バカとテストと召喚獣~三年生と受験生~   作:アレイスター

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第二話 大きな未来に向けて

「さて、席に着いたね。では改めておはようございます。今日からこの学校の新しい教員で君たちのクラス担任となります、林 航(わたる)と言います。〝わたる"という字は海を渡るほうの航海の航という漢字を書きます。」

 

私は自分の名前を説明しながら黒板に名前を大きく書き記す。

 

「趣味は読書。これは漫画みたいなものもすべて含んでいます、というか漫画のほうがよく読みます。読書のほかにも自転車やバスケ、野球、サッカーも少々かじっています。読んだ漫画はみんなが知っているようなものだと暗殺教室、弱虫ペダル、スラムダンク、メジャー、エリアの騎士などですかね。」

 

(この人もしかして)

 

「ひけらかすわけではありませんが、一応東京大学も首席入学をしています。学力面でも大きくサポートできるかと思います。」

 

「先生、そのときデスノート読んでませんでしたか?」

 

「あ、吉井君、よくわかりましたねぇ。エルが大好きで同じ座り方で受験したのを覚えています。」

 

(間違いない、この人影響受けやすい人だ!しかもかなりハイスペックで)

 

全員がそう思った。

 

「さて、私は君たちのクラス担任であると同時に学年の進路担当課の一人でもあります。これから君たちは高校三年生という人生の山場を迎えていきます。ここから先、君たちの中には就職するものもいれば、大学受験をするものもいる。各自違う目標を持っていれば、まだ何がしたいのかよくわかっていない人もいることだと思います。しかし、時間というものは君たちの都合のいいようには動いてくれず、無慈悲にも必ず着々と進んでいきます。まず私の最初の授業として皆さんにはこの先の自分、というものを少し想像をしてもらいたいと思います。これから過行く貴重な時間を有意義に利用するために。」

 

私はあらかじめ用意しておいたプリントを生徒たちに配る。

 

「君たちが将来を考えるうえで参考になる質問を4つ用意しました。その質問を頼りに少しずつ考えてみましょう。最後の質問に関しては書くことがある人のみで大丈夫です。」

 

・自分の得意なこと好きなことは何ですか?

 

・自分が憧れる人は誰ですか?

 

・将来の自分というものを考えたときに不安に思うことは何ですか?

 

・将来の自分の姿を考えたときに楽しみになるのはどんなことですか?

 

・クラス担任にしてほしいこと/してほしくないこと

 

 

「かける人はそれに対する自分の思いをかいてくれると嬉しいですね。今の自分が考えていることでいいですよ。」

 

Fクラスといえどもやはり受験生。これについては全員が真剣に様々に自分の思いをつづってくれている。うんうん、やはりいい生徒たちだ。

 

それから30分の時間がたち、チャイムが鳴ると同時にプリントを回収した。

 

「さて、それでは私の初授業はここまでとします。次は始業式になるので校庭に出るようにしてくださいね。」

 

さてさて、みんなはどんな風に将来を考えているのか、見るのがとても楽しみだ。

 

 

 

問題 金属結晶の主な結晶構造を3つあげなさい。

   さらにそれらの最近接粒子数、単位格子中の粒子数について答えなさい




今回の問題は化学の問題でした。

答えは面心立方格子 体心立方格子 六方最密構造でした。最接近粒子数はそれぞれ12 8 12単位格子中の粒子数は4 2 2でした。化学では非常に基本となる分野です。体積と粒子数の関係から充填率なども求められるようになっておくといいと思います。また、イオン結晶について塩化ナトリウムや塩化セシウムについては形を覚えておくほうがいいでしょう。粒子の数え方は頂点にあれば1/8 各辺の中点であれば1/4(塩化ナトリウムの陽イオン) 各面の中心は1/2 立方体の中心は1つと数えましょう。
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