デート・ア・無限サバイブ・鏡像の戦士   作:にゃはっふー

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彼は妹に負い目があるだけです。


第17話・深まる

 復活した我々は、気が付いた七罪と会話するため、フラクシナス船内のとある一角で七罪と会話するが、まともな会話できない。

 曰く、自分が可愛くない、どうせ醜いと心の中でせせら笑ってるのでしょとか、ネガティブな思考パターンである。

 どうも本来の姿、小さなその少女の姿が嫌で嫌でたまらないらしい。

 

「だが、可愛いと俺は思うが?」

 

 ギブスをして、包帯を巻いた俺がそう言い、七罪は近くにある物を投げつけてくるが、動じずに見ている。

 この程度先ほどの裁判に比べれば可愛い物だ。

 そんな様子で見ていても、-に捉えて、襲いかかるが、よしよしと頭を撫でたりする。

 その様子に、二人はある疑惑が深まるが、俺が知らないところであった。

 

「ともかくケガを負わせたのはすまないな、君の手の内は早く終わっていたのだから、もう少し早く助け出せば良かった」

「全部踊らされていたのか!?」

「士道を社会的に殺したければ、不自然に腹がふくらんだ女性が出てきて、ナイフ持って涙目で睨むだけで終わるもののを。後はまあ・・・色々あるな」

「神衣!? お前は味方か敵か!?」

「俺は精霊の味方だよ士道、それ以上でも以下でもない」

 

 最後まで二人をからかいつつ、憤慨する七罪を落ち着かせて去る。

 しかし、時折七罪はちらちらと俺を見る。

 

「あんた、その傷」

「気にするな、本当に気にするな」

「・・・」

 

 どうする? 明らかに勘違いしているぞと後の議題として考えつつ、彼女、七罪の性格改善計画が発動する。

 

 

 

 まず士道が美味しい朝食を作り、私はデザートを担当する。

 その後、精霊達による、女の子としての最低限の身だしなみに、女性精霊、鞠奈と万由里も参戦で、出ている中で、士道は士織に成り、メイクを教えると言う事を考える。

 その様子に俺は傷が癒えたことを確認して、ナイトの剣を振り回しながら、ふうと息を吐く。

 

「・・・さてと、向こうはもう終わりかな?」

 

 七罪の攻略は、自分の自信を持つ事と、他人を信頼する。つまり、ありのままを受けいる人物に出会い、信じる事だ。

 ならば考える。それはもう終わっている。

 ケガにより、別空間へ逃亡できないいまの状態の中、七罪にそれを自覚させることは、もう俺や私の仕事ではなく、士道の仕事だ。

 

(信頼しているぞ士道、戦いは始まっている)

 

 そして静かに、身体を動かす。

 

 

 

 作戦として、第三者による、新たな自分の印象を自覚させる。そのために殿町を呼んだ。

 少しばかり不安が残るが、まあいい。

 

「いいか殿町、いまから出会うのは、自分の容姿は醜いと思いこみ、他人との距離を取るネガティブ美少女だ。このままだと士道の魔の手に落ち、フラグを奪われる。フラグを手に入れるのは、拒絶する彼女の攻撃に耐えられるかどうかだぞ」

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ俺はやるぜえぇぇぇぇぇ神衣いぃぃぃぃぃぃぃ」

「も、燃えてるな殿町・・・」

 

 だが全てをネガティブに捉える七罪の前に、殿町の発言が引っかかり、あらゆる物をひっくり返し、物をぶつける中で、彼は戦う。

 

「このまま引き下がれるか!! このまま五河や神衣に美少女フラグ全盗られなんて嫌だッ。俺は引き下がらないぞ、引き下がらないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

「沈めえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

 という攻防戦だが、やはり殿町では無理だった。

 殿町の最後の言葉は「それでも、俺は彼女のフラグが欲しかった」と言う言葉であり、七罪は少しだけ頬を赤くするが、それでもダメだったが、幾分かマシか。

 

「それじゃ、次連れてくるから」

「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

 七罪の叫びを無視して、気絶した殿町を連れ帰る。

 その後も様々な作戦を繰り返す中で、神衣ははいはいと、撃墜した者達を運ぶ。

 それで、神衣はいちいち七罪に話しかける。

 士道もまた、それと共に話しかけたりと、時間だけが過ぎていた。

 

「ふう」

 

 大量の心理学、書物の閲覧をし終えた神衣は、静かにしていた。

 後は、食事だろうか、気を遣うのはと、十香達が、皆で美味しいご飯を食べようと言う方針になり、そのための準備をしていた。

 

「さてと、そう言えばそろそろか」

 

 そう思いながら歩いていると、精霊達の一団を見つけ、少し黙り込む。

 その様子は琴里が何故か、七罪に対して辛辣な態度であり、十香達は?マークを浮かべていた。

 それに、ああと微笑みながら、

 

「みんな」

「!!?!?」

「おお、神衣♪」

 

 そう言って、俺は琴里の肩を叩き、耳元で、

 

「これがこいつらの本音だよ七罪」

「!」

「俺は妹を間違えない、夕飯あるから、脱走はその後にしなさい」

 

 天使で琴里になっている七罪にそう言う。七罪は静かに黙り込み、何か否定したい、だが、俺以外は気づいていないのは分かっている。

 

「るっさい、バカ!!」

 

 そう言って走り出し、その様子を見守る。

 しばらくほほえましく見る中で、よく分からない顔の精霊達。

 

「疑問、琴里に何を言ったのですか?」

「ああ、あれは七罪だよ。天使の力は少し使えるくらい、回復したらしい」

「おお、そうなのかっ。それはなによりだ」

「十香達は、たぶん、本物の琴里は司令室にいるからそっちに。後は俺と士道に任せてくれ。後は食材の買い出しかな?」

「うむ♪ 任された」

「かっかっかっ、頼んだぞ神の衣よ」

「それじゃ」

 

 

 

 少しゆっくりと歩く、たとえいまは無理でも、七罪の心は少し開いていると思いながら、危機感を感じない。

 あるとすれば別の要素だけだ。

 

「・・・地下施設にいるのか? 飯の支度も時間が命なんだがな」

 

 のんきに飯の支度をしている。地下施設にいるフラクシナスメンバーだけでなく、戦艦の方も準備している神衣、万由里、鞠奈である。

 鞠奈は渋々、エプロン着込み、シチューの味見したりと、さまになりながら、万由里もまた、料理を楽しんでいた。

 だから、黙って出ていく。

 

 

 

 五河家、リビングにて、武装した最強、エレンと言う女は、自分達が主導権を握っていると、士道に脅していた。

 いまの普通の日常、穏やかな日々は、自分達が見逃しているからと、そう告げる。

 実に愚かだ。

 そしてその脅しにも口を割らない、屈しない愚か者に、賞賛を送ろう。

 

『ソードベント』

 

 それがエレンと言う最強を貫いた。

 全員が驚き、すぐに距離を取るが、二本のゴルトセイバーを構える私が、現れる。

 

「オーディン!?」

『愚か愚かだとは思っていたが、まさかここまでとはな』

「オーディン!? まさかお前もここを」

『当たり前だ、精霊と関わりある家であり、敵対する組織も知る場所を、無防備にさらすと思うか?』

 

 瞬間、ありとあらゆる鏡から、モンスターが現れ、エレンを囲む。

 それを顔を歪ませながら、私は剣を持ったまま腕を組んでいた。

 

『私は常に五河士道が精霊の味方かどうか観察している、いつでも利用し、殺せるようにな』

「!?」

 

 それに驚く中で、だからと後ろの士道を見ながら、

 

『お前はお前の為に、私を利用しろ。今回のような事態、まずはオーダーを聞こう、この女、殺すか否か?』

「・・・殺さないでくれるのか?」

『君が精霊の味方なら、応えよう』

「ふざけてもらっては困りますね、まるで貴方が主導権を握っているように聞こえますね」

『それが私の、仮面ライダーオーディンの役目。五河士道』

 

 そして私は、

 

『十人の命と、一人の命、助けられるのなら、どちらを助ける?』

「はあ?」

『答えろ』

「そんなこと、答えられる分けないだろ!?」

 

 突然の質問に、僅かに笑う。

 それは完全な正解ではない。お前や、彼らが教えてくれたんだぞ?

 

『答えは、そんなこと知るかだ』

「!?」

『世界も精霊も救え、私が利用しているんだ、それくらいしてもらおうか五河士道』

「・・・」

 

 その問いかけに驚きつつも、いい目つきになり、私はエレンに刃を構える。

 

『オーダーとして生かしてやる、どうする?』

「くっ・・・」

 

 リビングの窓ガラスを割り、逃走するエレン。それにため息を吐き、モンスター達を下がらせ、リバースベントで窓を直す。

 

『これでいいか』

「ああ、助かったよオーディン」

『問題ない、だが忘れるな』

「ああ、あんたが俺が精霊に必要ないって思ったら、俺を斬ってもいい。俺はそれでも、精霊を救いたい」

『世界も、その中に入れてもらうぞ』

「ああ」

 

 静かに決意する顔に、苦笑していると、ドラグブラッカーが騒ぐ。

 ガラスから頭部を出し、その様子に少し怪訝な反応を取る。

 

『どうした?』

「!?」

 

 と、士道の方もインカムに連絡が入り、顔が青ざめる。

 

『そちらの方で何か分かるようだな』

「オーディン大変だ!! 天宮市に衛星が落ちてくるらしいんだ!!」

『・・・ちっ、そう言うことか』

 

 インカムを貸すように伝え、士道からインカムを借りる。

 

『もしもし士道!? オーディンってどういう』

『私だ五河琴里』

『!!?!?』

 

 驚愕するさまが目に浮かぶが、いまはとりあえず置いておく。

 

『単刀直入に聞く、その衛星は爆薬と同意か?』

『えっ、ええそうよ。おそらく、DEMが精霊を狙っての行為だと思うけど』

『それはないな、向こうは君達が空中戦艦があることは知っている。おそらく別の要素・・・まあ、だいたい予想が付く』

『どういうこと?』

『一枚岩ではないってことだよ、五河琴里。だから』

 

 その時、空間震警報が鳴り響く。

 

『おそらくこれは、空間震の所為にして、誰かを暗殺したい、者達の仕業だ』

『どうしてそう思うの?』

『理由としては、DEMの目的がおかしいからだ』

「おかしい?」

 

 士道達が疑問に思う中、少しばかり早口で説明する。

 

『私側から見てDEMは、夜刀神十香が、誘宵美九時に見せた黒の姿、あの力を狙っていると思っている。だが後々調べたが、DEMは会社だ。そうだろ?』

 

 その辺りはまだ確証が無い、というより、俺として聞いた話だ。顕現装置の開発を担う会社。そう聞いている。

 

『ええ、その通りよ』

『なら、話は簡単だ。その会社の中で、会社ではなく、個人で動いている輩がいる。真の意味で私、精霊の敵とも言える者。否、世界すら犠牲にしてでも自分の思惑を叶えようとする者がいると私は思っている』

『「・・・」』

 

 二人は黙り込みながら、私の言葉を否定しない。士道は出会っているし、琴里は可能性が0ではないと分かるのだろう。

 

『此度の件、おそらくその者を殺すためだけの事案だと、私は解釈している』

『んなまさか、そんなことの為に・・・』

 

 琴里から飴をかみ砕く音を聞きながら、私は、

 

『それが人と言う者だよ。自分の望み、欲望を叶える為なら、平然と他人を犠牲に出来る。言葉の中に、尊い犠牲と言うタグが付けば、特にね』

『・・・ともかく、衛星は私達の戦艦が撃ち落とすわ』

『賢明だが、それだけでは心許ない。ナイトの力、神崎神衣と私も、撃破に就く。君らは精霊と人々の安全を最優先にしてくれ』

「あっ、ま、待ってくれ」

『ん? どうした五河士道』

 

 そして士道は、

 

「まだ七罪が見つかっていないんだ、まだ俺は地上に残る」

『!? なに言ってるの士道!?』

「琴里、悪いけど他のみんなのことを頼む」

『賢明だ、なら各々各自動くとしよう。人がいなくなればモンスターも動かせる』

『待ちなさいッ、勝手に話を進めないで!!』

『君の兄は頑固だよ? なにより、ここで精霊七罪を見捨てて安全圏に行くのなら、彼はすでに死んでいる、私の手でね』

『!?』

「まあ、関係ないけどな」

『それじゃ、急ぎたまえ。何か在れば鏡に向かって叫べるもしかすればモンスターがいるやもしれん』

「わかった」

『ちょ、しど』

 

 インカムを切り、私は士道に返してから、すぐに消える。

 

 

 

 精霊の力を使い、フラクシナスの主砲と共に放たれる一閃を見ながら、それでもなおも落ちる金属の固まり。否、爆薬が迫る。

 他の精霊達も撃墜に、力を貸している中で、

 

「苦悶、まずいです」

「このままじゃ」

 

 その時、

 

『サバイブ』

 

 大気圏付近、そこに現れる二人の仮面ライダーが、四体のモンスターと共に、精霊二人と共に、姿を現した。

 

「さあ、悪いがここまでだ!! 行くぜ、鞠奈、万由里ッ」

「はあ、全く、もうどーでもいいわもう。とっととやるわよ鞠亜!!」

「ケルビエルッ」

『私を阻める者は、最後の一人だけだ』

 

 そして四匹のモンスター達が咆哮する。

 

 

 

「琴里、あんたなに義妹に無理させてるのよ!!」

「鞠奈!?」

「ったく、主砲させてもらうわよ!! 来い『ファイナルベント』」

 

 鏡像でできた鋼の巨人が現れ、それに拳銃をセットして、一気に砲撃する。

 そんな中、鞠奈は次々と新たな力、ライダーの遠距離攻撃を使う。

 

「休んでる気?」

「はっ、そんなわけないでしょ!!」

 

 天使とライダーの砲撃の中で、フラクシナスもまた砲撃を開始する。

 

 

 

「邪魔だ」

 

 烈火龍に乗り、荒れ狂う炎の中で、人形兵器を壊しながら、衛星へ攻撃を加える。

 どうも敵はこれを確実に落としたいらしい。

 

『くだらん』

 

 ゴルトセイバー並び、黄金の羽根で潰しながら、飛翔するオーディン。

 精霊達も強力する中で、それでも確実に落下する。

 

『これではらちが明かないな』

 

 そう思いながらも、地上で変化が起きる。

 人形が飴に変わったり、その様子を見ながら、地上で天使を展開する七罪を見る。

 それに、

 

『っと、私がまずいか』

 

 その一撃が、衛星を破壊した。

 

 

 

 そして私達は封印された七罪を見て、とりあえず俺は変身を解き、上着を掛ける。

 

「ったく、人が大気圏で戦っている時、なにしてるんだ」

「悪い神衣、オーディン。助かったよ」

『利用しろと言ったはずだ五河士道。私も、君達を利用する』

「・・・」

 

 七罪は警戒しながら、上着を借りて、私の後ろに隠れたり、他の精霊達も来る中で、騒ぎがまた起きる。

 

『まずいわ士道!! まだ向こうはやる気みたいよ!!』

「なんだって!?」

 

 全員が戦慄する中、ちっと舌打ちする俺。

 

『・・・仕方ない、神崎神衣、受け取れ』

 

 そう言い、無限、疾風のサバイブカードを渡す。これはフェイクでは使えないからだ。

 だから仕方ない、一部の力を本気で使う。

 

『これで契約精霊のファイナルベントを使用しろ』

「なっ、そんなこと」

『できる、そのカードだ、受け取れ』

 

 そう言って、後々どう渡すか考えていたカードを渡して、それを見る。

 そしてすぐに、

 

「分かった、ともかく任せろみんな」

「神衣!?」

「行くぜ、変身!!」

 

『サバイブ』

 

 烈火のナイトと成り、すぐに万由里を見る。

 通信機から連絡も入る中、構えていた。

 

「敵の数は」

『二個よ、けど大きさが』

「問題ない、万由里っ、まずはケルビエルだ」

「分かった」

 

『スピリットファイナルベント』

 

 翼召剣ダークバイザーツバイに差し込んだカードが鳴り響くと共に、万由里の服が完全な霊装へと替わる。

 その側にケルビエルと思われる天使が現れる。

 

「行くぞ」

「ええ」

 

 弓のように構えると共に、ケルビエルは巨大な弓と成り、光を集める。

 二人は弓矢を構えるような体制に入り、狙いを定める。

 

「衝撃波に注意しろ」

「ケルビエル!!」

 

 放たれるそれは、凄まじい威力を持っており、周りにいる精霊達は身体を固めて、飛ばされないようにする。

 天を貫く矢は、衛兵を一つ潰した。

 

「次・・・!?」

 

 予想よりも力を使ったためか、身体に違和感を感じる。

 

(まさかサバイブ三枚でカバーしているが、これほどか・・・)

 

 現在、使用している姿は一枚の姿だが、加護は三枚。

 強大なエネルギーを制御するカード、サバイブの三枚。それを使用しても尚、精霊の全力は人のみでは耐えられないのかと思いながら、

 

(だからこそ、私は私だ!!)

 

 そう決意する中、すぐにフェイクを見る。

 

「オーディン、鞠奈のところに」

『分かった』

 

 次に鞠奈の元に瞬間移動して、大気圏にいるフラクシナスから、それを見る。

 

「神衣!?」

「俺は問題ない、それに・・・いまなら鞠亜もいるだろ?」

 

 そう鞠奈に言うと、苦笑する。

 

「そうね、鞠亜、貴方もよ」

「神衣兄」

「ああ無茶は、ほどほどにするよ」

 

 今度は龍召機甲ドラグバイザーツバイを構える。

 

『スピリットファイナルベント』

 

 その時、鞠奈もまた霊装があの時の者へと変わり、巨大な炎の剣が、放たれるていた。それを振り上げるだけだが、重い。

 

(くっ・・・)

 

 だが、その時、反対側から誰かが支えてくれる。

 それに鞠奈、琴里は驚きながら、俺は苦笑する。

 霊装を纏う、彼女を見ながら、静かに、その微笑みを見た。

 

「鞠亜」

「はい、貴方の鞠亜です。一撃で終わらせますよ、姉さん」

「ハッ、言ってくれるわね」

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

 炎の大剣を振り上げ、振り下ろす。それだけで消し飛ぶ衛星に、全員がやっと、一息つく。

 鞠亜はすぐに姿を消すが、その顔は優しく、微笑んでいた。




 その様子を静かに見つめる少女がいた。

 その力、その人間を見つめながら、静かに拳を握りしめた・・・

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