あ、護衛艦あけぼののプラモ買いました。
「ご主人様、仕事は良いんですか?」
冷えピタ、マスクをし、布団に横たわっている漣は、真っ赤な顔を布団の横にあぐらをかいている悠に向けた。
「ん?ああ。お前ら艦娘達は、俺にとっては娘みたいな感じだからな・・・。まあ、俺が腹を痛めて産んだ
「ありがとうございます・・・。」
悠は、「よっこらしょ」と言いながら立ち、部屋から出ていった。
「(可愛いな・・・。ほっぺたは熱いが、とても柔らかい・・・。プニプニだ・・・。)」
卵粥を作ってきた悠は、毛布にくるまって寝ていて、マスクのゴムに囲われている漣の頬を突っついた。
「ふにゅー・・・。」
悠に頬を突っつかれた漣は、力が抜けた様な声を出した。
「(ヤバイ!!!ハイエースしたいくらい漣が可愛い!!!)」
悠の理性は、漣の力が抜けた様な声によって欠けようとしていた。
「ふにゅっ!?」
漣は、ずっと悠に頬を突っつかれていたので、目を覚ましてしまった。
「ご主人様、何してたんですか?」
漣は、目を輝かせながら悠に問いかけた。
「え?ああ・・・。粥作ってきたから食べて。」
「あ、誤魔化した。今、誤魔化しましたね?」
「え?何の事〜?」
悠は、おもむろに目線を漣から遠ざけた。
「漣は、騙されませんよ!!!さあ、罰として今から良いことしまsフゴッ!?」
悠は、素早く漣が着けていたマスクを顎に下げ、レンゲに掬ってあった卵粥を漣の口に突っ込んだ。
「病人は粥食って大人しく寝てろ!!!」
「いいな・・・。」
「良いですね・・・。私もして欲しいです・・・。」
「子日だよ・・・。」
「クソ提督め・・・。漣にあんな事して・・・。別に羨ましくないんだから・・・。」
「不幸だわ・・・。」
その様子を襖と襖の隙間から見ていた人達がいた。そう、家にいる全ての艦娘達だ。
「ん?君は?」
悠は、見覚えのない艦娘が居たので、その艦娘に話し掛けた。
「扶桑型戦艦姉妹、妹のほう、山城です。あの、扶桑姉さま、見ませんでした?」
「提督の曙 悠だ。扶桑は、見てないぞ。」
「扶桑姉さまが居ないなんて不幸だわ・・・。」
「ん?待て・・・。戦艦・・・?」
悠は、〝戦艦〟という単語を聞いた後、また山城に問いかけた。
「はい・・・。そうですが何か?」
「やったあぁぁ!!!戦艦だあぁぁぁ!!!戦艦2隻目だぁぁぁ!!!ん?待て。俺は建造してないし、する様に頼んだ覚えもない・・・。勝手に建造した奴は誰だ?」
「子日だよー!!!」
「貴様ぁー!!!」
子日は、直ぐに逃げ出したので、悠は、それを追いはじめた。
「クスクス・・・。」
漣は、その様子を見ながら少し笑った。