ご注文は従兄ですか???   作:naogran

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作者「久々のオリジナルです。」


アフター2「2人の日常」

ある朝。チノが目を覚ました。楽兎から貰ったワンピースに着替えてココアの部屋のドアをノックする。

 

チノ「ココアさん、朝ですよ。」

 

ドアをノックするが、返事が来ない。

 

チノ「ココアさん?入りますよ。」

 

ドアを開けるが、ココアの姿は無かった。

 

チノ「あれ?ココアさん?」

 

楽兎「チノちゃん?」

 

そこに楽兎が来た。

 

チノ「楽兎さん。ココアさんは?」

 

楽兎「ココアはさっき甘兎庵に行ったよ。」

 

チノ「甘兎庵ですか?」

 

楽兎「うん。もうすぐ実力テストだから甘兎庵で勉強合宿するって言ってた。」

 

チノ「そうですか。」

 

楽兎「朝食出来てるよ。早く行こう?」

 

チノ「はい。」

 

 

 

 

 

 

キッチンで朝食を食べる。スクランブルエッグとサラダとトーストとクロワッサン。

 

楽兎「タカヒロさん、何時に出るんですか?」

 

タカヒロ「8時頃だね。」

 

チノ「え?お父さん何処かへ行くんですか?」

 

タカヒロ「ああ。」

 

楽兎「タカヒロさんは今日昔馴染みの人に久々に会いに行くって。」

 

タカヒロ「楽兎君、ラビットハウスは今日お休みだからチノとお留守番宜しくね。」

 

楽兎「はい。」

 

 

 

 

 

 

そして8時になった。

 

タカヒロ「じゃあ行って来るね。」

 

楽兎「行ってらっしゃい。」

 

チノ「行ってらしゃいお父さん。」

 

タカヒロが出掛けた。

 

チノ「そう言えば恵美さんは?」

 

楽兎「母さんは始発の列車で実家に一時帰省してる。」

 

チノ「そうですか。私達はどうしましょうか。」

 

楽兎「じゃあチノちゃん。一緒に散歩でもしない?」

 

チノ「そうですね。」

 

 

 

 

 

 

2人はティッピーとポッポを連れて散歩に出掛ける。

 

楽兎「気持ちの良い天気だ。」

 

チノ「そうですね。」

 

ポッポは楽兎の肩に乗ってる。

 

楽兎「こんな天気の良い日はチノちゃんと自転車で2人乗りしたいな。」

 

チノ「危ないですよ?」

 

楽兎「言ってみただけ。ねえチノちゃん、彼処行かない?」

 

チノ「何処へですか?」

 

楽兎「思い出の場所。」

 

 

 

 

 

 

その場所とは、昔ピクニックした草原だった。楽兎が草の上で仰向けになり、その横にチノが草の上に座る。

 

チノ「懐かしいですね。」

 

楽兎「思い出すな〜。チノちゃんとバトミントンした頃を。もし今もサキさんが生きてたらまたピクニックしてるかもね。」

 

チノ「そうですね・・・」

 

楽兎「ああごめんチノちゃん・・・」

 

チノ「いえ。でも今度は皆で行きたいですね。」

 

楽兎「そうだね。」

 

???「あれ?楽兎にチノちゃん?」

 

チノ「え?」

 

楽兎「緑羽太にみくる?」

 

そこに緑羽太とみくるが楽兎とチノを見付けて声を掛けた。

 

緑羽太「どうしたんだ?こんな所で。」

 

楽兎「今日ココア達が居ないから一緒に散歩してたんだ。」

 

みくる「そうだったんだ。それにしても、この町にこんな広い草原があったなんて。」

 

チノ「この公園は私と楽兎さんの思い出の場所なんです。」

 

みくる「そうなの?」

 

楽兎「ああ。俺がホームステイしてる時に一度ピクニックにここに来たんだ。チノちゃんとバトミントンやった頃が懐かしいな。」

 

緑羽太「そうなのか。」

 

みくる「出来た!」

 

そこにみくるが花冠を持って来た。

 

楽兎「みくる何時の間に花冠を?」

 

みくる「はいチノちゃん。」

 

そしてチノに花冠を乗せた。

 

チノ「私にですか?」

 

みくる「きゃ〜!チノちゃん可愛いよ〜!」

 

チノ「え?そ、そうですか?」

 

みくる「うん!凄く可愛いよ!」

 

楽兎「みくるがココアと化したな。」

 

緑羽太「らしいな。でもチノちゃん可愛らしくなってるな。写真撮ってあげるよ。」

 

カメラでチノを撮る。

 

楽兎「お前ら少しは大概にしろよ。チノちゃんごめんね。騒がしい幼馴染み持ってしまって。」

 

チノ「い、いえ、楽兎さんは本当に面白いですね。」

 

楽兎「それってどう言う意味?」

 

ティッピー(全く騒がしい幼馴染みじゃの。)

 

楽兎(悪いなティッピー。)

 

緑羽太「じゃあな楽兎にチノちゃん!」

 

みくる「まったね〜!」

 

その後2人は歩き去った。

 

楽兎「ふぅ〜・・・全く相変わらずだな彼奴らは。」

 

チノ「でも嬉しいです。この花冠可愛いです。」

 

楽兎「ま、まあチノちゃんが満足なら良いか。」

 

 

 

 

 

 

次に向かったのは町を一望出来る丘に来た。

 

チノ「今日も眺めが良いですね。」

 

楽兎「そうだね。それに本当に長閑な町だね〜。ねえチノちゃん。」

 

チノ「何ですか?」

 

楽兎「今更思うんだけど、チノちゃん俺の事どう思ってる?」

 

チノ「楽兎さんのですか?」

 

楽兎「うん。時々内心で思ってるんだ。何時もココアと一緒だから。」

 

チノ「そうですね〜。確かにココアさんは私の事を妹と思っていますが、そんなココアさんは嫌いじゃないですね。」

 

楽兎「そっか〜。」

 

チノ「でも、私を支えてる楽兎さんも好きですよ。」

 

楽兎「え?」

 

チノ「幼い頃の私を何時も元気付けてくれてましたし、それに今でも私を支えてくれてますから。感謝しています。」

 

笑顔で楽兎を見る。

 

楽兎「チノちゃん・・・」

 

微笑んだ楽兎がチノを撫でる。

 

楽兎「ありがとうチノちゃん。俺これからもチノちゃんを支え続けるからね。」

 

チノ「はい。」

 

???「あれ?楽兎にチノじゃないか。」

 

そこにリゼとシャロが偶然会った。

 

チノ「リゼさんにシャロさん?」

 

楽兎「2人共どうしたんだ?2人も散歩か?」

 

シャロ「はい。私はリゼさんから散歩を誘われたんです。」

 

リゼ「ココアと一緒じゃないのか?」

 

楽兎「ああ。甘兎庵で実力テストの勉強合宿だって。おっと!?」

 

するとポッポがシャロ目掛けて飛び込んだ。

 

シャロ「きゃあ!」

 

ポッポはシャロの肩に乗って座った。

 

楽兎「あらら、ポッポ完全にシャロに懐いたな。」

 

シャロ「私に・・・?」

 

楽兎「どうだシャロ?あんこよりはマシだろ?」

 

シャロ「そ、そうですね。」

 

すると上空からあんこが降って来て、シャロの前に落ちた。

 

シャロ「イヤアアアアアア!!!」

 

リゼ「シャロ!!」

 

あんこが徐々にシャロに近付く。するとシャロの肩に乗ってたポッポがあんこの前に着地して邪魔をする。

 

楽兎「ポッポ?彼奴シャロを守ってるのか?」

 

???「待ってー!」

 

そこにココアと千夜が走って来た。

 

楽兎「ココアに千夜?またあんこが攫われたのか?」

 

千夜「そうなの・・・」

 

あんこは千夜の方へ行った。

 

ココア「皆どうしたの?こんな所で。」

 

リゼ「私はシャロと散歩してたんだ。そしたら楽兎とチノに会ったんだ。」

 

楽兎「お前ら2人共勉強はどうしたんだ?」

 

ココア「少し甘兎庵のお手伝いをしてたんだ。」

 

千夜「ココアちゃんが手伝ってくれて助かってるわ。」

 

楽兎「手伝いをするのは良いけど、勉強もしっかりやれよ?成績下がったらこの先どうなるか分かってるだろ?」

 

ココア「あ!そうだった!じゃあね皆!」

 

千夜「またねー。」

 

2人は急いで甘兎庵に戻って行く。

 

リゼ「じゃあ私達も行くかシャロ。」

 

シャロ「は、はい。楽兎さんにチノちゃん。また。」

 

楽兎「ああ。じゃあな。」

 

チノ「さようなら。」

 

リゼとシャロは散歩を続ける。

 

楽兎「いやぁ〜ポッポ、お前勇敢だなぁ。」

 

チノ「シャロさんを守るなんて凄いです!」

 

すると返事したかのようにポッポが耳をピクッとさせた。

 

 

 

 

 

 

そして夕方になり、2人は帰ってキッチンに居た。

 

チノ「夕ご飯はどうします?」

 

楽兎「そうだね〜。」

 

冷蔵庫の中を調べる。

 

楽兎(ナスに玉ねぎにトマトとか色々あるな。タカヒロさんに頼んでおいて良かった。)

 

タカヒロが用意してくれた野菜を出す。

 

楽兎「チノちゃん。俺が夕飯作ってあげるよ。」

 

チノ「え?何を作るんですか?」

 

楽兎「それは出来上がってのお楽しみ。待っててね。」

 

エプロンを着けて料理する。

 

 

 

 

数分後。皿に盛り付けた。

 

楽兎「出来たよチノちゃん。」

 

テーブルに料理を置いた。

 

チノ「これは?」

 

楽兎「ラタトゥイユだよ。フランス南部にあるプロヴァンス地方と言う所の家庭料理。俺の得意料理なんだ。食べてみて?」

 

チノ「はい。いただきます。」

 

スプーンで掬って、一口食べると。

 

チノ「美味しいです!」

 

楽兎「そう?良かった。俺も食べるか。」

 

自分の皿に盛り付けて食べる。

 

楽兎「うん美味い!自画自賛だけど出来てるな。それとチノちゃん、この中にある食材が入ってるんだ。」

 

チノ「ある食材?」

 

楽兎「実はセロリなんだ。」

 

チノ「え?セロリが?」

 

楽兎「そう。最初レシピ見た時、材料にセロリが載ってあったんだ。」

 

チノ「でもセロリの味はしませんでした。」

 

楽兎「でしょ?チノちゃん、苦手な物は少しずつ克服しようね。」

 

チノ「そうですね。何時かココアさんに勝ってみせます!」

 

熱く燃えてるチノを見て楽兎が少し苦笑いした。

 

楽兎「チノちゃんって負けず嫌い?」

 

その後チノ、楽兎の順に風呂に入って上がった。

 

 

 

 

 

 

夜になり、楽兎の部屋。

 

楽兎「いやぁ〜久々の散歩だったな〜。」

 

するとノックが響いた。

 

楽兎「ん?はい。」

 

ドアを開けたのはチノだった。ぬいぐるみを抱いてた。頭にティッピーを乗せてた。

 

チノ「楽兎さん、今日は一緒に寝ても良いですか?」

 

楽兎「え?俺と?」

 

チノ「今日は、私1人だとちょっと心細かったので・・・」

 

楽兎「良いよ。」

 

電気を消灯して、楽兎とチノが一緒のベッドに入る。

 

楽兎「ホームステイの頃を思い出すね。1回だけ一緒に寝た時の事覚えてる?」

 

チノ「はい。楽兎さん恥ずかしがってましたね。」

 

楽兎「うん。あの頃のチノちゃん可愛かったから、見てるだけで惚れてたよ。」

 

チノ「か、可愛い・・・?」

 

楽兎「今でも可愛いよ。チノちゃん。」

 

チノ「・・・・・」

 

顔が赤くなるチノ。すると2人の間にポッポが入った。

 

チノ「ポッポ?」

 

楽兎「一緒に寝たいようだね。」

 

チノ「本当に人懐っこいですね。ポッポ。」

 

楽兎「俺と母さんの自慢の子うさぎだからな。ポッポが居たお陰でチノちゃんやシャロと馴染めるようになって良かった。ん?」

 

チノが目を瞑って寝ている。楽兎は寝てるチノを優しく撫でる。

 

楽兎「おやすみ、チノちゃん。」

 

 

 

 

 

 

翌朝。楽兎がカーテンを開ける。

 

楽兎「ふぅ〜。気持ちの良い朝だ。」

 

チノ「ん・・・?」

 

楽兎「お。おはようチノちゃん。」

 

チノ「おはようございます楽兎さん。」

 

 

 

 

 

 

起きた2人は制服に着替えてラビットハウスで働く。

 

リゼ「おはよう楽兎、チノ。」

 

チノ「おはようございますリゼさん。」

 

楽兎「リゼおはよう。」

 

そこに1人目の客が来た。

 

緑羽太「ヤッホー!」

 

楽兎「よう緑羽太。」

 

チノ「いらっしゃいませ緑羽太さん。」

 

緑羽太「お!そうだ!焼き立てホヤホヤの写真持って来たぞ。」

 

昨日撮ったチノの写真を見せた。

 

楽兎「本当良く撮れてるな。」

 

緑羽太「当ったり前よ!これでも俺カメラマンだからな!」

 

チノ「何だか私の写真を見ると自分でも少し恥ずかしいですね・・・」

 

楽兎「分かるよその気持ち。」

 

リゼ「これ昨日撮ったのか?」

 

楽兎「ああ。緑羽太とみくると会った時に撮った奴なんだ。みくるが一瞬にして花冠作ってチノちゃんに被せたんだ。」

 

チノ「楽兎さん。」

 

楽兎「ん?」

 

チノ「また今度散歩行きましょうね。」

 

楽兎「勿論だよ。今度はココアに内緒で行こうね。」

 

久々の散歩を堪能した楽兎とチノだった。

 

「END」




         キャスト

      綾部楽兎:斎藤壮馬

       ココア:佐倉綾音
        チノ:水瀬いのり
        リゼ:種田梨沙
        千夜:佐藤聡美
       シャロ:内田真礼
     茶度緑羽太:相葉裕樹
     鴨田みくる:三森すずこ
      タカヒロ:速水奨

感想や評価や誤字脱字など宜しくお願いします。

どの組み合わせが好き?みくる編

  • みくる×ココア
  • みくる×チノ
  • みくる×リゼ
  • みくる×千夜
  • みくる×シャロ
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