アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~ 作:ふに
移動していて分かったことが有る
足で歩くより、空気を吸い込んで転がったほうが速いことに!
そう、まさにプニプニは空気の抜けたボールのようなものなのだ
空気を吸い込めば球体になって転がりやすいのは当然の摂理なわけだ
ただし回転するため視界が非常にやばく、方向転換なんて出来るわけもなく直進して木にぶつかってウニが降ってきたんだがな・・・
てかウニこえぇよウニ
いきなり視界が真っ暗になったかと思ったら、いつのまにか体中にウニが
まさに動くウニの塊
もうね
「ぷにににに~!?(なんじゃこりゃ~!?)」
とか叫んでもーたわw
その後びっくりした樽リスに樽を投げつけられた、理不尽でござる
背の高い草の群れを抜けると草原が広がっていた
後退すれば樽の恐怖がいらっしゃい的なので、とりあえず人(デストロイヤー)も居ないようだしあたりを探索して見ることにする
目の高さが高くなったことにより、美味しい草を見つけやすくなったのは嬉しい誤算だ
草が美味しくって、食べながら進んでいた
注意が緩んでいたのかもしれないが、後の祭りだ
そして見てしまった、見つけてしまったんだ・・・
サーチアンドデストロイヤー ジーノ (通称:置物)
危険物不法所持の毒舌家 トトゥーリア・ヘルモルト (通常:爆弾魔)
やばい、やばすぐる!
すぐに逃げなくては!
・・・いや、ウエポンリミッター(メルビア 通称:武器はリミッター)が居ないことが、まだ救いといえよう
奴がいたら、もう俺はこの世に居なかっただろう
この世界はゲームじゃなく現実だ、PTが2人や3人とは限らないかもしれない
…ん? ってことはここはアランヤ村の近くか!?
「お、トトリー! でかいやつが居るぞー! ちょっと行ってくる!」
「あ、ジーノ君まって~、まだ採取の途中なのに~!」
って、こっちきたぁあああああああああああ!?
もう覚悟は決まった、ヤルしかねぇ、やってやろうじゃねーか!
奥義ローリング逃走
青プニは逃げ出した!
潔い逃走こそ、命をつなぐのだ!
俺は背の高い草むらに勢い良く突っ込んでいった
「うお、アイツはえぇな~、でもでっけーから丸見えじゃん、ラッキー!」
「ジーノく~ん、置いてかないで~!」
「ぷ、ぷにぃいいいい!?(え、まじっすかぁあああああああ!?)」
どうやらでかくなってもデメリットは在ったようだ
どーりでプニプニ共がでかくなる前に分裂していると思ったぜ!
って、そんな場合じゃねー!?
「きゃ! うぅぅ・・・こけちゃった・・・・お薬は~・・・・あったあった、ヒーリングサルブ!」
「お~い、トトリ~早くこないから逃げられちゃったじゃんかよ~」
「ソレはジーノ君の脚が遅いからで、置いてきぼりなんてひどいよジーノ君」
ふむ、形状を潰れたボールにしたのは正解だったな
しかし、会話は日本語で聞こえるとは嬉しい誤算だぜ!
文字の方は確認できてないが、英語でないことを祈るとしよう
足音が遠ざかっていく・・・ふぅ、やっと行ったか
日も暮れてきたし、帰ったのだろう
やっぱ冒険者? こぇえわ
子供でも青プニには勝てるらしいからな、マジ種族最底辺www
さて、夜の間にバトルジャンキーたちが刈ったプニの残骸でも食べるとするかね
まぁトトリ居たし、プニプニ玉はないんだろーな~
…もしかして、あいつらが来るから昨日の駆逐作業が?
ありえる、筋肉馬鹿(メルビア)の過保護っぷりならありえる
ヤバイなこの一帯、デカイ青プニが居たとか報告されたらウエポンリミッターが動くかもしれん、早急にここを離れよう、うん