デート・ア・無限サバイブ・鏡像の戦士   作:にゃはっふー

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大勢の前で姿をさらした。

もう止められない。

合わせ鏡のように無限に広がる願いのために、

烈火の信念を燃やし、

疾風のように駆ける。

その願望、止める者はもういない。


第23話・オーディン・ファイト

 黄金の輝きを放ちながら、ラストサバイブ状態になった。

 

「・・・戦え、士道」

 

 瞬間、彼の側に現れ、その拳が光の球体を殴り、無理矢理削る。

 爆発力は危険規模のエネルギーの固まりが、雷鳴の如く迫るが、盾を構えるだけで、全て、触れていない部分まで止まり、別の空間へと逸らされる。

 すぐに銃器を構え、カードがデッキから取り出される、空中を浮遊して、自動にセットされる。

 

『シュートベント』

 

 紅い龍の拳銃が、炎を纏い、弾丸を、何発も球体へ当てながら、あるカードを取り出し、盾の方にセットする。

 

『スキャンベント』

 

 疾風の翼ダークレイダーが音波を放つ。それにより、情報を読みとり、三枚のカードが舞い上がる。

 

『『『アドベント』』』

 

 煉獄、烈火の龍にくわえ、黄金の不死鳥も舞い上がり、激突してエネルギーを削るが、無駄なのは分かる。

 だから、

 

「少し痛いぞ」

 

 トリガーを長押ししていると、火球は放たれず、銃口の前に止まり、その大きさが増す。

 その際瞬間移動できず、飛来するように飛び周り、たたきつけると共に、待機していた、全てのモンスター達が、遠距離攻撃を一斉に放つ。

 

 

 

「神衣兄がオーディン!? ちょっ、どうなってるのよ鞠奈!?」

 

 そんな戦いを見ている精霊である琴里が鞠奈に尋ねているが、それに渋々だが、少しだけ可哀想に言う。彼女からすれば、こんなタイミングでバラされて、少し同情する。混乱するなと言うだけ無茶だ。

 

「どうもなにも、始めからよ。彼奴は始めからオーディンで、あんたらが関わらせてたのよ」

 

 いまさら感があり、なにより、まさかここで何も躊躇いもなく正体を現す理由が分からない。

 いや、

 

「時崎狂三にバレたから、もういいかって思ったんでしょうね。ラタトスクの方針も分かったし」

「どういうことよ・・・」

「簡単よ五河琴里、あんた達フラクシナスは信用しても、ラタトスクは信用しなかった。そして、その考えは的中した」

 

 ラタトスクは士道を切り捨てた。ならば、協力関係を気づく理由は無い。

 そう判断し終えたいま、もう関係なく、戦う。

 

「彼奴は言った、方針は決まった。この世界で自分の立ち回りがなんであるか決めたのよ。もう遅い、ラタトスクは試され、失格の烙印を押されたのよ」

「・・・神衣お兄ちゃん・・・」

 

 

 

 妹のような子の叫びが聞こえない中、盾を投げる。それはブーメランのように動き回り、何度も切り続けた。

 削り出す霊力の固まり、何度放たれ、ぶつかってこようと吹き飛ばす。それと共に、強大なエネルギーを感じ、やれやれと苦笑する。

 

「よし、来い」

 

 

 

「!? いけないっ、士道が霊力で神衣兄を攻撃しようとしてる!!」

「なっ、それってまずくないの!?」

 

 七罪の言葉に、万由里は首を振る。

 

「問題ない、彼は、彼奴なら」

 

 

 

 光線のようなエネルギー破が放たれるが、静かにそれを見る中、

 

『フルアームドベント』

 

 その瞬間、モンスターが全て、鎧のように一体化するオーディン。

 翼を折りたたみ、光線を真っ正面から防ぐ。その様子に精霊、周りは驚愕する。

 

「この程度」

 

 吹き飛ばし、散らされるエネルギーに見向きもせず、静かに拳を握る。

 その姿は巨大な爪を持ち、腰はブースターが火を噴く。

 巨大な翼を持つそんな、竜人のような姿のオーディン。炎、風、光が燃え上がり、黒炎もある中で、それをたたき込む。

 

「いい加減にしろ士道ッ」

「!?」

 

 驚き、顔を上げる中、静かに、

 

「お前は俺を利用しろ、俺は、お前を利用する・・・精霊を助け出す、それが、俺達の願いだろ!?」

「・・・かむ、い」

「とっとと終わりにする、話はそれからだ」

 

 身体を捻り、龍の尾が士道を叩き、エネルギーを削る。

 そしてその様子に、みんなが驚く。

 

「これくらい削れば問題ない」

 

 そう呟いた途端、モンスター達が主から離れ、翼を広げながら、暴走する士道を相手する。

 そんな中、モンスター達は精霊達を連れてきた。

 

「琴里達か」

「・・・」

 

 琴里は何か言いたげな顔をしているが、

 

「士道はいまはピンチだ、後で良いだろ?」

「!」

 

 それを言われ、静かに、

 

「逃げたら承知しないからねっ」

「妹を裏切らないよ、黙っていたがね」

「神衣、やっぱりそのしゃべり方は・・・」

 

 凛祢が苦笑して、まずは高速移動する士道に対して、銃で対処する。

 

「夕弦、耶倶矢、霊装装備。スピードは俺が止める。その瞬間キスしてくれ」

「分かったぞ、良いかッ。必ず我らを欺いた件、話してもらうぞ!!」

「呼応、覚悟してください」

「分かったから」

 

 疾風の翼ダークレイダーと共に高速で移動する。カードを一枚取り出し、盾に装着させる。

 

『ストライクベント』

 

 盾の形状がおかしく、機動音が鳴り響く。

 別の箇所でアクセルベントを使用、瞬間な動きをして、士道へと殴りかかる。

 盾から杭のようなものが現れ、殴ると同時に放たれ、士道の動きを止めた。その様子にツッコミが聞こえるが気にせず、ケガもしてない士道は、光、霊力が消えた瞬間、二人にキスされる。

 

「次」

 

 

 

 ブラックドラグライザーの背に乗る四糸乃、七罪、美九。何発も火球を放ちながら、それは迫る。

 

「ドラグブラッカーさん、あまり士道さん、いじめないでください・・・」

「ま、まあ、すでにやりすぎなんだけどね・・・」

「そうですね、けれど、それでもまだ動けるだーりんは凄いです♪♪」

「ん? 少しばかりラストサバイブの活動の実験もしてる。まあ、死なないだろ」

 

 そう不安な言葉を聞きながら、ブラックドラグランザーも名前が変わっている状態でそう言われ、困惑する。

 だが気にせず、今度はソードベントにて、ゴルトセイバーを取り出し、連続空間移動にて斬りかかりながら、裏でトリックベントも使用。

 

『シュートベント』

『アクセルベント』

『ストライクベント』

 

 三連続の攻撃をたたき込む中、盾の刃の部分が稼働し、ハサミのように士道を捕まえる。一枚のカードを取り出しながら、

 

「もう一回受けろ」

 

『ストライクベント』

 

 捕まったまま、また杭が打ち込まれる。

 その隙に、四糸乃、七罪、美九がキスをして、ブラックドラグランザーの上で何か騒ぐため、士道の暴走の余波を受けかけるが、それは、

 

『ガードベント』

 

 尾を翻し、その余波を叩ききるブラックドラグランザーであり、それに三人は感謝しながら、静かに、

 

「琴里、十香、折紙」

「問題ないわお兄ちゃんっ」

「うむっ」

「・・・」

 

 いざと成れば天使も使用する体制で、ドラグランザーと共に空を駆ける。

 士道の方に呼びかけながら、ドラグランザーは精霊達を守りながら空を駆ける。そんな中、静かに聞こえる気がした。

 

『お前も戦いを止めるために戦うんだな』

「・・・」

『おい無視か。ま、いまの状況じゃな』

 

 その声に耳を傾けている間でも、ゴルトセイヴァーを振るい、士道の余計な力を削る。琴里がキスし、折紙もキスしたとき、霊力の暴走がピークに達する。

 

「士道!?」

 

 焦り出す周りだが、冷静、冷酷、冷血に見ている。

 

『お前、それじゃ、友達無くすぞ』

 

 カードを取り出し、それに静かに笑うそれ、

 

『ま、お前も戦いを止める為に戦うんだな。俺は応援するよ、だから使え』

「当たり前だ・・・」

 

 セイヴァーにカードをセットした瞬間、

 

『ソードベント』

 

「私は戦う・・・最後の一人としての勤め、俺として生きるためにな」

『・・・お前はもう、お前だよ。神衣』

 

 声と共に、剣が光り輝き、それの赤い、自分を最後まで苦しめた烈火の男、彼の炎だった。士道を斬りつけて納めた。

 士道から光が消え、大地にクレーターを作るものの、こうして、

 

「俺は仮面ライダーオーディン・・・最後の一人として、俺は戦い続けるさ」

 

 こうして暴走事件の幕が下りる。

 

 

 

「で、お話ししてくれるよね? お兄ちゃん?」

 

 笑顔だが目は笑顔で無く、四糸乃は私の服を掴み、七罪を始め、一人を除き、多くが周りを囲む。

 

「私はオーディン、別次元からはじき飛ばされたイレギュラーだ」

「・・・お兄ちゃん?」

「琴里、あの事件から俺はこの世界に来た。別次元の人間だよ、ま、元の世界から追い出された身と思ってくれ。これはその罪の証であり、私の研究品だ。ま、元は友人が作ったのを、私が完璧に完成させた品だがね」

 

 そこからだいたいはいまは省き、私のことを説明した。

 異世界からはじき出され、この世界の人間に紛れたイレギュラーであると説明。ちなみに二十歳過ぎなのだとも言う。

 

「お兄ちゃんが、異世界の科学者・・・」

「ああ、実験で多くの人生を狂わせた、マッドサイエンティストだよ」

「それって・・・」

「いくらなんでも、ね・・・」

「同意、神衣からは」

「私は初期の行動を知らないからね、最初は琴里、君は知っているだろ? なにより、少し言いづらいが、私達は過去へ世界時間を戻す術があってね。それで何度も繰り返したから、精神年齢もかなり人間の度を超えている」

 

 その言葉に黙り込む精霊達。折紙は静かに見続けている。

 

「前に私のことを消耗品と評価したのは」

「言葉通りの感想だ」

「そう、いまなら私もそう思う」

 

 そう言い下がる中、琴里は静かに、

 

「・・・今度からどうするの?」

「別に変わらないさ」

 

 その言葉に、何か言われる前に、

 

「俺は仮面ライダーオーディンである前に、琴里、四糸乃、よしのん、七罪のお兄ちゃん。神崎神衣だ、ここから消える気はないよ」

 

 そう言って缶コーヒーを飲む。それに琴里はあっけにとられ、少し恥ずかしそうに顔を逸らす。

 

「ふん、ならこれからフラコシナスの協力者ね」

「ラタトスクの者に言え、次は無い。そして身の程もわきまえろ小僧共とね」

「・・・どうでもいいけど、あんたのしゃべり方、変よ」

 

 七罪の言葉に、全員が同意する。ため息を吐きながら、隣の部屋の士道と十香が色々していると、ドラグレッダーから報告が来たため、そのことを言う。すればすぐに隣の部屋に流れ込んでいく。

 

「はあ、私の扱いはこれでいいのだろうか?」

「いいわけないでしょ?」

 

 鞠奈が不機嫌にそう言う。鞠亜は少しパワーアップ中らしいが、少し気になるらしいこともある。色々向こうもあったらしい、話を聞くかと思っていると、

 

「真那にまで手を出したことについてだけど」

「?」

 

 その時、凛祢、万由里、鞠奈が囲む。凛緒はミラーモンスター達と共にいる。

 何故か黒いオーラをかもし出す三人。目から光が無く、それで笑顔であった。

 

「どうしたみんな?」

「いつの間に崇宮真那に手を出したの?」

 

 鞠奈からコードが伸びて、こちらに向けている。

 

 万由里は、背中から純白の翼を広げていた。

 

 凛祢は髪が長くなり、白いヴェールを纏う。

 

「・・・・・・・・待て、なにが琴線に引っかかった? 真那については劇薬による治癒と、せっかくの研究で思いついた装置の使用してもらおうっと」

「・・・真那?」

「・・・」

「あっははは・・・神衣ったら・・・女の子、名前呼びなんだね♪」

 

 その時、まずいと思う。

 隣の部屋からも怒声が響く。

 そして、

 

「か、神衣助けてくれっ」

「すまない士道っ、いまモンスター達は凛緒の相手していて、俺の命令を聞く者はいないんだ!!」

 

 背後から迫る者達。同盟を組み、二人を追ってくる。

 その日、二人の男性が悲鳴が聞こえたとか、無いとか・・・




仮面ライダーオーディン・ラストサバイブフォーム。

ファイナルベント未使用で暴走五河士道を圧倒。まあ使えないですよね。

これでタイムベントまで使えたらひでぇな。

それではこれで、お読みいただきありがとうございます。
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