カリワ村の領主館の前に出てきたザワナーの号令で、山賊たちは一斉にグレイル傭兵団に向けて武器を手に襲い掛かってきた。
傭兵団はすぐさま応戦する構えを取る。
(あまり前に出すぎずに戦うべき、か・・・)
先ほどボーレから言われた忠告を頭に刻み、アイクは慎重に敵との距離を置いたところで立ち止まる。
目の前にいる山賊は、刃こぼれが目立つ鉄の斧を手に、アイクに駆け寄ってきた。
「てめぇらが村の連中が雇ったとかいう傭兵だな! おれたちに勝負を挑んだことを航海させてやるぜ!」
そう言って斧を大きく振り上げ、アイクに攻撃しようとする。だが。
「遅い!」
難なく身をかわし、手にした鉄の剣で素早い斬撃を二度決める。
「ぐわあっ!」
鉄の剣を持つ右手に伝わったのは、人間の体を切り裂く、独特の感触。
本物の剣を手に、生身の人間を攻撃するのは、アイクにとってこれが初めてだった。
深い切り傷から大量の血をしたたらせながら、山賊は憤怒の目をアイクに向ける。
「おのれ・・・っ! 殺してやる!!」
そして、再び斧を手にアイクに襲い掛かるが、その間に緑の影が割り込んだ。
「そうはさせない!」
オスカーだ。彼は瞬時に槍をふるい、馬上から山賊を一突きする。その一撃で、山賊は地に倒れて再び立ち上がることはなかった。
「アイク、大丈夫だったかい?」
「ああ、ありがとうな」
「なに、困ったときはお互い様だ。今みたいに協力して敵を倒していけば、安全に戦っていけるさ」
2人は別の標的をめざし、走り出す。
一方ボーレは、路地裏で別の山賊と戦っているところだった。
「傭兵どもめ! とっととこの村から失せやがれ!」
山賊の一撃は、ボーレに命中する。
「ぐっ・・・なかなかやるじゃねぇか。けどな、おれの方が力は上だぜ!」
そう言って、鉄の斧を振り上げて反撃を決める。ボーレの一撃で、山賊は倒れた。
「さあ、次はどいつだ!!」
そう叫びつつ、別の山賊のところへと駆け込んでゆく。
ティアマトは、村の入り口の近くにある民家を訪問していた。民家の中から顔を出した人のよさそうな初老の男は最初は警戒していたものの、ティアマトはすぐに自分の素性と団員たちが山賊たちと戦っている様子を示して安心させる。
「おお、傭兵団の方たちか。よく来てくだされた。わしがこのカリワ村の領主じゃ、話は聞いておりますぞ」
話を聞くとどうやら彼は、領主館がザワナーに乗っ取られた際、命からがら館から逃げ出し、今までこの家にかくまわれていたらしい。
「さ、この武器を持って行ってくだされ。戦う力などないわしらには到底扱えぬものじゃが、おぬしらならきっと役に立つじゃろうて」
そう言って、初老の領主は重厚な輝きを見せる剣をティアマトに差し出す。ずしりと重い触感が特徴的な、鋼の剣だ。
ティアマトは頭を下げた。
「立派な剣を、ありがとうございます。必ず、この村を山賊たちから解放させ…」
そこまでティアマトが言いかけた時だった。
「う、うわあああ!!」
「火事だぁーっ! 逃げろ!!」
突然、叫び声が響いた。
「村のやつらめ…傭兵団を雇って俺たちを追い出そうったってそうはいかねえぞ。見せしめに家を潰してやる!」
1人の山賊はそうつぶやき、近くにあった民家の窓に火のついたたいまつを放り込んだのだった。
瞬く間に火は木造家屋に燃え移り、黒煙が立ち始める。
「!!」
村人の叫び声を聞いたティアマトと領主があわてて外に出ると、村の一角から黒い煙がもくもくと昇っているのがはっきりと分かった。
「な、なんということじゃ…」
力なくへたり込んでしまった初老の領主に、ティアマトは励ましの声をかける。
「領主さん、これ以上この村に被害が拡大せぬよう、我々傭兵団は山賊たちの迅速なる掃討、および住民たちの避難誘導を行います。あなたも速やかに、この村から避難してください!」
「う、うむ…すまんの…」
山賊たちと戦っていたアイクたちのもとへ、ティアマトが駆けつける。
「みんな、大変だわ! 山賊たちがこの村の民家に、次々と火をつけだしたみたいなの」
目の前の剣士を倒し、落とした鉄の剣を拾い上げてから、オスカーは煙の方向を見やって答える。
「そのようですね…」
「副長、どうするんっすか!?」
ボーレも焦った様子でいる。
「ボーレとオスカー、あなたたちは住民の避難誘導をお願い。この風向きでは最悪、火事は村全体に広がってしまうわ…村の外を流れている小川の向こう側まで誘導してちょうだい」
「了解!」
「アイク、あなたは私と一緒に残る山賊たちの掃討を担当よ。少しでも被害を抑えられるよう、なるべく早く終わらせましょう!」
「わかった」
傭兵団員はそれぞれ、自分の行くべき場所に散らばる。
火災はみるみる大きくなり、民家は大きく炎上していた。無数のオレンジ色の炎が、空をめがけて踊り狂う。
そして発生した大量の火の粉が陸から海に向かって吹く風に乗り、宙を舞う。いつ火事が他の家屋に広がってもおかしくはない状況だった。
そんな状況の中、オスカーとボーレはカリワ村の住民たちの避難活動に当たる。
山賊たちの数はだいぶ減ってきてはいたが、まだどこかに隠れているか分からない以上、慎重に行動する必要があった。
「みなさん、落ち着いて行動してください。ここは危険です、すぐさま村の外へ」
オスカーがそう言いつつ住民たちを誘導しているところに、いきなり襲い掛かる影。
「おらぁ死ねや!!」
斧を手に、1人の村人に斬りかかってくる。
「! させるかっ!」
瞬時に間に割り入り、オスカーは山賊の斧を槍で食い止めた。
「ちくしょうっ! お前らさえ…お前ら傭兵団さえこなければ!!」
山賊はそう言って、今度は別の村人に駆け寄る。
「きゃああっ!!」
山賊に狙われた村娘はあっけなく腕をつかまれる。村娘ののど元に斧の刃があてがわれた。
「おいお前ら! よく聞け!! この女の命が惜しければ、村にある金目の物全部をおれたちに渡しやがれっ! でなきゃこの女を殺すぜ!!」
「ひいっ…!」
村娘の表情が恐怖に震える。当てられた斧の刃が首の皮膚をこすり、軽くよれる。
「くそっ…卑怯な!」
オスカーが歯ぎしりをする。村人たちも手出しができなかった。
その時だった。
「おらあっ!」
ボーレが飛び出し、山賊めがけて強烈な拳による一撃を加えた。あまりに突然のことだったために山賊は対処できず、村娘の拘束を解く。
即座にボーレが村娘を逃がし、傍らにあった斧を手に山賊に渡り合う。
「卑怯な真似しやがって! おれはてめえみてえな奴らが大っ嫌ぇなんだよ!!」
そして、右手に持った斧に力を込めて、渾身の一撃を叩きこむ。山賊の体は真っ二つになり、ついでにボーレの斧も真っ二つに折れた。
「あの…助けてください、本当にありがとうございました」
先ほど人質にされていた娘が、ボーレに駆け寄る。
「いや、このくらい大したことねえって。それより、怪我はねえか?」
「はい。本当に助かりました。あの、それで…」
「?」
少し緊張した様子で、娘は何やら煌めく布のようなものをボーレに手渡す。
「これ…私の母の形見です。天使の衣といって、身にまとうと体力がより多くなるという貴重な品らしいですが…もしよろしければ、受け取っていただけますか?」
「え! そんな大事なものいいのか?」
村娘の顔が、暗くなる。
「…私、今までずっとこの村で母と2人きりで過ごしてきました。父親の記憶はありません。私にとって、母だけが頼りでした」
少しずつ、涙声になっていく。
「でも、その母も先日やってきたザワナーの部下に連れ去られてしまったんです…あれからもう数日たちますが、帰ってきませんでした…もう、もしかしたら母は…っ…」
そこまで言って、娘は泣き崩れてしまう。そっとボーレは手を差し伸べた。
「…泣くなよ」
「すっ…すみませ…ん…」
そして、目の前の少女を立たせる。
「あんたのおふくろさん、絶対おれたち傭兵団が助けてやる。ザワナーが連れ去ったってんなら、きっとあの領主館の中だろ? 戦いはおれたちに任せてくれよな!」
「はい…ありがとうございます…!」
「よし、やってやるぜ!」
そう言って勢いよく駈け出そうとするボーレを、不意に村娘が呼びとめた。
「あ、ちょっと待ってください!」
「ん、まだなんかあったか?」
「あのー、あなたが手にしてる斧壊れているように見えるのですが…大丈夫なんですか?」
「あ…そうだった…」
山賊たちの討伐をアイクに任せ、ティアマトは延焼を防ぐ目的で民家の破壊を行うべく、馬を走らせていた。
「燃える前に壊す」という方法が、この世界での一般的な消火方法だからだ。
「何としても、ここで火の勢いを抑えなければ…!」
その時だった。村の門の方から、1人の女性が必死の形相で走ってきたのだ。
「息子が…まだ息子のガロが家に!!」
そして、そう叫びつつ炎が上がり続ける村の北東部の方へ駆け寄っていく。急いでティアマトは先回りした。
「この先は危険です! すぐに避難してください!」
「そっ、そこをどきなさい!! ガロがまだ家に取り残されてるの! 助けに」
「ダメです! あなたまで焼けてしまいます!!」
「ガロ…ああ、ガロ…!!」
地面にへたり込んでしまう母親。そこへオスカーがやってきた。どうやらこの母親を連れ戻しに来たようだ。
「副長、すみません。どうしてもこちらで誘導することができず…さあ、村の外まで避難しましょう」
「いやっ! まだ息子が家に!!」
そこでティアマトが口をはさむ。
「…ご自宅は、どちらですか? よろしければ私が救出に向かいますが」
延焼を防ぐために民家を取り壊す作業を担当するティアマトとは別に、アイクは残る山賊たちの掃討を行っていた。幸い敵は斧を持った者ばかりであり、戦闘は比較的有利に行うことができていた。
そしてあたり一面火の海となった村の北東部に残る敵を倒した時、叫び声のようなものを聞いた。
「ママぁー!! 助けてぇぇー!!」
「!」
確かに声が聞こえる。どうやら、すぐ目の前の炎上した民家の中に、子供が取り残されているようだ。
「中に子供が!?」
アイクはマントを外し、迷わず炎の中へ飛び込んでいった。
想像を絶する熱さだ。視界に映るのは一面の紅。さらに熱気で光景がうねうねとうごめきまわる。自分がどこに立っているか、どこに何があるかすら分からない。
こんなところには1分もいられないだろう。記念すべき初陣を骨まで焼き尽くす火葬で終わらせるわけにはいかない。
「くそっ…どこだ! どこにいる!!」
吸い込む息までもがすさまじい熱さで、のどが焼ける感覚を覚える。まともに瞼を開けることもできない。全身に降りかかる火の粉を振り払いつつ、手探りでの捜索が続く。
「ママ…あつい…あついよう…」
力がない声が聞こえた。
「そこか!」
男の子がぐったりとしていた。急いで駆け寄り、抱きかかえる。
「しっかりしろ。すぐ、こっから出してやるからな!」
そして来た道を戻ろうとした瞬間だった。天井が崩れて、退路が立たれてしまったのは。
「しまった!!」
唯一の出入り口が埋まり、どうすることもできなくなったアイク。すでに自分自身の体力も危険な状態だ。脱出方法を考えるが、熱さで頭が回らない。
「おにいちゃん…あついよお…」
「待ってろ、すぐに外に出してやるからな! …どうする、何かいい方法はないか」
そこで、思いつく。
「そうだ、この火事で家の壁が燃えて薄くなっているはず…そこを剣で叩き割れば…!」
剣を引き抜き、外壁に向けて振り下ろす。焔の中で熱せられた剣の柄は想像を絶する熱を持ち、肉が焦げる嫌なにおいが鼻を貫いた。
何度も剣で叩くが、壁が壊れる様子はない。
その時だった。壁の向こうから声が聞こえたのは。
「アイク、私よ聞こえる?」
ガロの母親から頼みを聞きうけたティアマトは、家の周囲から侵入ルートを探っているところだった。その時に家の前に脱ぎ捨てられたアイクのマントを見つけ、彼がすでに中に入っていることを悟ったのだった。
「ティアマト!」
「よかった、無事なのね!」
「ああ、この中に取り残された子供も問題ない! だが、脱出経路を絶たれてこの家から出ることができない!」
アイクとガロの無事に安堵しつつ、ティアマトは馬から降りて斧を構えた。
「分かったわ。今からこの壁を壊すから、少しそこから離れていてちょうだい」
「分かった、助かる!」
重くて強力な鋼の斧を手に、ティアマトは壁に殴り掛かる。一撃で壁を突っ切り、刃が壁を貫通した。
あともう少しだ。何度かそれを繰り返し、とうとう壁に大きな横穴が空いた。
「さ、速く! すぐにこの家は崩れるわ!」
空いた穴からガロを抱えたまま、アイクは飛び出す。その直後に家は一気に崩壊をした。
まさに間一髪だった。
「ガロ! ああガロ! 無事でよかった…!」
母親が駆けつけてきて、ガロを抱きかかえる。煤にまみれて真っ黒だったが、奇跡的に大きなやけどなどもないようだ。
「ママ…」
力なくガロが言葉を発する。
「本当に…ありがとうございました」
母親は息子を抱きかかえ、何度もアイクたちに感謝をする。
ザワナーは、いつの間にか領主館から姿を消していた。そして建物の中を探したが、先ほど村娘が言っていた母親の姿はどこにも見られなかった。
「副長。村内およびこの村の付近一帯を回ってきましたが、ザワナーの姿はどこにも見当たりませんでした」
「そう…ご苦労だったわオスカー」
ボーレはさっきの娘のもとへ行く。
「その…すまんな。おふくろさん、見当たらなくて…」
「いえ…大丈夫、です…」
やはり、ザワナーが連れ去ったと考えるのが自然だろう。最初から部下たちは、自分が生き延びるための捨て駒にすぎなかったのかもしれない。
「何とか終わったが…ティアマト。これで本当に…よかったのか?」
やけどの手当てを済ませたアイクは、村の様子を示しつつ聞く。
村はほぼ半分が焼け落ち、悲惨な光景となっている。
「そうね…できることなら、こんな大きな被害を出さずに済ませたかった。それに親玉を逃がしたうえ、山賊にさらわれた村人まで出してしまった以上、本当の意味での任務成功とは言えないわ。でも…」
「でも?」
「でも驚いたわ。アイクがこんなに成長していたなんて」
そうは言われたが、アイクはあまりうれしい反応はしない。
「親父に比べたらまだまだだがな」
「それは仕方ないわ。だってグレイル団長は…」
そこまで言いかけて、ティアマトは言葉を濁す。
「親父が、どうかしたのか?」
「いえ、何でもないわ」
どこか暗い表情になりつつ、ティアマトは返す。
「そう言われると余計に気になる」
「…いずれ分かる日が来るわ」
「…」
それ以上は、ティアマトは何も言わなかった。
「よ、アイク! 初めての実戦、結構よかったじゃねえか。ま、おれの方がもっと目立ってたけどな!」
暗くなった空気をどうにか換えようとしてか、ボーレが明るめの声で話しかけてきた。その後ろからオスカーもやってくる。
「確かに目立ちはしたな。張り切りすぎて武器を壊してれば嫌でも目に付く」
「兄貴! 余計なこというなって!」
そんな2人のやりとりは、アイクの耳には入っていなかった。
(これが、傭兵…)
初めて敵を本物の剣で斬りつけた感覚が、ずっと手に残る。
炎の中を突き進んだときの熱さが思い出される。
(今までの訓練とはまるで違う。本物の戦場、か…)
戦場は、アイクが今まで経験したどんな状況よりも、恐ろしい場所だった。
生と死は紙一重。やられる前にやるのが基本。理屈や理論など通用しない、力が全てを支配する地。
だが…
(…俺は、もしかして…)
今まで経験したことがない、不思議な感覚が湧き上がりつつあった。
(俺は…戦うことを楽しんでいるのか? 敵を倒すこの感覚を、俺は楽しんでいるのか?)
戦いとは忌むべき行為。戦わずに済むなら、平和的に解決できるのなら、それ以上のことはない。
普通は、そう考えるはず。
アイク自身、そういう考えは持っていた。持っていたはずだ。訓練時代も時々、戦うことそのものに疑問を持ったことがあった。
だが、確かに「戦いが楽しい」という感情が、アイクの心に目覚めつつあった。
「アイク、聞いてるの?」
「…え?」
ティアマトの声で我に返った。
「今後、この村を襲った山賊たちの足取り調査をすることをグレイル団長に検討してみることにしましょう。このまま山賊を放っておいては、他の村の平和も脅かされてしまう…そうなる前に、手を打つ必要があるの」
「分かった」
「今日のところはいったん砦に帰還しましょう。後のことは団長たちとの話し合いで決定します」
こうして、アイクの初陣は終わった。
ガロ:シビリアン
カリワ村に住む青い髪の少年。山賊たちが放った火による火災に巻き込まれたところで、アイクに救助される。
実は海が大好きで、将来は大きな船を手に入れて世界中を回ってみたいという夢がある。旅の吟遊詩人の歌を聴いてから、そういう冒険にあこがれるようになったらしい。
そういえばティアリングサーガに同じ名前の海賊がいたが、もしかして…
シビリアン・・・
この世界で暮らすごく普通の一般市民がつく兵種。戦う力は持っていない。当然だが能力は基本的に低い。
敵に捕らわれて人質にされていたり、敵から必死に逃げていたり、ステージ開始時に問答無用で殺されてたりと、FEシリーズでは基本的にかわいそうな役目を与えられることが多い。
でも生存させることに成功するといいアイテムがもらえることが多いので、がんばって生き残らせよう。
子供キャラより大人キャラの方が若干打たれ強かったりするが、あんまり大差はない。
バンデッド・・・
いわゆる「山賊」や「海賊」といったならず者や蛮族がつく兵種。斧を武器に戦う。スキンヘッドがまぶしい。
能力的には戦士よりもさらに力を上げ、その反面他の能力が若干下がった感じ。蛮族だけあって山や砂漠といった地形に強く、さらに海も移動できる。
海を「歩く」とは考えにくいため、泳いでるか小舟を使っているかのどっちかだろう。海の上でも戦えるところを見ると、小舟説が有力。
敵の場合に限り、まだ訪問していない民家に先にたどり着かれると、その民家を破壊されてしまう。破壊されるとそこで手に入るはずのアイテムがもらえなくなるので注意。
基本的に序盤のやられ役だが、ゲーム中盤以降もお邪魔キャラとして時々登場する。斧に相性のよい剣を扱うキャラをぶつけて、さっさと倒してしまおう。
鉄の剣・・・
世に広く出回っている一般的な鉄製の剣。安価で扱いやすいが威力は控えめ。
軽いため力があまりない人でも安心して使えるし、耐久度も高いため、お世話になる人は多い。
だが威力の低さが問題。蒼炎の軌跡は剣氷河期まっただ中なこともあり、剣を扱うユニットは早急に鋼以上の武器に乗り換えていく必要が出てくる。
なお、なぜか使用回数は「46回」。なぜ45とか50とかじゃないのか。しかもこれ、わりと昔から46回だったりする。
次回作では回数が50回になった。
鋼の剣・・・
材質が鋼鉄製となり、威力の補強が図られた剣。反面やや重量や命中精度が悪くなった。
使用回数も多めで、中盤頃にかけて剣装備ユニットの標準装備となりうる武器である。
鋼製の武器は各国の軍隊でも幅広く採用されているようだ。
鉄の槍・・・
鉄製の安価な槍。あまり重くないため扱いやすい。
新兵に支給されることが多い。
このゲームの高い難易度選択では、序盤はとにかくこの武器の不足に悩まされることになる。大切に使うようにしよう。
鉄の斧・・・
木でできた柄に、鉄製の刃を取り付けた斧。戦闘以外に、日常的にもなじみが深い武器でもある。
鉄製だから威力は低め…と思いきや、斧というカテゴリの傾向と斧使い自身の力の強さのおかげで、鉄製の武器たちの中ではトップクラスの扱いやすさを誇る。中盤くらいまで余裕で使って行けるだろう。
そんな鉄の斧だが、昔は「雑魚の武器」と呼ばれたつらい時代もあった。今思うとかなり大きな出世である。
反面、剣が窓際に追いやられているが…
鋼の斧・・・
刃はもちろん、柄まで鋼鉄でつくられた威力の高い斧。その反面かなりの重量を誇る。
序盤は鉄の斧の使い勝手の良さに加え、鋼の斧の重量がかなりのものとなっているため、あまり使われにくい。
だが中盤以降は斧使いの頼れる標準装備として、活躍は間違いない。ただし命中率には不安が残るのが難点か。
また、撃ち漏らした敵へのとどめや扉などの地形の破壊にもかなり役に立つ武器である。余裕があったら序盤でも一つくらい斧使いに持たせておくのも悪くない。
天使の衣・・・
身にまとうことで自分のHP上限を増やすことができる魔法の衣。
強力な品故に入手できる機会は少ないが、体力が少なめのキャラを育てたい時には使っておくといい。
なお、まとった瞬間にこれは消えてしまう。