インフィニットストラトス 〈THE WOMAN G MYSTER〉 作:ジャッジ
さあ、ついに代表決定戦です。
申し訳ありませんが
一夏VSセシリアは飛ばさせて頂きます。
箒side
時は流れて一週間後の日曜日、私達はアリーナに集まっていた。
「なあ、箒」
「なんだ、一夏」
例の事件、シャワーを浴びて出てきた私の裸を見てしまったという事件があったものの今では二人ともその事は忘れている。
「なんでISの事を教えてくれなかったんだ?」
「仕方が無いだろう!お前にISは無いのだから!」
「それでも知識とか基本的操作とかはあっただろ!」
私は言い返す事ができなかった確かにそれについては悪いと思っている…
それでも一夏の剣についての感覚を忘れてしまっていたのでみっちり六日間稽古を付けてやった。
「それにしてもお前の専用機、遅いな…」
「ああ、このままじゃ不戦敗になっちまう…」
「織斑く――――ん! 織斑くーーーーん!専用機が届きました―――!!」
山田先生が大声で叫びながらこちらに向かってくる。
「織斑、すぐに準備しろ。いいか、ぶっつけ本番でモノにしろ」
「男たるもの、この程度の障害、乗り越えて見せろ。一夏」
そこには白。飾り気のない無色眩しいほどの純白のISが操縦士を待っていた。
「これが…」
「はい!織斑くんの専用IS『白式』です!」
このISに言える事はただ一つ
「…美しい…」
ただそれだけだった。
「すぐに装着しろ、フォーマットとフィッティングは実戦の中で済ませろ。いいな?」
「はい!」
無茶を言う、フォーマットとフィッティングを戦闘中で行えなど。
「箒」
一夏が私に話しかける。
「な、なんだ?」
「行ってくる」
「あ、ああ。勝ってこい」
そういうと一夏は飛び出して行った。
一夏side
「あら、逃げずに来ましたのね?」
「逃げる? 冗談は止してくれ」
アリーナ中央に来ると、蒼いISを装着したセシリアが待っていた。
ハイパーセンサーから相手の機体の情報が送られてくる。
………ISネーム、『ブルー・ティアーズ』を確認。
戦闘タイプ中距離射撃型。特殊装備あり。
見るとセシリアの手には二メートル近い銃器、『スターライトmkⅢ』というレーザーライフルが握られていた。
「最後のチャンスをあげますわ」
「チャンス?」
「私が勝つのはすでに明白。今、降参したら許して差し上げてもいいのですよ?」
そう言って目を細めるセシリア。
同時に『白式』から、向こうがセーフティを外したという情報が送られてくる。
「そういうのはチャンスって言わないぜ?」
「ふん、残念ですわ。それなら・・・」
セシリアが『スターライトmkⅢ』を握っている手をこちらに向ける。
「・・・お別れですわ!」
銃口が光った瞬間。
キュインッ!
耳をつんざく様な音がしたと思うと、閃光が俺の体を撃ち抜く。
「うおっ⁉」
「さあ、踊りなさい。わたくし、セシリアオルコットとブルーティアーズの奏でる円舞曲で!」
続けざまに精密射撃が飛んでくるが、すべてギリギリで避けていく。
(と、とりあえず銃身さえみてればどこを狙ってるかはわかる!)
俺は白式に搭載されている刀を抜き斬りかかった。
「全く…あれだけの事を言っておいて引き分けとはなぁ」
「本末転倒とはこの事ねぇ…」
二十七分後俺は……負けてもないし勝ってもいない。
最後の最後にフィッティングとフォーマットが完了し雪片弐型で斬りかった、それと同時にセシリアのISが使うビット兵器ブルーティアーズによって白式が貫かれお互いのシールドエネルギーがゼロになり引き分けとなった。
「お前は言えないだろ烈火!
専用機がまだ未完成だなんて!」
烈火のISはまだ一部完成していない所があるらしくニールとの戦いは不戦敗になってしまった。
流石にそれは堪えたらしく彼女は渦すまっている。
「でも、次の一夏との戦いまでには全部終わるんだから!」
烈火side
一時間後私はピットの上で待機していた。既に全ストライカーの同期が終了し何時でもどれでも出せる状態だ、しかしまだ一次移行は終わってない。
PS装甲は起動するがVPS装甲は使えない…まぁさして意味無いけど。
「さて、行きますか。ストライクルージュ、如月烈火行きます‼」
ピットを飛び出して中央で待ち構える、すると一夏の白式が雪片弐型を装備して出てきた。
「それが一夏の白式なんだね、本当に白いや!」
「烈火のは赤いんだな、でも武装ないじゃん。」
ふふふ、武装はこれからなのよ!
「チェンジルージュ!デスサイズストライカー!」
するとバックパックに大きな悪魔のような羽が生え、手には大型の鎌が現れる。
「げぇッ!なんだそれ⁉」
「これはデスサイズ、デスサイズルージュよ!」
しかもこれはデスサイズヘル、一次移行すればこれはカスタム化してさらに強くなるが、今はこれで我慢する。
「行くよ‼」
私はツインビームサイズを振り上げ袈裟斬りにする、一夏も雪片弐型でそれを防ぐ。
「なかなかやるじゃねぇか!」
「そっちもね、でも強いのは私よ!」
私は一旦後退してデスサイズの特殊機構のハイパージャマーを起動させる、すると一夏は私を目視でもセンサーでも見る事が出来なくなった。
「なっ!ど、どこ行った⁈」
「ふふふ、ここよ!」
私は後ろに回り込み白式に向かってツインビームサイズを振り下ろした。
「うわっ⁉クソッ見えねぇ‼」
ほらほらさっきから背中がガラ空きだよ!
私はツインビームサイズで乱れ斬りした、恐らくシールドエネルギーは半分ぐらいだろう。
「これで終わりよ!」
私はサイズを構え振り下ろすしかし一夏は反応して雪片弐型で私を袈裟斬りにした。
「ウソッ、なんで⁈」
「お前はさっきから背中しか狙ってねぇ、つまり後ろに気を付けれりゃ返り討ちに出来るのさ!」
その時攻防が逆転した、流石剣道をやっていただけはある、太刀筋が重い…でも…私は再び後退した
「なんだ、もう終わりか!」
「そうよ…あなたがね‼
チェンジルージュ‼ゴッドストライカー!」
すると羽が消えて両手にガントレットが付属し、腰のアーマーシュナイダーが消えてビームソードに変更され最後にバーニアの付いたパーツがバックパックに付き換装が終了した。
「そ、それもルージュの武装なのか⁈」
「そうよ!格闘特化型ストライカー、ゴッドストライカーよ!!!」
私はビームソードを手にして上段に構える、先に動いたのは一夏だった。
私達は何度か切り結びお互いにひいた。
「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
雄叫びを挙げて一夏が突っ込んできた、これを喰らえばもう終わりだ…けど!
私はバックパックとガントレットを展開した。
そして一夏の雪片弐型を弾き飛ばして。
「私のこの手が真っ赤に燃えるぅぅぅ!
勝利を掴めと轟き叫ぶぅぅぅぅ!
ばぁぁぁぁぁぁくねつ!!!!!!
ゴットォォフィンガァァァァ!!!!!!」
「ぐあっ‼」
私の拳が白式に突き刺さった。
「ヒィィィィトエンド!!」
そして白式のシールドエネルギーはゼロになった。
第四話完
烈花がドモンみたいな事になってるのは…
気にしたら(以下略
次回
インフィニットストラトス
〈THE WOMAN G MYSTER〉
第五話
「烈花VSセシリア、そして代表決定」