リリカルD×D~狩り人の戦記~   作:シュトレンベルク

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感想で戴いたのですが、外国のパロディ系のサイトでこの作品のパクリのような作品があるとか。はっきり言って最初に見た時は、驚きました。

他の作者さんの小説でそういう話を聞いた事はあるんですが、自分の身で体験する事になろうとは。そのパクった人には一応言っておきます。人の眼からは逃げられない、と。何を考えてそんな事をやったのかは知りませんが、その作品は作者さんが自分で考えた個性のような物です。

何か作品を書くなら自分で考える。もしも、これは使ってみたいなと思ったことがあるならまずは作者さんに相談するのが当たり前だと思います。盗作、駄目絶対ですからね。後、できればそのサイトも教えてほしいです。一回見てみたいので。

さて、今回はイリナ回。そんなに書く時間がなかったのですごく短いですが、ご勘弁を。それでは、どうぞ!


閑話 イリナと……

 

 

アイリスが指輪を大事そうにしていたのを不思議に思った眷属たちがそれはどうしたのか?と聞いたらしく、慌てながら今度デートするように言われた。慌てていなかったのはアイリスを除けば八舞とシエナだけだった。

 

最初は幼馴染というのをやたらと強く押してきたイリナ。プランは普通なら男の俺が立てるべきなんだろうけど、俺に任せるとろくな事にならんぞ?と言うと女性陣が自分で決める事になった。

 

デートという事で、待ち合わせから始める事になった。内心かったるいと思ったらエルシャを始めとした歴代の女性陣に怒られた。乙女心を理解しろ、とか言われたが男じゃ分からないから乙女心なんじゃないかと思うんだが、その辺どう思う?ドライグ。

 

『ドラゴンにそんな事を訊かれても答えにくすぎるだろう。だが昔から言うだろう。乙女心は複雑怪奇だと。一々気にしてたら負けだぞ』

 

偶に思うんだけど、お前はそういう情報を何処から仕入れてるんだよ。そういうのを聞いた事はあるが……

 

『歴代の誰かが生前言っていた。それよりも急がなくて良いのか?もうすぐ時間だが』

 

ん?あ、ホントだ。サンキュー、ドライグ。適当に身なりを整えた俺は必要最低限の物を持って家を出た。……後ろに尾行しているつもりのアホどもを連れながら。

 

待ち合わせの場所は駅前。そういう事を考えている奴は此処に集まるのか、カップルがやたらと多かった。まあ、気にする程でもないが視線を感じる。

 

一誠は気付いていない、と言うより理解していないが一誠の外見はやたらと目立つ。そして一誠自身にはないが、女性陣はコーディネートの才能があるので基本的にそれを着ている一誠はそんじょそこらのイケメンよりも目立つ。そんな男が駅前で暇そうに立っているのだ。それは視線を向けられるだろう。

 

だが数分と経たない内に茶髪の女性が近づいて行った事で、その視線は大分収まった。まだ向けられていたのは嫉妬の視線だったが。それはさておき、2人は日用品を買いに行く流れになった。内心また買い物か、とは思っていたがまあ偶には良いかと納得していた。

 

「それでまずは何を買いに行くんだ?別に何でも構わんが下手な物は買うなよ」

 

「そんなの分かってるわ。まずは……あそこね!」

 

「……おい。ホントに大丈夫なのか……?」

 

初っ端から不安になった。まあ言動はともかく、ちゃんと考えているようで安心した。……こいつには詐欺まがいの絵を買うという前科があるからな。下手な物を買われても困る。と言うか、任務中にどうしてそんな物を買う?

 

「買い物はこれで終わり、と。後は……あ、あそこに行きましょう!」

 

「ゲームセンター、か……俺行った事ないんだよな。忙しいってのもそうだけど、あんまり興味も無かったし」

 

「それならいい機会ね!さあ、行きましょう!」

 

「おい待て、引っ張るな!」

 

イリナに連れられて行ったのは良いが、まず感じたのは煩さだ。どうしてこんなに煩いんだ?戦闘において視力や所謂第六感(シックスセンス)も大事だが、聴力も大事なのだ。風切り音などで相手の位置を察知する事もできるし、攻撃に対する対処もできる。割と聴力が良い俺としてはここは煩すぎる。

 

そんな事を考えながら耳を塞いでいた俺の手を引いてまず向かったのは、キャラクターを選んで戦わせる所謂格ゲーという奴だ。イリナも偶にやったりするらしく、調子に乗っていたが1ラウンド終わる頃には大体の操作を覚えた俺によってぼっこぼこにされた。それで怒られた。解せぬ。

 

次はレースカーのゲームだった。これは俺が面白そうだと思ったので始めてみた。割とリアルに再現してあるらしく、筐体自体がほぼ車の内部構造とそっくりだった。最近のゲームは進んでるんだな、と思いつつゲームスタート。最初は軽く、だが段々とアクセルを強く踏みながら車を走らせた。途中からまったくブレーキを踏んでいなかった。その状態でゴールした俺のタイムはーーーー新記録だった。イリナが喜んでいる傍で2位の名前を見るとAzazelと書いてあった。あいつ、何してんだ。

 

他にも色々と回ったが最後にプリクラというのを撮る事になった。撮ったのを半分渡された。俺が全部やると言っても頑として引かなかったので受け取っておいた。そして散々考えていたのだが、やはり渡す事にした。ポケットから取り出したのはアメジストの宝石のついたペンダント。

 

着けてほしいと言うので、後ろに回って着けてやった。首からかけられたペンダントに眼を向けていたので気恥ずかしくなって歩き始めた。暫くすると右腕に抱きついてニコニコと笑っていた。ため息混じりに2人揃って帰路についたのだった。ーーーーイリナの頬が若干赤くなっている事には何も言わずに。

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