更新速いとか言っときながら以外と間が開いたと思う今日この頃。
ずっとゲームして遊んでただk((((
えーゴホン、では本編をお楽しみ下さい。
「この味噌汁うめぇ!」
「...」
俺はロルネが恩返しと言って作ってくれた朝食を食べていた。
「これほんとにうまいよ!」
「...」
「お、こっちの卵焼きもうめえ!」
「...」
「魚もうまい!」
「...」
「すごいなロルネ、俺なんてこんなうまい料理作れないよ」
「ありがと」
ロルネはそう言うと上目遣いで俺を見る。
「あと...」
ロルネがその状態で話しかけてきた。
「ん?」
食事をしながら返答する。
「うるさい」
「...」
御尤もですねはい。
「すいません」
「...」
俺は静かに朝食をとることにした。
朝食を食べ終えロルネが食器をキッチンに持っていく。
「俺も手伝うよ」
「ありがと」
ロルネはそういうとせっせと食器を運ぶ、それにしてもこの子は少し無口すぎやしないかね?
こちらの問いに返答するだけで自分からはあまりしゃべりかけてこない。
「...」
「...」
二人はお互い何も言わず食器を洗い、かたずけていく。
「よく食器のあるところ分かったね」
「かん」
感ねぇ...
俺たちは食器をかたずけロルネは紅茶を入れだす、まるで嫁さn...いやいや何考えてんだ俺、相手はただの少女だぞ。
おそらく年は10代くらい...だと思う。
「...はい」
俺がソファーに座りそんなことを考えているとロルネが紅茶をお盆に乗せ持ってきた。
「あ、ありがとう」
「...」
ロルネは何も言わず紅茶とお盆をテーブルに置き俺の前のソファーに座る。
「...」
「...」
またこの沈黙か、こっちから質問しようにもまだ状況が把握できておらず頭の中も整理できていない。
何から質問しようか...
「...」
「...」
お互いただ黙ったまま座っている。
とりあえず...紅茶でも飲むか。
俺はそう思い紅茶を手に取り飲む、気のせいだろうかロルネが紅茶の感想を期待してるように見えた。
「おいしい」
「...」
心で思ったことが口に出た、俺は紅茶はあまり好きではないがこれはほんとにおいしい。
俺がそういうとロルネも紅茶を飲みだす。
「あのさ」
俺が質問を投げかける。
「ロルネはいったい何者なんだ?」
「わからない」
うーん、やっぱり記憶喪失か何かなのだろうか?
「どこから来たの?」
「わからない」
「...」
俺は続けて質問する。
「どうやってここに?」
「きづいたらこのいえのまえにたおれてた」
「...」
気づいたら倒れてたねぇ...俺が返ってきたときは何にもなかったし俺が食事をしてる間か風呂に入ってる間に来たってことだよな。
そういや風呂場でこの子の声が聞こえたっけ...
「とりあえず...」
「?」
俺はこの子を警察に届けることにした。
「どこいくの?」
「君を警察に連れていく、このままここにいてもなにもわかんないし...」
「じゃまくさい?」
「い、いやそういうわけではないけど...」
ロルネは少し寂しそうな顔をしている。
しかし、このまま家に置いとくのもなぁ...だが食事まで作ってもらったんだ、何もせずに警察に丸投げってのも後味が悪いよな。
「はぁ...まー食事まで作ってもらったしな」
そういうと少女の顔に少し明るさが戻る。
「まもってくれるの?」
「俺の守れる範囲までならね」
「じゃあ、やくそく」
「へ?」
「やくそく」
ロルネはそういいながら手を出す。
「...」
俺は何も言わず手を取る、するとあたりが光りだしペンダントから声が聞こえてきた。
「勇者デント、ここに女神ムイセレーバの護衛の任を与える」
ムイセレーバ...思い出した...ムイセレーバって確かアトランテ神話に出てくる『運命と勝利』を司る神の名前だ。
俺は無意識に口が開いた。
「我、勇者デントは女神ムイセレーバを守ることをここに誓います」
そういうと光はさらに強く輝きだす、それと同時に俺の手に紋章が刻まれていく。
「!!」
「...」
ロルネは目をつむったまま俺の手をつかんでいる、そして紋章が刻み終わると同時に光も消えていった。
「な、なんだったんだよ今の!?しかも俺自分でなんか言ってたぞ!?」
「ちかいのぎしき」
「誓いの儀式!?」
誓いの儀式ってなんだよ、それに女神ムイセレーバって...
「あああ」
「?」
「なんなんどよもう...」
「?、だいじょうぶ?」
大丈夫に見える?と、問いかけてやりたい。
しかしそんなことよりも色々ありすぎて頭がパンクしそうだ。
「君、女神なの?」
「わかんない」
はぁ...何にもわかんないなそれじゃ...
「そのペンダントは?」
「ついてた」
「付いてた?」
「きづいたらついてた」
「...」
うーん、この子はほんとなんにも覚えてないようだな。
「これからどうするか...」
「...」
とりあえずは俺の頭の整理...それからこの子が何者なのか知る必要があるな。
「今日は学校休みだし...」
「...」
「君の事を知るためにも図書館に行くか」
「そこにわたしのことがかいてあるの?」
「まだ断言はできないけど女神ムイセレーバって単語が出てきた以上神話の本を片っ端からあさって探してみるよ」
「...わかった」
「君はどうする?」
「...」
「?どうしたの?」
「なんどもいわせないで、わたしのなまえはロルネ」
ロルネはこちらを睨みながら言う。
「ご、ごめん、次からは気を付けるよ...」
この子は名前以外で呼ばれることを嫌がる...名前に何かあるのだろうか?
「...」
「そ、それでロルネはどうするの?」
「ついてく」
「わ、わかった」
俺はロルネと一緒に図書館に行くことにした。
図書館の前に着く。
ここ大都市フォーストにある都市で一番大きな図書館、大図書館デリブル、ここならこの子の事のわかるかもしれない。
俺が初めて神話の事を調べたのもここだったっけなぁ...
「はいらないの?」
俺が黄昏ているとロルネが話しかけてきた。
「あ、いやなんでもない」
俺はそういうとロルネの方を見る。
「じゃ、行こうか」
「?、うん」
俺とロルネは図書館に入る。
真っ直ぐ行ったとこにエレベーターがあり俺たちはそれに乗って二階に上がる。
図書館の中で神話といった非科学的な分類のものを調べる奴は少ない、なのでたとえ大図書館といえど神話の資料は数えるほどしかない。
俺たちは二階で降り図書館の神話コーナーの方へ歩く、ロルネは周りに歩いている人や座っている人の視線を気にしながら歩いている。
「神話コーナー...ここだな」
「...」
ロルネはそわそわしながらついてくる。
「大丈夫か?」
「だいじょうぶ」
「そうか」
俺は神話コーナーでムイセレーバについて調べる。
と、調べているとロルネが服の裾を掴み引っ張ってきた。
「ん?どうした?」
「...トイレ...」
ロルネはもじもじしながら言う。
「あ、あぁ」
トイレか、えっと、どうしよう。
「トイレ...ね、場所わかる?」
ロルネは首を横に振る。
「オ、オーケーわかった...案内するよ」
ロルネは何も言わずついてくる、そして図書館二階のトイレの前に着く。
「ここ、だよ...えっと気を付けてね?」
「わかった」
ロルネはそういうとトイレの中に入ってく。
「さて、俺は何をしていようか」
トイレの前でずっと立ってたら不審者と間違えられそうだからな...
とりあえずさっきのとこまで戻るか?
いやでもあの子帰ってこれないよな...
ぶつぶつと独り言をつぶやいていると、
「きゃああ!!」
「な、なんだ!?」
急いで声のした方に行く、声は外からのようだ。
俺が外に出るとそこには目を疑う光景が広がっていた。
人々は黒い影に追われながら逃げまといその後ろには無残に殺された死体が転がっていた。
「な...んだよこれ」
その黒い影は人を大きな鎌のようなもので切り付けながら高笑いをしている、大きく黒く血で汚れた鎌...
俺はその場に崩れる、すると影はこちらに気づく。
「あ...ぁ...」
「なぁにきみぃ?だぁれかなぁ?」
「え...ぁ...いや」
「ん~~まーどうでもいいやぁぁ」
影は鎌のようなものを振り上げる。
「なくなっちゃえぇぇ!」
「う、うわあああ!」
殺される!殺される!コロサレル!
逃げなきゃ!逃げなきゃ!ニゲナキャ!
何が起きているのか俺はわからない...もうなにもわからない...
人は悲鳴を上げその後ろには親を殺され泣きわめく子供がいる。
人が死ぬ...人が死んでいく...
そして俺も...
意識が遠くなっていく...
『なんで人は死ぬの?』
「人だからさ」
『なんで人なの?』
「神様がそう決めたからさ」
『神様が?』
「そうだよ」
『神様は死なないの?』
「そうだよ、神様は死なない...神様は私たちを見守っているんだよ」
『人が死ぬのも見守っているの?』
「そうだよ」
『ふーん』
『じゃあ...神様って殺せる?』
「え?」
『神様って殺せるの?』
「どうだろう...私にはわからない」
『ふーん...でもさ...もし神様が殺せたら...』
「殺せたら?」
『世界は平和になるんだと思うんだ』
END
どうでしたか?
ちょっと小説として文字的に変なのは除外しました。
ではまた次章でお会いしましょう。