インフィニットストラトス 〈THE WOMAN G MYSTER〉   作:ジャッジ

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さて、トーナメントも終わり一部蟠りを残して時間は過ぎて行く、
今回はちょっと可愛い烈花さんが見れると思いますよ。




第十六話 「恋とデートと唐変木」

シャルside

 

「ゴメンね、手伝ってもらっちゃって」

 

「気にするなよ」

 

放課後の廊下、赤い夕日が差し込む中をニールと一夏が並んで歩いていた。その手にはプリントを持っている。

 

「でも、よかったの?今日はステラと街に行く予定だったんでしょ?」

「いいんだよ。第一、シャルがいないんなら行ってもしょうがねぇからな。」

「えっ?」

「まぁその…プリントの手伝いでもお前がいないなら意味ないしな。」

 

そう言ってニールの頬はわずかに赤く染まっている。

 

「ニール…」

「シャル…」

 

オレンジ色の光景の中、ふたりの影は徐々に重なって…

 

 

 

「………あ、れ?…夢か…」

 

そうしてシャルロットはマリアナ海溝ぐらい深いため息を吐き、再び眠りに着いた。

 

セシリアside

 

わたくしの朝は愛しきお姉様を起こす所から始まりますの、どうも昔から朝には弱いらしく毎朝起こしてくれと頼まれているです。

 

「お姉様、起きて下さい朝ですわ。」

「ううん……ふみゅ……」

 

ああ…可愛い‼

しかもお姉様は寝るとき服を着ない主義らしく時々鼻血が出るのを抑えるのが大変ですわ。

 

「ん……」

 

あれ?今の声はお姉様のそれとは違うような…何か予感めいた物が…そう思い布団を捲る、そこには

 

「ら、ら、ら、ラウラさん⁉

な、な、何をしているのですか⁈」

 

「ん…朝か……?」

 

「ん?…ラウラって…な、何してんの⁉」

 

しかも衣服を何も纏っていらっしゃらないので余計にお姉様が困惑顔をしてます、でもどうしてラウラさんが?

 

「日本ではこういう起こし方が一般的と聞いたのですが。間違ってるいますか姉貴?」

 

「「当たり前だ!(ですわ!)」」

 

そうして朝は過ぎてきました。

 

烈花side

全く…どうしてラウラは色々と間違った知識を持っているんだろうか?

食堂に着いたら一夏と箒に会った、ちょっとお邪魔かなと思いセシリア達と共に少し離れた場所に座ろうとすると。

 

「おーい、セシリアに烈花、ラウラも一緒に食べないか?」

 

ぁぁ…なんでだよ…箒が項垂れてるよ、可哀想に。

 

「ゴメンね、箒。」

「い、いや。いいんだ私は一夏と食事が取れるだけで。」

 

私達が食事をとっている時三人の人が慌てて入って来た。

 

「う、うわぁ!遅刻する!」

「ったく!なんでこうなった!」

「………急がないと……」

 

ニール達がこんなに遅れてくるとは…珍しいな。

しかも一夏はここで食べる様に言った。勿論さらに箒が項垂たのは言うまでもない。

 

「珍しいですわね、シャルさん達がこんなに遅いなんて寝坊でもしましたか?」

「う、うん、ちょっとその…」

「ああ、俺もだ。」

「……私も」

 

う〜ん珍しいな…

そう言えば今回はシャルがの制服が女の子のに変わっている。

 

「うん、やっぱ新鮮だな、改めて女子の格好をすると。」

「そ、そう?」

「ああ、可愛いと思うぞ。」

 

キーンコーンカーンコーン。

 

そんな時、予鈴が鳴った……って予鈴?

 

「うわあっ!い、今の予鈴だぞ、急げ!」

 

私達はそんな一夏を置いといて全力疾走した今日のSHRは織斑先生だ…このままでは死んでしまう。

 

「い、一夏何をしている!早くせんか!」

「待っててくれたのか箒!よし、じゃあ飛ぶぞ!」

「なっ⁉」

 

そんな会話が聞こえ一夏と箒は白式を展開し教室へ飛ぶ。

ひ、卑怯だ!ISを使うなんて!

でも一夏と箒は規律違反をしたという事で怒られている。そんな二人を横目で見ながら私達は席に着いた。

 

放課後、私は箒に呼び出された。

内容はなんと一夏に付き合ってくれと言われたがどうすればいいかわからないとの事だった。

 

「つ、付き合ってくれというのは、ま、ま、まさか、わ、私の事が。」

「落ち着いてよ箒!もしかしてあれじゃないの?何時もの唐変木・オブ・唐変木ズじゃ?」

「い、いや。私は、望みは捨てない‼」

 

まぁ兎に角応援はしておこう。

さて明日は私もレゾナンスのオープンカフェにて用事がある、そのために今日は早く休むとしようかな。

そう言えば最近誰かに見られてる気がするのは私の被害妄想だろうか?

 

 

 

 

 

 

翌日、レゾナンスのオープンカフェにて私は待ち合わせをしていた。

先に言っておくがこれはデートではない、仕事だ。

 

「やあ、待たせてしまったね。」

「ゴメンね烈花、待った?」

「いえ、私も今来た所です。」

 

私の目の前に座ったのは銀髪で紫色の口紅をした男性、ロード・ジブリールさんと、長い茶髪の少女、クリスティナ・シエラだ。

言うまでもないが彼らも転生者である。

 

「活躍は耳にしているよ。この間もVTシステム搭載機に打ち勝ったのだろう?」

「いえ、それは仲間の助けが有ったからで…」

「それでも凄いよ!さっすが我が社が誇るテストパイロットだよ!」

 

と言って彼女は私の頭を撫でる。むぅ…確かに彼女の方が年上だが、撫でられるのはちょっと…

 

「さて、本題に入ろう。今日は設計図と新たなる試作型ストライカーパックを渡そうと思ってな。」

 

そう言うとジブリールさんはノートパソコンからデータを呼び出す、そこには一機のISが描かれていた。

 

「これは、アストレイレッドフレーム。織斑千冬さんの専用機として設計された機体だ。」

 

レッドフレーム、確かに織斑先生が使うに相応しい機体だ。武装も刀とビームサーベル、ビームライフルといった基本的な装備だけで機動力もありそうだ。

 

「次は、君に渡す新たなるストライカーパックと装備、名前はクロスボーンストライカーとABCマントだ。」

 

クロスボーンストライカー、名前からもわかるようにクロスボーンガンダムがベースになっているのだろう。

こうやって見るとやっぱカッコいいなぁ…クロスボーンガンダム。

 

「クロスボーンは私の自信作なんだから、壊さないでよね!」

「わかったわかった、ありがとうございました。」

 

そう言って私は彼らと別れた。さて、これから戻ろうとした時、偶々織斑姉弟と出会った。

 

「織斑先生、それに一夏?箒と一緒じゃないの?」

「箒なら山田先生と一緒にどっか行っちゃったよ。」

「そうだ。所で如月は一体ここでなにをしていた?」

 

私はなにも言わずにレッドフレームの設計図を見せた、すると。

 

「なんだよこのIS?」

「織斑先生が発注した、先生の専用機の設計図です。」

 

それを聞いて一夏は少し驚いた顔をしていた。

逆に織斑先生は興味深そうにデータを見る。

 

「ふむ、中々の機体だ。私専用機にするのはもったいないぐらいだ。」

「ありがとうございます、ではこのまま発注してもいいですか?」

「ああ、そうしてくれ。」

 

そう言って私は二人から離れた、ここからは姉弟水入らずの世界だ。

さて、私も蹴りをつけますか。

 

 

ひと気の無い場所に向かうと一人の男の子が出てきた。

言うまでもない、シン・アスカだ。彼は私がレゾナンスに入る時からずっとつけて来ていた、何かしらの用があるのだろう。

 

「何してるの、異常性癖は感心しないけど?」

「…あんた、アスハの生まれ変わりなんだろ?お前の使ってるISが何よりの証拠だ。」

 

成る程、私のストライクルージュを見て私がカガリの転生者であると思っているみたいだ。

 

「だとすればどうする?」

「あんたを倒す!」

 

強い眼差し、でもちょっと違う所がある。自信に満ちたあの目は一体…?

 

「わかったわ、じゃあ今日帰って……直ぐ殺りあおうぜ。」

 

そう言って私は場を後にした。

 

第十六話完

 





ついに勃発したシンVS烈花、次回シンのISが明らかに!

次回

インフィニットストラトス
〈THE WOMAN G MYSTER〉
第十七話
「シンVS烈花、
最強を名乗る者の戦い」


最近バトル回が多くてすみません、感想お待ちしております。
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