アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~ 作:ふに
丘を回りこみ進んでいくと、大きな木が生い茂る森に出た
森に出るモンスターは鉄鍋野郎と狼だ
丘に居たボス級のやつじゃなく、犬っぽいやつだったが集団で行動しているようで1対1しかしたことがない俺からスレばかなり厄介な相手だ
なぜわかるかというと、絶賛追いかけられているからだ!
だがテメーらは勘違いしている!
俺のターン、木に登る!
「ぷにににに~!(フフハハハハ! 見ろ、犬がゴミのようだ!)」
この森で高く登れる奴は俺だけだ
しかも個々の木はでかい、つまり冒険者(デストロイヤー)も高い木には登ってこないのだ!
つまりこの森は安住の地足りえると言っても過言ではない!
アランヤ村からもかなり距離があるし、冒険者ランクが高くないと来るのは不可能だろう
まぁ地面に降りると集団で襲ってくる犬と鉄鍋野郎が居るのだが、な・・・
さて、ここの食料でも確認するとしよかな、フヒヒヒヒ
【はがしやすい木の皮(薫木の皮)】
ペリペリ剥がれる木の皮、そこそこ美味しいが湿気ている
とんがりコーンが湿気ているようなそんな感じだ
【竹(青竹)】
知ってたか、竹の葉って、微妙な毒性があるん、だぜ・・・ゲフ
毒のせいか、なんか苦い
主食にはならんな
たけのこを取りに行きたいが、下は野生のヤンキーどもがたむろしている、おぉ怖い怖いw
【ミミズ(苦ミミズ)】
木の皮にたまに住み着いている奴や、竹の中に居たりする
なんというか美味しい、野生のソーセージと言っても過言ではない
下の地面を掘り返せば居るかもしれんが下には(ry
…下にいる奴らも狩れるようにならなければな、主に豊かな食生活のために!
強さ的には丘似いた奴らより弱いし、1体ずつ奇襲していけば何とかなるだろう
だが俺の攻撃手段は窒息死という1対1専用の技だ
ブレス持ちの敵や、呼吸が必要ない敵以外なら決まれば勝てる自信はある
だが、集団戦だと1体を囮にされれば、残りのメンバーに襲われそこで俺は死ぬかもしれない
「ぷに~・・・(なにかいい案はないか・・・)」
そういえば、今まで食べた物の特性はどうなったのだろうか?
嘴は自由に出し入れできるが、出す意味を感じない
だが、出し入れできるなら他の特性も出し入れできるのではないだろうか?
今まではその場しのぎでナントカなってきたが、これからは攻撃法を増やすべきだろう
そう、必殺技の開発だ!
俺にしかできない必殺技でこの森の食物連鎖の頂点に立ち、肉を確保するのだ!
第1案:重くなれる石(グラビ石)の重量強化と嘴を装備して落下
落下して直撃した敵は爆散した
俺は地面に埋まった
その他大勢は衝撃でびっくりして逃げていった
確かに、肉は食べれたよ
四散したものを探すのが手間だったがな!
第2案:設置型トラップ俺
ちょうどいい穴(着弾地点)が開いていたので、そこで待ち構えてきたやつを引きずり込む蟻地獄方式だ!
この方法で数日の間で犬1匹、鉄野郎数匹を捉えることに成功した
ただし、数日すると一切罠にかからなくなった
奴らは思ったより賢かったようだ
場所を変えてもいいが効率はかなり悪いし、別の案を考えたほうがいいだろう
第3案:空中拉致型トラップ俺
数日間アレコレ頑張って鍛えた触手で、ターザンしながら獲物をかっさらう
第1・2案の発展形と言っても過言ではないな!
罠の場所も日によって変えられるという利点も有る
上空から奇襲→そのまま空中に拉致→丸呑み美味しいです(゜q゜)
数週間が立つ頃、安定した食料を得た俺は更なる特性を取得した
その名も犬化だ!
ペンギンを嘴しか再現できなかったのは、食べる量が少なかったからだろう、タブン
だが俺は毛を再現することはできなかった、もっと食えば出来るかもしれんが、特に必要性を感じないからいいかな~っと思ったりしている
つまるところ、つるっつるの黒いわんこだ
目はいつの間にか黄色くなり円形に
口は牙の代わりに口自体がギザギザに尖っている
そして体の硬度は柔らかいにもかかわらず鉄並!
足の速さも耳プニと大差ない、いや、機動力を考えればこちらのほうが上だ!
今では奇襲をせずともそのへんのモンスターに遅れを取ることはない、まさにこの森の頂点に君臨していた
そう、奴らが来るまでは・・・