インフィニットストラトス 〈THE WOMAN G MYSTER〉   作:ジャッジ

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さて、最近バトル回多いですね。
そろそろ日常編もやらないと…


第十七話 「シンVS烈花 最強を名乗る者の戦い」

烈花side

 

『全く、あんたは。なんで直ぐに殺すとか言うの?』

 

私は帰ってシンとの模擬戦を行う為の手続きを済ませアリーナへ向かう間、ハレルヤに向かってそう言った。

レゾナンスの帰り際シンと会った時、最後の最後にハレルヤが出て来て『殺りあおうぜ』とか言っていたのでちょちお説教。

 

(ったくよォ…だいたいあいつの自信満々な目にムカついたんだ、多分俺が一番強いとか思ってるぜ)

 

確かにそうだ、戦う事になった時彼の目はとても強い自信の輝きを持っていた。まるで自分が最強だから戦うなんて意味ない事だと言わんばかりに。

だけど、シンってあんな目をしてたっけ?

 

(マァいい、兎に角ちょっと代われ)

 

え?ちょっとなにが…

…ってあ、頭が……痛い…!!!!!!

 

ハレルヤside

 

ァ〜、久っしぶりに外に出たぜ。

ったくよォ…何だって女の体ってのはこんなに動きにくいンだァ?

取り敢えずアリーナに行ってさっさとあいつを殺すとしよォか。

 

(ちょっとハレルヤ‼元に戻しなさいよ!)

『ヘヘッイイだろ別にィ、しばらく体は借りとくぜ』

 

そう言って俺は烈花との通信を切った、しばらくあいつは何も聞こえねェし、喋れないだろうがな。

 

「あれ?烈花じゃないか。どうした?」

 

あァン?こいつァ確か、オリムライチカとか言ったなったく、無視だ無視無視。

 

「お〜い、烈花聞こえてんのか?」

 

そう言ってヤツは俺の肩を掴みやがった。オイオイ、それってセクハラって言うんじゃねェか?

 

「離せよ、俺ァちょっとこれから戦いに行くだけだ。さっさとどけ」

「戦うって、誰とだよ…じゃあ俺も戦う‼もうお前ばっかに任せて」

「うぜェぞ、ガキが。」

「ガハァッ!」

 

取り敢えず鳩尾に一発いれておいた、これで終わるまで起きれねェだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺様と自称最強との殺し合いのな。

 

 

アリーナに着いた時、ヤツは既に居た。

 

「遅かったな、逃げたと思ったぜ。」

「ハァ?この俺様が逃げるだぁ?自意識過剰も程々にしとけよ。」

 

俺(っていうか烈花は)あいつのISはインパルスだと思い込んでいたが、実際はそうじゃなかった。

ありァ確か、

 

「テメェ、そいつァZGMF-X23S

セイバーだな。」

「ああ、そうだ。それがどうした?怖気付いたかよ。」

 

チッ、一々癇に障る野郎だ、だが何故あいつがセイバーを?

マァ今は俺もISを展開するか。

 

「来な、ストライクルージュ。

クロスボーンストライカー及び、ABCマント装備。」

 

機体が白と水色に変わり胸にドクロのマークが付きマントが装備される。

これがクロスボーンストライカー。

クロスボーンガンダムX3をベースに作られたストライカーパックだ

 

推奨BGM

とある魔術の禁書目録

(最強の名乗り)

 

「そんな装備で!うぉぉぉぉぉ!!」

 

ヤツは後付武装からエクスカリバーを取り出し突っ込んで来た、

だいたい何でセイバーなのにそいつを持ってんだ?

兎に角だ、誰が最強か…教えてやるとするか。

 

「先手必勝って言葉が存在しねェ事を教えてやるよ!!!!!」

 

俺もムラマサブラスターを展開し、七つのビーム刃を発生させ切り結ぶ。

その後二人とも引きヤツはビームライフルを、俺はバスターガンを放つ。

バスターガンはヤツの機体に当たりシールドエネルギーを減少させるが、

 

「なっ⁉ビームが効かない⁈」

 

そりャそうだ、俺が装備しているマントは「ABCマント」

つまり、耐ビームコーティングマントだからビームは効かない。

ビームライフルが効かないと解ったか、次はビーム砲を展開しぶっ放す。流石にアレを防げばマントが焼けるだろうと思い躱した。

 

「さァて、こっちからも行くぜ!!!!!」

「くそっ!はあぁぁぁぁ!!!!!」

 

二本のビームサーベルとビームザンバーが交わる、今ヤツはミスを犯したそいつァ…

 

「ほらほらァ!もう一方の手と肩に気をつけなァ‼」

「ぐぁ!」

 

俺は左手のバスターガンと肩のガトリングガンを連射する。

 

「調子に…乗るなぁぁぁぁぁ!!!!!」

「乗ってんのはテメェの方だろ‼」

 

エクスカリバーを装備するタイムラグでビームザンバーとバスターガンを接続、ザンバスターとして放つ。

威力でヤツが仰け反っている間にムラマサブラスターを装備し、左右と上からビーム刃を出力する。

 

「これで終わりだァァァァ!!!!!」

 

グフっ!と言ってヤツは吹き飛ぶ

まだだ、まだヤツは生きてる。

勝負ってのはどっちかが死ぬまでやるのが基本だからなァ…

 

「さァて、スクラップの時間だぜェェ‼」

「あんた、やめなさいよ!!!!!」

 

ガキンッ!

 

金属が交わるような音がしてムラマサブラスターが止まる。

アァン、なんだこのチビ?

確か、リンとか言ったな。チッめんどくせェぜ…

 

「どけよリン、まだ決着はついてねェんだが?」

「何言ってんの!シールドエネルギーは尽きてる、あんたの勝ちよ!」

「これだからお遊びでIS使ってるヤツは…マァいいお前も殺ってやる…⁉な、何だってんだよ…」

 

俺は突然、激しい頭痛に襲われたクソッ何だってんだ!

 

(タイムアップよ、ハレルヤさっさと戻りなさい。)

 

ァァ、時間切れか。もう少しだったのによォ…

マァもうあいつには興味もなくなったし丁度イイか。

そうして俺達の人格が入れ替わった。

 

烈花side

全く…あの暴走君にも困ったものねぇ…

 

「ね、ねぇ烈花…大丈夫なの?」

「え?ええ、まぁね。あんたこそ大丈夫なの?」

「…それ、あんたが言う事なの?」

 

そりゃそうか、鈴の後ろではシンがセイバーを解除して立っている。

目立った外傷はない。

 

「ちょっとあんた、大丈夫だったの?」

「別に?俺は大丈夫だし、第一お前が居なくても勝てたしな。」

「はぁ?あの状況絶対あんた負けてたでしょうが!」

「何だよ!」

「何よ!」

 

あらら、何よこれは?夫婦喧嘩ってヤツ?兎に角変な事聞かれる前に撤収撤収っと。

 

 

あっ、私がカガリの転生者じゃないっていつ言おうかな?

 

シンside

俺はイラつきアリーナを後にした、あんなアスハの生まれ変わりにやられるなんて…

第一あいつは俺に負けている。

ジブリールがオーブに逃げた時あの国はあいつを守ろうとした。

最初は総崩れだったけど金色のMSが出て来て状況は変わった、俺はあの時確かに俺の専用機

『インフィニットジャスティス』とレイの専用機

『ストライクフリーダム』

で落とした筈だ。

俺の方が強い筈なのに…どうして…

 

「ねぇ!ちょっとあんた!」

 

そこにはツインテールで小柄な少女が立っていた、確か名前は凰鈴音だったと思う。

 

「なんだよ、俺に何か用か?」

「なによその言い方、わざわざ心配してあげてるのに。」

 

何言ってんだ?別に心配される理由なんて無いんだけど。

俺はそのまま通り過ぎようとした。

 

「ちょっと待ちなさいよ!助けてあげたのにお礼の一つも…」

「なんだよ!同情してるのか⁉」

「な…あんたこそなによその言い方!一回負けたぐらいでへこんでじゃないわよ‼」

 

一回負けた?

………ダメだ…強くなくちゃ…最強じゃなきゃ…守れない…何も…何一つ守れない!

 

鈴side

 

「黙れ!俺は最強じゃなきゃいけないんだ!強くなくちゃ何も守れない!友達も…家族も‼」

 

私は最初聞いた時意味がわからなかった、どうしてそこまで強さにこだわるのだろう?

 

「……どういう……事?」

「俺の家族は…戦争で死んだ…流れ弾に当たって…父さんも母さんも……マユ……も……」

 

何も言えなかった、そんな過去があったなんて…私も家族はバラバラになってしまった、でもまだいい方だシンは…二度と会えない…

 

「でも……今、その力を使って誰かを傷つけたら、あなたと同じ苦しみを他の誰かが受けることになるんじゃないの?」

「ッッ‼」

「強さにこだわらなくてもいい、大切なのは…その力をどう使うかじゃ……ないのかな?」

「……ありがとう鈴、ちょっと…元気出たかも、じゃあな。」

 

そう言って彼は去って行った。

そして私は思った、守りたい。彼を…

 

「シン……アスカ………」

 

その時私の顔が赤くなっていたのは夕日のせいだろうか?

 

 

 

第十七話完





ここでクロスボーンストライカーの武装説明を
行います。クロスボーンストライカーの武装は

ガトリング砲×2
ビームサーベル×2
ヒートダガー×2
シザーアンカー×2
ムラマサ・ブラスター
ザンバスター
ビームザンバー
バスターガン
グレネードランチャー

つまりX3という事です。

次回
インフィニットストラトス
〈THE WOMAN G MYSTER〉
第十八話
「海と砂浜とIFの世界」

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