ノイン ヘルデン(Neun Helden)   作:オピス

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初投稿です。


始まり

MMORPG-ユグドラシルがサービス終了の日を迎えていた。その時に、ギルドアインズ・ウール・ゴウンのギルドマスター-モモンガは円卓の間にいた。

 

 

「それじゃ、モモンガさんまたどこかで」

 

 

ヘロヘロがそう言ってログアウトした後彼は1人円卓の間にいた。さっきまでヘロヘロが座っていた椅子を見ながら

 

 

「ヘロヘロさんは、明日の仕事や疲労がたまっていたから無理に引き止められないな。ここからは誰も来ないと思うし、どうしようか。何か最後にふさわしいことができればいいんだけどな」

 

 

そこでモモンガはふっと思い出した。

 

 

「確か、アイテムの中に花火とかいうのがあったな」

 

 

モモンガつまり、鈴木悟のいるリアルでは大気汚染がひどく人口心肺を使わないとまともに生活できない環境なので花火を見る機会がなかった。そのため、思い入れのあるこのゲームの最後に見ておきたいと思い花火のアイテムの準備を始めた。この花火のアイテムは何かイベントごとで使われるが人間の街なので異形種は入ることができなく見ていない。

 

それと、これで最後なので普段装備できないようなアイテムも装備したいという思いもあり宝物庫の奥にあるワールド・アイテムをいくつか持ち出した。途中リングを全て外し忘れそうになったが、(化身/アヴァターラ)に襲われないで済んだ。 

 

 

(最後なのでこれぐらいの我儘は大丈夫ですよね)

 

 

そんなことを思いながら、宝物庫を後にする。

リングオブアインズ・ウール・ゴウンで地上まで転移して、あたり一面は毒の沼地なので超位魔法〈天変改変/ザ・クリエイション〉を使いナザリックがあるワールドを砂漠にした。そこに花火を打つ上げるアイテムを辺りに設置した。

 

 

「本当は誰かと一緒に最後いれたらよかったな」

 

 

一応全員にメ―ルを送ったのだがほとんどの人がリアルで忙しくヘロヘロさんを含めて数人来たが疲れていて呼び止めようとは、思わなかった。この結果は予想していたとしても少し落ち込んでいた。

 

 

「もうすぐ24時になるので打ち上げるか」

 

 

そう言い、花火を発射させた。

 

 

「おー、花火はこんな綺麗なものだったんですね」

 

 

と、この場所に仲間がいないことを残念に思いながらそんなことを言った。

 

(自分がもう少しリーダーみたいなことをしていれば結果は変わったのかな)

 

そんなことを考えている間にゲーム終了の時間を迎えた。

 

 

「え‥。」

 

自分はログアウトしていつもの自分の部屋の天井が見えるはずが、そこには夜空が広がっていた。よく見るとその場所は地上300mのところだった。

 

 

 

 

 

 

 

***************************************

 

 

 

 

 

 

 

花火を見ていて気がついたらそこは地上300mだった。モモンガは何が起きたのかわからなかったが〈飛行《フライ》〉を使って空中で動きを止めた。

 

 

「ここはどこだ?」

 

 

自分はユグドラシルをプレイしていて、最終日花火を打ち上げていて気が付いたら地上300メートルの位置にいた。

 

 

(これはいったいどういうことだ。自分の姿はユグドラシルの時のものだけどHPやコンソールが表示されなくなっているしGMコールを試してみたが意味はなかった。どうなっているんだ、まずは周りの様子を見て判断しよう)

 

 

あたり一面人が最近まで住んでいた痕跡があったが誰も住んでいない廃墟が広がっていた。よく見ると人の骨などがあったり、スケルトンや魂喰い(ソウルイーター)の低位や中位のアンデットがいた。自分のスキル〈死の祝福〉でそのような雑魚のアンデットしかいないことを確認した。

ここはユグドラシルではこのような廃れた街は存在していなかったことからある可能性を考えていた

 

 

(ふーむ。ユグドラシルからどこか異世界などの別のところに飛ばされたのかということか?でも、これは自分だけなのかそれか自分以外のプレイヤーもいるのだろうか。もし、この世界独自のモンスターや敵対してくるプレイヤーがいて、それが初見なら負けるかもしれないからな)

 

 

モモンガは1回目の勝率はそんなに高くはないが2回目以降に勝つ戦いをしていたので初見は格下か同等の相手でしか勝てない。モモンガの強さは中の中なので上はいくらでもいる。それに、ここが異世界だと言いながらあまり現実的に思えず冷静にいたことに違和感も感じていた。それと、ユグドラシルでは決してなかった感覚があることに気づいた。MMO-RPGではプレイヤーには感覚がないようにしなければならない法律があるからだ。

 

 

(これからどのように動くのにも情報がいる。どのような制限があるのかわからないから慎重にしないと、どんなことになるのか怖いしな)

 

 

そのようなことを考えていると、スキル〈死の祝福〉に変な反応があった。

 

 

「ん。レベルがそんなに高くないが特殊な反応のアンデッドがいるのか」

 

 

興味本位でその反応があった場所に〈飛行/フライ〉で向かう。

 

 

(相手から何らかの情報を得られればいい。アンデッドなら自分の今の姿を見せても襲われないと思うし、相手の強さが自分よりも強い可能性も考えて、逃げる手段もかんがえておかないとな)

 

 

そうしている間に、モモンガは〈飛行/フライ〉で街の外に出てきて謎のアンデッド見つけ声をかけようとしたが、相手も自分を発見したみたいで急いで逃げた。相手を逃がさないようにすかさず回り込んだ。

 

 

「少し話が聞きたいだけで、危害を加えるつもちはない。だから質問に答えてもらいたい。いったいここはどこなんだ?」

 

 

そうすると相手の金髪の10才ぐらいの特殊な吸血鬼の少女は怯えがらも返答した。

 

 

「ここは法国という国の1つの都市です」

 

 

そうすると、突然声をかけられた。

 

 

「そこのアンデッドたち何をしているのだ」

 

 

モモンガは声がした方を見ると変な4人組の集団がいた。

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでもこの作品に興味をもっていただければ幸いです。
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