がっこうぐらし! Zombies   作:ナマコ358

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プロローグ

side 由紀

 

私達、学園生活部は卒業に向けて校内を清掃している。焦げた理科室、散らかった音楽室、お世話になった放送室。部長のりーさん、胡桃ちゃん、みーくんと一緒に綺麗にしている。

 

由紀「放送室は終わったよー!」

 

悠里「お疲れさま由紀ちゃん」

 

胡桃「後は、部室だけか」

 

美樹「そうですね」

 

学園生活部の部室で私達が話していると・・・

 

胡桃「あれ?」

 

悠里「どうしたの?胡桃」

 

胡桃ちゃんが何か見つけたみたいだ。なんだろう?

 

胡桃「いや、なんか変な紙切れが机の中に入っててさ」

 

胡桃ちゃんが皆にその紙切れを見えるように置いた。

 

美樹「テレポートマシーン?」

 

悠里「あら、良く読めたね」

 

美樹「はい、英語版の本も読んでいたので」

 

さすがみーくん!英語だらけの文章なのに分かるなんて

 

由紀「テレポートマシーン?ってなに?」

 

美樹「さぁ、私にも分かりません」

 

みーくんがわからないんじゃ私にも分からないよぉ。

 

皆がワイワイ話していると、急に頭の中に声が聞こえてきた。女の子の笑い声っぽい。

 

胡桃「な、なんだこの声は!?」

 

美樹「胡桃先輩も聴こえるのですか!?」

 

由紀「うぅ・・・なに、これ」

 

悠里「頭が・・・割れるような痛さ・・・」

 

胡桃「くそ!なんなんだこれは!」

 

皆、頭抑えて凄く苦しそう。笑い声も止まらない。私もこのままだと・・・

 

悠里「うっ・・・」バダッ!

 

由紀「り、りーさん!」

 

りーさんがその場で崩れ落ちた。

 

胡桃「く・・・そ・・・」バダッ!

 

美樹「由紀・・・先・・・輩・・・」

 

胡桃ちゃんにみーくんまで倒れちゃった。

 

由紀「うあっ・・・」

 

クスクスクス・・・、そう聴こえる笑い声もどんどんひどくなっていく。

 

由紀「助・・・けて・・・めぐ・・・ねぇ・・・」

 

私もその場に倒れた。

 

 

 

私達はどうなっちゃったんだろう?りーさん、みーくん、胡桃ちゃん。大丈夫かなぁ?目が覚めたら皆にまた会えるかなぁ?卒業・・・したかったなぁ・・・

 

??「・・い!」

 

由紀「ん・・んっ?」

 

??「お・・!聴こ・・い・・?」

 

誰かの声が聴こえる。このしゃべり方は誰だろう?声も低いし・・・

 

??「聴こえるか?わしの声が!」

 

由紀「うひゃ!な、何?」

 

??「やっと気付いたかノロマめ!」

 

由紀「の、ノロマ?」

 

由紀「貴方は誰なの?」

 

リヒトーフェン「わしの名はリヒトーフェンじゃ」

 

由紀「リヒトーフェンさん?わ、私は・・・」

 

リヒトーフェン「自己紹介はよいぞ丈槍由紀、それよりもお前に伝えたい事がある」

 

由紀「伝えたい事?それよりも皆は!?此処は何処!?私達はどうなったの!?」

 

リヒトーフェン「ええい、1度に沢山質問するではない!」

 

リヒトーフェン「お前たちは今、別次元へと転送中じゃ」

 

由紀「て、転・・・送・・・?」

 

リヒトーフェン「うむ、サマンサ マキシスのせいじゃ。彼女が君たちを転送した」

 

由紀「えっ・・・、じゃあ元の所に戻れるの!?」

 

リヒトーフェン「その為にはサマンサを止めねばならぬ!」

 

リヒトーフェン「お主ら4人の力で彼女を倒すのだ!」

 

由紀「た、倒すってどうやって・・・」

 

リヒトーフェン「それは転送先にうちの日本人が書いたメモを転送しておく」

 

リヒトーフェン「では、頼んだぞ!」

 

由紀「ま、待って!!まだ聞きたい・・・こと・・・が・・・」

 

私は意識がまた途切れた。サマンサ?転送?意味が分からないよ・・・。目覚めたら皆に聞いてみよう。

 

 

 

 

side 胡桃

 

胡桃「うっ・・・」

 

此処は?皆は?一帯どうなったんだ!?

 

悠里「く、胡桃・・・」

 

胡桃「りーさん!!大丈夫かっ?」

 

悠里「ええ、別になんともないわ」

 

良かった~、大丈夫だったか。後は・・・

 

胡桃「由紀!!美樹!!」

 

悠里「・・・」

 

胡桃「りーさん!二人はいたか?」

 

悠里「・・・」

 

胡桃「りーさん!?」

 

悠里「ねぇ、胡桃・・・」

 

胡桃「ど、どうした?」

 

悠里「ここ、学校の屋上よ」

 

胡桃「え、」

 

学校の屋上・・・そうあの日、すべて変わってしまった。憧れの先輩が感染、ゾンビ化した。その時、私はたまたま屋上にいた由紀、りーさん、そしてめぐねぇと共にここで暮らしていくことになったんだっけ?

 

由紀「んん~」

 

胡桃「由紀!」

 

悠里「由紀ちゃん!」

 

由紀「あれ?りーさん?胡桃ちゃん?」

 

胡桃「由紀!!」

 

由紀「うわぁ~抱きつかないで!胡桃ちゃん!苦しいよぉ」

 

悠里「胡桃、抱きしめすぎ・・・」

 

胡桃「あ、すまん」

 

 

 

side 由紀

 

由紀「あれ?みーくんは?」

 

胡桃「そう言えば見てないなぁ~」

 

悠里「プールの方かしら?」

 

4人って、リヒトーフェンさんが言っていたよね。でもみーくんがこの辺りに居ないのは何でだろう。私が考えてる間にりーさんはプールを見に行ってた。

 

悠里「プールにもいなかったわ」

 

由紀「何処に行ったのかなぁ?」

 

すると、三階に続く階段がある扉から足音が聴こえてきた。

 

胡桃「くっ、ここまで来たか!」

 

由紀「胡桃ちゃん・・・」

 

胡桃「大丈夫だ、任せろ!」

 

悠里「・・・シャベルは?」

 

胡桃「勿論、ここに・・・って、あれ?」

 

由紀「シャベル、水道にあるよ」

 

胡桃「うおい!まじかよ!」

 

ガチャ!

 

悠里「ドアが開くわ!」

 

胡桃「くそっ!」

 

武器も何もない私達。もう終わりだと思った。だけど、扉の先に現れたのは・・・

 

??「誰かいるの?誰なの?」

 

この声は聞いたことがある、あの姿も見たことがある。

 

胡桃「え?・・・え?・・・」

 

悠里「うそ・・・でしょ?」

 

由紀「め・・・めぐねぇ!!!」




リアルが多忙すぎてなかなか更新が出来ませんでした。前の作品もまたやり始めるのでまたよろしくお願いいたします。
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