デート・ア・無限サバイブ・鏡像の戦士   作:にゃはっふー

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オーディンの変身ポーズなど、考えることが多い。
現時点、オーディンは使役しているゴルトフェニックスと暗黒龍ドラグブラッカー関連カードを使用できます。
それではどうぞ。


第2話・この世界での戦い

 まずは電話でこんな会話をする

 

「士道って、告白とかしてないよな」

『あーそうだな。彼奴、本当にそっちの気があるのか、やだ怖いわ私っ』

 

 友人と共に、士道同性愛者説を口論して、電話を終えて、インカムに連絡する。

 

「さあ、これを偶然聞いた五河士道は、玉砕覚悟で近くにいた女子に告白したという、言い訳ができる。安心して女子生徒に告白するんだ」

『ありがとうよこんちくしょうッ』

 

 いつの間にか村雨さんや琴里は、この学園に施設を作っていたが無視して今日この頃。士道は数日の間、女性との接し方を必死にチャレンジしていた。

 精霊の対処方法、撃墜しかないが、五河士道にしかできない方法。精霊と会話して、恋をさせる。

 にわかには信じられないが、士道と精霊が恋すれば、精霊の空間震を止めることができるらしい。

 詳しい話は、精霊にこの世界は素晴らしいと認識させ、壊させないと言うが、違うと確信を持っている。

 琴里はその前に、ラタトスクと言う組織が作った、琴里の部隊『フラクシナス』は士道のために作り出されたと言った。

 

(これにより、ラタトスクと言う機関は、五河士道に精霊の力の無力化ができるという絶対の自信があって、部隊を創立した。まだ琴里に聞くわけにはいかないが、世界はどうやら秘密が多いらしい)

 

 そして士道限定なのも正直引っかかる。正直、自分と一緒に妹こと琴里しか女性との対話回数が少ない士道に、女性と会話し、恋させろと言うのは無茶だろうと思う。

 とりあえず彼はいまモニターで、女子生徒ではなく、無難に教師に玉砕のために告白したのだが・・・

 

「琴里、気のせいか承諾されていないか?」

「まさかこんなことになるなんてね、士道ったら・・・」

 

 その後、また女子生徒とたまたま出会い、彼女にも告白したらと琴里がそそのかすが、それに少し待ったをかけた。

 彼奴はまずい、彼女は対精霊機関『AST』という組織に属している。戦いの中で見ていた。

 

「だからどうしたのカム兄? 士道には女性慣れしてもらわないといけないのよ?」

「彼女は独占欲が強い」

「・・・へ?」

 

 彼女を士道にやめておけと言ったのは、どうも引っかかる。

 そう、

 

「向こうはどうやら士道に気があるらしい、時折士道を見ているのを最近把握したし、なにより彼女は士道を独占しようと、裏で動いている。そんな子に告白すれば、士道の人生は終わる」

 

 この辺もまだ確信が無いのだが、勘が働く。

 彼女のような思考の持ち主は、過去の世界でたびたびデッキを渡した。その際、いま思えば身の毛が震える。

 好意相手をミラーワールドで監視しては、近づく者は契約モンスターに食べさせて、いざとなればミラーワールドに監禁して無理矢理と、恐ろしすぎる話だが、戦いを激化させるにはちょうどよかったケースが多い。

 

「ともかく、士道が彼女に告白するのはまずい」

「わ、わかったわ。カム兄がそういうのなら・・・」

 

 そう渋々納得したとき、空間震の警報が鳴り響く。

 

 

 

 夕暮れの中、瓦礫と化した学園を歩く士道。

 士道はインカムを通して、話し合っていた。

 

「そう言えば神衣は?」

『カム兄はここにはいないわ、シェルターで士道がいないことを言い訳したりするらしいし、なに? 私たちだけじゃ不安なわけ?』

「別に、信頼してるよ琴里」

 

 そんな話をしているのを見ながら、神衣は鏡越しに士道を見る。

 向こうから見ることはないが、まさか第2の出現場所が、士道の教室だとは思わなかったし、なによりASTは室内戦に特化しておらず、外で待機している。

 そして精霊との会話を、ただ黙って見ていた。

 インカム通しで士道はフラクシナスでサポートがあるのだから問題ないだろう。

 たとえいま壁が斬られる手刀が放たれたり、レーザーのようなものが放たれたりしても問題ない。けして動じず、鏡越しに精霊を見る。

 

「十香か・・・十日に会ったからじゃないだろうな士道」

 

 会話は順調らしく、仲良く話している。

 だがASTが精霊をあぶり出すためか、銃を乱射している。その様子を観察しながら、やはりかと落胆した。

 

「くだらん・・・」

 

 研究者として、彼女たちの様子を見て、呆れる。もしもデッキがあっても、彼女たちはサクリファイス、それくらいの価値しかない。

 戦いの激化、もしくば数合わせ、その程度の価値しか見いだせない少女達。

 腕を組みながらその様子を見ている。士道は十香の力に守られながら会話しているが、一人の少女が間に入り込む。

 

「・・・そろそろ出るか」

 

 そう言い、腕を組み止め、片腕だけ前に突き出す。その手にはカードデッキがあり、前に掲げると共に、腰にVバックルが現れる。

 

「変身」

 

 そう言い、手を放す。デッキは重力により落下するが、途中で空中を浮遊、腕を組み前へと歩くと共に、バックルにセットされる。

 

 

 

 光が空間を包み込み、一人の戦士が現れる。

 

「!?」

「精霊っ!?」

 

 その場にいる全員が、光と共に現れた者に構えるが、腕を組みながら、静かにたたずむ。

 そして、いつの間にか一枚のカードを見せた。

 

「来い」

 

 それを投げると、その真横にいつの間にか杖があり、杖にカードがセットされた。

 

『アドベント』

 

 その瞬間、教室が砕かれ、何かが飛翔した。

 それと共に、士道がフラクシナスに回収されたのを見ながら、空を浮遊。

 床を砕き現れた黒き龍、暗黒龍ドラグブラッカーを従え、眼下に精霊プリンセスと、AST達を交互に見る。

 

「何者っ!?」

 

 白い髪の少女がライフルを向けるが、気にせず、神崎士郎の声を借りて、答える。

 

『私の名はオーディン、精霊を研究する者』

「!?」

『つまり君達の敵だ』

 

 そう言い、ドラグブラッカーが空を飛ぶASTへ火球を吐く。命中すれば一撃で大破、もしくば石化して落下するもの達を見る。彼女たちの装備で、バリアのようなものがあるのは知っているので気にもとめない。

 オーディンは精霊を見る。彼女は剣を向けているが、驚異ではない。

 

『さあ、霊装だったか・・・耐久性を確かめさせてもらうぞ』

「貴様ッ」

 

 彼女の剣が振るわれるが、それを片腕で防ぐ。それだけで彼女は驚愕に顔を歪めた。だが、サバイブを使う、オーディンの前に、この程度で驚愕かと、がっかりする。

 

『やはりこの程度か』

 

 そう言い、瞬間、姿を消すオーディン。いつの間にか背後にいて、格闘戦を始めるが、彼女精霊はただ、力を振るうだけの存在だった。

 そんなものに驚異を抱くことはない。

 

「くっ」

『・・・』

 

 瞬間移動と、黄金の羽根による謎の衝撃波。その二つのみで精霊を圧倒する存在に、多くのもの達が混乱する。

 だが、彼女の姿がブレたとき、どうやらロスト、彼女達精霊の空間へ帰還した様子に、ふむと観察する様子を見せた。

 

『いまのはデータを取りたいところだったが、まあいい』

 

 それ以上なにも言わない。仲間達の方は、黒い龍ですでに隊長以外落とされている。

 白い髪の少女はオーディンと名乗った者を睨みながら、その力を欲した。

 

(精霊と互角に戦える力・・・)

 

 少女の思考はいま、それしかない。

 それを見透かすように、それは告げた。

 

『君にこの力を持つ資格はない』

「!!?」

 

 腕を組むのをやめ、ドラグブラッカーを呼ぶ。

 ほとんどの隊員が倒れる中、浮遊するオーディンは静かに告げた。

 

『君ら程度の捨て駒と遊ぶほど、私は時間を割く気はない』

「捨て駒・・・」

 

 その言葉に憎しみを向ける者がいるが、それを冷酷に見下ろす。

 

『所詮、自分らの役割も分からない存在に、語ることは無意味か・・・ならばいい、消えろ』

 

 そう言って、一枚のカードを取り出す。黄金の鳥が書かれたカードだった。

 

「!? 総員待避ッ」

 

 その隊長だけはまともな人格者らしい。こちらの意図に気づき、叫んだ。

 だが遅い。

 

『アドベント』

 

 その瞬間、黄金の不死鳥が辺りを包み、消し飛ばす。

 

 

 

「なんなのいまの・・・スキャン結果っ」

 

 琴里が大声を上げ、急いで確認する。

 

「きょ、強力な未知のエネルギーを感知っ、ですがそれ以外不明ですっ」

「不明ですってっ!? 顕現装置の反応は」

「ありませんっ」

 

 それに戦慄する艦内。それに琴里は静かに告げる。

 

「つまり未知のテクノロジー・・・少なくても、未確認技術で作られたコスプレね・・・ただのコスプレならよかったのに」

 

 そう言いながら、オーディンと名乗る者を睨む。

 精霊の研究、そう言い、精霊に対して攻撃してきた。敵か味方かと言えば明確な敵。そのうえ、ASTと違い、精霊を圧倒できる敵。

 

「士道の回収は?」

「それは問題なく」

「そう、例の人物がどういう経路で出現、撤退したか急いで調べなさいッ。これ以上の介入を許すわけにはいかないわっ」

「は、はいっ」

 

 

 

「現状報告か・・・」

 

 なぞの乱入者による被害が、精霊による被害より強力だった。

 黒い龍が放つ炎に撃墜した者は、随意領域が石化し、むしろダメージを多くおったという報告がされている。

 そしてなにより、顕現装置のいくつかが跡形もなく無くなっていた。

 

「・・・まさか」

 

 映像では辺りを包み込む光りのため分からないが、彼、オーディンと名乗る人物が持ち去ったと見た方がいい。

 一応、盗難の際の機能はあるが、意味を成さないと予測するしかない。

 だが、本人以外、AST以外に使用できない武器を持ち去る意味がわからない。

 さすがの彼女も、そのまま使用するために持ち去ったとしか思わなかった。

 

 

 

「初陣としては上々と見ておくか」

 

 ミラーワールド内のラボ、念のため、顕現装置なる道具を解体して、メカニズムを盗み取る。案の定、安全装置などあるが、まさか異次元空間まで感知できるとは思えない。だが用心はしよう。

 精霊こそ、十香との戦いも把握した。ただ力があるだけで、それ以外はほとんど素人か天然のものだ。

 

「だが本気というわけではないか、サバイブで対応できるか・・・」

 

 そう言いながら、ドラグブラッカーに指令として、学園の修理などの監視を指示。そこからも技術を盗み出すつもりだ。

 無論、ゴルトフェニックスにも命令して、ASTがどこを拠点にしているか把握している。

 

「人為不足か・・・ゴルトの羽根から使役モンスターを創るか」

 

 そう言いながら、今日のことが琴里からメールが届く。

 こちらはこちらで問題ない。けど、食事はできない。そういったものだ。

 

「五河家の夕飯、いつも俺に確認を取らなくてもいいんだがな」

 

 苦笑しながら、ゴルトの羽根から、モンスターを創造するエネルギーの確保も視野に入れて、今後を考える。

 ドラグブラッカーの石化は有効、ゴルトフェニックスだけで精霊単体と戦闘可能。

 AST戦力外、目下優先すべき事案は、いかにして正体を知られずに、精霊を研究し続けるか。

 そしてオーディンとして、どこまで本気を出しても問題ないか。

 

「・・・やはりトリックを始めとしたカード創造を優先しつつ、顕現装置、この世界の最先端技術を学ばせてもらうとするか」

 

 方針を決めて、彼は静かに研究を開始する。

 

 オーディンとして精霊への評価は、

 

 ただの少女。それ以上は力を持っただけの女の子。

 

「ならば、士道に任せるか」

 

 そうつぶやき、研究を始めた。




冷静、冷酷などの言葉が似合うオリ主を目指します。
研究所は、彼の家、ミラーワールドの地下で大きく開拓してます。
なにげに何人もの存在しない自分を使い、資金集めしてたので、研究は人手以外の問題はないという現状。
いまはカード創造と、配下となるモンスター創造してますので、オリジナルカードか、アレンジカードを出す予定です。
オーディンさん、天使と互角に戦える(震え声
ドラグブラッカーも精霊と互角と見てます。これはオーディン無双続かせます。
それでは、お読みいただきありがとうございます。
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