かなり遅くなりましたが、お気に入り100件やったぜ、ありがとうございます!!
やっと言えたよ、言うタイミング逃してすいません!!
精霊研究レポート、現状、私並び俺の環境整理。
私こと、神崎神衣は俗に言う、異世界の転生者である。
彼の世界で私はミラーワールドと仮名する空間で、特別な研究をし、失敗。以後この空間と共に消滅するはずであった。
のちに不確定であるが、私は本来の世界から、ミラーワールドと共に異世界にはじき出され、私は仮名、神崎神衣、のちに本名になる名前で人生をやり直す。
この世界は時空震と呼ばれる空間の地震があり、それか別空間から精霊がこの世界に来るために起きる現象がある以外、私が前にいた世界と酷似している。
そして私は、前の世界の研究を引き継ぎながら、この問題を研究している。
現在の精霊、対処法は殲滅と言う名の意味のない行動を世界は選択している。個人の意見としては、これは精霊に憎しみを抱く者達をあおるための方便の気がしてならない。世界の重役達は、精霊が持つ莫大なエネルギーに興味があるだけで、世界を守る気は無いのは明白、並び、この方法で時空震と言う災いが無くなる保証は全く無い為、私はすでに選択肢から外している。
対処法2、五河士道、精霊に恋心を抱かせ、キスすれば肉体に精霊の力、霊力を封印する特別な体質の少年がいる。精霊保護を目的とした機関ラタトクスと呼ばれる機関があり、そこに所属する組織、戦艦フラクシナスに所属する面々だけは信頼に値する。
現状、2以外に明確な精霊の安全確保手段は無いため、この方法を裏でサポートし、研究を続ける。
現在遭遇し、半封印済み精霊は偽名込みで以下の通り。
夜刀神十香、神崎四糸乃ともう一つの人格神崎よしのん。
フラクシナス司令官艦長にて、元人間五河琴里。二人で一人の精霊、八舞耶倶矢並び、八舞夕弦。
元人間、誘宵美九がすでに五河士道の助けにより、人と変わらない生活をしている。
精霊、時崎狂三。現時点で未だに封印されていない精霊であり、何かしらの目的がある模様。予想はあるが予想は予想であり、いまは放置しておく。
世界が精霊に対する反応は現時点で四種類と思われる。
1、そもそも精霊のことを知らない。
2、精霊が人類、世界の敵として認識して排除する。だがこれは個人の私情を機関や国家などに利用されている人物像が多く、利用されている者達と個人として認識している。
3、精霊の力を利用する。これはラタトクス機関も含め、多くの国家、機関が該当すると思われる。特にある会社、顕現装置なる、精霊と対処できる技術を持つDEMなる機関が裏で精霊の悪用を考え、最も世界を裏で操ると考えられる。
最も、それは会社自体ではなく、そこに属しているある男がそうだろう。
4、最も少ない、精霊を助けたいと思う者達。有益などの言葉関係無く、そう言った行動を取る者達だが、本来の事態の重さと、精霊達の実態を知る私からすれば、彼らこそが世界を救う、最も最良な行動と賞賛する。
先に述べたように、五河琴里並び、誘宵美九は元人間である。それはある日、記憶操作並び、認識誤認能力らしき力がある存在、通称ファントムと呼ばれる者に、精霊にさせられた。
記憶操作により、確証は無いため、人物像、思惑など予測もできない。謎の個体である。
「ここまで纏めると、世界とは混沌としているものだ」
そう言いながら缶コーヒーを飲みながら、静かにラボから出る。
部屋では鞠奈がいつものようにリビングにいて、万由里もまた、本を読んでいた。
或守鞠奈、本人はなにも言わないが、DEMがフラクシナスに送り込んだ人口電子精霊であり、本来は役目を終えて消滅するはずだが、ある精霊との接触時に手に入れた白紙のカードに封印、以後、契約精霊としてオーディンと共にいる。
表だっては自由にしてろと言われているから、自由に動き回っていると言っては、我が家に入り浸る。
神崎万由里、世界が霊力が一カ所に集まり始めたため、その器が正しく力を使うか定めるために、精霊の霊力から生まれた純エネルギーの精霊である。
万由里は世界のシステムから切り離された状態で、詳しい事は忘れてしまったりしたが、鞠奈と同じ方法で消滅を回避、以後、神崎神衣の契約精霊として過ごしている。
「そう言えば、万由里」
「? どうしたの」
ファッション誌から顔を上げてこちらを見る万由里。私は少し疑問に思ったことを聞く。
「君との戦いの際、私の幻影が現れたのは、あれがエネルギーの残量であるのは分かるが、どうしてケルビエルと同化できた? あれは精霊、士道と共にいる彼女達の無意識かの好感度により、生まれ出たエネルギーだろ?」
「・・・」
静かにそれを聞き、万由里は無表情で睨む。鞠奈もだ。
私は分からず、首を傾げたが、ため息を吐く鞠奈。
「そうよね、前世もいまも、そう言うこと考える質じゃないもんね」
「・・・だね」
二人は呆れながら、鞠奈は仕方ないかと言いながら、こちらを見る。
「いい神崎神衣? あのケルビエルは、精霊達が、五河士道を独占したいと、無意識下に思っていた感情により生まれた物、それは間違いないわ」
「裁定者として、それは断言するわ」
「んで、その中に、あんたも混じってた。そこまで言えば分かる?」
余計に困惑する。
缶コーヒーを飲みつつ、それでも答えは分かった。
「つまり、十香達が私を独占したいと?」
精霊達は士道が好きだ、これは間違いないが、私への感情は違うだろと言うと、
「まあ、微妙ね」
「それでも、そういうことなの。そういうもの」
「・・・???」
首を捻りながら、私は缶を箱に捨て、冷蔵庫のストックを確認する。
その様子に呆れたようにため息と睨みを放つ二人に、鞠奈は、
「っていうかさ、五河琴里はどうなのよ? あの子、あんたにキスするくらいは簡単にしたじゃない」
「・・・なぜそれを」
「フラクシナスのデータ内にばっちり映像付きであったわよ」
「・・・」
それを言われても、琴里が私、神崎神衣が好きと言うのは、
「確かに、五河士道に向けての感情で言えば、あっちの方が断然高いわよ。けどね、精霊にとって、その次に好きな異性があんたってこと。他の精霊も大小変わらずそうなんじゃない?」
「・・・」
「私から言えることは一つ、もしかしたら精霊達は、あんたとキスしなきゃいけない事態になっても、少し躊躇するかもしれないけど、するを選択する。それくらい、あんたは精霊と仲が良い。ってことよ」
「私もそう思う」
それを言われ、少しばかり眉間を抑えながら、まあと考える。
十香、八舞姉妹とは買い物などの面倒をよく見る。四糸乃達に至っては従姉妹だ。
琴里は先のようにキスまでしている。そういうことかと頭を痛める。
それは、フラクシナスで、今回の事件に関して士道と話し合う琴里もだった。
「ぎっいいぃぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!!!?」
士道に見られる前に士道を気絶させ、フラクシナスの大モニターに映る神衣とのキスシーンを即座に消す琴里。
悲鳴を上げ、周りの船員を見るが、ほほえましく見られて黙り込む。神無月は殴り、吹き飛ばす。
「というように、シロウへの好感度はシンの次に高い。これは喜ばしいことだよ琴里」
「そうね令音、いますぐいまの映像を消しなさい!! あれは実験のためであって、仕方なくよ!!」
「別に嫌ではなかったのだろ? そう音声データが」
「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「それで、神衣のデッキはどうなるの?」
万由里にそう聞かれながら、静かに取り出す。
「私以外にベルトが出現しないところを見ると、どうやら私用だろう。ということにした」
少し細工済みであるため、使用不可にしてある。
だが大分手の内をさらしているいま、危険はある。
「時崎狂三のこともあるか」
彼女は明らかに、時を操る力に興味を持ち、デッキを持つ俺や私を狙っている。
それを考えると、そろそろ隠し通せるか考えていた。元々鞠奈もよく出入りする事もある。
そう考えながら、どたばたと、
「神衣~勉強を教えて欲しいぞ」
「神衣助けてっ、今度のテストが~」
「懇願、耶倶矢と共に、夕弦のも手伝ってください」
「おにい、ちゃん、ごはん、今日、一緒がいい、です」
『お兄ちゃん遊びに来たよ~』
そう言って流れ込む精霊達に苦笑する。いまから俺に戻り、
「ああ分かったよ、とりあえず晩飯は士道と琴里も呼ぼう。リクエストも彼奴ら交えて考えないとな」
「うむ♪」
そんな話し合いの中、鏡の中を見る。
静かに四匹いる光景に、内心苦笑した。
前の世界では敵同士が、いまでは味方とは、
(まだ私の戦いは終わらない、終わらせる気はないがな・・・)
そう思いながら、友人達に電話した。
神崎神衣への精霊達の好感度。
夜刀神十香、シドーの次に大事な友であり、デザートがうまい奴だ。
四糸乃とよしのん、おにいちゃん。
五河琴里、お兄ちゃん。
八舞耶倶矢、よき友であり、理解者。
八舞夕弦、宣言、同好の友人。
誘宵美九、士織さんの写真をくれる、男性拒絶の克服に手を貸してくれる友人。
これでいいはず。お読みいただき、ありがとうございます。