面白くするの本当に難しい..
第3位階不動金剛の術で炎を『二打(にのうち)』を纏わせかつ炎の柱を出現させてダメージを与えると何とかこの魔樹を倒すことができた。キーノやアイラの支援などもあり地道にダメージを与えていくことができゼツを含めた全員が何とか致命傷を負うことなく魔樹を倒すせた。
「モモンガさんは大丈夫でしょうか」
「アタシも心配だけどさ、どう考えてもあのレベルの戦いに乱入できないでしょ」
「確かにそうですが 」
「待つしかないよ」
アイラの心配に対して一番年下のキーノが心配しないようにしていた。
×××××××
《飛行(フライ)》で上がりつつ周りを警戒しつつ《鷹の目(ホークアイ)》で狙撃者がどこにいるのかを矢が飛んできた方を見つつ警戒していた。
(もう別の場所に移動しているから、狙撃した場所は意味がないけれどそう遠くには行っていないだろうから警戒する範囲もある程度は制限される)
そう思い周りを警戒していると10時の方向から炎属性の魔法が込められた矢が飛んできたので、それを回避しつつこれまででわかっている相手の情報をまとめていた。
(相手は弓矢を使ってくる。矢は魔法が込められているもので、どちらかというと物理攻撃にいろいろな属性を付加してくるタイプだな。それに弓矢で物理攻撃をしてくるということは矢が必要になってくるから無限に戦うことはできない)
次に飛んできた矢が、自分がいるところから少し離れた場所に飛んでいった。そのことに疑問に思いつつ矢が飛んできた方向に《魔法の(マジック・アロー)》を放った。
そうすると急にどこからか霧が発生していて、自分の体もその範囲内に入ろうとしていた。
(相手の狙いは何なのだ?こちらは第1位階の魔法を使って様子を見ているが何もしてこない。それにこれは霧じゃなく... )
それは霧ではなく別の物であることに気づいた時にはもう体の周りに何らかの粉があった。そのことに気づいて脱出しようと移動しようとした時に近くに飛んできた爆発がして巻き込まれていた。
× × × × ×
ある日のこと、数百年ぶりにスルシャーナ様に似た気配を感じたが数分後にはその気配がなくなった。
「スルシャーナ様に似ているだけで本人ではないでしょう。この私が間違えることはありませえん。私がそうでも六代神ことあの方々たちに仕えていたが離反した愚か者達なら食いつくかもしれないな」
現状を把握しようとしているとその気配があったところに離反した奴がテイムしていたものの気配が近づくのを感知していた。相手の強さを確かめるのに使えると思ったのだが、瞬殺されてそのくらいの強さかイマイチわからなかったのだが収穫はあった。
「相手は即死魔法か超高火力の魔法、ワールドクラスの物理技のどれかだろうな。あいつはせいぜい80レベルぐらいで魔法に対しての耐性はそんなにないみたいであったから、この内のどれかで確定だろうか。そうすると、あの方に気配が似ていることもあるから即死攻撃であることが1番可能性ありそうです。」
気配を頼りに相手を分析していた。気配だけでは相手についての情報が全く得られないのにそのような真似をするかというと、魔法で相手を見ようとすると迎撃の魔法で何らかこちらに仕掛けてくることを恐れての行動だった。
六大神が残した物の中にスクロールらロッド系のアイテムはなく、複数の人で行う儀式でようやく第5位階の魔法にしかならないので危険だと判断しての行動だった。それに相手が法国に近い場所にいたからでもある。
この時にモモンガに魔法で調べようとしていたら、監視対策の魔法で何も見ることが出来ず逆に《爆発(エクスプロージョン)》によって犠牲者を多数出す結果になっていただろう。
相手を確認するべくこの者は相手の気配を辿って追いついて、攻撃を仕掛けて相手の実力を確かめようとした。
(あの方に気配が似ているだけで殺すべきです。相手の実力を図るという意味で今回は弓を使いますか)
自分が使う弓矢の性能を確認して出発して、ちょうどモモンガ達が魔樹がいる付近に移動しているところであった。そこに弓矢で攻撃する前にあちこちにこちらの簡易トラップなどを仕込んでおいてから、魔樹と両方相手にするつもりで攻撃を仕掛けていった。
× × × × ×
モモンガは炎の中にいた。爆発に巻き込まれたが炎に対してアンデッドは炎ダメージ倍加があるが、アイテムによってほとんどダメージをくらわなかった。その分光属性に対してなんの対策もしていない状況である。
(まさか粉塵爆発を起こしてくるとは思わなかったな。普通SPを消費したオーソドックスな戦い方をするものだと考えていたからこの現状かー。相手に対してより警戒しておかないとヤバイかもしれない)
弓矢には特殊なシステムがある。SPを消費することによって矢の飛距離や貫通力、屋に込められている魔法の強化が行われる。SPの量は誰もが100となって減るのには2つのパターンがある。1つ目は瞬発的な行動によってと2つ目の長期的な行動である。SP減少はリング・オブ・サステナンスで2つ目の理由をカバーすることができる。SPが全てなくなるとステータスが大幅にダウン(6割ぐらいに)してしまう。全部なくならなくても8割ぐらい消費していてもステータスがダウンする。
まず、どこかにいる敵を見つけることをしないとななどと考えていると、強化された矢が飛んできたのでその方向を見てみると黒ずくめの人物が大きめの弓を持った人物が木の上のところに立っていた。
顔はヘルメットのようなものをしていて見えず、全体的に黒目で何かの模様が書いてあるマントのようなものを着ている人物であった。
モモンガは、相手が見えているので《時間停止(タイムズ・ストップ)》を使った。70レベル以上の人は時間停止対策をしているので、それをしているかいないかを確認のためにした。時間停止の間に相手に攻撃を当ててもダメージを与えることはなぜかできないので、お互い動けようが攻撃を当てても無意味である。
相手のヘルメットを見ても普通に動いていたので、《遅延・集団的・メテオフォール》を使って探り合いをしつつ本格的な戦いを始めた。
「さて、ここから実力の差というやつを見せようじゃないか」
自身満々にモモンガは言った
どうだったでしょうか?
時間停止の魔法はこれであっていると思うのですがどうなんでしょう。(ドラマCDと9巻のを参考にしています)
こういうのはやめた方がいいなどの批評でもいいので感想など書いてもらえるできる限り活かしたいと思います。お願いします。