インフィニットストラトス 〈THE WOMAN G MYSTER〉   作:ジャッジ

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第七話 「転校生と幼馴染と修羅場」

烈花side

 

「あら、おはようございますお姉様、そういえばお姉様は転校生の噂をお聞きになりましたか?」

 

パーティの次の日、席に着くなりセシリアが話しかけてきた。

因みにお姉様っていう呼び方は…ちょっと嬉しい。

おっと、今はセシリアの質問に答えなきゃ。

 

「転校生?ああ、中国の代表候補生の?」

 

恐らく鈴の事だろう、確かこの時期に彼女は転入してくるはずだ、

でも逢えて名前は出さない後々面倒だからね。

 

「ええ、そうですわ。お姉様のISを危ぶんでの転入でしょうか?」

 

成る程、そういう解釈もできるわね…あ、一夏とニールが箒達と話してる。じゃあ私も加わろうっと。

 

「お姉様、どちらへ?」

 

「ん〜?一夏とニールの所、セシリアも来る?」

 

セシリアは元気良く「はい!」っと返事し私の腕に絡みついてきた。

 

(まぁこれくらいなら別にいいか…)

 

「その情報、古いよ」

 

一夏とニール、そして箒の近くにきた私達がついた時、ふと教室の入り口から声が聞こえた。

腕を組み片膝を立ててドアに持たれているのは凰鈴音、中国の代表候補生だ。

 

「鈴…?お前鈴か?」

 

「鈴じゃねぇか、久しぶりだな〜」

 

「そうよ。中国代表候補生凰鈴…痛っ⁉」

 

「もうSHRの時間だ。教室に戻れ。」

 

うわぁぉ…今日も普通に怖いですよ織斑先生…昨日二回も出席簿での打撃のせいで暫く動けなかったんだか…

 

「す、すみません…また後で来るからね!逃げないでよニール、一夏も!」

 

二組へ向かって猛ダッシュ!織斑先生のアレは喰らいたくないからねぇ…

因みに授業中、恋する箒さんが三回ほど出席簿アタックを喰らってましたとさ…

 

ニールside

 

「一夏お前のせいだ!」

 

昼休み開口一番箒が文句を言ってきた。

 

「なんで俺なんだよ!ニールじゃねぇのか?」

 

「うるさい!お前のせいだ!」

 

あいつ午前中だけで計八回は注意、若しくは叩かれてたぞ。

多分鈴との関係についてだろうな

 

「まあまあ、話なら飯食いながらにしようぜ箒。一夏もそれでイイな?」

 

「おう、イイぜ。」

 

「む……ま、まぁ一夏がそう言うなら、いいだろう」

 

これで箒の機嫌も少しは治ったかねぇ。

 

「おーい、烈花それにセシリアも一緒に学食行かねぇか?」

 

「もちろん!行こっセシリア」

 

「はいお姉様‼」

 

………前言撤回だ…今のでより一層機嫌が悪くなった…俺に火の粉を飛ばすなよ…

 

食堂についた俺たちはそれぞれ券売機で学食を買った。

俺はハンバーグ定食、一夏は日替わりランチ。箒はきつねうどん、セシリアは洋食ランチ、そして烈花は和定食だ。そして…

 

「待ってたわよ、一夏!」

 

「俺は⁉」

 

「ああ、ごめんニールも!」

 

俺たちが席に着くなり鈴が一夏の横に割り込んでくる

 

「のびるぞ」

 

「わかってるわよ!大体あんたらを待ってたんでしょうが!」

 

全くこいつらときたら…おいおい箒さんから黒いオーラが出てるぞ…

 

「一夏、そろそろ教えてくれそいつとはどんな関係なのかを」

 

「そうそう!一夏もしかしてその子と付き合ってるの〜?」

 

なんて事を言うんだ烈花!

 

「別に私は付き合ってる訳じゃないわよ。」

 

「そうだぞ、ただの幼馴染だ。」

 

ハァ…一夏お前も少しは考えて喋れ…

 

「幼馴染…だと?」

 

ここは俺がフォローしないとな。

 

「ああ、箒が引っ越していったのと丁度入れ違いで転校してしたんだ。確か小5ぐらいだったぞ。」

 

「ほら鈴こっちが箒、前に話しただろ?」

 

「ふぅん、そうなんだ。初めましてよろしくね。」

 

「ああ、こちらこそ」

 

お、おいおい箒から般若が見えるぞ…どれだけ相手を威嚇してんだよ…鈴も怖がってるぞ…

 

数週間後……一夏と鈴は喧嘩し尚且つクラス対抗戦は一組代表対二組代表となった。

 

烈花side

ちょっ!なんでいきなり数週間後なのよ‼

ジャッジメントさん手抜きし過ぎでしょ‼!!!!!!

まぁ一応図解して置くと…

 

一夏が鈴との約束を忘れた→鈴が切れ、箒との雰囲気も悪化→一夏が鈴に禁句を言ってしまった→鈴大激怒、一夏に宣戦布告。

 

って所かな?

もぉ…ちゃんと説明して下さいよぉ〜…

それに、原作とは違って今の鈴は一夏にもニールにも恋してないみたいなんだよねぇ…

 

「なんか疲れた…」

 

「大丈夫ですかお姉様?」

 

「うん、ありがと。」

 

ついでに言うと私もお姉様って言われるのには慣れた。とあるラノベのヒロインみたいだけど、これも悪くないかな。

 

PLLL…PLLL…

 

「お姉様、ケータイが鳴っていますわよ。」

 

本当だ、誰だろ?

 

「はい、もしもし如月です。」

 

『あぁもしもしぃ、私です、アズラエルです。』

 

相手はモルゲンレーテ社専務、ムルタ・アズラエルだった。

アークエンジェルのローエングリンで艦橋を破壊され死んだ後、彼もこの世界に転生したようなのだ。

 

「アズラエル専務!何かあったんですか?」

 

『ええ、緊急事態が発生しまして……

我が社の欧州支部に保管されてたISが三機、何者かに奪取されました。』

 

「ッ!!!……それは本当ですか⁈」

 

『はい、幸いな事に死者は出ませんでしたしISコアも無事でした。後、主犯は恐らく亡国企業だと社長は…』

 

「…わかりましたこちらからも探りを入れてみます。」

 

そう言って私は電話を切った。

 

「どうかされたのですかお姉様?」

 

「ごめん…企業秘密…だから…じゃあまた明日ね。」

 

私はその場を離れ近くの壁に凭れかかった。

 

「世界が動き出した…私は……力に…なれるのかな?…」

 

第七話完





皆様遂に来ました!!!
IS 〈インフィニットストラトス〉第二期制作決定!!!
もうすぐ新刊出るし楽しみですねぇ!!!

次回
インフィニットストラトス
〈THE WOMAN G MYSTER〉
第八話
「クラス対抗戦事件 VS北欧の女神」
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