アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~   作:ふに

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晴れ時々イワシ、皆さんいかがお過ごしだろうか

現在アーランドは大変生臭く、俺はせっせと掃除に勤しんでいる一般的な錬金術士だ

 

あぁ、ついにやっちまったのさ

連鎖爆撃をな!

 

ロロナが依頼のメテオール

 

トトリが新型魚爆弾

 

俺が戦々恐々としながら、なぜか思い出してつぶやいてしまったのが問題だった

 

「わに~『そういえば、置物(ジーノ)の剣ってもう渡したのかなぁ』」

 

「え… わ、忘れてた~!!」

 

「ひゃうわ!? ど、どうしたのトトリちゃん!?」

 

哀れジーノ、永遠に特訓しろ

 

実際のところ注文されてからまだ3週間ほどだ

ヘタレ運送換算だと、往復4週間はかかるからまだ余裕な日数だとおもう

 

ってな具合で手を止めてしまったせいで、2つの釜が光り輝いている

 

「あれ、なんで光って… うわぁあぁあ!?」

 

「わわわ!? みんなふせて~!?」

 

光が合わさり最強に見える

 

そして、アトリエは轟音に包まれた

 

2つとも爆弾だったにも関わらず、煙だけで窓も割れてないな~っと窓を見ていたら、見てしまった

 

 

外にイワシが降っているのを

 

実際イワシが落ちてくるとどうなるだろうか

 

結論

爆発四散!

 

 

外は阿鼻叫喚である、イワシ、イワシなんで!?

 

こうして錬金術士3人はクーデリア嬢に、みっちり絞られた

なぜ俺まで… いや、俺が原因かもだけどさ

 

10分ほど掃除していてわかったことがある

 

これ、俺が全部吸収すればよくね? っと

人がやると匂いがどうしてもイワシの怨念のように残ってしまうのだ

 

ご主人にはジーノのところに届けてきたらいいと言ったが

 

「原因はジーノ君だけど、私も手伝ったほうがいいんじゃ…」

 

原因が置物に摩り替わっていた

哀れジーノ、成仏しろ

 

「わに~『俺1人のほうが早いし、匂い取れないじゃろう?』」

 

「う~ん分かったよ、でも足がないからアランヤ村まで徒歩になっちゃうし…」

 

「だったらトトリちゃん、トラベルゲートかそうか~?」

 

「いえ、いいですよ! それにまだ原理がわからないアイテムって暴発のおそれがあるって言ったのロロナ先生じゃないですか! それにジーノ君なら待たせても大丈夫ですから!」

 

「そっか~」

 

「わに~『コレに乗っていけばok』」

 

おもむろに尻尾を引きちぎる俺

それをご主人にたたきつける俺

 

「…? って、なにこれー!?」

 

「すごい、トトリやんが馬に、ううん、下半身が馬だから、略してカバさんに!」

 

「それはどうかと・・・」

 

「えええ!? だめかな~カバさん…」

 

 

 

こうして下半身が馬になったご主人が、ここに爆誕した

 

「わに~『まっすぐは早いでござる、横移動が苦手なので馬車道オヌヌメ、ま、オートで着くけど、ではいってら!』」

 

「う、うんわかたよ! って、はやい~!? しかも自動運送なの~…」

 

また素晴らしいものを作ってしまった

さて、街の浄化を始めるか

 

平べったくなった俺は、サバ味のしたたる生臭い道路などを綺麗にしていった

 

ロロナ先生は馬化に興味津々だったので、馬化ついでに馬耳も足しておいた

 

「うわ~、結構視線高いんだね~! みんなに見せてくるよ!」

 

っと言って、どこかへ消えていった

微かにクーデリア嬢怒声が聞こえてくるが、なにも問題はなかった

 

馬は前食べたやつをうまいこと再現できたと思う

表面は即席だったのにも関わらず、毛並みまで再現されている

もちろん被験体は雌馬だ

 

ここまで言えばなんとなくわかるだろう?w

 

掃除し終わる頃に、ロロナ先生がステルクさんを乗せてきた

もちろん手綱などないから後ろに抱きつく感じで

 

脳内保存余裕でした!

 

この後羨ましがったクーデリア嬢が、見事に視線の低さを生かしたファインプレーで局部を発見してくれたのだが時すでに遅し、馬の局部がいいんじゃない、ロロナ先生に付いている局部がいいんだー!!

 

「んもう! とってもはずかしかったんだから~!!」

 

っと素晴らしいお言葉をいただき恐悦至極

 

「わに~『だって、馬でいいって言ったのに…』」

 

「そっか~、忘れてたけどポチってぷにぷにだもんね~」

 

っと、僕人がいなんで知りませんでした的な言い訳をしておいた

いつの日か前世がバレた時の顔が楽しみだ

 

後日、ご主人にも怒られた

なんでもジーノ君が「こっちも馬なんだな~」

とか言われて、初めて気がついたらしい

 

しかも解除の仕方が服と違ったため、解除できずに馬のままジーノ君を乗せて帰ってきた

背中にタオルケットが申し訳程度にかかっていた、脳内パシャリ

 

どうやらヘタレの飼っている馬を見るたびに思い出すのか、馬を見るたびにムニーが進化してムギーになっていた

引っ張りにねじりを加えた(以下省略

 

そろそろご主人の握力が50kgを超えたかもしれない、アーランド人コワイです

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