ご注文は従兄ですか???   作:naogran

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数年前。

???「何処行ったんだろう?」

1人の少年が誰かを捜している。すると。

???「らんらんらんらんらん♪らんらんらんら〜ん♪」

少年「ん?」

可愛らしい歌声が聞こえた。

少年「あ、居た。」

噴水広場にある花畑の上で歌を歌ってる少女を発見し、少女に歩み寄る。

少年「チノちゃん!」

チノ「あ!楽兎さん!」

彼は綾部楽兎。15歳。香風家の一人娘・チノの従兄で、香風家へホームステイしている。チノは走って、しゃがんでる楽兎に飛び込んだ。

楽兎「おっと!ここに居たんだね。何してたの?」

チノ「お花を見ていたんです!」

楽兎「へぇ〜。ここの花畑、本当に綺麗だねぇ〜。そうだ。」

花畑の花を、チノの髪に添えた。

楽兎「どうかな?」

チノ「わぁ!ありがとうございます!」

彼は従妹のチノを妹のように可愛がっており、チノも楽兎を兄のように慕っている。そこに、2人の人物がやって来た。

チノ「あ!お母さん!お父さん!」

それは、チノの両親だった。母のサキと、父のタカヒロ。

楽兎「よっと。」

ゆっくりとチノを下ろした。チノはサキの胸に飛び込み、サキがチノを抱っこする。楽兎がティッピーを持って来た。楽兎とタカヒロはチノとサキを見て微笑む。











数年後のラビットハウス。ココアとリゼが首を揺らしている。

ココア「今日も平和だね〜。」

リゼ「だからってサボるなよ〜。」

楽兎「そう言ってるリゼもサボるなよ〜。」

緑羽太「そう言いながら楽兎もサボるなよ〜。」

今日もラビットハウスは平和である。だがその時。

マヤ「メディック!」

メグ「メディーック!!」

楽兎・緑羽太・ココア・リゼ「ナニゴト!?」

突然マヤとメグが来店して、気絶したチノを連れてメディックを要請した。椅子を用意してチノを横にさせる。

楽兎「チノちゃんどうしたんだ!?」

リゼ「誰にやられた!?」

ココア「チノちゃん!!取り敢えず水を!!」

メグ「それは水じゃないよ?」

ココア「砂糖とミルクは必要ですか!?」

リゼ「敵は何処だ!?」

緑羽太「何処からでも来やがれ!」

あたふたするココアと、拳銃を構えて警戒するリゼと、ビデオカメラを構えて緑羽太。

楽兎「お前ら落ち着けよ!」

メグ「そうじゃなくて!」

マヤ「敵なんて居ないって!」

リゼ「違うのか?何があった?」

気絶していたチノが目を開けた。

チノ「わ、私・・・・」

楽兎・緑羽太・ココア・リゼ「私・・・?」

チノ「音楽会の・・・合唱のソロパートに選ばれてしまいました・・・」

気絶した理由は、音楽会の合唱ソロパートに選ばれたからだった。

楽兎「ソロパート!?」

ココア「おめでとー!」

ティッピー「ナイスじゃ〜!」

リゼ「だ、大丈夫か・・・?」

ココア「生きてて良かった〜・・・!!」

緑羽太「大抜擢だなチノちゃん!」

チノ「落ち着いて下さい・・・」

メグ「チノちゃんアカペラのテストに選ばれたんだから!先生のお墨付きだよ!」

チノ「で、ですが・・・先生の前で歌うのと大勢の前で歌うのは違います・・・」

楽兎「分かるよチノちゃん。人前だと緊張するよな〜。」

ココア「私達も観に行って良いの?」

チノ「来ないで下さい!と言うか、思わず引き受けてしまいましたけど・・・やっぱり・・・私・・・」

マヤ「嫌なら今からでも断る事も出来るんだよ?」

チノ「断る・・・」

メグ「一緒に先生の所へ行く?」

ココア「え?断っちゃうの・・・?」

チノ「・・・・」

楽兎「チノちゃん。」

チノ「?」

楽兎「断るか、挑戦するかは、チノちゃんが決める事だよ。チノちゃんはどうしたい?」

チノ「楽兎さん・・・私・・・やってみます!!」

決意したチノがソロパートを引き受けた。

緑羽太「おぉ!」

ココア「チノちゃ〜〜〜ん!!」

喜んだココアがチノを抱き締めた。

ティッピー「チノ〜〜〜〜〜〜!!!」

チノ「止めて下さい!リゼさん、楽兎さん、お願いがあるんですが・・・」

リゼ「何だ?」

楽兎「お願い?」

チノ「特訓をお願い出来ますか!?」

楽兎「特訓?」

リゼ「まずはハンドガンの分解からだ!!」

楽兎「そっち!?マガジン抜くな!」

チノ「そう言う特訓ではなくて・・・」

リゼ「よし選べ!」

特訓コースを見せる。『てくてくうさぎコース』と『よちよちうさぎコース』の2つ。



『てくてくうさぎコースのメニュー欄』

ランニング
うさぎ跳び
各種筋トレ
発声練習
教官の家での潜入訓練

『よちよちうさぎコースのメニュー欄』

ランニング
発声練習



マヤ「よちよちうさぎコース・・・ランニングと発声練習だけ!?」

メグ「てくてくうさぎコースは、筋トレとかある厳しめのコースだね・・・」

緑羽太「それと教官の家での潜入訓練って無意味な気が・・・」

チノ「てくてくうさぎコースでお願いします!」

マヤ・メグ「厳しめの選んだ!?」

リゼ「やる気だなチノ!」

楽兎「でも大丈夫?無理に選ばなくても・・・」

チノ「いいえ、私は本気です!」

楽兎「おぉ・・・本気になったチノちゃんの威圧が・・・」

チノ「ココアさん、少しの間お店をお願いします!」

ココア「・・・そうだね。3人がお店を空けるのは寂しいけど・・・行っておいで!」

チノ「ココアさん・・・」

ココア「ラビットハウスは・・・」

緑羽太・ココア・マヤ・メグ「リコマメ隊に任せて!!」

チノ「不安しか無い・・・」

楽兎「何気に緑羽太まで入るなよ・・・」


「〜Sing For You〜」

後日、てくてくうさぎコースの特訓開始。

 

 

 

まずはランニング。リゼが先導し、チノが走り、楽兎がチノの後ろを走る。

 

チノ「はぁ・・・はぁ・・・!」

 

リゼ「もっと足を上げて!手を振って!」

 

楽兎「俺が後ろから支えるから!」

 

チノ「はい!」

 

 

 

 

次はうさぎ跳び。

 

チノ「ぴょん・・・ぴょん・・・!」

 

リゼ「もっと高く!こうだ!恥を捨てろ!ぴょん!」

 

チノ「ぴょん!」

 

楽兎「キツそうだな・・・」

 

 

 

 

次は整地ローラー。

 

リゼ「腰を入れろ!」

 

チノ「・・・う・・・動きません・・・!」

 

楽兎「何故整地ローラー・・・?」

 

 

 

 

次は引っ張りタイヤ。

 

リゼ「1日毎に倍にするぞ!」

 

チノ「・・・!!」

 

楽兎「何故タイヤまで・・・!?」

 

 

 

 

次は川の丸太の上でバランス。

 

リゼ「良いぞ!本物の鶴の様だ!!」

 

チノ「な・・・何か意味あるんでしょうか・・・これ・・・」

 

楽兎「どうかな・・・?」

 

 

 

 

夕方。発声練習。

 

チノ「カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!」

 

リゼ「大切なのは腹式呼吸だ!腹から声を出せ!」

 

楽兎「チノちゃん頑張れ!」

 

チノ「カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!」

 

リゼ「良いぞ!昔より声が出せる様になっている!その調子だ!!」

 

チノ「カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!」

 

リゼ「よし、今日はこれぐらいにしておくか。」

 

楽兎「チノちゃん、水。」

 

水の入ったペットボトルをチノに渡す。

 

チノ「はい・・・ありがとうございました・・・」

 

リゼ「それにしても本当びっくりしたなー。」

 

チノ「私も、ソロパートに選ばれると思ってませんでした・・・」

 

リゼ「その事じゃなくて、チノがソロを決心した事がだよ。」

 

チノ「?」

 

楽兎「俺もびっくりだよ。チノちゃん自ら決心するなんて。流石俺の自慢の従妹だよ。」

 

チノ「それは・・・す、少しでもお店の宣伝になれば良いと思っただけです。」

 

リゼ「本当かぁ〜?それが本当の理由か?」

 

楽兎「嘘はいけないよ?正直に言ってごらん?」

 

チノ「す、全てはお店の為です!」

 

リゼ「こっち向いて話せよ〜。」

 

楽兎「ほらチノちゃん、恥ずかしがらないの。」

 

チノ「じ、尋問しても無駄です!」

 

 

 

 

 

 

特訓を終えて、ラビットハウスへ帰って来た。

 

チノ「?」

 

リゼ「?」

 

楽兎「?」

 

店の看板に、『歌姫誕生 期間中カプチーノ半額』と、チノの絵があった。

 

楽兎・リゼ「何だコレーー!?」

 

チノ「ココアさんーー!?」

 

 

 

急いで店に入る。

 

ココア「お帰りチノちゃん!」

 

マヤ「お帰り〜!」

 

メグ「お疲れ様〜!」

 

緑羽太「歌姫様のお帰りだ!」

 

恵美「どう?良い成果出れた?」

 

既に飾り付けをしていた。

 

楽兎「な、何してんだお前ら!?後緑羽太はビデオカメラ回すな!!母さんも何してんだよ!!」

 

チノ「い、今すぐ飾り付けを止めて下さい!!」

 

ココア「タカヒロさんがOK出したんだよ?」

 

チノ「え!?お父さん!?」

 

楽兎「タカヒロさん許しちゃったんですか!?」

 

マヤ「ココア、これは何処〜?」

 

『チマメ』の天井飾り。

 

ココア「ドアの所に貼っといて。」

 

メグ「オッケー。」

 

緑羽太「ココアちゃん、このビデオカメラでキッチリとチノちゃんの勇姿を収めとくからな!」

 

ココア「流石緑羽太君!!期待してるよ!!」

 

恵美「ココアちゃん、チノちゃんの特大ポスター完成したよ!」

 

ココア「ありがとー恵美さん!!」

 

チノ「だから貼らずに撮らずに作らないで下さい!!!」

 

楽兎(チノちゃんが声を張れるようになったのって、ツッコミのお陰だろうな・・・)

リゼ(チノが声を張れるようになったのって、ツッコミのお陰だろうな・・・)

 

心の中でツッコむ2人であった。

 

 

 

 

 

 

翌日も特訓は続く。

 

チノ「カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!カフェラテ!カフェモカ!カプチーノ!」

 

リゼ「良いぞ!声が出てる!」

 

楽兎「昨日より良いぞ!」

 

少年A「あはは!」

 

少年B「待て待てー!」

 

後ろの2人の少年が通り過ぎた。チノは両手で口を塞いだ。

 

リゼ「恥ずかしがるな。戦場では何事にも動じないメンタルが必要だ。」

 

チノ「戦場ではないですが・・・」

 

楽兎「まぁリゼの言葉に一理ある。恥ずかしがり屋でも、特訓すれば克服出来る。チノちゃんも克服出来ると思うよ?」

 

チノ「そうですか・・・・?」

 

楽兎「そこでなんだが、人前で歌える練習も兼ね備えた方が良いな。」

 

リゼ「うん!それも良い!」

 

チノ「・・・・」

 

 

 

 

 

 

甘兎庵に全員集合。

 

千夜「第1回!カラオケ大会in甘兎庵!!」

 

ココア・リゼ。シャロ「おぉ〜!」

 

みくる「イエーイ!ドンドンパフパフ〜♪!」

 

全員が拍手をする。

 

シャロ「チノちゃんの歌の特訓ですか?」

 

リゼ「場慣れさせようと思ってさ!」

 

シャロ「成る程!先輩流石です!」

 

緑羽太「ビデオカメラで、チノちゃんの克服の手助けをするぜ!」

 

楽兎「まぁ確かに。それも効果的かもな。」

 

青山「偶々通り掛かったのですが、楽しそうですね。」

 

リゼ「青山さん!?」

 

みくる「何処から出て来たんですか?」

 

千夜「じゃあ今夜の歌姫をご紹介しま〜す!大きな拍手でお迎え下さい!ラビットシンガー!」

 

ステージにチノが立つ。

 

チノ「み、皆さん・・・宜しくお願いします・・・」

 

ココア「チノちゃーん!」

 

チノ「き・・・今日は・・・足元の悪い中・・・」

 

シャロ「雨降ってたっけ?」

 

緑羽太「いや、今日は晴れだぞ?」

 

リゼ「歌う前から緊張してる・・・」

 

チノ「私の為にお集まり頂き・・・あ・・・ありがとうございます・・・!この晴れの日に・・・」

 

リゼ「入学式か!!」

 

シャロ「雨なの!?晴れなの!?」

 

緑羽太「凄え心配!!」

 

千夜「私達をただのうさぎだと思って?」

 

ココア「そう!うさぎだよ!ぴょんぴょんっと!チノちゃんが緊張しない様に、歌に集中出来る様に皆も!」

 

みくる「行くよ!レッツぴょんぴょん!」

 

チノ「・・・・」

 

ティッピー(逆に集中出来んじゃろう・・・)

 

シャロ「うさぎじゃダメよ!チノちゃん困ってるじゃない。チノちゃん!私達の事は、ただの饅頭だと思って!」

 

饅頭みたいにまん丸になる。

 

リゼ「よし私も!」

 

青山「私も!」

 

みくる「じゃあ私も!」

 

楽兎・緑羽太「逆に無意味じゃ・・・」

 

チノ「え、えっと・・・その・・・」

 

ココア「チノちゃん緊張解れないね・・・」

 

チノ「・・・・・ん?」

 

足元にポッポが歩き回る。

 

楽兎「ポッポもチノちゃんを応援してるけど・・・」

 

チノ「ポッポ・・・・」

 

ココア「そうだ!お手本見せてあげるよ!」

 

チノ「お手本?」

 

 

 

 

お手本の準備に入る。

 

ココア「ちょっと待ってね〜♪」

 

みくる「少々お待ちを〜♪」

 

シャロ「え、ええ!?ちょっとココア!?みくるさん!?」

 

2人がシャロを店の奥へ連れて行く。

 

楽兎「おい緑羽太、これって・・・」

 

緑羽太「あぁ、今察した・・・」

 

 

 

 

準備完了。

 

シャロ「皆〜!今日は来てくれてありがとー!」

 

カフェイン導入され、シャロがアイドルみたいになった。

 

チノ「シャロさん!?」

 

リゼ「カフェイン入れたな!?」

 

楽兎・緑羽太「やっぱり・・・」

 

青山「わぁ〜!可愛いですね〜!」

 

ココア「はいはーい!カフェインアイドルコンサートの始まりだよ〜!」

 

みくる「思う存分楽しんで行って下さいね〜!」

 

シャロ「皆ー!盛り上がってるー!?」

 

みくる・青山「わぁー!」

 

シャロ「イエーイ!!ん〜?掛け声が聞こえないぞ〜?」

 

楽兎・緑羽太・チノ「完全になりきってる・・・」

 

シャロ「Hi Hi High☆聴いてね!イエーイ!!」

 

 

 

 

 

 

『Hi Hi High☆』

 

 

 

 

 

 

歌ったシャロに拍手喝采。

 

チノ「凄い!本当にアイドルみたいでした!」

 

青山「ビビッと来ました!良い原稿が書けそう!!」

 

緑羽太「シャロの勇姿、バッチリ収めたぜ!」

 

シャロ「っ!!・・・・・わ、私引退します!!!探さないで下さーーーい!!!」

 

楽兎・チノ「カフェイン抜けた!?」

 

シャロが逃げた。

 

チノ「シ、シャロさん!?」

 

ココア「シャロちゃん!?」

 

みくる「もう待ってよ〜!」

 

逃げたシャロを追う。すると千夜が立ち上がった。

 

リゼ「千夜?」

 

千夜「あの程度でアイドルとは笑わせるわね!!」

 

リゼ「千夜に火が点いた!?」

 

楽兎「ライバル心が燃えてる!?」

 

 

 

 

衣装に着替えた千夜に、ココアと青山とみくるが懐中電灯を照らす。みくるはシャロを抱いたまま。

 

千夜の祖母「懐中電灯だなんて、全く近頃の若いもんは。」

 

持ってるリモコンを押した。すると天井が開き、ミラーボールが現れた。

 

楽兎・緑羽太・リゼ「ミラーボール出て来た!?」

 

千夜の祖母「強欲だねぇ。そんなにキラキラが欲しいだなんて。」

 

音楽が流れた。演歌風。

 

リゼ「演歌かよ!?」

 

千夜の祖母「素材が良いんだから、もっと輝けば良いじゃないか。」

 

千夜「ありがとー!」

 

千夜の祖母「花の命は短いが、乙女の命はけっこーう長い!遥かなる時を越え、千の夜を語り継ぐ!現在のシェヘラザード!甘兎庵の看板娘が歌います!」

 

 

 

 

 

 

『振り向けば月、いいえ団子』

 

 

 

 

 

 

その後も彼女達の歌が続く。チノが微笑み、楽兎は見惚れ、緑羽太は沢山のビデオカメラを回す。

 

チノ「あ、あの!」

 

ココア・リゼ・千夜。シャロ「ん?」

 

リゼ「わ、悪い!チノそっちのけで楽しんでしまった・・・」

 

シャロ「振り回されまくってますね。」

 

ココア・千夜「何に振り回されているのかな?」

 

シャロ「あんた達よ!この振り回し隊!」

 

ココア「振り回し隊?そう、私達は・・・」

 

ココア・千夜「振り回し隊!イエーイ!!」

 

楽兎・緑羽太・みくる「ユニット結成した!?」

 

シャロ「くっ・・・先輩!チノちゃん!振り回され隊で応戦よ!!」

 

楽兎・緑羽太・みくる「ユニット再結成した!?」

 

ココア「チノちゃんはこっちに入れたいね!」

 

リゼ「チノは振り回さないだろ!」

 

振り回し隊と振り回され隊のチノ奪い合いが始まった。

 

チノ「振り回され隊は私だけで十分です!!!!!」

 

楽兎・緑羽太・みくる・ココア・リゼ・千夜・シャロ「嘗てない大声!?」

 

青山「歌姫三歩、一両村っと。何か違う気もしますが、まぁ良いでしょう。良い原稿が書けそうです。」

 

楽兎「・・・俺達は何隊だ?」

 

緑羽太「う〜ん・・・見守り隊だな。」

 

みくる「こっちも結成したね!」

 

 

 

 

 

 

その夜、ココアが浴槽の掃除をする。

 

ココア「ご苦労様クロワッサン〜♪頑張るあなたにメロメロメロンパン♪」

 

 

 

 

一方タカヒロの部屋では、タカヒロが着替え中にココアの歌が聞こえてる。

 

タカヒロ「フフッ。」

 

 

 

 

キッチンでも、楽兎とチノが食器洗い中にココアの歌が聞こえてる。

 

チノ「変な歌です・・・」

 

楽兎「何ちゅう歌だよ・・・」

 

そこにタカヒロが来た。

 

チノ「お父さん!」

 

楽兎「タカヒロさん!」

 

タカヒロ「明日は音楽会だな。」

 

チノ「は、はい。その、緊張して、ちゃんと出来るか不安で・・・」

 

タカヒロ「お母さんがよくバータイムに歌っていた事、覚えてるかい?」

 

チノ「ハッキリとは・・・」

 

タカヒロ「楽兎君は覚えているよね?」

 

楽兎「はい。懐かしいですね。」

 

タカヒロ「お母さん歌う前、実は何時も凄く緊張してたんだよ?」

 

チノ「え?」

 

楽兎「え、意外です。」

 

タカヒロ「もう無理、今日はあなたが歌って。と、毎回言われたよ。フフッ。」

 

チノ「そうだったんですか・・・」

 

楽兎「サキさんはずっとはっちゃけっていましたら、恥ずかしがり屋だったなんて凄く意外です・・・」

 

タカヒロ「うん。でもね、歌い出すと楽しくなって来るって言ってた。」

 

チノ「?」

 

タカヒロ「自分の歌に喜んでくれる人が居る。それが嬉しいってな。喜んでくれる人は、楽兎君もそうだよね?」

 

楽兎「えぇ。サキさんの歌を喜ぶ人は俺も含みます。サキさんの歌、感動したの今でも覚えていますよ。」

 

チノ「・・・・」

 

タカヒロがチノを優しく撫でる。

 

チノ(喜んでくれる人が居る・・・)

 

 

 

 

 

 

部屋で家族の思い出のアルバムを見る。中にはホームステイに来てくれた楽兎との思い出も。

 

楽兎「どれも懐かしいね。」

 

チノ「はい。」

 

楽兎「あ、これ俺と一緒に寝た時の写真だね。」

 

チノ「この頃の私、楽兎さんに凄く懐いてましたね。」

 

楽兎「そうだったね。本当の妹みたいで可愛かったよ。勿論、今でも可愛いよ。」

 

チノ「や、止めて下さいよ・・・」

 

そこにココアが来た。

 

ココア「お風呂湧いたよ〜!」

 

楽兎「ビックリしたぁ・・・」

 

チノ「コ、ココアさん・・・いきなり入って来ないで下さい・・・」

 

ココア「チノちゃん楽兎君、何見てるの?」

 

チノ「昔の写真です。」

 

楽兎「思い出のアルバム。」

 

ココア「これチノちゃん!?わぁ!今と変わらない!!」

 

チノ「全然違います!何年経ってると思ってるんですか!」

 

ココア「ねぇ楽兎君、小さい頃のチノちゃんってどんな子だったの?」

 

楽兎「そうだなぁ〜・・・ちょっと人見知りだけど、俺に凄く甘えてたよ。」

 

ココア「へぇ〜!」

 

チノ「楽兎さんも何言ってるんですか!」

 

楽兎「いやぁごめんごめん。でも昔からチノちゃんは変わらないね。」

 

ココア「うん!さっきの言葉は、今と変わらず可愛いって事だよ!」

 

チノ「え・・・?」

 

ココア「お?やっぱり今の方が可愛いかな?」

 

楽兎「でも昔も今も可愛いよな。」

 

チノ「な、何言ってるんですか・・・」

 

ココア「あれ?」

 

楽器を弾いてるタカヒロとリゼの父と、歌ってるサキの写真を発見。

 

ココア「これ、タカヒロさんとリゼちゃんのお父さん?」

 

チノ「そうです。」

 

ココア「この真ん中の人は?」

 

チノ「母です。」

 

ココア「えぇ〜!?チノちゃんが歌上手なのは、お母さん似なんだね!!」

 

チノ「上手かは分かりませんが・・・でも私・・・」

 

はっちゃけてるサキの写真。

 

チノ「ここまでアクティブじゃないです!」

 

ココア「弾けてるね!!」

 

楽兎「いやぁ〜、はっちゃけてますねぇ〜。あの頃が懐かしいですねぇ〜。」

 

 

 

 

 

 

2人で入浴。

 

ココア「ふぅ〜・・・気持ち良い〜・・・」

 

チノ「私、本当は断ろうと思ったんです・・・」

 

ココア「え!?」

 

チノ「でも、お父さんが時々お母さんの歌を聴いてたのを思い出して、お母さんの様に・・・ううん、そこまでじゃなくても・・・頑張れたら喜んでくれるかなって。」

 

 

 

 

バータイムでは楽兎も来ており、カフェラテを飲みながらタカヒロと一緒にサキの歌を聴いている。

 

 

 

 

ココア「チノちゃん・・・」

 

チノ「それと・・・」

 

ココア「それと?」

 

チノ「い、いえ。何でも無いです。」

 

ココア「よ〜し!お姉ちゃんからの応援歌だよ!」

 

チノ「応援歌?」

 

ココア「ご苦労様クロワッサン〜♪可憐に華麗なカレーパン♪」

 

チノ「その変な歌はご実家のテーマソングですか?」

 

ココア「ラビットハウスのテーマソングだよ!」

 

チノ「パンの事しか歌ってない!?」

 

ココア「さぁチノちゃんもご一緒に!」

 

 

 

 

 

 

バータイムでは。

 

タカヒロ「バゲット化けて出るよ♪」

 

ティッピー「誰が化けうさぎじゃ!!」

 

楽兎「お、化けうさぎが喋りましたね。」

 

ティッピー「楽兎!お前までわしを馬鹿にするのか!」

 

楽兎「どうだろうねぇ〜?」

 

 

 

 

 

 

夜明け前、楽兎とココアが家から出て何処かへ向かう。タカヒロは2人を見送った。チノはまだ部屋で寝ている。

 

 

 

 

 

 

甘兎庵。

 

シャロ「こんなんじゃ終わらないわよ?」

 

ココア「チノちゃんが中々寝なかったの。やっぱり緊張してるからかな?よし。どう?」

 

『チノちゃんお姉ちゃん”ってよんで♡』のオリジナルうちわの完成。

 

ココア「これでチノちゃんがお姉ちゃんって呼んでくれるかな?」

 

シャロ「何のアピールよ!?」

 

楽兎「合唱中に言えるか!」

 

千夜「こんなのはどうかしら?」

 

『冷やし抹茶はじめました 甘兎庵』の宣伝うちわ。

 

楽兎「自分の店の宣伝うちわ!?」

 

シャロ「チノちゃんの応援グッズ作るんじゃなかったの!?」

 

千夜「冷やし焙じ茶の方が良かったかしら?」

 

楽兎・シャロ「そう言う問題じゃない!!」

 

ココア「千夜ちゃんにしてはメニュー名が普通過ぎるって事だよ。」

 

シャロ「そう言う問題でもない!!」

 

みくる「でも千夜ちゃんらしい!」

 

楽兎「お前まで千夜を味方にする気か!?」

 

千夜「逆に羊羹を温かくして・・・」

 

シャロ「違ーーーーーう!!!!」

 

楽兎「はぁ・・・緑羽太の方は?」

 

緑羽太「おう!これだ!4K画質を装備し、録画時間が倍の最新ビデオカメラ!これでチノちゃんの本当の勇姿を収めるぜ!」

 

楽兎「マヤちゃんとメグちゃんの勇姿も撮れよな?」

 

緑羽太「任せとけって。チマメ隊や他のクラスの勇姿をこの手に!」

 

ココア「ん〜、やっぱり電飾点けた方が目立つかな?」

 

シャロ「迷惑でしょ!」

 

みくる「目立ったら逆効果だよ?」

 

ココア「チノちゃんに良い所見せたいの!」

 

シャロ「それ良い所じゃなくて、悪い所よ・・・」

 

みくる「良い所見せたいんだったら、ラビットハウスで頑張れば良いと思うよ?」

 

千夜「そうだ!お店のミラーボールを持って行ったらどうかしら!」

 

ココア「目立つね!」

 

シャロ「追い出されるわよ・・・」

 

楽兎「それ以前に持ち込み禁止だろ。」

 

ココア「あ!マラカス!テキーラ!ハラペーニョ!」

 

千夜「法螺貝もどうかしら!」

 

楽兎「口動かしてないで手を動かせ!!」

緑羽太「口動かしてないで手を動かせよ!!」

みくる「口動かしてないで手を動かして!!」

シャロ「口動かしてないで手を動かしなさい!!」

 

ココア・千夜「はーい!お母さん!お父さん!」

 

楽兎・緑羽太「誰がお父さんだ!!」

シャロ・みくる「誰がお母さんよ!!」

 

シャロ「ほらココアはお茶作って!千夜は法被縫って!私は鉢巻縫うわ!」

 

ココア・千夜「おぉー!」

 

 

 

 

 

 

夜明け。いよいよ音楽会。

 

 

 

 

中学校の音楽堂に保護者等のお客達が入る。

 

 

 

音楽堂の裏。

 

マヤ「いよいよだね!」

 

メグ「ココアちゃん達来てるのかな?あれ?チノちゃん緊張してる?」

 

チノ「え・・・?」

 

マヤ「体が少し震えてるよ?」

 

メグ「いざとなったら私がバレエでフォローするから!!」

 

チノ「私より緊張してませんか!?」

 

マヤ「こうやってチノの緊張を吸収してるから安心して!!」

 

チノ「2人の方が心配になってきました!!」

 

2人の方が緊張していた。

 

メグ「キンチョウキュウシュウ〜!!」

 

マヤ「あはは!今のメグの喋り方、宇宙人みたい!」

 

メグ「ワレワレハウチュウジンダ〜!!」

 

マヤ「あはは!ワタシモウチュウジンダ〜!!」

 

チノ「くすっ。」

 

マヤ「あ!チノやっと笑った!」

 

チノ「え?」

 

メグ「その調子でね!」

 

チノ「はい。ありがとうございます。」

 

アナウンス『お待たせしました。次は、3年生による合唱・木もれび青春譜です。』

 

 

 

 

ステージに3年生が立つ。

 

チノ「・・・・・」

 

やはりまだ緊張している。

 

マヤ「・・・」

 

メグ「・・・」

 

チノ「・・・・・」

 

ココア(チノちゃ〜ん!)

 

チノ「・・・!?」

 

観客席を見ると、ココア達が見えた。緑羽太がビデオカメラを回している。

 

ココア「チノちゃ〜ん!」

 

小声でチノを呼ぶ。

 

メグ「あれ?ココアちゃん達?」

 

マヤ「来てくれたんだ。」

 

チノ(来なくて良いって言ったのに・・・あんな衣装やうちわまで作って・・・全くもう。私の歌で、喜んでくれる人が居るのなら。)

 

緊張が解れたチノが、歌い出す。

 

 

 

 

『木もれび青春譜』

 

チノ『青葉揺らす風が 胸をくすぐる まだ知らない未来の 予感が吹き抜けてく♪』

 

3年生『澄み渡る空(見上げるたび) 光るメロディ(降りそそぐ) 希望乗せて 君のもとへと 陽ざし浴びて(キラキラ揺れて) 流るる運河(反射してる) ほら 笑顔が(笑顔が) 集まる場所で 木もれびの旋律 こころあずけて 慈しみ育む この絆♪』

 

 

 

 

来てくれたのは、タカヒロとリゼの父と恵美も。3人も法被を着て、鉢巻を巻いてる。

 

恵美「癒しの歌声ね。」

 

リゼの父「何で俺まで・・・」

 

タカヒロ「良く似合ってるぞ。」

 

リゼの父「何・・・?」

 

 

 

 

そして楽兎は、密かに涙を流してる。

 

楽兎(チノちゃん・・・)

 

彼の手には、サキの遺影を持っている。更にティッピーは感動して涙を流してる。

 

ティッピー「チノ〜〜〜・・・チノ〜〜〜〜〜!!!」

 

 

 

 

 

 

音楽会が終わって夕方。チノが家路を急いでる。

 

チノ(上手く歌えたかな・・・?皆来てくれて・・・緊張していても・・・楽しく歌ったってお母さんの気持ち・・・少し分かった気がする・・・!!)

 

 

 

 

ラビットハウスに着いた。

 

チノ「た、ただい・・・ま?」

 

入ると、また皆が飾り付けしていた。

 

ココア・リゼ・千夜・シャロ「お帰り〜!」

 

みくる「歌姫様〜!」

 

恵美「チノちゃんお疲れ様〜!」

 

チノ「またやってるーー!?」

 

ココア「チノちゃん・・・凄く良かったよ・・・」

 

リゼ「とっても誇らしかったぞ!勲章物だ!」

 

チノ「飾り付けは止めてって・・・」

 

すると合唱で歌った歌が聞こえた。

 

チノ「こ、この歌・・・」

 

千夜「チノちゃんの歌、録音したのよ!」

 

チノ「録音!?」

 

緑羽太「おまけに録画完備!」

 

チノ「録画まで!?」

 

シャロ「何回聴いて心に来るわぁ〜。」

 

恵美「あの歌、本当に感動したわぁ〜!」

 

ココア「そうだ!レコード作ろう!お客さんにも配るよ!」

 

チノ「レコード・・・!」

 

リゼ「それ面白いかもな!歌姫の喫茶店って感じで!」

 

千夜「甘兎庵でも流すわ!そうだ、グッズ展開しても良いかも!シャロちゃんも協力してね?」

 

シャロ「しょうがないわね!妥協しないわよ!」

 

みくる「私も手伝う!」

 

緑羽太「収録なら俺に任せろ!」

 

ココア「ティッピーもそれで良いよね?」

 

ティッピー「うぅ・・・うぅぅ・・・」

 

恵美「賛同してるみたいね。」

 

ココア「楽しみだね!チノちゃん!」

 

チノ「本当に・・・・・・・」

 

ココア・リゼ・千夜・シャロ・緑羽太・みくる「ん?」

 

チノ「本当にしょうがないお姉ちゃん達です!!!!!!!!」

 

ココア・リゼ・千夜・シャロ・緑羽太・みくる・恵美「嘗てない大声!!!!!」

 

 

 

 

一方タカヒロは、部屋でコーヒーを飲みながら亡き妻サキのレコードを聴いてる。楽兎もコーヒーを飲みながら聴いてる。

 

楽兎「本当、何回聴いても良いですね・・・サキさんの歌・・・」

 

タカヒロ「あぁ。」

 

楽兎「・・・・・」

 

タカヒロ「楽兎君、チノの歌に感動しているね。」

 

楽兎「ええ・・・サキさんに見せてあげたかったです・・・チノちゃんの歌・・・」

 

今も涙を流してる楽兎だった。

 

 

 

 

 

 

数年前、楽兎とチノはサキの歌に感動してる。

 

サキ「さぁ!チノもご一緒に!せーのっ!」

 

チノ「・・・っ!」

 

 

 

 

 

 

夢の中の真っ白な空間。

 

楽兎『ここって事は、サキさんが来たんだな?サキさん!サキさーん!・・・あれ?』

 

返事が来ない。

 

楽兎『居ないのか?』

 

すると後ろから。

 

サキ『ばぁっ!!』

 

楽兎『おわっちょ!?』

 

後ろからサキに脅かされて飛び跳ねた。

 

サキ『うふふっ、久し振りね楽兎君!』

 

楽兎『サキさん・・・いきなり驚かさないで下さいよ・・・心臓バクバクしてます・・・』

 

サキ『ごめんなさいね。次来た時はビックリさせてあげようかなぁ〜って。』

 

楽兎『全く・・・天国でも相変わらずはっちゃけてますね・・・』

 

サキ『私、チノの合唱観れて感動したわ。』

 

楽兎『観れた?あ、もしかして俺が持ってた遺影から?』

 

サキ『えぇ。凄く感動したわ。そして楽兎君、チノの歌を聴いて泣いてたでしょ?』

 

楽兎『バ、バレてる・・・そ、そうですね。チノちゃんの歌と、何よりチノちゃんが彼処まで成長したって思うと涙が・・・』

 

サキ『楽兎君のその言葉、分かるわぁ〜。』

 

楽兎『それとサキさんって、恥ずかしがり屋だったんですね?』

 

サキ『え!?ど、何処でそれを・・・?』

 

楽兎『タカヒロさんから聞きました。チノちゃんもその話を聞きました。』

 

サキ『嘘、主人が・・・?もぉ・・・チノと楽兎君に言わないで言ったのにぃ・・・』

 

赤面して恥ずかしがる。

 

楽兎(可愛い・・・)

 

サキ『で、でも2人だけなら大丈夫だね。他の皆には内緒だよ?』

 

楽兎『分かってますよ。サキさん、これからもチノちゃんの成長を見守って行きます!チノちゃんの従兄として!』

 

サキ『うん!チノを宜しくね!』

 

 

 

 

 

 

数日後の公園。

 

チノ「音楽会、本当に不安だったんですよ。」

 

楽兎「うん。俺もそれ、良く分かるよ。」

 

チノ「でも、全力で歌を楽しんでるココアさん達を見て、やるなら私も全力で楽しもうかなって。」

 

ティッピー「賑やかなのも、偶には役に立つな。でもその言葉、わしに言っても仕方無いぞ?」

 

チノ「そうですね。楽兎さん。」

 

楽兎「うんうん。そうだねチノちゃん。」

 

チノ「帰ったらちゃんと伝えます。」

 

楽兎「ん?チノちゃん、見て。」

 

チノ「?」

 

花畑の花を見た。それは、小さい頃に遊んだ花だった。

 

チノ(お母さん、私は今、素敵な人達と一緒です。だから・・・)

 

すると風が吹き、花びらが舞った。

 

楽兎(サキさん、お元気ですか?チノちゃんはまた一歩成長しました。俺はチノちゃんの歌を喜び、涙を流しました。その事はまだ皆には内緒です。これからもチノちゃんの従兄として、チノちゃんの成長を見守って行きます。)

 

『END』




         キャスト

      綾部楽兎:斎藤壮馬

        チノ:水瀬いのり

       ココア:佐倉綾音
        リゼ:種田梨沙
        千夜:佐藤聡美
       シャロ:内田真礼
        マヤ:徳井青空
        メグ:村川梨衣
     茶度緑羽太:相葉裕樹
     鴨田みくる:三森すずこ
青山ブルーマウンテン:早見沙織
     ティッピー:清川元夢
      タカヒロ:速水奨
        サキ:水樹奈々
      綾部恵美:桑島法子
      リゼの父:東地宏樹
     千夜の祖母:一城みゆ希

       子供達:石橋桃
           七瀬彩夏

第3期へ続く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タカヒロ「いらっしゃいませ。Daydream Cafeへようこそ。」

楽兎「ごゆっくり、お楽しみ下さい。」



『Daydream Cafe』歌:チノ、楽兎、タカヒロ

チノ・楽兎・タカヒロこころぴょんぴょん待ち? 考えるふりして もうちょっと近づいちゃえ 簡単には教えないっ こんなに好きなことは内緒なの♪」

タカヒロ「ふわふわどきどき内緒ですよ♪」

楽兎・チノ「はじめがかんじん つーんだつーんだ♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「ふわふわどきどき内緒だって いたずら笑顔でぴょんぴょん♪」



タカヒロ「扉開けたとたん 見知らぬ世界ヘと♪」

チノ「そんなのないよ ありえない♪」

楽兎「それがありえるかも ミルク色の異次元♪」

チノ「コーヒーカップ 覗いたら♪」

タカヒロ「私が 私を 見つめてました♪」

チノ「なんで?♪」
楽兎「なんで?♪」

チノ「ふたりいる?」
楽兎「うそ!♪」

タカヒロ「困りますね♪」
楽兎「きっと♪」

タカヒロ「おんなじ趣味♪」
楽兎「だから♪」

チノ「誰を♪」
楽兎「見つめるの?君でしょ!♪」

チノ「君だけ見てるよ♪」

タカヒロ「これは夢♪」
チノ「カップの夢♪」
楽兎「飲みほして♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「おしまい?♪」



チノ・楽兎・タカヒロ「いつもぴょんぴょん可能! 楽しさ求めて もうちょっとはじけちゃえ (ぴょんぴょんと) 一緒なら素敵だーい! 君に言わせたいから♪」

チノ「言いなさいっ♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「こころぴょんぴょん待ち? 考えるふりして もうちょっと近づいちゃえ (ぴょんぴょんと)簡単には教えないっ♪」

楽兎「こんなに好きなことは♪」
チノ「好きだってことは…わわわ!♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「内緒なの♪」

タカヒロ「ふわふわどきどき内緒ですよ♪」

楽兎・チノ「はじめがかんじん つーんだつーんだ♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「ふわふわどきどき内緒だって いたずら笑顔でぴょんぴょん♪」



チノ「日常のなかにも 不思議の交差点♪」

楽兎「それならあるね ありえるん♪」

チノ「ありえない角度に 切り分けたケーキが♪」

タカヒロ「さすらいウサギ 呼んじゃったよ♪」

チノ「私も♪」
タカヒロ「私と♪」

チノ・タカヒロ「驚きました♪」

楽兎「なんで? なんで? しゃべるウサ?♪」
チノ「まじ!♪」

楽兎「困りました♪」
タカヒロ「熱い♪」

楽兎「お茶を飲んで♪」
タカヒロ「そうだ♪」

チノ「ついに♪」
楽兎「見つけたよ君への♪」

チノ「君との運命♪」
楽兎「いいよね夢♪」
チノ「恋の夢♪」
タカヒロ「初めての♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「ときめき?♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「胸がらんらん歌う! スキップしながら はにかんで誘ってよ(らんらんと)一緒なら無敵だーい!本音かくせなくなる♪」

タカヒロ「本音だっ♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「あしたらんらん希望?今すぐがいいな はにかんで誘ってよ (らんらんと)一瞬だけ耳もと♪ほんとは好きなんだと(好きなんだつまり…ななな!)囁く♪」



チノ・楽兎・タカヒロ「これは夢 カップの夢 飲みほしておねがい!♪」

タカヒロ「いつもぴょんぴょん可能! 楽しさ求めて もうちょっとはじけちゃえ♪」
楽兎「ぴょんぴょんと♪」

チノ「一緒なら素敵だーい! 君に言わせたいから♪」
楽兎「言いなさいっ♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「こころぴょんぴょん待ち? 考えるふりして もうちょっと近づいちゃえ (ぴょんぴょんと) 簡単には教えないっ こんなに好きなことは (いいよね夢 恋の夢 好きなんだつまり…ななな!)内緒なの♪」

チノ・楽兎・タカヒロ「ふわふわどきどき内緒ですよ はじめがかんじん つーんだつーんだ ふわふわどきどき内緒だって いたずら笑顔で ぴょんぴょん♪」

『END』

どの組み合わせが好き?みくる編

  • みくる×ココア
  • みくる×チノ
  • みくる×リゼ
  • みくる×千夜
  • みくる×シャロ
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