ご注文は従兄ですか???   作:naogran

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ある日の高校。文化祭の喫茶店の準備をしている。

あんず「ん〜・・・この設計図の配置じゃ風水的に良くないわね・・・」

千夜「そうなの!?」

あんず「気の流れはこっちから来ているから、遮らない方が良いわ。」

今はクラスメートのあんずが、風水を使って配置を決めている。

千夜「難しいのね・・・」

あんず「大丈夫!修正は私に任せて!」

千夜「でも・・・」

カノ「私の居候先が大工さんだから、大工道具は任せろ〜。」

レイ「千夜は1人で色々抱え込み過ぎ。」

千夜「皆・・・」

ココア「遠慮せずに仕事を投げ付けるのも社長だよ?」

協力してくれるクラスメート達に、千夜が笑顔になった。

千夜「素晴らしい社員達に恵まれて幸せ!」

レイ「何時社員になった!?」

そこに、クラスメートのミキとカリンが走って戻って来た。

ミキ「社長!!あのブドウジュースの店とC組が組むらしいって!!」

全員「え!?」

レイ「ええ!?彼処のジュース狙ってたのに!!」

カリン「他のクラスも人気店と協力してるって!」

なっちゃん「このままじゃボツ個性の店になっちゃう!」

千夜「それなら、内装の個性で勝負ね。」

ココア「ああ!お嬢様学校から備品とか借りるのはどうかな!」

レイ「ナイスココア!」

カノ「よし!クラス代表として委員長!行って来てくれ!」

だが委員長は固まってしまっている。

委員長「あの高校第一志望だったんだよねぇ・・・」

カノ「委員長?」

千夜「では、社長と副社長が行くわ!」

ココア「副社長?」

なっちゃん「待って!!あの学校は油断した瞬間、ごきげんよう症候群になるって聞いた事が!!」

千夜「絡まれたらメンチ切るわ!」

ココア「キルゥよ?」

レイ「無理すんな。」

千夜「委員長の仇、取って来るわ〜!」

委員長「ウチの高校の実力見せてやれー!」

あんず「借りに行くんじゃ・・・?」

ココア・千夜「うおおおおーーーーー!!」






そして今に至る。

ココア「と言う訳で、リゼちゃんとシャロちゃんの高校に来たの。」

楽兎「備品を借りる為に来るとか、結構根性あるな。」

チノ「これ、全部借りたんですか?」

千夜「そう!勝ち取って得た戦利品よ?」

ココア「胸を張ってクラスに凱旋出来るね!」

千夜「社員達もきっと喜ぶわ〜。」

緑羽太「社員達?」

チノ「賑やかそうなクラスですね。」

みくる「でも、何で彼処の制服を着たままなの?」

ココア「皆に見せたくて!」

千夜「社員達もきっと驚くわ〜。」

チノ「え?もしかして今から戻るんですか?」

ココア「文化祭の準備をしなくちゃならないからね。」

チノ「は、はい。頑張って下さい。」

楽兎「文化祭、楽しみにしてるからな〜。」

ココア・千夜「ごきげんよう〜。」

チノ「ご、ごきげんよう・・・です・・・」

楽兎「ごきげんよう症候群に感染したな。」


28羽「あったかもしれない日常」

夕方。ココア達の高校。

 

あんず「ココアと千夜遅い・・・」

 

カノ「もしややられてしまったのでは・・・?」

 

レイ「あの2人に限って・・・」

 

するとドアがバタンと開いた。

 

ココア「皆!」

 

千夜「待たせたわね!」

 

全員「!」

 

カノ「戻って来た!」

 

ココア・千夜「ごきげんよう〜。」

 

カノ「洗脳されてるー!?」

 

ココア「お嬢様学校の被服部の皆と仲良くなって着せて貰ったの。」

 

カリン「備品は?」

 

ココア「バッチリ!色んな部活の勝負に勝って集めて来たよ!」

 

ミキ「勝負?」

 

ココア「めくるめく大冒険だったよぉ〜!」

 

 

 

 

吹き矢部、新体操部、けん玉部等の勝負に勝ったのだ。

 

 

 

 

あんず「そこまでしてクラスの為に・・・」

 

カノ「そこ感動する所かー?」

 

ココア「まずは、吹き矢部から勝ち取ったお面!!」

 

よく分かんないお面。

 

全員「おぉー!」

 

なっちゃん「よく分かんないけど凄ーい!」

 

千夜「校長先生にも勝って、オブジェも借りちゃった!」

 

黄金のうさぎのオブジェ。

 

全員「きゃぁー!」

 

なっちゃん「間違い無く一眼惹きそう!」

 

ミキ「これがお嬢様の恩恵・・・」

 

委員長「うん・・・」

 

カノ「あやかれー!」

 

全員「ははー!」

 

あんず「これ・・・飾るの・・・!?」

 

吹き矢部のお面から不吉のオーラが。

 

 

 

 

早速準備に入った。

 

ココア「リゼちゃんとシャロちゃん、びっくりしてくれるかな?」

 

あんず「お嬢様学校の子だっけ?」

 

ココア「うん!大切な友達!」

 

レイ「どんな子なの?」

 

ココア「えっと・・・リゼちゃんは銃を持ってて、得意技はCQCだよ!」

 

全員「!?」

 

カノ「やばくね・・・?」

 

千夜「シャロちゃんは、カフェインを飲むを手が付けられなくなっちゃうの。」

 

カノ「やばいのが来るぞ・・・!」

 

委員長「丁寧なお持て成しをしなくては・・・殺られてしまうかも知れん・・・!」

 

完全に誤解してしまった。

 

 

 

 

メニューのシチューを調理。

 

委員長「千夜ー!メニューの味の確認をお願いしたいんだけど。」

 

千夜「はーい!」

 

シチューを味見してみる。

 

千夜「もうちょっと濃厚の方が良いかも。」

 

委員長「ふむふむ・・・よし、濃厚だな?」

 

カノ「実行委員長の千夜が、クラス委員長より委員長してる。」

 

レイ「うん。頼もしくて安心するよね。」

 

ココア「でしょー!私の自慢の親友なんだから!」

 

カノ「そうだなぁ〜。千夜って、ココアと一緒だとポンコツになるのか・・・」

 

ココア「え!?どう言う意味!?」

 

カノ「冗談。」

 

千夜「い、今・・・私が社長みたいって聞こえた気が・・・」

 

レイ「言ってないない。どっちかって言うと、クラスの番長?」

 

千夜「番長!素敵〜!」

 

カノ「それで良いのか・・・?」

 

千夜「ココアちゃんのポジションは?」

 

レイ「そうだなぁ・・・」

 

ココア「ワクワクワクワク!」

 

レイ「クラスの妹!」

 

2人でココアを撫でる。

 

ココア「もー!私にだってチノちゃんって言う妹が居るんだからね!!!もーーー!!」

 

 

 

 

その後、ココアと千夜が廊下を歩く。

 

千夜「さっきのココアちゃん可愛かったわ。」

 

ココア「千夜ちゃんだってさっきの不安吹き飛んでる。」

 

千夜「?」

 

ココア「これなら甘兎庵社長として、立派に頑張れるよ!」

 

千夜「・・・ココアちゃんだって頼もしいわよ?だって、楽しいのはココアちゃんが居てくれるからだよ!ココアちゃん!」

 

ココア「千夜ちゃん!」

 

手を繋いだ。

 

ココア・千夜「えへへ〜。」

 

ココア「よぉーし!残りの準備も頑張ろう!」

 

千夜「うん!」

 

ココア・千夜「おーーー!」

 

 

 

 

 

 

ある日のラビットハウス。

 

ココア「いよいよ明日だね!」

 

千夜「えぇ!準備は万端!クラスが1つになったって感じがしたわ!」

 

楽兎「明日はいよいよ文化祭。」

 

緑羽太「今日紅音が来る予定だ。」

 

みくる「どんな文化祭かなぁ〜?楽しみ!」

 

シャロ「むぅー。」

 

リゼ「楽しそうだな・・・」

 

対照的にこの2人はムッとなってしまっている。

 

ココア「どうして頬っぺ膨らませてるの?」

 

リゼ「え!?そんな顔してたか!?」

 

千夜「シャロちゃんも、前から様子が変よ?」

 

シャロ「べ、別に可笑しくなんか!!」

 

チノ「青山さん、解析をお願いします。」

 

楽兎「うわ青山さん!?」

 

みくる「来てたんですね!?」

 

青山「お2人の学校生活の別の顔に、寂しさと嫉妬してますね。」

 

リゼ・シャロ「嘘ーーー!?」

 

ココア「うへへへへ〜。」

 

リゼ「な、何だよ・・・!」

 

1枚の封筒をリゼに差し出した。

 

ココア「これ!文化祭の招待状!」

 

リゼ「た、楽しみにしてる・・・」

 

千夜「私達ね、シャロちゃん達にも楽しんで貰いたいから頑張ってたのよ?」

 

招待状をシャロにも。

 

シャロ「あ、ありがとう・・・」

 

ココア「勿論楽兎君達にも!」

 

楽兎「ありがとな!」

 

緑羽太「これで文化祭の思い出が撮れそうだ!」

 

みくる「楽しみ〜!」

 

ココア「そして・・・チノちゃん!」

 

チノ「・・・ありがとうございます!」

 

ココア「期待しててね!」

 

ジョッキを持って千夜と乾杯。

 

千夜「私達の!」

 

ココア「ビヤホール!」

 

チノ・リゼ・シャロ「え!?」

 

楽兎・緑羽太・みくる「ビヤホール!?」

 

???「何か物凄く熱くなってるね・・・」

 

緑羽太「あ!紅音!!」

 

ラビットハウスに緑羽太の妹の紅音が来店した。

 

紅音「皆さん、お久し振りです。」

 

ココア「紅音ちゃん!いらっしゃいませ!」

 

紅音「それで、ビヤホールって聞いたんだけど・・・まさか未成年飲酒でも犯させるつもりなの・・・!?」

 

楽兎「いや、違うと思ぞ?」

 

ココア「紅音ちゃん!これ、文化祭の招待状だよ!」

 

紅音「ありがとうココアちゃん!」

 

緑羽太「紅音、例の奴持って来たか?」

 

紅音「勿論!超高画質機能搭載の超最新カメラ!これでバズる事間違い無し!」

 

楽兎「動画をアップすんのか?」

 

 

 

 

 

 

翌日。遂に文化祭が開催。多くの生徒達や客達で賑わっている。

 

チノ「わぁ・・・!ここが・・・ココアさんの高校・・・!」

 

シャロ「へぇ〜。ウチの高校とは違うノリですね〜。」

 

リゼ「あぁ!盛り上がっているな!」

 

楽兎「何だか、青春時代を思い出すな。」

 

緑羽太「だな。」

 

みくる「ん〜!高校時代の頃が懐かしいねぇ〜!」

 

メグ「テントとお店でいっぱいだ〜!」

 

マヤ「行こう!」

 

チノ「あ!待って下さい!」

 

チマメ隊が走って行く。

 

リゼ「おーい!はしゃいでハメ外すなよー!」

 

シャロ「クスッ。先輩、皆さん、私達も行きましょ?」

 

 

 

 

多くのお店がいっぱいある。

 

リゼ「へぇ〜!本格的だなぁ〜!」

 

紅音「良いよ良いよ!どれもこれも良いよ!」

 

マヤ「見て見て!」

 

リゼ・シャロ「ん?」

 

楽兎「ん?」

 

メグ「泡のヒゲ〜。」

 

2人がビールを飲んでしまっている。

 

リゼ「おい未成年ーーーー!!!!」

 

緑羽太「何してんのーーー!!??」

 

マヤ「リンゴジュースだよ〜!」

 

リゼ「え!?あぁ、そうなのか・・・」

 

みくる「本当だ!リンゴの匂いだ!」

 

楽兎「ビックリしたぁ・・・」

 

シャロ「ビール風にしてあるのね。」

 

紅音「泡が凄いリンゴジュース!」

 

緑羽太「お2人共!こっち向いてー!」

 

メグ「あのお店で売ってたの!」

 

紅音「どれどれ〜?あ!あれってティッピー!?」

 

全員「ん?うわあっ!?」

 

 

 

 

ティッピー「フォッフォッフォッ。」

 

 

 

 

巨大なティッピーを被ったディアンドル姿の謎の人物がこっちへ向かって来てる。

 

緑羽太「な、何者だこの方は・・・!?バルタンみたいな笑い声してる・・・!」

 

楽兎「も、もしかして・・・ココアか・・・?」

 

その人物がチノの方に顔を向けた。

 

チノ「・・・・!!」

 

謎の人物「っ!〜〜〜〜〜。」

 

楽兎「おい、まさか・・・」

 

 

 

 

謎の人物「ヒゲチノちゃんだーーーーーーー!!!!!!」

 

楽兎「ギョエエエエーーーー!!!!!」

チノ「ウワアアアアーーーー!!!!!」

 

 

 

 

とんでもない声を荒げながら楽兎に引っ張られて逃げるチノを追う。

 

???「待って待ってチノちゃん!!私だよ!!ティッピー帽子作るって言ったでしょ!?」

 

チノ「っ!この声!」

 

楽兎「っと!」

 

止まってその人物を見る。ティッピーの被り物を外すと、ココアの顔が出て来た。

 

楽兎「ココアお前!!!」

 

チノ「ココアさん!!それは帽子じゃなくて被り物です!!」

 

ティッピー「化け物じゃ!」

 

楽兎(お前が言うか!!!)

 

 

 

 

ココア「皆をウチのクラスにご案内〜!」

 

シャロ「教室でビヤホールって聞いたけど。」

 

ココア「ラビットハウスのバータイムみたいな感じ☆」

 

 

 

 

校舎内。ココア達の教室の前に来た。兎のオブジェがあった。

 

シャロ「ヒィッ!」

 

みくる「大丈夫。私が付いてる。」

 

ココア「ここだよ〜!9名様、ご到着〜!」

 

 

 

 

 

 

入ると、内装が本格的なバータイムみたいになっていた。

 

 

 

 

 

 

チノ「う、ウチより凄い!!」

 

楽兎「タカヒロさんが見たら驚きそうだ・・・!」

 

千夜「いらっしゃいませ〜!オーナーの千夜です!」

 

マヤ・メグ「いらっしゃいましたー!」

 

みくる「いやぁ〜〜ん!!ディアンドル姿の千夜ちゃん可愛い〜〜〜!!!」

 

紅音「千夜さん!こっち向いて!」

 

シャロ「テーマはオクトーバーフェスト?」

 

千夜「そう!」

 

マヤ・メグ「オクトーバーフェスト?」

 

千夜「何ちゃってビール祭りを楽しみましょ?」

 

マヤ・メグ「おーー!」

 

千夜「早速常連になりたいって言う作家さんも居るのよ。」

 

青山「この文化祭の活気で、執筆活動が捗ります!」

 

楽兎「青山さんに凛さん!?」

 

シャロ「仕事しちゃってる!?」

 

千夜「編集者さんも応援に来たの。」

 

凛「明日が締め切りー!青山先生ファイトーーー!!!」

 

シャロ「修羅場の応援なんだけど!?」

 

リゼ「リンゴジュースで酔ってないか!?」

 

千夜「雰囲気で酔う人なのよね〜。」

 

緑羽太「俺達の周りは個性的な人ばかりだな・・・」

 

楽兎「それな。」

 

あんず「そこのあなた達!」

 

そこにあんずがタロットカードを持って現れた。

 

あんず「タロットで出たんだけど、ココアの下宿先のチノちゃんと楽兎さんね?」

 

楽兎「あ!何時もココアがお世話になっております!」

 

チノ「だ、ダメ姉がお世話になってます!!」

 

ココア「ファー!い、今の聞いた!?姉だってーー!!」

 

マヤ「ダメは良いの?」

 

メグ「良いみたい〜。」

 

リゼ「ん?」

 

 

 

 

委員長「良かった・・・思ってたより普通の人達だ・・・」

 

レイ「警戒態勢解除!」

 

カノとなっちゃんが顔を出した。

 

 

 

 

シャロ「何でしょう?」

 

リゼ「あ!よく分からないが!敵の素性が曖昧なまま警戒を解くんじゃない!!」

 

委員長・レイ・カノ「イ、イエッサー!!」

 

なっちゃん「サー!!」

 

チノ「早くも軍曹に!?」

 

楽兎「何か誤解してるみたいだな。」

 

 

 

 

席に座って待っていると。

 

カノ「お待たせ〜!」

 

9人分のリンゴジュースが来た。緑羽太と紅音がビデオカメラでリンゴジュースを撮ってる

 

緑羽太「これが噂のリンゴジュース!」

 

紅音「ビールみたいに泡が立ってるね!」

 

リゼ「凄いな!重くないのか?」

 

カノ「大工手伝ってるし。」

 

シャロ「きっと先輩も出来ますよ!」

 

レイ「リゼちゃんも強そうだね!カノと腕相撲勝負どう?」

 

リゼ・カノ「ん?」

 

 

 

 

何故か腕相撲勝負する事に。

 

レイ「それじゃあ準備は良いかな?」

 

リゼ「何時でもOKだ!」

 

カノ「負けないよ!」

 

リゼ「あぁ!」

 

緑羽太「今回のリゼ選手の対戦相手はココアちゃんのクラスメートのカノ選手!さぁ今宵に始まった腕相撲大会の勝利はどちらに舞い降りて来るのか!!」

 

楽兎「実況始まった。」

 

レイ「レディー・・・ゴー!!」

 

 

 

 

そして、勝利の栄光を手にしたのは・・・

 

リゼ「勝ったーーーー!!!」

 

緑羽太「リゼ選手の勝利ーーー!!それでは皆さん、またお会いしましょう。」

 

リゼ「・・・」

 

負けたカノに手を伸ばす。

 

カノ「・・・フッ。」

 

友情の絆が芽生えた。

 

マヤ「リゼー!シャロー!衣装体験出来るってー!」

 

みくる「ディアンドル可愛いねー!」

 

紅音「お兄ちゃん見て見てー!」

 

チマメ隊、みくる、紅音がディアンドル姿で登場。

 

シャロ「先輩!着てみませんか!?」

 

リゼ「わ、私はいい・・・」

 

楽兎「リゼ、甘えてみたらどうだ?」

 

リゼ「いや、私は流石に・・・」

 

 

 

 

試着してみる。

 

リゼ・シャロ「おぉー!」

 

楽兎「ワオ!メガマブシー!」

 

緑羽太「良いよ良いよ!ディアンドルの天使達降臨!!」

 

カノ「よし!そのまま働いても違和感無いな!」

 

リゼ・シャロ「え!?」

 

レイ「部活の出し物と時間被っちゃって!すぐ戻るから!」

 

そのまま行ってしまった。

 

リゼ・シャロ「身代わり!?」

 

楽兎「まさかの生贄フラグ!?」

 

緑羽太「これどう言う事だ!?」

 

千夜「ちょっとしたスケジュールミスで・・・」

 

ココア「うん・・・ウチのクラス流ジョークだよ・・・」

 

楽兎「お前等かよ!」

 

リゼ「顔が青いぞ・・・」

 

シャロ「凄く震えてるし・・・」

 

仕方無く働く事に。

 

シャロ「ほら!注文取って来るから!」

 

リゼ「想定内の事態だ!」

 

ココア「2人共・・・!!」

 

千夜「頼もしい・・・!!」

 

マヤ「チマメ隊も出動するよ!」

 

メグ「プレッツェル美味しい〜♡」

 

リゼ「食べるか手伝うかどっちかにしろーー!!」

 

青山「ずっと座ってたら鈍ってしまうので。」

 

凛「酔いも覚めてきました。」

 

楽兎「誰が客で誰が店員なんだここは!?」

 

委員長「外回りって誰が行ってる?」

 

ココア「ああ!!忘れてた!!あ、あれ!?ティッピーの被り物何処に・・・?」

 

メグ「彼処ー。」

 

ココア「ん?」

 

 

 

 

なんとチノがティッピーを被っていた。

 

 

 

 

ココア「ティッピーオンティッピー!?」

 

楽兎「あの子もしかして!?」

 

マヤ「悪戯でチノに被せたら人気者になっちゃった〜!」

 

楽兎「マジか!流石チノちゃん!」

 

ココア「ガクッ!私の時は皆逃げたのに・・・」

 

楽兎「多分、お前自覚なさそうだな。」

 

女の子「ばいばーい!」

 

マヤ「このまま宣伝して来ても良い?」

 

千夜「でも、そこまでさせる訳には・・・」

 

チノ「いえ。皆さんがお店を盛り上げたい気持ち、凄く分かります!」

 

ティッピー「チノ・・・!」

 

チノ「だから・・・やらせて下さい!本物の喫茶店の孫娘として!」

 

ココア・リゼ・千夜・シャロ「チノさん!!!」

 

楽兎・緑羽太・みくる「頼もしい!!!」

 

 

 

 

皆で店を手伝う事に。

 

シャロ「すみませーん!向こうのテーブルの注文お願いしまーす!」

 

青山「お待たせしましたー。泡の不思議なジュースです。」

 

凛「ジュース2個追加でーす!」

 

リゼ「ご注文のジュース8つお持ちしましたー!」

 

端のテーブル席に楽兎と緑羽太が座っている。

 

楽兎「文化祭に来たはずなのに、皆張り切っちゃってるな。」

 

緑羽太「これはこれで楽しそうだな。」

 

みくる「お陰で大繁盛してるみたいだし。」

 

紅音「私、ここ好きかも!」

 

リンゴジュースを持って来た。

 

楽兎「このリンゴジュース、癖になるな。」

 

緑羽太「お嬢ちゃ〜ん!おかわり〜!」

 

そこにクラスメート達が戻って来た。

 

なっちゃん「オールスタッフ交代!!」

 

あんず「後は任せて!」

 

千夜「ありがとう。もう大丈夫よ。」

 

ココア「はーい!早速チノちゃんと合流して・・・」

 

委員長「ちょっと待ったーー!!手伝ってくれたお礼に、ここの制服で出歩いてみない?」

 

リゼ「ええ!?」

 

シャロ「そんな!悪いわ!!」

 

みくる「え!?良いの!?」

 

紅音「わぁ〜!」

 

委員長「代わりに!今度そちらのお嬢様高校の制服着させて欲しい!!」

 

ミキ「それが目的か委員長!」

 

 

 

 

 

 

その頃チマメ隊は外回りをしている。

 

女子生徒「可愛いー!1枚写真良いですか?」

 

チノ「どうぞ。そして、ラビットハウスも宜しくです!」

 

メグ「何時もより積極的だよ?」

 

マヤ「顔を隠すと恥ずかしくないって奴か〜。それとも、この学校の空気が合ってるのかな?」

 

メグ「こっちの学校も楽しいもんね〜。」

 

 

 

 

そしてリゼとシャロとみくると紅音が、この高校の制服を着て出て来た。

 

シャロ「千夜達、素敵な友達を持っててちょっと安心しました。」

 

リゼ「そうだな。」

 

みくる「可愛いよこの制服!」

 

紅音「私も・・・この高校に入れば良かったかも・・・」

 

楽兎「似合ってるぜ皆。」

 

緑羽太「こっち見てー!」

 

カメラで制服姿の4人を撮影した。

 

ココア「リゼちゃん!シャロちゃん!」

 

リゼ・シャロ「ん?」

 

ココア「みくるちゃん!紅音ちゃん!」

 

みくる・紅音「何?」

 

ココア「楽兎君!緑羽太君!」

 

楽兎・緑羽太「おう。」

 

ココア「じゃあ、まず最初に何処から回ろうか?」

 

千夜「他のクラスの出し物、偵察して良いかしら?」

 

 

 

 

まず最初は演劇部の出し物。怪盗ラパンの舞台。

 

 

 

 

お団子とお茶を堪能。

 

 

 

 

軽音部のライブ。

 

 

 

 

これらを回り終えて、ベンチでソフトクリームを食べる。

 

ココア「美味しい〜♡」

 

千夜「幸せ〜♡」

 

楽兎「いやぁ〜、色々面白かったな。」

 

緑羽太「お陰でメモリーが満杯になりそうだ。」

 

みくる「紅音ちゃん、どうだった?」

 

紅音「凄く楽しい!ウチの高校の文化祭と同じように楽しい!」

 

シャロ「満喫してるわね。」

 

リゼ「偵察はどうした?」

 

シャロ「私達が2人のクラスメートだったら大変そうですね・・・」

 

リゼ「クラスメートかぁ・・・私は1つ年上だけど・・・」

 

シャロ「でも、誕生日が1ヶ月と少し遅かったら、リゼ先輩と同級生ですし。変わらないですよ!」

 

紅音「私も。誕生日が遅かったら皆と同級生で楽しそうだったかもね。」

 

リゼ「そうか・・・変わらないかぁ。変わらないのに先輩呼びか〜。」

 

シャロ「あっ!リ・・・リゼ・・・さん・・・」

 

リゼ「あはははは!」

 

シャロ「も・・・もっとフレンドリーに・・・リ・・・ゼ・・・ちゃん・・・?」

 

リゼ「ん〜?」

 

シャロ「ま、まさか呼び捨て!?リ・・・リ・・・リ・・・」

 

考え過ぎてパンク寸前。

 

リゼ「無理するな!!」

 

紅音「シャロちゃーーーん!!」

 

 

 

 

 

 

チマメ隊は、ジュースを飲んで休憩している。

 

マヤ「高校生組と大人組発見!」

 

遠くに高校生組と大人組が歩いているのを発見。高校生組は何だか楽しそうにはしゃいでいる。

 

チノ「・・・」

 

メグ「他の人達と馴染んでて分からなかったよ〜。」

 

写真部部員「写真部でーす!思い出綺麗に印刷しまーす!」

 

チノ「?」

 

マヤ「チノ?」

 

チノ「・・・・」

 

ティッピーの被り物を被って、写真部の生徒に寄る。

 

チノ「ちょっと良いですか?」

 

写真部部員「あ!はーい!はっ!!」

 

 

 

 

 

 

夕方。文化祭が終わった。

 

メグ「チノちゃん、ティッピー被ったら積極的だったね〜。」

 

チノ「ビールで酔ってたんです!」

 

マヤ「あはは!あれジュースじゃ〜ん!」

 

するとチノが立ち止まった。

 

マヤ「チノ?」

 

メグ「どうしたの?」

 

チノ「・・・文化祭の雰囲気、とても気に入りました。色んな人が居て、ワクワクして、きっと楽しく過ごせるだろうって。」

 

そう思っているチノに、マヤとメグがチノに抱き付いた。

 

マヤ「ココアと一緒が良いのか〜!」

 

メグ「そんなにココアが好きか〜!なんてね〜。」

 

マヤ「でも、チノ1人で大丈夫?」

 

チノ「だ、大丈夫です!」

 

メグ「本当〜?」

 

チノ「子供じゃないんですから!・・・私、決めました!」

 

 

 

 

 

 

そしてリゼとシャロは。

 

シャロ「楽しかったですね!リゼ先輩!」

 

リゼ「ココアと千夜も本当楽しそうで良かった!あ、そう言えば・・・」

 

ポケットから1枚の封筒を出した。これはチノから貰った物だった。

 

リゼ「チノ、何くれたんだ?」

 

封筒の中に入っていたのは・・・

 

リゼ・シャロ「あっ!」

 

 

 

 

そして楽兎と緑羽太とみくると紅音は。

 

楽兎「楽しかったなぁ〜!」

 

緑羽太「思い出いっぱい撮れたし、これを部屋に飾らないとな。」

 

みくる「ねぇ、来年も皆で一緒に行こうよ!」

 

紅音「うん!お兄ちゃん、また誘ってね?」

 

緑羽太「おう!勿論!」

 

楽兎「そうだ、チノちゃんから貰ったこの封筒。」

 

緑羽太「何が入ってるかな〜?」

 

みくる「ワクワク♪」

 

紅音「どれどれ〜?」

 

封筒を開けると。

 

楽兎・緑羽太「お!」

 

みくる・紅音「わぁ!」

 

 

 

 

 

 

高校。ココアと千夜が文化祭の後片付けをしている。

 

ココア「夢みたいな時間だったねぇ〜。」

 

千夜「まだフワフワしてるわ・・・」

 

ココア「そうだ!チノちゃんから貰った今日の記念!」

 

チノから貰った封筒。

 

千夜「開けてみましょ?」

 

封筒を開けると。

 

千夜「あ!」

 

ココア「あ!」

 

 

 

 

リゼ・シャロ「フフッ♪」

 

 

 

 

楽兎・緑羽太「良いな。」

 

みくる・紅音「良いね。」

 

 

 

 

千夜「顔が緩んでるわ。」

 

ココア「私達、同じ学校だったらこんな感じだったかな?」

 

あんず「おーい!実行委員長!副委員長ー!」

 

カノ「打ち上げ始めちゃうぞー!」

 

千夜「はーい!」

 

ココア「すぐ掃除道具片付けて来るー!」

 

封筒を置いて、箒を片付けに行く。チノから貰ったのは・・・

 

 

 

 

 

 

文化祭を楽しんでいるココア達と楽兎達の素敵な写真だった。

 

 

 

 

 

 

夜。ココアの部屋。

 

チノ「ココアさん、参考書貸して下さい・・・」

 

部屋にココアは居なかった。

 

チノ「あ!」

 

ココアの制服があった。

 

チノ「似合うかな・・・?」

 

制服を持って、電気を点けて鏡を見る。

 

チノ「カーディガンは何色にしよう?」

 

戻って来たココアが興奮した。

 

ココア「ふぁ〜〜〜〜〜!チノちゃーーん!ギューーー!!」

 

チノ「うあっ!ちょっ!痛いです!!離れて下さい!!ココアさーーん!!」

 

ココア「もう離さないよーーー!!」

 

楽兎「何だ何だ?何の騒ぎ?」

 

そこに楽兎が来た。

 

チノ「ら、楽兎さーーん!!助けて下さい!!」

 

楽兎「よく分からんが、任せろ〜。」

 

『END』




         キャスト

      綾部楽兎:斎藤壮馬

       ココア:佐倉綾音
        チノ:水瀬いのり
        リゼ:種田梨沙
        千夜:佐藤聡美
       シャロ:内田真礼
        マヤ:徳井青空
        メグ:村川梨衣
     茶度緑羽太:相葉裕樹
     鴨田みくる:三森すずこ
      茶度紅音:稗田寧々
       真手凛:木村珠莉
     ティッピー:清川元夢
      タカヒロ:速水奨

       委員長:日笠陽子
        レイ:田澤茉純
        カノ:嶺内ともみ
       あんず:桑原由気
     なっちゃん:貫井柚佳
        ミキ:伊藤彩沙
       カリン:白城なお

ティッピー「ぶははー!それどうしたんじゃ!?」

タカヒロ「ココア君から文化祭の土産だ。」

ティッピー「実は私も被りたかったんじゃが!」

タカヒロ「デカくなるだけじゃないか。」

次回「彼女は熱き旋風 彼女は気ままなそよ風」

楽兎の妹投票

  • チノ
  • マヤ
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