門の前でリムジンは止まり、車内から4人が出てくる。
「こちらです、ついてきてくださいな」
ユーリが私達3人を先導する。
「すっごいなぁ…」
ナナには豪華の極み、今まで見たこともない光景にそんな感想しか言えなかった。
「なぁ、シャア?お前さんこういうとこ慣れてんの?」
教員デュオが話しかけてくる。
「まぁ、私は色んなところへ行ってきましたから。」
シャアにはこういったところは慣れていて当然。何せネオジオンの総帥をやっていた過去を持っているのだから。
豪邸の中へ入ると、何人かよ使用人との挨拶を交わした。
「着きました。ここが私の作業スペースです」
その部屋には一つの机と図書館のような棚で出来ていた。
「全てパーツは50音順で整理されていますのでご自由にお取りください♪」
「悠里ちゃんこんな豪勢なところで作ってたんだぁ、凄いなぁ!」
その部屋の一画には大型のバトルシステムが置かれていた。
あんなに大きいものは個人所有出来るものなのか?
「すまない、ユーリ。聞きたいことがあるのだが…」
「なんでしょう?」
「いや、君の親は何を職業にしていらっしゃるのかなと思ってね。」
「私の父はガンプラバトルの関係者ですし、母はフランスのトップモデラーなんです。」
…理由としては理解は出来る。だがそれをこんな所に置くのか?もっと大きく人に使ってもらうべきではないのか?
尋ねる。
「ユーリは一人でこれを使っているのか?」
「あぁ、それですか。それは父から置く場所が無いので置いておいてくれ、と言われまして…」
「? ということは使えるのか?」
「まぁ…ですけどそれは試作品なんです。あまり試作品には私自身、手を出したく無いので…」
「ふむ、試してみよう」
ナナとデュオも会話に割り込む
「よし、じゃあ2on2でいいか?俺と悠里、シャアと奈々だ!」
「前は敵だったけど今度は味方だね!よろしく、シャア!」
「ちょっと待って下さいな!その前に、ガンプラの強化でしょう?」
ユーリが二人を留める
「そうだったな、では1時間後、勝負といこう、それでいいかな?」
「よし、先生の力、お前らに魅せてやるぜ!」
「あ、私のローゼンで先生のジャマー止めようかな?」
「えぇ⁈勘弁してくれよ奈々ぁ…」
シャアは黙々と作業を進めていく。今回の素体は百式だ。この前のMG百式を作っている時に思いついた案をHGに盛り込んでいく。カミーユが纏っていたあのオーラを百式で再現出来るか、今回の百式のテーマだ。
「一時間経ちましたわね。では勝負を始めましょう!」
目覚めるのは 鼓動
それはδへと続く証
終わりです。百式、かっこいいですよね〜。mg欲しいな…