わたしのまったりのんびり冒険記~御三家とともに~ 作:とおりすがりのポケモンマスターもどき
今回はあの筋肉マスターが登場します!それではのんびりしていってね!それからあの方は、掘り下げがいがあるので、前後編に分けてお送りします!
次のジムがある町、グレンタウンを目指してクチバを出発したアクアたち一行。しかしその途中で、乗っていた船を何者かによる襲撃によって沈没させられてしまう。船を沈めた張本人である、四天王の将、竜使いのワタルと、氷使いのカンナとの戦闘の末に撃退し、ふたごじまでの騒動でフリーザーを捕獲し、ついにグレンタウンへとたどり着いた。
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いよいよグレン火山が見え、わたしたちの目的地である、グレンタウンも見えてきた。『まもなく~、グレンタウン~、グレンタウンでございます。お降りの方は…、グハッ!』「うるせえお前は黙って寝てろ!(アクア、レッド、グリーンのポケモンたちによる三連続攻撃)」『』コウキはまだぐっすりと眠っているようだ。 旋回しながら地上に降り立つと、ポケモンたちを労いつつボールへと戻し、わたしたちは早速ジムを目指して全速力で町を駆け抜ける。レッドが一番速く駆け抜けていく。そのあとにわたしが続き、少し遅れてグリーンもついてくる。コウキはトゲキッスに乗せてもらっているまま、わたしたちのすぐ後ろについてきていた。しばらく走ると、ジムが見えてきた。既にレッドが扉の前に着いていたが、なんとなく落胆しているように見えるが気のせいなのか?そう思い、わたしも急いで扉の前でブレーキをかけて急停止する。そして扉を見ると、何かが書いてある小さな紙が貼ってある。それをよく読んでみると、《ジムリーダー不在につき、隣のポケモン屋敷から鍵を探してきてね~!追伸:屋敷にはかなり高レベルな進化系のポケモンもゴロゴロいるから、くれぐれも気を付けるように!》…つくづくムカつく張り紙である。
ぐずぐずしている暇はないので、不安な気持ちを抱きつつも、ジムの隣にある、寂れた屋敷、ポケモン屋敷へとわたしたち一行は足を踏み入れた。もちろんコウキを盾にしての突入である。何かあったらコウキを犠牲にしてわたしたちだけでも逃げよう、という作戦である。コウキは初めは抵抗したが、三人の無言のプレッシャーに負け、嫌々先頭になった。ちなみに並び方は、コウキを先頭に、グリーン、わたし、レッドの順だ。列の前に、コウキのブーバーン、レッドのスピアー、グリーンのゴルダック、そして列の後ろにわたしのどんたろうが続く。
薄暗い屋敷の中を進むと、廊下の先に巨大な錆びた鉄の扉が行く手を阻んでいた。道中、何度か野生のポケモンが襲ってきたが、わたしたちのオーラを読み取ったのか、すぐに引き返していったため、特に何事もなく、屋敷の奥へとたどり着くことができた。それはさておき、扉は、錆びているとはいえ、四人がかりで押しても、うんともすんとも言わなかった。ようし、こうなったら…!「どんたろう、【ころが】って扉を破壊して!」「俺たちも手伝うぜ!スピアー、【ダブルニードル】!」「ゴルダック、【バブルこうせん】!あいつらを手伝うんだ!」"ドオンファン!" "スピッ!" "ゴルッ…!"
『俺たちも手伝う必要がありそうだな、ようし、ブーバーン!【ほのおのパンチ】!』"ブウウウウバアアアアン!!"四体が雄叫びを上げながら巨大な扉へと向かって攻撃を仕掛ける。攻撃が直撃し、土煙が上がる。しかし扉はびくともしなかった。想像を越える頑丈さだった。ふざけやがってぇ!「どんたろう、ブーバーン、ゴルダック!【はかいこうせん】!扉をぶち壊して!」"グオオオオ!!!"三体の口から、巨大な光線の束が放たれ、重い扉は遂に吹き飛んだ。少しオーバーキル気味だったが、とりあえず邪魔なものを取り除けたので結果オーライである。流石はかいこうせん。
扉を吹き飛ばしてみると、なんとその先には、狭い階段が地下へと続いていた。ポケモンたちの大きさでは通り抜けることは不可能そうだ。ポケモンたちをボールへと戻し、再び鍵を探すため、地下へと続く狭く暗く黴臭い階段を下ることに。長い階段を下へ下へと降りていくと破壊された銀色の大きな機械が目の前に現れ、何かにねじ切られたような感じで無数のコードがぶら下がっていた。と、その直後背後から鋭い殺気を感じた。すぐさま背後を振り返ると、なんと後ろにはブーバー、ウインディ、マタドガスがいつの間にかおり、出口を塞いでいた。先程までのポケモンたちとは格が違うということが見ただけで瞬時にわかった。それくらい彼らの眼光は鋭く、縄張りに立ち入ったものに対する殺意がオーラとして滲み出ていた。【ほのおのうず】、【かえんほうしゃ】、【ヘドロばくだん】の猛攻によって、四人は散り散りになってしまった。とりあえず近くの広い部屋へと転がり込み、ボールを構えて、出口の前へとこいたろうを繰り出し、敵の出現に備える。どうしてあの子たちは襲いかかってきたんだろ?もしかして…
縄張りに入ったことに怒ってる?だとしたらなかなかヤバいんじゃない!?しかも恐らく命懸けで縄張りを守ろうとしてくる。いや、それくらいのものが隠されているのかも?だったらラッキーね!あの子たちを捕獲するついでに、あの子たちが命懸けで守っている、その何かしらのお宝も頂いちゃおうかな。そうと決まれば、さっさと倒しちゃお。フフフ。ちょうどよかった。相手の方から来てくれるようね。わたしたちのお相手はブーバー、これまで何度も相手をしてきたポケモンだから、大体のことはわかる。だから勝機はこっちにある!「ショータイムよ!!」戦いの火蓋が切って落とされた。
"ブーバー!"仕掛けてきたのは相手。まずは灼熱の【かえんほうしゃ】でこちらを威嚇をしてくる。なかなかの威力ね…。でもタイプ的にもレベル的にもこっちの方が遥かに有利なはず、落ち着いて戦えばまず敗ける心配はないわね。深く息を吸って細く長く吐き出す。そして両頬をパシパシと手で叩いて気合いを入れる。準備は出来た。「待たせたわねブーバー!さあ覚悟しなさい!あなたが余裕ぶっていられるのも今のうちよ?いいわ、そういうタイプは相手として嫌いじゃないわ。あなた、わたしたちの仲間にならない?いいこと沢山あるわよ?」"ブ…ブーーーバーーー!"再び【かえんほうしゃ】が飛んでくる。軽くかわし、反撃に出る。「もういいわよ、あんたが嫌だろうとなんだろうと無理やり捕獲してやるんだから!こいたろう、【ハイドロポンプ】!痛い目にあわせてやりなさい!」"グオオオオオオウ!"こいたろうの口から何十、いや何百リットルもの水が吐き出され、相手に襲いかかる。しかし相手もかなり戦闘慣れしているのか、ヒョイとかわし、こちらをバカにしたかのようにあっかんべーをしていた。もう許さない。
「こいたろう?次で確実に倒してちょうだい。さもないとどうなるかわかってるんでしょうね?【はかいこうせん】。この建物が壊れてしまっても構わないわ。」"グオオオオオオオオオオ!!!"【はかいこうせん】と【かえんほうしゃ】がぶつかりあい、閃光でまわりが見えなくなった。しばらくした後、ようやく煙が晴れる。立っていたのは、こいたろうだった。「流石ね、こいたろう!やればできるじゃない!」"グオウ♪"こいたろうも嬉しそう。あ、そうだ、ブーバーを捕獲してっと。名前はぶーすけでいいかな。うん、ぴったり!おっけー!図鑑登録完了ね!順調順調!転送しとこ。別に出番無さそうだし。 その後コウキたちと合流したわたしは、さっきの部屋の奥へと進んでいき、そこで日記を見つけた。要約すると、ギアナの高地で見つけた新種のポケモン、ミュウの遺伝子から作られたミュウツーが暴れて逃げ出してしまった。そこで、逃げてしまったミュウツーを、実力があって心優しいトレーナーに助けて欲しい、とのことだった。もちろんわたしたちはミュウツーを助けることを誓って、その日記に、もちろんです、お任せください。と書いて、更に奥に進んだ。そして机の上にあった鍵を取り、入り口へと戻った。しかし不運は続くものだ。入り口は、なぜか大量の岩石によって封鎖されてしまっていた。なんて日だ!
To be continue...!
後編ではいよいよあの人が登場します!それでは後編でお会いしましょう!