息を吐く。するとバチバチバチバチ!と電気が流れる音が聞こえ、サムスはすかさず「パラライザー」と呼ばれる銃を構える。部屋は真っ暗だったが、奥の方で何かが眩く不定期に輝いているのが見えた。

 

「なんだ今の音?」

「電気が流れているみたいだが…?」

 

二人はそれぞれ音撃棒とパラライザーを構えて警戒しながらその音源へと近づいた。そこにいたのは、予想だにしない物だった。

 

「なんだよ、これ」

「……少なくとも、メトロイドじゃないな」

「ピ……カ……チュウ…」

 

奥にある、いくつものコードで繋がれたカプセルの中に閉じ込められていたのは黄色の鼠ポケモン「ピカチュウ」であり、苦しそうに電気を無理矢理放出されている光景がそこにあった。不定期に輝いているのは電気を吸い尽くされた後、脱力して一瞬だけ休まされているためであった。あまりにも非人道的な光景だった。不快感に妹紅は顔を歪ませ、サムスは少し慣れているのは冷静に周囲を見渡し誰も居ない事を確認する。

 

「とりあえずこれを壊そう。妹紅、離れていてくれ」

 

そう告げたサムスは妹紅が離れたのを確認するとトントンと右脚の踵を踏み込み、ハイキック一閃!靴底がカプセルに接触すると靴底から蒼い炎が噴出し強烈なスマッシュが叩き込まれるが…それでもカプセルには傷一つ着いてない。しかも悪い事に振動センサーでも付いているのか警報が鳴り響き、悠長にしていられない事を語っていた。

 

「時間がねぇ!サムス、離れろ。デカいのをお見舞いしてやる!」

「…すまない、頼んだ。見張りは任せろ」

 

サムスが後退して扉の方に向かったのを確認すると、妹紅はスペルカードを取り出して詠唱する。

 

「仮面符【響鬼】」

 

そして右手に鬼が模られている金色の「変身音叉」が現れ、妹紅はそれを指で弾くと波紋が広がり、静かに変身音叉を額にかざした。するとその全身を紫色の炎が包みこみ、あまりの出来事にサムスは思わずぎょっと顔を驚愕で歪ませるが直ぐにその光景を見て視線を戻す。

 

「はあああっ…!せやっ!」

 

その炎は妹紅の掛け声と共に振るわれた右手に掃われる様に霧散と化して消滅、無事な姿を現した妹紅の容姿は変わっていた。

何時もの服装の上から背中に太鼓の様な金の紋章が描かれた紫色の羽織と特徴的な形の鎧を纏い、手には鬼爪と呼ばれる手甲が付いた赤い手袋が、腰には羽織の上から変身音叉、音撃棒・烈火の他に「ディスクアニマル」とバックルの様に付けられた「音撃鼓・火炎鼓(かえんつづみ)」などの装備が付けられたベルトが、頭には二本の真っ直ぐ伸びた角が生え、薄く紫がかかった髪の一部が赤くなり、頭頂部のリボンの代わりに仮面ライダー響鬼の仮面のようなアクセサリーが付けられた姿。妹紅はライダー少女響鬼に変身した。

 

「待ってろよ電気ネズミ、今助けてやる!」

 

そう宣言した妹紅はベルトに付けられた掌サイズの太鼓の様な音撃鼓・火炎鼓を取り外すと、ピカチュウを閉じ込めているカプセルに取り付ける。すると《いよ~!》の何処からともなく響いた掛け声と共に音撃鼓は巨大化。妹紅は二本の音撃棒を手に取り振りかざして叫んだ。

 

「音撃打【不死鳥の型】!」

 

 

不!

 

  死!

 

    鳥!

 

      型!

 

 

        不死鳥の型!

 

 

そして音撃棒で音撃鼓を叩き出し、荒々しくリズムに乗って妹紅は演奏。サムスは見た事もない漢字を頭の中に浮かばせ、その演奏に聞き惚れながらも警戒を止めないでいると扉の外が騒がしくなった。どうやらROBが駆け付けたらしい。

 

「急げ、妹紅!」

「はっ!せや!せやせやせや!」

 

サムスの言葉に応える様に勢いを増した妹紅は最後に一旦溜め、「はあっ!」と言う掛け声と共に二本同時に音撃鼓に叩きつけた。すると強力な「清めの音」が機械に炸裂し、内部から破壊。ピカチュウを閉じ込めていたカプセルは自動的に開き、妹紅は首根っこを掴んで持ち上げる。

 

「…妹紅、ソイツは無事か?」

「ああ、息はある。衰弱しているだけみたいだな。おい、起きろネズミ!」

 

扉を警戒したままのサムスに応えながらピカチュウをブンブン振りまわす妹紅。疲れていた所に揺さぶられ、ピカチュウの意識は覚醒した。

 

「ピ…カ…?」

「…起きたか」

「みたいだな。お前、なんでここに閉じ込められていたんだ?喋れるか?」

「ピ…カチュウ…?」

「あーごめん、喋れないみたいだな。まあ囚われていたならあの機械共にとってこいつは重要な存在って事だろ。連れてくって事で問題ないな?」

「ああ、特に問題は無い」

「ピカチュウ…」

「とりあえずお前は『ピカチュウ』でいいな?」

「ピー!」

 

妹紅が撫でながらそう言うとピカチュウは嬉しそうに鳴いた。すると妹紅の腕からピョンッと飛び降りたピカチュウは奥の扉に向かい、尻尾でその先を指し示した。こっちへ来いとの事らしい。

 

「…どうする?」

「行くしかあるまい」

 

パラライザーで扉のコントロールパネルを破壊したサムスと妹紅が近づき、扉が開くとそこは一本道の廊下になっておりピカチュウは走って奥の部屋に向かい、二人はそれについて行く。そこは研究室の様になっており、その中央にはガラスケースが置いてあった。また何かが入れられているのかと近付く二人。そこに入っていたのは…

 

「見付けた…パワードスーツ…!」

「何だと?」

 

ガラスケースの中に入っていたのは、右手にブラスターが付いた機械の装甲の様な赤と金がベースのパワードスーツであった。サムスが捜していたものである。ピカチュウは仕事したとばかりにふんぞり返っていた。

 

「これで私も本来の力を出せる…よし、壊すか」

 

そう言ってサムスがパワードスーツをガラスケースの中から出そうとキックを繰り出そうとしたその時。廊下の方から騒がしい音が聞こえ、妹紅は構え直すと同時にそれは突入して来た。

 

「侵入者ハッケン!」

「排除スル」

 

入って来たのはサムスのパワードスーツとそっくりな黒い機械兵「偽サムス」ともいうべき存在が二体。その銃口は妹紅たちを向いている。

 

「…なるほど、パワードスーツはこいつ等を作り出すためか。ダークサムスよりも実用的だな」

「ちっ!私が食い止めるから早くそれを出せ!」

 

妹紅は鬼爪を伸ばして偽サムスに斬りかかるも、偽サムスの一体が右手のブラスターで受け止め、もう一体が妹紅に向けてミサイルを放つ。妹紅はそれを跳躍で回避しようとするも追尾、咄嗟に音撃棒で弾き飛ばした。しかしその一瞬の隙を突いてもう一体が放ったレーザーが妹紅の頭を撃ち抜いた。

 

「妹紅!?」

「ピカ!?」

 

サムスとピカチュウは慌てて駆け寄ろうとするも、頭が吹き飛ばされた妹紅は首から上を失った状態でそれを手で静止。炎に包まれて露出した口元をにやりと笑みの形に歪ませる。

 

「残念だったな」

「ナニ?」

 

炎が晴れ、完全に頭部が再生した妹紅は音撃棒を手に突進。偽サムス二体の中央に突っ込むと連撃で叩き込み、両手を地に付けて逆立ちすると炎を纏った回転蹴りを繰り出して二体とも蹴り飛ばす。

 

「私は死なない。永遠に燃える不死鳥だからな!」

「「グヌッ!」」

 

吹き飛ばされた偽サムス二体は体制を立て直すと光弾の連射を妹紅に向けて放つが、攻撃を受けた部分から次々と再生していく。埒が明かないと思ったのか、片方はプラズマウィップを出して切断しようと振り上げ、もう一体は消し飛ばそうとしたのかブラスターにエネルギーをチャージし始める。

 

「せや!」

 

妹紅はプラズマウィップを避けると炎を纏った蹴りを繰り出し、プラズマウィップを振り降ろして隙だらけだった偽サムスの一体を蹴り飛ばし、続けざまに烈火弾を掃射。空中で爆散させた。

 

「オノレ!」

 

残った偽サムスはチャージし終わったブラスターから極太のレーザーを放って妹紅に攻撃しようと構えるが、遅かった。

 

「妹紅、伏せろ!」

「よっと」

 

屈んだ妹紅の後方から飛んできた光弾が直撃、偽サムスはカラーリング以外自身にそっくりな人物から放たれた攻撃を顔面に受け、フラフラと後退する。

 

「ピ~カ~チュ~!」

 

さらにピカチュウの「十万ボルト」が放たれ、偽サムスはそのまま爆散。機械兵二体の残骸が崩れ落ち、妹紅の傍にパワードスーツを身に纏ったサムスが歩み寄った。

 

「それがお前の本来の力か、サムス」

「ああ。ピカチュウも強いがな。……さあ、早くここから脱出するぞ」

「だな」

「ピカチュ!」

 

パワードスーツを身に着けたサムスはブラスターから放った光弾で壁に穴を開けるとそこから外に飛び出し、ピカチュウと妹紅がそれに続く。その部屋には偽サムスの残骸だけが残された…かに思えた。

 

「お~で~ま~し~!」

 

ガラスケースがあった中央に出現する、謎の金の輪。そこから巨大な蜘蛛の魔化魍(まかもう)と呼ばれる怪物の一種「ツチグモ」と、それに連なる様に胴体の下部にキャノン砲が付いた蜘蛛の様な「とある星」に生息する原生生物「ダマグモキャノン」がそれぞれ一体ずつ、人間の手が巨大なピラニアの様な形を取ったヤミーと呼ばれる怪物の一種「ピラニアヤミー」が大量に溢れて来た。

そしてそれを従えるように巨大な魔人の如き姿をした六本腕のポケモンが出現、金の輪は小さくなりそのポケモンの腕の一本に装着されるとそれはにやりと笑う。

 

「フーパ、オ前タチ、逃ガサナイ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、人里から離れた一角

そこでは特徴的な帽子を被っていて胸元に赤いリボンが付いている青を基調とした上下一体となった青い服を身に纏った、腰まで伸びた青いメッシュの入った銀髪赤眼の女性が歩いていた。その人物は、幻想郷に置いての唯一の集落とも言える人里で寺子屋を開いている【夢を守る知識と歴史の半獣】上白沢慧音だった。

 

「確かここらに見覚えのない建物が現れたと言っていたが…」

 

慧音は人里の住人の一人からこの辺であんまり見ない建物が現れたと聞いて調べに来たのだ。本来なら巫女の仕事なんだろうが、妖怪が出た訳でもないので頼むに頼めない。なので彼女が調べに来た訳だ。そして慧音は、それを見つけた。

 

「これか・・・」

 

それは、荒廃した動物園の廃墟だった。慧音たち幻想郷の人間は夢月などの例外を除いて外の世界の文化を知らない。だからこれは慧音にとって異様な物だった。少なくとも、数日前までここはとある馬鹿のせいで更地になってしまった荒野だったはずだ。

 

「うん?」

 

ぺたぺたと触れて材質を調べたりしているとその時、声が聞こえた。慧音にとって無視できない、子供が助けを求める声が。

 

「何事だ!」

 

慧音は声が聞こえた方向に走ると、そこにはTシャツを着た金髪の少年「リュカ」が、頭に王冠が乗っていてオーバーオールを着た巨大な子供を模した石像「キングのぞう」に追いかけられている光景があった。

 

「何だアレは!?…くっ、助けなくては…!」

 

慧音は両手をかざして弾幕を放射。しかしキングのぞうには全く通じず、ただの敵ではない事を確認するとスペルカードを取り出して詠唱する。

 

「仮面符【伍伍伍(ファイズ)】」

 

すると手の平に普通のより大きなガラパゴス携帯電話「ファイズフォン」が、腰に「ファイズドライバー」が出現、ファイズフォンを開いてピッポッパと音を鳴らし【5・5・5・ENTER】と打ち込んで閉じると天に突き出しながら走りだし、腕を振り下ろしてドライバーに装填して横に倒した。

 

≪Standing by≫

「変身!」

≪Complete≫

 

するとドライバーから伸びた赤い「フォトンストリーム」に全身が包まれ、その姿を変えた。

服は肩口に銀色のパーツが付いたノースリーブとなり赤いリボン以外黒く染まり、両足にかかる部分に赤いフォトンストリームが走った膝が見える程の短くなったスカートと膝に銀色のパーツが付けられた黒いニーソックスに黒く銀色の装飾が成されたブーツ、赤く細かいフォトンストリームが指一本一本に走った黒いオープンフィンガーグローブを身に着け、胸部の赤いリボンの下に灰色の装甲が、右足の脛にはジョイントパーツが付けられ、左手にはデジタル腕時計「ファイズアクセル」が、瞳は赤から満月の様な黄金に染まり、帽子は外れてファイズの仮面を模したリボンを付けて前髪の二束が紅く染まって触角の様にピンッと立ち、髪先はフォトンブラッドの影響か紅色に染まった姿。

ライダー少女ファイズに変身した慧音はファイズフォンをガンモードに変形させてキングのぞうを狙い撃つがやはりその表面に弾かれ、気にも留めない。

 

「く、間に合わない…!」

 

慧音はベルトに付けられたファイズポインターを手に取り脚のジョイントパーツに付けようとするも、その間にもリュカが踏み潰されそうとしたその時。

 

「PKフラッシュ!」

 

リュカの背後から放たれたエネルギーの塊がキングのぞうに直撃、その表面を崩壊させて吹き飛ばした。あまりの威力に驚く慧音。少なくとも、霊夢の夢想封印と言う最強のスペルカードに匹敵するその威力を出したのは誰かと辺りを見渡すと、空から赤い帽子を被りボーダーカラーのシャツを着た少年「ネス」が現れた。

 

「大丈夫かい、君?」

「う、うん。ありがとう…僕はリュカ。君は?」

「僕はネス。…でも何でポーキーが…?」

 

ネスは友人の姿に似ているキングのぞうを訝しみ、リュカは安心したようにへたり込む。

 

「ふう、何はともあれ良かった……!?」

 

胸を撫で下ろした慧音は、すっかり油断している二人の後ろでキングのぞうが立ち上がる光景を見た。表面が崩れた部分からは機械的な部分が見える。

 

「危ない、後ろだ!」

「「え?」」

 

慧音の叫びに気付いた二人は後ろを見て絶句。同時にPSI(サイ)使って迎撃しようとはするが、あまりにも間に合わない。電撃が迸ると同時にキングのぞうの外装は完全崩壊、金髪でぽっちゃりとした体型のネスの友人「ポーキー」が入った棺桶から足の生えたようなマシンが姿を現し、大跳躍してボディーブレスを繰り出してきた。

 

「こうなったら…伍伍伍(ファイズ)加速の銀影(アクセル)】」

≪Complete≫

 

そう言って慧音はファイズアクセルからアクセルメモリーを取り外し、アクセルメモリーをファイズフォンに取り付けるとその姿が変化する。

胸部装甲が開いて肩当となり中の機械部分が見えると同時に、銀色に染まって行くフォトンストリームと共に髪は完全な銀髪に染まり、リボンの複眼部と共に瞳も一層紅く染まり、八重歯が鋭くなる。超高速形態アクセルフォームとなった慧音は、ファイズアクセルのスタータースイッチを押して屈みこんだ。

 

≪START UP!≫

「(ぶっつけ本番だが…)10秒で決める!」

≪START UP!≫

 

その瞬間慧音の姿が消失した。それに構わず、ネスとリュカの頭上に浮かび押し潰そうとするポーキー。

 

「紅符【アクセルクリムゾンスマッシュ】!」

 

しかしポーキーのマシンの周りに複数の円錐状の紅いポインターが現れ、ほぼ同時に全て回転しマシンに炸裂。

 

≪Three…!Two!One…!Time out≫

 

そしてきっかり10秒後、ポーキーのマシンが爆散するのと同時に慧音はリュカとネスの目の前に現れた。慧音は消えたのではない。通常の1000倍の速度で高速移動していたのだ。

 

≪Reformation≫

 

アクセルフォームが解除された慧音は一息つき、驚いているリュカ達に話しかけた。

 

「大丈夫か?」

「はい、ありがとうございました。それにしてもなんでポーキーが…」

「何のことだ?」

「いえ、こっちの話です。それよりも貴方は?」

 

ネスは年不相応の顔で思考したが答えは見つからず、慧音に問いかける。

 

「私は近くの人里で教師をしている上白沢慧音だ」

「僕はネス。こっちはリュカ。よろしくお願いします」

 

三人はそれぞれの事情を話した後、幻想入りしたと解釈した慧音の提案で人里に行くことになった。しかし、彼等にも脅威が迫っていた。

 

 

 

 

「…餓鬼二人、それに幻想郷の人間か?ちょうどいいな、仕事が楽になるぜ」

 

クッパがドンキーに撃ったものと同じ大砲を手にした、太っちょの男が荒廃した動物園の檻でその光景を見ていた事を、三人は知らない。




お~で~ま~し~!はい、あのポケモンです。ウィザードの天敵になると思うんだ。


・藤原妹紅
「老いる事も死ぬ事も無い程度の能力」を持つ蓬莱人で妖怪退治の専門家。仮面ライダー響鬼の仮面符を有する。ぶっきらぼうで口は悪いが情に厚い性格。少女の姿をしているが実年齢は1000歳以上。弄られる事が大嫌い。妖術で炎を扱え、響鬼の力も手に入れた事でその威力に拍車がかかってる。オリジナルの音撃打をいくつか作り出した。サムスは意気投合した友人。

・サムス・アラン
幾度となく銀河の危機を救ってきた、宇宙最強の戦士と呼ばれるフリーのバウンティハンター。普段はパワードスーツを着ている為一見女には見えないが妹紅が憤慨する程の肢体の持ち主。生身での武器はパラライザーと足技で用いるジェットブーツ。パワードスーツを装着すると多彩な技を有す万能ファイターと化すが力押しには弱い。重すぎる過去を持ち、二回も故郷を失っている。天敵はリドリー。
亜空軍を討伐しようと乗り込んだところパワードスーツを盗まれ、亜空軍に利用される事態となった。妹紅は気の合う友人。

・ROB
ファミリーコンピューターロボットの軍団の総称で亜空軍の先兵。ビーム撃ったり腕を回転させたり。耐久力はそこそこ。エインシャント卿の命令で何かを作っている模様。

・ピカチュウ
トレーナーと逸れたねずみポケモン。電気タイプでその電撃の威力はポケモン随一。可愛い。スピードを生かした突進攻撃と電撃が持ち味。直感も鋭く、空気の流れで空間を把握できる。
ほぼ無尽蔵に電撃を生み出せるため、亜空軍に捕まりエネルギー源にされていた。助けてくれた妹紅とサムスに懐いている。

・偽サムス
ダークサムスに似た何か。サムスのパワードスーツはサムス以外装着できないため、解析してロボットにしたらしい。行動は単純なので実力はそこそこ。戦闘力は高いがROBに知能で劣る。電気は大ダメージ必至。

・ツチグモ
仮面ライダー響鬼の敵である魔化魍の一種。謎のポケモンに呼び出された。人間を糸で捕らえて捕食し成長する。清めの音以外では倒せない。

・ダマグモキャノン
とある星の地下に生息する機械と生物が融合したナニカ。謎のポケモンに呼び出された。その砲撃の正確さはトラウマ必至の代物。知能は持たず、機械的に動く。ツチグモと同じぐらいの大きさ。

・ピラニアヤミー
仮面ライダーオーズの敵であるヤミーの一種で水棲系。謎のポケモンに数百匹単位で呼び出された。一匹一匹は弱いが数で圧倒する。生み出した欲望及び「親」は不明。

・上白沢慧音
「歴史を食べる程度の能力」を有するワーハクタクと呼ばれる半妖で人里の教師。仮面ライダーファイズの仮面符を有する。特技は説教と相談、そして頭突き。その威力は誰も勝てない。数少ない妹紅の友人でもある。過去に生徒を一人守れずに失ったため、子供のピンチは必ず助けると決めている。子供を守るためなら命も懸けるいい大人の見本の様な黄金の精神を持つ。満月時は妖怪としての姿が濃くなり、戦闘力が増加する。

・ネス&リュカ
共にPSI(サイ)というココロの力を持つ12歳ぐらいの少年。同じ世界に住んでいるが時代が異なる。幼いながらもその実力は高く、英雄と呼べる力を有する。ネスは勇気の塊なのに対してリュカは少々臆病。

・キングのぞう(ポーキー)
ネスの親友であり、リュカの世界の支配者でもある少年の成れの果て。色々反則気味な戦闘力を持つが同じくらいチートなアクセルフォームには勝てなかった。


亜空軍幹部はもっと増えます。次回は三話ぶりの夢月達sideです。マリオVSリンク…?お楽しみに!
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