アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~   作:ふに

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磯の香りが漂う今日このごろ、あえて言おう

 

「ぷ~にぃい~!(う~みだ~!)」

 

ただし、俺が乗っている樹の下にペンギンが居なければもっと嬉しかったがな!

この世界のペンギンはずっと陸にいるからなぁ・・・謎だ

 

洞窟を抜けて、アランヤ村と逆方向に行くと海に出たのはいいのだが、ペンギンが突きに来るのだ、たまったものではない

 

「ぷに~・・・・(コレが俗にいう陸の孤島・・・)」

 

今の俺は、果たして下にいるペンギンに勝てるのだろうか?

むしろ諦めてくれるとすごく嬉しいのだが、下のペンギン、何故かやる気マン点だ

もしや俺はうまいのか?

どう考えても腹を下しそうな気がするんだが、この世界の食物連鎖はカオスだからなぁ・・・

 

さて、ここで俺の今の手持ちは・・・

 

・石を食ったことで見た目以上に重くなったボディ

・石のせいかなぜか黒ずんできたのだが、俺は一体何プニなのだろうか?

・ナンチャラの秘薬?を食べたことにより調子がとてもいい

・びみょーに冷気のようなものを発しているような気もする

 

 

のんびり葉っぱを食べながら考え事をしていたら、しびれを切らしたペンギンが何か騒がしい・・・のわ!?

 

「ぷ、ぷにぃい! ぷ、ぷにいいいいいい(って、うぉ揺らすなし! あ、おち、たああああああああ)」

 

どべしゃ

 

という感じで思いっきりペンギンの頭の上に落た

・・・あれ、もしかしてコレ、倒せるんでね?

体をペンギンの顔を覆うように変形させる

 

頭が黒プニ?のペンギンがジタバタしていたが、しばらくして力尽きた

 

やはり呼吸ができなければ、プニでも勝てるモンスターだったようだ

いや~、肉は初めて食べるから、緊張するわ~

食物連鎖バンザイ! 食物連鎖バンザイ!

 

「ぷ、ぷにいいい~(おぉおおお肉うめぇ・・・・)」

 

もちろん生肉だが、そんなのカンケーネー

ヒャッハー!

肉が、肉が俺を呼んでるぜ!(呼んでません)

 

 

もちろん焼肉なんて高等技術は今の俺には不可能だ

だがしかし、なんだかよくわからんがこの体は食べたものの特性をすこしず~っつ吸収しているようなのである

 

キタ、チートキタ! コレで勝つる!

念願の転生チートにより新しい能力を取得した!

 

ペンギンのくちばしが生やせるようになりました!

 

・・・ローリングアタックの邪魔なので戻しました

役に立たねぇペンギンだぜ!

 

木の上からの奇襲で、何匹かペンギンも仕留めたので少しは安全になったかもしれない

安全を確認しつつ採取を開始しよう!

 

 

・・・黒プニ?採取中・・・

 

 

【卵(何かのタマゴ )】

食ってよし、食ってよし、食ってよしの3秒し揃った美味しい卵だ

まぁ卵の味なんてあんまり変わんないんだぜw

 

【塩(岩塩)】

しょっぱい、肉にかけて食べたら美味しかった

溶かさないようにプニボディに収納して持って行こう

 

【軽い石(蒸留石)】

ポリポリした食感、磯風味でそこそこおいしい

 

 

塩は嬉しい、海なのにすぐ隣りの岩肌に塩が在ったのは素晴らしいが、しかしあまり長居はできそうにない

まだここはアランヤ村からそう離れては居ない、冒険者(デストロイヤー)がいつ襲ってくるかもわからない所で安心して眠るなんて不可能だ

 

今日はもう真っ暗なので波の音をBGMにしつつ、丈夫そうな木の上で寝よう

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