ココア「わー!クリスマスマーケットだ!」
6人の目の前には巨大なクリスマスツリーが立っていた。
千夜「ココアちゃんは、こう言うマーケットって初めてなのよね。」
ココア「うん!」
初めてのクリスマスマーケットでテンションが上がるココア。
チノ「落ち着いて下さい!」
ココア「もうテンション有頂天だよ!何処から行く?」
チノ「!」
リゼ「来て早々目的を見失うなー!」
チノ「今日は店のツリーに飾るオーナメントを買いに来たんですから。」
楽兎「そうだ。遊びに来たんじゃないからな。目的を忘れるなよ。」
ココア「ああ、そうだった。」
シャロ「舞い上がっちゃう気持ちも分かるけどね。」
リゼ「折角だし、用事が終わったら色々見て回るか。」
千夜「そうしましょう。」
ココア「わーい!」
またもやテンションが上がるココア。
チノ「落ち着いて下さい!」
ココア「チノちゃんこっちだよー!」
6人はマーケットを回る。
千夜「皆、クリスマスメニューは決めた?」
リゼ「ああ、今年は4人で考えたんだよな。」
チノ「頑張りました。」
楽兎「考えるのが大変だったな。」
ココア「クリスマス限定ですんごい豪華なパンケーキを作るんだ!」
千夜「素敵ねー!」
チノ「甘兎庵では何か出すんですか?」
千夜「うちは今年もターキーを出すの。」
リゼ「甘味処でターキー!?」
楽兎「ターキーって七面鳥だろ!?そんな物出すのか!?」
シャロ「何故か評判良いらしいです・・・」
ココア「じゃあうちはピザ焼こうよ!」
楽兎「ピザ!?何故そう思った!?」
チノ「回したピザ生地でお皿を割るのが目に見えます。」
楽兎「ココアならやりかねないな。」
ティッピー「若かりし頃のわしなら回せた!」
楽兎(あんたがピザ回す所見た事無えけど。)
リゼ「チノって時々凄い冗談言うよな。」
楽兎(まだ腹話術って信じてる。)
チノ「シャロさんは当日バイト尽くしですか?」
シャロ「あ・・・ええ、時給が良いから。ホントはクリスマスくらいゆっくり休めたら良いんだろうけど・・・」
ココア「じゃあバイト終わりにクリスマスパーティーしようよ!」
チノ「じゃあバイト終わりにクリスマス会しませんか!」
シャロ「あ!」
ココアとチノのセルフが見事にハモった。
リゼ「完璧にハモったな!」
楽兎「見事なシンクロ!」
ココア「わー!チノちゃんとハモれる日が来るなんて!」
チノ「ち・・・違います!ココアさんが言ったのはクリスマスパーティー。私が言ったのはクリスマス会です。」
ココア「一緒だよー!ご馳走食べてケーキ食べてコーヒー飲んで朝まで踊り明かそうよー!」
チノ「踊りませんし明かしません。そもそもクリスマスと言うのは心静かに祝うもので・・・」
ココア「チノちゃ〜ん!」
また抱き付こうとするココア。それを離そうとするチノ。
千夜「2人とも本当の姉妹みたい。」
楽兎「本当に微笑ましいな。」
ココア「チノちゃーん!」
リゼ「兎も角皆で集まるのは賛成だな。」
千夜「そうだわ、皆でプレゼント交換しない?」
リゼ「それ良いな!シャロは予定大丈夫か?」
何故かシャロが泣いていた。
リゼ「シャロ?」
シャロ「こ・・・今年は・・・大福にロウソクの夜じゃないのね・・・」
楽兎・ココア・チノ・リゼ「今までどんなクリスマスを・・・?」
その後もマーケット内を回ると、ココアが何かを感じた。
ココア「さっきから、何だか甘ーい匂いが。」
チノ「確かに。」
千夜「あんこでも煮てるのかしら?」
リゼ「まさか。」
シャロ「彼処じゃない?」
シャロが指差した先にあったのは、フルーツや雪だるまや雪うさぎの形をしたマジパンだった。
リゼ「可愛いー!」
楽兎「マジパンか。」
シャロ「マジパンですね。ケーキの上とかに載ってる。」
チノ「マジパンって何でマジパンって言うんです?」
ココア「マジなパンだからね。本気で可愛い子振ってるんだよ!」
リゼ「え?これパンなのか?」
楽兎「正確には、擦り潰したアーモンドと砂糖を練って作るお菓子だ。」
ココア「え、えっと・・・ま・・マジなんだから・・マジなんだから種族の壁くらい越えられるんだよ!」
千夜「無理しないで!」
楽兎「後マジパンの元の名前はマルチパンって言うんだ。それが由来となってマジパンって言うようになったんだ。」
リゼ「詳しいな楽兎は。」
楽兎「まあな。」
クリスマスグッズの店に来店した。
ココア「わー綺麗!オーナメントってこんなに種類あるんだ!」
千夜「うちはどれを飾ろうかしら。シャロちゃんの家も飾ってみない?華やかになるわよ?」
シャロ「今のままで良いわよ。」
ココア「でっかい天使像!」
リゼ「こんなのもあるんだな!」
天使像を見てるココアとリゼ。すると千夜が何か閃いた。
千夜「テーマは救世主の生まれた馬小屋!」
シャロ「馬小屋!?」
千夜「ダメかしら?」
シャロ「ダメに決まってるでしょ!」
チノはどんなのを飾ろうか迷っている。
ココア「リゼちゃん、ちょっと良いかな?」
リゼ「どうした?」
2人がチノに気付かれないようにコソコソ話す。
ココア「実は私、クリスマスの夜にチノちゃんの枕元にプレゼントを置いてびっくりさせたいんだ。」
リゼ「へえ!」
ココア「でもどういうのがチノちゃん喜ぶかな?」
リゼ「こう言うのはどうだ?」
選んだのは牙を生やした怖いうさぎのぬいぐるみだった。
ココア「別の意味でびっくりだね!」
リゼ「冗談だよ。お、そのオルゴールとか良いんじゃないか?」
メリーゴーランドのオルゴールを見付けた。
ココア「わー、良いかも。これとぬいぐるみ一緒なら、万が一泣き出しちゃってもきっと笑顔になれるよ。」
リゼ「ぬいぐるみは渡さなくていい。」
楽兎「何が良いかな〜ん?」
すると楽兎が何かを見て喜ぶ。
楽兎「これチノちゃんが欲しがっていた奴だ。プレゼント用に買おう。」
その頃チノはオーナメントを買って外に出た。外では雪が降っていた。
チノ「あ、雪。」
他の皆も外に出て降って来る雪を見た。
リゼ「綺麗だな。」
シャロ「ずっと空を見上げていると、吸い込まれちゃいそうです。」
ココア「フォフォフォ。」
そこにココアが遅れて来た。
チノ「ココアさん、何処行ってたんですか?」
ココア「えへへ〜、ココアサンタからちょっと早いプレゼントだよ。手出して。」
5人は手を出した。
ココア「はい。」
そしてココアが差し出したのは、小さな袋に入ったマジパンだった。
リゼ「これ私が気になってた奴!」
シャロ「ココア・・・」
ココア「私が食べたかったから。」
楽兎「マジパンは砂糖の塊だぞ?」
千夜「でも、どうして急にプレゼントしてくれたの?」
ココア「私、子供の頃の夢はサンタさんだったからね。」
リゼ「夢が多いな!」
ココア「本当は皆の寝床に侵入して夢を運びたかったんだけど。」
シャロ「怖い!」
楽兎「怪し過ぎるわ!」
ココア「ねえさっき話してたクリスマスパーティー、ラビットハウスでやらない?」
シャロ「良いわね!」
千夜「大丈夫かしら?チノちゃん。」
ティッピー「構わんとも!夜は貸し切りじゃ!」
楽兎「太っ腹だな。」
リゼ「普段自分が働いてる所でパーティーなんて、何か不思議な感じだな。」
チノ「じゃあ、メグさんとマヤさんも誘って良いでしょうか?」
ココア「わー、良いねえ!うっはー!楽しみ過ぎて眠れないかも!」
シャロ「クリスマス当日に倒れるわよ。」
ココアに近付き、千夜が小さく呟く。
千夜「ココアちゃんは十分サンタさんよ。」
ココア「え?今何て?」
千夜「ううん、何でもない。」
楽兎「じゃあこの後何処へ行くか?」
チノ「屋台でお菓子を買いたいです。」
シャロ「後、イルミネーション!」
千夜「全部行きましょう!」
ココア「じゃあ走って行くよ!」
リゼ「行くぞ!」
チノ「走ったら転びますよ!」
楽兎「おい待てよ!」
6人はそれぞれの場所に戻った。
そして、ラビットハウスでは多くのお客達で賑わっていた。外で行列が並んでいた。
リゼ「限定パンケーキお待たせ致しました。」
クリスマスの限定メニューのパンケーキ。ココアがパンケーキを作ってる。
ココア「この後のパーティー、皆来られるかな?」
リゼ「千夜もシャロも仕事忙しいからな。」
チノ「限定パンケーキ4つお願いします!」
ココア「人の事心配してる場合じゃなかった。」
チノ「ココアさん、招待状にまた「うぇるかむかもーん」とか書いてませんよね?」
ココア「大丈夫!今度は漢字にしたから!」
招待状には『さぁ 聖なる夜の時間だ 来るがよい!』と書かれてた。夜の漢字だけ赤くなっていた。
チノ「大丈夫じゃない!」
キッチンでは楽兎がパンケーキを焼いていた。
楽兎「考えて出て来たのはパンケーキとは。なんかパンケーキ食いたくなってきた・・・はっ!アカンアカン。よっ!ほっ!はっ!」
3つのフライパンのパンケーキをリズム良くひっくり返す。
楽兎「母さん直伝のパンケーキコンボ!」
その頃甘兎庵では。
千夜「そうだわ!せっかくだしパーティーで一発芸を披露しましょ。シャロちゃんとのコントも良いわね。でもこのネタまだ完璧ではないのよね・・・ううん、ココアちゃんとチノちゃんの開くパーティーだもの!妥協は許されないわ!」
あんこを傘に乗せて傘回しをする。
青山「わー!」
その頃シャロは外でチラシ配りをしていた。サンタの服を着ていた。
シャロ「お願いしまーす!お願いしまーす!うぅ〜寒い・・・こんな日にもチラシ配りだなんて・・・パーティー間に合うかな?集まるならお鍋が良いなー。その後にケーキが待ってて・・・あれ?この状況何処かで見た事が・・・」
思い出すとそれは。
想像のシャロ(マッチ買って下さい。)
明らかにマッチ売りの少女だった。
シャロ「ちがーう!!」
頑張れシャロ。
その後外では静まる雰囲気が漂っていた。
そんな中ラビットハウスでは。
マヤ・メグ「こんばんはー!」
うさ耳を着けたマヤと、トナカイの耳を着けたメグが来た。
マヤ「パーティーグッズは完璧だよー!ってあれ!?」
メグ「ラビットハウスが混んでる!」
マヤ「珍しい!」
既にほぼ満席状態だった。
ココア「パンケーキが話題になったみたいなの。」
チノ「座って待ってて下さい。と言うかずっとそれ付けて来たんですか?」
マヤ「もち!」
メグ「似合う?」
ココア「もう!そんなの持って来て・・・気持ちを抑え切れないじゃない!」
チノ「ココアさん仕事中です!」
手をプルプル震えながらクラッカーを持ってる。
しばらくすると、仕事を終えた千夜が来た。
千夜「こんばんは。あら、大繁盛?」
ココア「千夜ちゃん!マヤちゃんたちと席で待っててね。」
千夜「特製和菓子を持って来たんだけど・・・」
白い箱を差し出す千夜。
メグ「え?これ和菓子?」
マヤ「違う違う、メグ。そこは・・・」
メグ「あ!こ・・・これってケーキやないかい!」
とメグが突っ込む。
千夜「あー惜しい。もう少し勢いが欲しいわね。」
チノ「お待たせしてすみません、お客さんなのに・・・」
千夜「でも本当に忙しそうね。」
マヤ「じゃあさ、お手伝いするよ!」
メグ「お邪魔じゃなければ。」
リゼ「邪魔なもんか。助かるよ。」
ココア「持つべきものは友と妹だね。」
楽兎「妹付きかよ。」
そこにココアが限定パンケーキを持って来た。
マヤ「これがクリスマス限定パンケーキ!?」
メグ「美味しそう!」
限定パンケーキに見惚れてる2人。
マヤ・メグ「これ食べてから頑張るよ!」
ココア「いきなりおさぼりさん!?」
楽兎「良いじゃねえか。マヤちゃんメグちゃん召し上がれ。」
その後、仕事を終えたシャロが到着した。
シャロ「私間に合いましたか!?」
楽兎「お!シャロ!間に合って良かったな。」
リゼ「シャロ!走って来なくても良かったのに。」
シャロ「え?何で皆お仕事ムードなの?」
皆が仕事の手伝いをしている。
千夜「忙しいから手伝ってるのよ。」
シャロ「よ・・・ようやくお仕事から解放されたと思ってたのに・・・」
ガッカリしたシャロがその場で崩れる。
楽兎「お、おいシャロ大丈夫か?」
ココア「シャロちゃんは座ってて良いよ。」
シャロ「座ってろ・・・ですって・・・?そんなの自分自身を許せないわ!」
リゼ「限界を超えて覚醒した!?」
仕事ムードに入ったシャロが本気を見せた。
シャロ「2番テーブル!ミックスサンドとアメリカン!限定パンケーキとカフェオレ!」
メグ「は、はい!」
シャロ「3番テーブル!ナポリタンと限定パンケーキ!ブレンドツー!」
リゼ「ラジャ!」
チノ「シャロさん凄い接客ぶりです・・・!」
楽兎「本気モードになって発音が良くなってる・・・!」
マヤ「なんの!負けてらんないよ!」
しばらくして。
ココア「これでようやく本来の仕事に戻れるよ・・・」
リゼ「休憩してる暇はないぞ。」
疲れてるココアをメニュー表で軽く叩くリゼ。
ココア「鬼教官!戦場の死神!うわあああん!!」
リゼ「褒め言葉だ。」
メグ「ゆ、夕焼けの糸のお客様・・・」
そこにナポリタンを持って来たメグ。
ココア「夕焼け!?」
リゼ「メグ!それはただのナポリタンだ!」
メグ「え!?」
千夜「聖なる山の頂き・赤と白の誘惑、お待ちどうさま。」
ココア「何か凄いの来ちゃった!」
千夜「あ、ごめんなさい。いつもの癖で。」
リゼ「即興で思い付くのもある意味凄いけどな。」
千夜「なんなら一夜でメニュー全部書き変えてても良いのよ。」
ティッピー「させぬぞ!」
シャロ「混乱を招くメニュー名変更は禁止!後限定パンケーキを追加で4つ!」
千夜「はーい。」
ココア「シャロちゃんがリゼちゃん以上に鬼教官!」
メグ「でも、シャロさんが来てからお客さんの回転が良くなったね。」
リゼ「よし!私達も気合を入れて働くぞ!」
ココア「おー!」
女性客A「美味しかったー。」
女性客B「ねー。」
その時女性客がパンケーキを完食したのを見て、シャロがリゼに目の光信号を送った。
シャロ「3番さん食後のエスプレッソ!」
リゼ「ラジャ!」
マヤ「つまみ食いしたいよー。」
モールス信号でメグに伝えるが。
メグ「だーめ。」
優しい対応で即断られた。
その頃キッチンでは千夜がパンケーキを焼いていた。
チノ「あ!」
千夜「ん?」
チノ「バターが切れてしまいました。」
冷蔵庫の中のバターの在庫が切れてしまった。
ティッピー「困ったのう、クリスマスは休んどる店も多いし・・・」
千夜「大丈夫。バターって作れるのよ。」
チノ「千夜さん!」
千夜「こうやって生クリームを振っていれば・・・」
生クリームが入ったビンを振る。何回も頑張って振る。しかしバテてしまった。
チノ「千夜さん!」
楽兎「どうしたのチノちゃん?非常事態でも起こったの?」
そこに楽兎がキッチンに来た。
チノ「実はバターが切れてしまって。」
楽兎「それで千夜がクリームを振って作ろうとしたんだな。俺に任せろ。」
生クリームが入ったビンを持って素早く振る。
楽兎「もう少しだ。」
僅か1分でバターが完成した。
楽兎「よっしゃ!バター完成だ!」
チノ「凄いです楽兎さん!」
楽兎「実は俺の母さんパティシエやっててな、特にバター作りが天才級なんだ。」
メグ「しょ、少々お待ち下さい・・・えっと・・・」
ホールではメグが会計をしていた。だが計算が苦手なのか困っている。そこにココアが来て教えた。
ココア「3620円だよ。」
メグ「あ!お待たせしました!3620円です!」
お客さんが代金を払う。
女性客C「はい。」
メグ「丁度頂きます。」
ココア・メグ「ありがとうございましたー!」
メグ「ありがとう!ココアちゃん!」
ココア「焦らなくても大丈夫だからね。千夜ちゃんなんて、お客さんに国家予算並のお金を請求した事あるらしいから。」
メグ「それは焦った方が良いかも・・・」
その後もラビットハウスはお客達が絶える事無く賑わってる。皆仕事を頑張ってる。
少女「可愛いー!何これー?」
ティッピーにすりすりする少女。
女性客D「このパンケーキ凄く美味しいです!」
チノ「ありがとうございます。」
女性客から感謝の言葉を貰ったチノ。リゼが戦闘機のラテアートを持て成す。
女性客E「格好良い!」
リゼ「そ、そうですか?言って貰えれば何でも作りますよ。」
楽兎(今度はF-2かよ。リゼって本当職人技が多いな。)
千夜「メグちゃん、次のお皿用意お願ーい。」
メグ「はい!」
ココア「ありがとうございましたー!」
皆その後もお仕事を頑張る。
カウンターからチノとティッピーが店内を見る。
ティッピー「わしはもっと隠れ家的な静かな店を望んでいたんじゃがのう。」
チノ「こう言うのも楽しいです。」
ティッピー「ん?ん〜ふふふふ。」
これにはティッピーも同意。
そしてラビットハウスが閉まり、いよいよクリスマスパーティが始まる。
ココア「今日は働いたねー!」
シャロ「もうクタクタよー・・・」
リゼ「でも、なんか楽しかったなー!」
千夜「やり切ったって感じよねー!」
そして何時の間にか青山ブルーマウンテンも居た。
青山「今日は、私とタカヒロさんと楽兎さんでお料理を出すので楽しんで下さいね。」
全員「はーい!」
楽兎と青山がキッチンへ向かう。
ココア「チノちゃん!乾杯の挨拶して!」
チノ「え!?・・・・」
周りを見ると、皆が笑顔でチノを見ていた。
チノ「お、お疲れ様でした。乾杯!」
全員「カンパーイ!メリークリスマス!」
キッチンではタカヒロと楽兎が料理を作っていた。青山はターキーを見惚れていた。
タカヒロ「それ運び終ったら、青山君も参加して来なさい。」
青山「いえ!お料理と目を合わさなければ大丈夫です!」
タカヒロ「ん?」
しばらくして。
楽兎「・・・ふぅ〜、料理完成。」
豪華なフルコースが完成した。
タカヒロ「楽兎君、君も参加して来なさい。」
楽兎「はい。」
料理をトレーに乗せる。
楽兎「では行って参ります。」
出来上がった料理を持って行く。
楽兎「皆お待たせー!」
そして料理が全て運び終えた。ターキーやケーキ、更にサンドイッチやピザなど豪華なご馳走ばかりだった。
ココア「凄ーい!!」
メグ「美味しそーー!!」
楽兎「ふぅ、クリスマスだからご馳走たっぷりだ。」
シャロ「凄いご馳走!夢じゃないわよね!?」
楽兎「シャロ、これは夢じゃなく現実だ。」
リゼ「よし!ターキーを解体するか!」
懐からナイフを取り出した。
千夜「うちの小麦色の誘惑は、特別な隠し味を使ってるのよ。」
チノ「甘兎庵ではターキーにもそんな名前が付いているんですか。」
タカヒロは腕組みしてクリスマスパーティーを見守っていた。
青山(頑張った皆さんに、飲み物を作りましょう。)
ジュースを作ってる青山。
マヤ「ねえねえ!交換したプレゼントもう開けても良い?」
チノ「皆で一斉に開けましょう。」
ココア「せーの!」
一斉にプレゼントを開ける。
メグ「わー!美味しそうなクッキー!」
リゼ「うさ耳パーカー!似合うかな私に?」
ココア「わー!あの怖いうさぎだ!」
チノ「市松人形!?」
楽兎「まさかのモデルガン!?しかもデザートイーグル.50AE。」
クリスマスパーティーが一気に賑やかになった。
ティッピー「こんなに賑やかなラビットハウスは初めてじゃ。」
青山「は!マスターの声がはっきり聞こえます!これが奇跡の夜!」
こうして楽しいクリスマスパーティーが終わった。それぞれ皆帰って行く。
その夜、外は雪が積もっていた。巨大なクリスマスツリーが光っている。皆それぞれ静かな夜に就寝している。だがココアは違っていた。
ココア(本番はここからだよ!)
チノにクリスマスプレゼントを置く為にサンタクロースになりきっていた。
ココア(枕元にプレゼント置かなきゃ!お姉ちゃんとして。チノちゃん絶対サンタさんに来て欲しがってたもん。)
チノ『靴下は万が一の為です。』
そしてこっそりとチノの部屋に入った。チノはぐっすり寝ていた。ココアがチノが寝ているベッドに近付く。その後ろからタカヒロと楽兎がこっそり見ていた。
タカヒロ(どうやらココア君も、同じ考えだったようだね楽兎君。)
楽兎(そうですね。)
そして翌朝。今日はクリスマス。寝ていたチノが目を覚ます。
チノ「は!パンパン!」
クリスマス用の靴下がパンパンに入ってた。そしてその横に紙に包まれた1つの箱が置いてあった。すぐにパンパンに入ってたプレゼントを開ける。その中に入ってたのは。
チノ「わー!私が欲しかった立体パズルと可愛いオルゴール!こっちは・・・」
今度は横に置かれた箱を開ける。その中には。
チノ「あ!私が欲しかったボトルシップ!」
箱の中に入ってたのは、チノが欲しがっていたボトルシップだった。
チノ「それとココアさん!?」
横にココアがぐっすり寝ていた。
ココア「メリークリスマス・・・」
そんなココアに微笑むチノ。
その後着替えて、ホールにオルゴールを持って行き、オルゴールを流す。
リゼ「おはよう。」
楽兎「おはようチノちゃん。」
チノ「おはようございます。」
リゼ「お、それって。」
楽兎「チノちゃんが欲しがっていたオルゴールか。」
チノ「今年のサンタさんは3人来たみたいです。」
リゼ(おじさんとココアと楽兎か。)
楽兎(チノちゃん、喜んでくれて良かった。)
チノ「1人はおっちょこちょいだったみたいですけどね。」
楽兎「そうなのか。そのサンタさんなら身近にいるかもね。」
するとパジャマ姿のココアが出て来た。
ココア「大変だー!起きたら私の部屋にプレゼントでサンタさんが!」
リゼ「お前が驚いてどうする!?」
チノ「本当におっちょこちょいです。」
ココア「え?何の話?」
チノ「おっちょこちょいのサンタクロースです。」
楽兎「本当にな。」
今年は楽しいクリスマスを過ごしたのだった。
「END」
キャスト
綾部楽兎:斎藤壮馬
ココア:佐倉綾音
チノ:水瀬いのり
リゼ:種田梨沙
千夜:佐藤聡美
シャロ:内田真礼
マヤ:徳井青空
メグ:村川梨衣
青山ブルーマウンテン:早見沙織
ティッピー:清川元夢
タカヒロ:速水奨
女性客A:下地紫野
女性客B:高橋未奈美
女性客C:綾瀬有
ティッピー「どうじゃ?たまには3人で一緒に風呂に入るか?」
チノ・タカヒロ「いやです(いやだ)。」
ティッピー「昔のように・・・」
チノ・タカヒロ「いやです(いやだ)。」
次回1期最終回「君のためなら寝坊する」
次回で1期編最終回です。感想や評価や誤字脱字など宜しくお願いします。
どの組み合わせが好き?緑羽太編
-
緑羽太×ココア
-
緑羽太×チノ
-
緑羽太×リゼ
-
緑羽太×千夜
-
緑羽太×シャロ