ある二年の教室に二人の外国人の転校生がやってきた。
ざわざわと教室内での騒ぎの中で一人の男性の教師が入ってきた。
「みんな、おはよう! そして静かに! 今日は転校生を紹介するぞ!」
「質問! 女子ですか!」
「違うわ、男子よ!」
教室に入ってきて教卓の後ろに立つと名簿表をおいていうと、男子と女子が手を挙げて質問やら否定などをしている。
「静かに! 残念ながら男子だ」
『やったー!』
教師は呆れながらもみんなをなだめて言うと女性陣がかなり喜んでいた。
そんな様子を覚めたように眺める双子の姉妹がいた。
一卵性なためにかなりそっくりなようである。
「入ってきていいぞ」
「はい」
「おう!」
教師がドアに向けて言うと金髪のショートヘアで青目の男性が二人入ってきた。
ピンクの歓声が教室じゅうにとびかうが双子の姉妹は興味がないようである。
「みなさん、はじめまして。 ヨウ=ニークです! 今日からみなさんのクラスメイトとして楽しく過ごしたいと思います。 よろしくお願いします!」
「はじめまして、ダン=クリスだぜ! よろしくナ♪」
教卓の前に立ってさわやか笑顔で挨拶するヨウとダンの容姿端麗な美貌に女子生徒たちはメロメロのようだ。そんな自己紹介をききながら黒板に名前をかいていく教師。
そういった感じでHRを終えて、教師が双子の姉妹に一言つげるのだった。
「天城姉妹、この二人の学校案内をしてくれないか?」
「「え!?」」
教師の発言に双子の姉妹は驚きの声をあげる。
目をこれでもかとかっと目を見開いていた。
「天城さんたちが嫌なら、わたしが!」
「いいえ、わたしが!」
我先にと手をあげる女子生徒たちに呆れつつも、溜息をつく双子の姉妹。
「どうした、嫌なのか?」
「「・・・・わかりました」」
教師の問いかけにしぶしぶとしたようすで返答すると、椅子から立ち上がり、女子からの痛い視線を感じながらもヨウとダンを連れて教室から出ていく。
「「あ、空!亜澄!」」
「あ、ことのお姉ちゃんとことはお姉ちゃん!」
「珍しい鉢合わせね」
「俺は無視かよ!? って、そいつらダレだ?」
双子の姉妹は大切にしていた妹分に気づいて近寄ると呼ばれた少女は嬉しそうに笑う。
もうひとりはふっと笑みを浮かべていた。
その双子の弟はツッコミをいれてからヨウとダンに気づいた。
「はじめまして、ヨウ=ニークです。 今日、転校してきたんです」
「ハじめまして、ダン=クリスだ! 同じく転校してきたんだゼ!」
ヨウとダンはにっこりと笑みを浮かべて挨拶をすると。
突然、雨が降り注いできた。
それに気づいて驚くことの達は渡り廊下へとでる。
学園の雨が降る渡り廊下へと急いで出てくる明るい茶色のショートヘアで茶色の瞳でかなり可愛い系の少女。
その隣を歩くのは青色のロングヘアで釣り目で青色の瞳でかなりの美人の少女と同じ容姿の少女もいる。
そのまた隣を歩くのは茶色のショートヘアで紫色の瞳で美人系の少女である。
その後ろを退屈そうに歩くのは茶色のショートヘアで紫色の瞳のイケメン系の男子だった。
その背後から同じく出てくるヨウとダン。
呆然としていると、透明な人影が目の前に現れて少女たちを見てこういった。
『オマエラガデンセツノバラノミコ』と、そういった人物が消えると同時に少女たちの足元に魔法陣が浮かんで、風が巻き起こり、光があふれてから彼女たち姿は消えた。