青鬼 ~もう一つの咄~   作:彩風 鶴

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「ふぅ………練習もしたし……ばっちりだな……。」
「たけし君……?何度も聞くけど何の練習なの?」
「うるせぇな……。どうでもいいだろ?ガタガタガタガタ………よし…完璧。」
「………。」
「さって!それじゃぁ準備するかな……。」

彩風「あ、お前今回出番無いぞ?」

「………。」


※出落ちですぞ?


注意です。

この作品は100%作者の妄想で構成されております。
そのため原作などの設定とは異なる部分。
キャラが一致しない。
何か違和感。
ブルーベリー欠乏症。

上記の事柄が発生する恐れがあります。

他にも単なる作者の文章力の欠如などが多々見られると思われます。

それでも耐えられるという勇者の皆様方はこのまま館へとお進み下さいまし......。





7話  探索

「……………。」

「……………。」

洋館の玄関。

小綺麗なそこに立ち尽くす二人。

一人は俺、一人は俺の弟。

 

「なぁ、里桜……俺には誰もいねぇように見えるんだが……。」

俺は弟に言葉をかける。

無言の肯定に目の前の状況が現実であることを悟った。

「お…お兄ちゃん?どうする………?」

里桜が不安げな声をあげる。

「どうするも何も………あいつ等が帰ったんだったら俺たちも帰るしかないだろ……?」

俺は玄関の扉へと手をかける。

 

《ガチャッ………》

「……?」

《ガチャッ……ガチャッ》

「……………。」

ドアノブを捻る手に入る力が強くなる。

そのまま同じ動作を繰り返した。

しかし、何度試しても結果は変わらない。

「お兄ちゃん……?どうしたの………?」

心配するように里桜が問いかける。

ここで嘘を言っても仕方がない。

「開かない………鍵がかかってるみたいだ……。」

俺は真実をそのまま伝える。

それを聞いた瞬間に里桜の表情が暗くなるのが分かった。

「あ……開かない…ってどういうこと!?閉じこめられちゃったの!?」

震える手で俺の服の裾を掴みながら叫ぶ。

「…………みたいだな……、外側から鍵かける扉なんて聞いたこともねぇけど……。」

「そんな…………どうしよう……。」

涙目で頭を抱える里桜の頭に手を置き、

「大丈夫だよ、別に出入り口がここだけって訳じゃない。出入り口じゃなくても窓の一つや二つぐらいあるだろ……。」

そう言葉をかける。

俺の言葉に励まされたのか…

「うん……そうだよね……!」

明るくそう言って里桜は笑顔を見せた。

しかし、どこか覇気のない笑顔だ。

正直俺も動揺している。

もしこの扉が外から鍵をかけられる特殊なものだったとして、鍵をかけたのは誰だ?

卓郎達か?

シュウはともかく、ひろしがいたのに咎められなかったのか?

いや、バレないようにタイミングを見て鍵をかけたのかもしれない。

でも……何のために?

俺たちをこの館に閉じこめてあいつ等になんのメリットがあるんだ……?

 

本当に鍵をかけたのはあいつ等なのか?

 

胸の中に形のないモヤモヤとしたものがこみ上げる。

「お兄ちゃん?……早く出れる場所探そう………?」

「ん………あぁ、そうだな。」

里桜の声に我に返る。

鍵をかけたのが誰だろうと、今はとにかく出口を探すのが先だ。

 

俺たちはまた館を探索し始めた。

 

 

薄暗い廊下をゆっくりと歩く。

背中にはぴったりと里桜が張り付いている。

「さっきも言ったけど………やっぱり不気味だよね………。」

廊下に里桜の声が響く。

「まぁ………確かにな……。」

さすがに『化け物の館』と噂されるだけある。

雰囲気だけなら、今にも化け物が飛び出してきそうだ。

 

「出そうだよな………。」

「ちょっと!やめてよぉ…………。」

俺が声を低くして脅かすように言うと里桜は服をつかむ力を一層強くした。

「冗談だよ…化け物なんている訳ないだろ?」

そういいつつ俺は館に来る前に聞いた卓郎の話を思い出していた。

卓郎がいってたじぃさん…………。

化け物はともかく不審者がいる可能性はありそうだ。

卓郎が言っていたことがどこまで本当か怪しいものだが………。

「早く出口見つけよ………?」

里桜はそう言って足を速めた。

 

 

「一階はある程度調べたが………。」

「窓………なかったね…………。」

再び玄関へと来て二人で呟く。

一階の行ける部分は恐らく全て調べてしまった。

鍵がかかっている扉もがあったが無理矢理こじ開けるわけにもいかないので一旦此処に戻ってきたのだ。

「ねぇ………どうなっちゃうの?でられないの?」

今にも泣き出しそうな表情で里桜が嘆く。

「おかしいよな………窓が一つもねぇなんて………。」

一階を歩き回った結果得られた情報といえば、窓がないことと館がとんでもなく広いってことぐらいだ。

気を抜けば迷いそうなくらいに。

「どうにか扉をこじ開けられたらな………。」

俺は玄関の扉を軽くたたく。

《ゴンッ》

重い音が響き、鈍い痛みがぶつかった拳から伝わってきた。

痛みに顔をしかめながら扉を力ずくで開けるのは難しいと悟る。

 

「………クソ……。とりあえず二階も調べてみるか………。」

他人が所有している館をこれ以上歩き回るのは少し忍びないが、そうも言ってられない。

とにかく脱出する方法を見つけなくては………。

「里桜……?大丈夫か……?」

俺は半分放心状態のようになっている里桜に声をかける。

「えっ!?だ、大丈夫……だよ…?」

その瞬間、里桜は肩をビクッと震わせてこちらを向いた。

どうやら相当参っている様子だ。

「俺は今から二階を見てくるよ……上手くいけば何か見つかるかもしれない。」

「え……!僕もいくよ!」

「いや、お前疲れてるだろ…?ちょっと休んでろ。」

俺は里桜が着いてこようとするのを手で制して二階へと続く階段へ駆けた。

 

 

「とりあえず此処だな……。」

俺は階段を上がり、すぐ目の前にある部屋へ入る。

扉を開けるとそこは子供部屋のようだった。

小さめの学習机に、本棚…クローゼットとベッドが点々と配置されている。

そして………窓は…なし。

まぁ……何か手掛かりになるようなものがないとも言い切れない。

俺は部屋へと足を踏み入れた。

 

 

 

そのときだった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ガタッ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とぅーびーこんてぃにゅー。

 

 

 

 

 




はい!どうも!お寿司とかの間に挟んである緑色のアレです。

バランと言うらしいです。


さてさて!今回も後書きまで見ていただけて嬉しい限りです。
こんなものに貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございます。

基本的にはこのシリーズは2000文字程度で構成されており、展開が早くなっています。
それらが苦手な方は何とか我慢して、閲覧ください!

そして、動きましたね………クローゼット……。
彩風が初プレイしていたときは《ガタッ》の瞬間に10cmほど浮いていました。
誰かホラー耐性をください……。

それでは!このあたりでお暇させていただきましょう!

よければ次回もブルーベリーを摘みつつゆっくりしに来てくださいね?
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