あのアムロ レイは本物だ、彼と会わなければならない。そう感じたシャア…
いつか私は、アムロとの決着を…
後日、ニールセンラボにて
「ここがニールセンラボだ。私について来なさい」
ラル大尉が皆を連れてラボの中へと入っていく。
だがその前に、シャアはサングラスを上げ、周りを見渡す
「…大きいな…これほどの場所とは…」
「置いていかれるよ〜はやく〜!」
ナナにそう言われ、シャアは急ぎ足で中へと向かった。
中には色々なガンプラバトルに関する機械や、ガンプラのメンテナンスルームまでもが用意されていた。一見普通の物と変わりが無いように見えるがガンプラ業界の関係者の子であるユーリには、その違いがハッキリとわかっていた。
「…驚きました、全てが最新鋭の物ですわね…普通なら公式戦でしか使われないような物がこんなにも…」
「ご名答、流石はアラストネアのお嬢さん、と言ったところかな?」
そこには黒い肌をした青年が立っていた。
「あら、ニルスさん!」
「ニルス君、久しぶりだね、あの子も元気かな?」
「今は海外ですよ、元気すぎてついていけない時もありますけどね?」
微笑みながら答える。
「で、彼女達が…」
「そう、私が見込んだ子達だ。それに彼、秀一くんはセイ君を倒している。」
「!それはそれは、よく来たね!ニルスだ。アラストネアさんは久しぶりだね。よろしく!」
「伊村 奈々です!」
「赤井秀一です、よろしくお願いします」
二人はニルスと握手を交わす。
「じゃあまずは…バトルルームに来るかい?」「頼みます」
「…即答だね、じゃあついて来てくれ」
ニルスに続いて奥へ進むと四人。そこには幾つものバトルシステムが用意されていた。
「ここがバトルルームだ。…誰かシュミレーションをしてるみたいだし、静かにね?」
そう言われ静かに通り過ぎる三人
だが、シャアはシュミレーションに興味を抱いた。
舞台は荒廃都市、サイコガンダムを中心に様々な量産機が立ち塞がる。
その中を駆け抜ける機体が一つ。
ウィングゼロ、アフターコロニー 最強と呼ばれたガンダム。ツインバスターライフルとビームサーベルをそれぞれの手に持ち、敵機を撃破していく。
「ターゲットロック…」
パイロットはそう呟き、サイコガンダムの上空へと舞い上がる。
ライフルのロックが完了したその時、巨大なビームがサイコガンダムを溶かしていく。
「⁈サイコガンダムにはiフィールドが搭載されていたはず…それをいとも簡単に撃ち抜くとは…」
「iフィールドは大量のエネルギーをある一定の波長で流し続ければ崩壊する…ところで何の用だ…?」
どうやらシュミレーションは終わっていたらしい、ウィングゼロの使用者がシャアに話しかけてきた。
「いや、申し訳ない。見ていただけだ。これからの参考になるかもしれなかったからな。赤井秀一という」
シャアは手を差し出す。
「…ヒイロ ユイだ。」
彼はその手を握り、握手を交わした。
「…三人もいたのか、邪魔したな」
ヒイロはそう言うとバトルルームを出て行った。
「…ヒイロ ユイか…」
「彼と話をしたのかい?」
「えぇ、まぁ」
ニルスの言葉に多分と言うと意味も込めた返事をする。
「そうか、彼が興味を持つとはね…」
ニルスによると彼…ヒイロ ユイは人と接する事が少ない。握手は滅多にしない人間だった。
そんな彼らを見る影が一人。観戦席にいた。
「…シャア、なのか?いや、まさか…」
「安室君、何をしているんだ?」
「…いや、すまない。今行く」
二人は運命により引かれ合う…
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