インフィニットストラトス 〈THE WOMAN G MYSTER〉   作:ジャッジ

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第三十話 「決戦!亡国機業(セシリア覚醒編)」

セシリアside

 

「お姉様〜!何処にいらっしゃるのですか!」

「箒〜、一夏〜!何処だ〜!」

「…やはり此処には居ないみたいだね。」

 

わたくし達は現在あの黒い球体に吸い込まれたお姉様達を探しています。社内に居ない可能性もあるかもしれませんが…

まだ望みを捨てる訳にはいかないのですわ!

 

「こちらセシリアです、ステラさん、ニールさん。聞こえてますか?」

『うん…聞こえてる。』

『ああ、聞こえてるぞ。』

「そちらはどうでしたか?」

『こっ……にも……ない……れ?……イズが……ザーーー』

『おい……した……ラ!…応答………ろ‼……ステ…ザーーー』

「ニールさん⁉ステラさん⁉応答して下さい!」

 

急に二人とも通信が途絶ました…一体何が…

 

タギュン

 

ーーッ!な、何ですの今のは⁉

急に悪寒が走りその場に蹲まる

…しかも、あの感覚の襲った時に見えた映像…沢山のミサイルがアリーナに降り注ぐ様子…方向は五時の方向…もしこれが本当ならば…

 

「セシリア!…どうしたのだ?」

「何があったんだい⁈」

「それよりも大変です‼こちらに向かってミサイルが‼」

「え…でもそんな反応は…?」

 

キラさんもラウラさんも困惑しきった顔をしていて反応してくれません…ならわたくし一人で止めて見せます!

ブルーティアーズを飛翔させビットを展開、飛んで来ると思われる方向を見据る。

 

(来るとするなら、後もう少し……!来ましたわ!)

 

突如として空から飛来するミサイル達、この数ではスターライトでは対応できません…ならば!

 

「行きなさいブルーティアーズ‼」

 

ブルーティアーズから放たれるレーザーが的確にミサイルを落としていくが…

 

(何ですのこの数は⁉このままでは…)

 

そして遂にミサイルの一部がブルーティアーズのレーザーの乱舞をすり抜けおちていく。

 

しかし、それが何処かの施設に当たる事はありませんでした。アリーナにて待機していたラウラさん達が救援に来てくださいましたの。

 

「すまないセシリア、お前の言う事をちゃんと素直に聞いていれば…」

「いえ、こちらこそ単機で出ていってしまいましたし…」

「それよりも今はーーッ!二人とも直ぐに回避行動を‼。」

 

キラさんに言われてすぐさま緊急回避するとわたくし達がいた場所には幾つもの光条が放たれ空を切りました。そして前を見るとそこには単眼の全身装甲で白い機体とツインアイで灰色の機体がこちらを見据えています。

 

「久しぶりだね、キラ・ヤマト君!」

「そんな⁉あなたは…ラウ・ル・……クルーゼ⁈」

「フッ…私ももう少し君と話したい事があるのだがな…今はそうしている余裕がないのでね‼」

 

灰色の機体がキラさんに襲いかかり背部から円筒状の物を射出しそこからビームが放たれますが全てを彼は全てをかわしています。

 

「何処を見ている、お前の相手はこの私だ!」

「くっ!あなたも…ビットを使うのですね!」

 

白い機体が突如として突っ込んできて肩のパーツから小型のビットを次々と射出してきます、わたくしもビットを出し対応するのですが多勢に無勢、次々にビットが落とされていきます。

 

「セシリア、キラ‼クソッ邪魔をするな‼」

 

ラウラさんはミサイルが飛んで来た方向から現れた四つ目で槍を持った機体達を相手にしていて援護は望めません。ですが、絶対に諦めませんわ‼

しかし思いとは裏腹にビットは全て落とされ、スターライトも火球に変わりました。

 

「うぐっ!」

「ふっ…これでトドメだ!」

 

白いビットが周りを囲み放たれるビーム。ここで…終わりなのですか?

 

そして爆煙が彼女を包み込みこんだ。

 

noside

 

「セシリア!」

「セシリアさん‼」

 

もくもくと上がる黒煙、落ちて行くブルーティアーズのパーツ…だが…彼らの顔に不安の文字は無かった。何故なら…ハイパーセンサーにはこの様に表示されていたからだ。

 

ーーブルーティアーズ、二次移行完了した模様ーー

 

セシリアside

 

「これは…この機体は?」

 

黒煙が晴れ改めて確認をする、どう見ても以前まで使っていたブルーティアーズでは無い…そしてハイパーセンサーに新たに情報が送られてくる。

 

ーー二次移行完了、再起動します。ーー

 

それに伴い機体がより形が洗練されて行きます。背部から伸びる追加バーニア、細い腰、スラリと伸びる足、追加される武装…そして…新たなるOS。

 

Gunnery

United

Nuclear -

Deuterion

Advanced

Maneuver

G.U.N.D.A.M. SYSTEM

 

ガン……ダム……?

確かお姉様は時々自分の機体をガンダムと呼称してました……お姉様と同じ種類の機体……いける…これならあの敵に勝てますわ!

 

「このタイミングで二次移行だと⁉」

「ほぅ…興味深いね…」

 

しかし、まだ戦いは終わっていません…さぁ!フィナーレのお時間です!

 

「セシリア・オルコット、ブレイヴティアーズガンダム。行きますわ‼」

 

第三十話完




ブレイヴティアーズガンダム…名前長ぇ…さて、セシリア編はここで中断、次はあのデコボココンビです!

次回
インフィニットストラトス
〈THE WOMAN G MYSTER〉
第三十一話
「決戦!亡国機業(シンと鈴の革新編)」

思いの力で、敵を撃て!甲龍‼

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