ドラゴンボール超Z改GT~転生したら孫悟飯だった件~ 作:神爪 勇人
最悪だ。
それがこの世界に生まれた俺の心の第一声だった。
・・・・・・どうやら俺は何やかんやあって転生したらしい。
だってドラゴンボールだぜ?
惑星どころか宇宙規模で人が死にまくる世界だぜ?
オマケに主人公である悟空と、ライバルであるベジータ以外の古参キャラはインフレに付いて行けずに置いて行かれる。
正直チート能力持ってても生きていける気がしねぇ。
一刻も早く修行しなければ!
◆◆◆
孫 悟空とチチの息子・・・・・・孫 悟飯。
オス、オラ悟飯。
それが俺の名前だ。
何で俺が悟飯に転生したのかは知らんし、死んだ理由もイマイチ思い出せない。
まぁ、そんな事はどうでも良くて。
ああ、チチ・・・おかんが俺を学者にしたがってたり、悟空・・・親父が俺を武道家にしたがってたりなんて些細な話だ。
どっちになりたいかと言えば武道家だが、それだけでは問題があるのは親父を見れば一目瞭然。
だから働く位・・・自分の食い扶持くらいは自分で稼ぐつもりだ。
チチが偉い学者に成れというのも、親父が働かないのが原因で、学者が稼げるからだろう。
何学者にしたがっているのかは知らんがな。
ま、気功術やら人体やらを対象にした学者なら、俺も興味があるが。
まぁ、それもまたどうでもいい。
何だかんだ両親に愛情を持って育てられ家族3人仲良く暮らしていたが、それも3歳になる間近の2歳の中頃まで。
喋ることが出来、自力で歩けるようになったため、俺は1人山の奥(サイヤ人のハーフとはいえ子供だから距離は知れてるが)へ行き、修行する事にした。
親父は兎も角、オカンに見つかると面倒だからな。
だから親父が昼飯の調達、おかんが料理の準備をしている今の内に隠れてやるのだ。
オカンには昼寝していると思わせてるからな。
やるなら今の内だ。
◆◆◆
押忍、オラ悟飯。
そんな日常が半年ほど続いた。
家族の目を盗んで、昼間や夜中に修行し、ちょっとずつだが確実に強くなっている・・・はずだ。
ある程度強くなってからは筋斗雲に乗って、ちょっと離れた山奥で修行し身体を鍛えていた為、並の大人よりは強くなっているはずだ。
流石に初期の悟空程ではないと思うが、戦闘力5には負けないと思う。
たぶん戦闘力7くらい?
尻尾を鍛えるトレーニングだって忘れない。
出来る事なら大猿になって意識を保てるかとか試してみたいが、そんな事をすれば流石に親父達にバレる。
コレはサイヤ人が襲ってきたときにぶっつけで試すとしよう。
一応親父が1人で修行してるのを見た時に、親父の技は身に付けた。
覚えたのは、かめはめ波、残像拳、太陽拳、気合砲、衝撃波、舞空術の6つ。
ジャン拳とかも出来なくはないが、あまり役に立つとは思えん。
さて、かめはめ波とかを覚えたはいいが、身体の発達や気の総量や制御がまだまだ未熟な為か、威力も制度も低い。
まぁ、コレは修行を続ければ時間が解決してくれるだろう。
そんな修行を続けて、時は俺が3歳になってから、俺の日常に変化が訪れる。
◆◆◆
押忍、オラ悟飯。
相も変わらず、1人で隠れて山奥で修行していた深夜。
なんと親父が現れたのだ。
実は俺が1人でシコシコ・・・間違えた、コソコソと修行していたことに気付いていたらしい。
時が経つにつれて気がデカくなっていくから、気になって気配を消し後をつけ、しばらく隠れて様子を見ていたんだそうだ。
・・・ま、そりゃ気付くか。
寧ろ今まで気好かれなかったのがおかしかったんだ。
オカンにも知られたのかと思ったが、どうやら親父はオカンには黙っているらしい。
そして「母さんには内緒だぞ?」と、俺に稽古を付けてくれた。
どうやら親父も身体を動かしたくて仕方がないらしい。
喜々として俺と組み手を始めた。
これからもオカンに内緒で修行を付けてくれるようだ。
いや、まぁ、たぶん強くなった俺と闘いたいとかそんな理由なんだろうけど、俺としては早く強くなるに越した事は無いから大助かりだ。
此処は厚意?に甘えて色々教わろう。
悟飯なんてアルティメット化して最強になるけど、その後のGTで置いて行かれるし、生きてく為には修行を休む事は出来ないな。
そしてさらに1年が経過し、俺は4歳になった。
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主人公はドラゴンボール超が開始する前の時間軸から転生したので、神と神や復活のFも知らない設定。