バックパックを戻したストライクと百式がともに前進する。サーベルを構えながら。
バチバチとサーベルが火花を散らすビームサーベル。
「赤井くん、なかなかの強さだ!楽しいよ、君との戦いはレイジとのバトルを思い出す!」
「それは…光栄だ!」
百式はストライクのサーベルを弾く。
「やらせてもらう!」
百式の黄色く光るサーベルはストライクのコックピット部分目掛けて伸びていく。
「それを待ってたよ!」
ストライクはビームサーベルを手で掴みとる。
「何⁈ビームサーベルを掴んだのか⁈」
ストライクの手にはIフィールドジェネレーターが搭載されていた。
「驚いたかな?これはクロスボーンガンダムからのアイデアさ!発動時間は3分だけど、これは出力を上げているからね、ビーム兵装は使えなくする位は出来る!」
「しかしそれは貴方も同じ事だ!」
セイはニヤリと笑みを浮かべる。
「ストライクの利点は、バックパックを換装できる事さ!IWSP!」
ストライクの姿が変わる。IWSPと呼ばれたバックパック。それは実体剣と実弾による攻撃を可能にする。
「これなら!」
「ならばこちらも装備を変える!」
百式はビームライフルとサーベルを格納し、バズーカをバックパックより取り外す。
百式は迫り来るマシンガンとレールガンの嵐のなかを進む。
「マシンガンの扱いは私の方が上だな…!」
「残り残弾は…100…倒せるかな…?だけど!」
ストライクがマシンガンを撃ちきりエールストライクのシールドを前に、百式に向かって駆け出した。
「時間がない!ここで、君を倒す!」
両手に、対艦刀を持って。
百式との距離は、ゼロ。
「ヤァァァ!!落ちろぉぉぉ!!」
百式は動けなかった。いや、動かなかった。動く必要がなかった。何故ならば…
ビームサーベルが紫電を放ち、対艦刀とともに機体を切り裂く。
「残念だな、時間切れだ。」
セイは笑いながら
「あーあ負けちゃったか!」
砂漠の地に残ったのは、百式と、二つに割れたストライクだった。
「…凄い…凄いよ!あのイオリさんを倒しちゃうなんて!」
「凄いですわ!貴方の力は計り知れません!」
ナナとユーリが駆け寄る。
「二人とも落ち着いてくれ」
デュオもゆっくりと近づいてくる。
「スゲェな、やっぱりシャアを名乗るだけあるぜ!」
デュオに羽交い締めにされていると、セイが近づいてきた。
「強かったよ!まさかあの装備を使って負けちゃうとは思わなかったよ。僕には合ってないのかなぁ…」
そんな彼にも声は掛かる。
「いやいや、セイくん、君もうまく使えていたじゃないか。気を落とす事はない。」
「ありがとうございます、ラルさん。あ、そうだ。手伝ってもらってもいいですか?この装備の形を変えて使ってみたいんです」
ラルさんと呼ばれたその人は笑顔で頷く。
「分かった、なら後でそうしよう。私も彼に聞きたいことがあるからな…」
彼はシャアの元へやってきた。
「初めまして、だね?私はラルだ。よろしく」
「赤井 秀一です。よろしく」
握手を交わすと、ラルが小声で話しかける。
「後で話がある。ついてきていただきたいのです。キャスバル様」
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