デート・ア・無限サバイブ・鏡像の戦士   作:にゃはっふー

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色々やりたい、話作るの楽しい。けどどこまでしていいか・・・
神崎神衣の過去とかやれば面白いか?
そんなことを考えながら、四糸乃とよしのんとの関係物語です。どうぞ。


番外編・ハーミットからナイトメアまで

 ある日のことだった。

 

「・・・なにしてるんだ、四糸乃、よしのん」

 

 学園で何故か布で壁のフリしている二人に出会う。忍者の隠れ蓑?とかいう奴だが、目立っている。

 顔を真っ赤にする四糸乃。よしのんが話しかけてくる。

 

『お~神衣くん、ちょうどよかったよ~』

「あの・・・」

 

 小さな声で呟く四糸乃。四糸乃の言葉を待つ。その様子によしのんは黙り込み、様子を見ている。

 どうやら、士道が忘れ物をしたようで、それを届けるために進入ミッションをしていると、時間をかけて話してくれた。

 その間、見てくるものがいるが気にせずに、がんばった四糸乃の頭を撫でる。幸せそうな顔で、うれしそうである。

 

「わかったよ、それじゃ、士道のもとに行こうか」

「は、はい・・・」

 

 すぐに歩き出したとき、空いている手で手を繋ぐ四糸乃。気にせず、その手を握って歩く。

 その道で、ある三人組と出会う。

 

「!? 麻衣、美衣、見てあれをっ」

「きっよえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇかっわあぁぁぁぁえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「ただちに捕獲・・・!!? 神崎神衣くんっ」

 

 あの三人組は確か、十香の友達の三人組だ。ちゃんと名乗ったことはないから知らないが、向こうは知っているようだ。

 すぐさま近づいてくるため、四糸乃が俺の後ろに隠れてしまう。

 

「ねえねえその子だれだれっ」

「神崎くんの妹? けどなぜウチの制服を・・・」

 

 そう言えばなぜか四糸乃はウチの制服を着ている。気にしていなかった。

 そして彼女らは取り囲み、囲っている。かーごめかーごめ~か~わいぃ子はかーごーめーと歌いながらくるくる回っている。なにがしたい。

 俺はしばらく沈黙後、四糸乃の耳を押さえる。

 

「ふえ?」

 

 少し驚く四糸乃だが、俺は正確に、大嘘を付いた。

 

 昔々、可愛らしい少女がいました。その子の名前は四糸乃と言います。

 

 その子は親に愛され、また愛しながら育ってました。

 

 ですがある日、悪い人に目の前で親を殺されました。

 

 その時から、その子が人と話すことをしなくなり、心を閉ざしました。

 

 周りの人は助けるために必死に話しかけたとき、ある日パペットをつけた少女が話しかけてきました。

 

 ですがそれはよしのんと言う子であり、四糸乃ではありませんでした。

 

 彼女は喋らず、よしのんしか喋らないまま時間だけが進みました。

 

 ですが、よしのんがいなくなり、彼女の心が壊れかけたとき、一人の男の子がよしのんを見つけだしてくれました。

 

 そして四糸乃とよしのん、二人の友達となり、四糸乃とよしのんは、いま前を向いて歩いてます。

 

 今日はその人に、忘れ物を届けるために、よしのんと共に進入ミッションをしていると伝えました。

 

 要約すると、心を閉ざし、二重人格化した四糸乃だが、心のケアが士道のおかげで目処が立ち、まだよしのんがいないとだめだが、こうして人前に出られるようになったという嘘に近い本当を言う。

 実際はASTに命を狙われ、よしのんが四糸乃を守るために生まれた第2の人格だ。嘘はある意味ついていない。うまく行き始めているのも士道のおかげだ。

 そして三人は号泣している。

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ五河くんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「十香ちゃんというものがありながら、心の闇をねらい打ちとはっ」

「マジ引くわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 士道の好感度が社会的な面で地に落ちているが気にしない。彼女たちは精霊ではないのだから、このあと殴られようが気にすることではない。

 

「四糸乃ちゃん、よしのんちゃんっ。私達は今日から友達だよっ」

「ふえ、と、ともだち・・・です、か?」

『いいの~』

「いいともさっ」

「二人とも我々の友達だっ」

 

 盛り上がる三人、ぷにぷにとほっぺ触ったりとするが、嫌がらない程度には見ておこう。とりあえず、士道のもとに連れて行かなければいけない。

 こうしてその後、士道のもとに四糸乃を連れて行き、帰ったあとは三人が何か叫びながら士道を殴った。気にしない。

 

 

 

 その後、少しまずいことになった。

 

「すまない琴里、学校の休み時間に電話」

『別にいいぞ~神衣お兄ちゃんなら、もーまんたーいー』

 

 いまは白いリボンか、琴里はそう言ってくるが、黒リボンに変わって欲しい。

 

「実は四糸乃についてだよ」

『・・・』

 

 シュルルと言う音のあと、すぐに黒になる。

 

『で、神衣兄、なにがあったの? 士道が四糸乃にセクハラして、ショタコン疑惑が学校中に周りに流れたの?』

「それは問題ない、すでに流れている」

『そう、じゃあなに?』

「四糸乃が、俺の従姉妹扱いで、神崎四糸乃として、学園彼女にしたいランキングに駆け上がっているらしい」

『・・・・・・・・・・・はい?』

 

 琴里の疑問は分かる。俺もまた知るのに時間がかかった。

 この学園の独自のランキングがあり、その彼女、マスコット、終いには妹にしたいランキングでトップに入り込む勢いで、四糸乃の話が入り込む。

 しかもよしのん付きで、神崎四糸乃と神崎よしのんとしてランキングしている。

 俺は四糸乃の説明でした嘘を琴里に報告すると、へえと言われた。

 

『別に問題ないわ、神衣兄が問題ないのなら、四糸乃達の名字は戸籍上、神崎にしておくわよ』

「おいおい・・・俺の従姉妹って」

『お兄ちゃんは嫌? 二人ともいい子じゃない、私だけのお兄ちゃん♪ってのは魅力だけどね』

 

 琴里はそう言い、じゃあ、それだけなら切るわね~と言う。

 いいのだろうか、俺が兄でと思う。

 

 

 

 俺が家に帰ると、四糸乃とよしのんが家にいた。

 なぜ?と思いながら、二人に挨拶しておこう。

 

「四糸乃、よしのん、どうした? 士道の家は隣だぞ」

「あの・・・すこ、し、だけ、お外、に出て、いいって言われたので・・・」

『いっや~言っておかなきゃ、いけないなって思ってねっ』

 

 そして、四糸乃は深呼吸し出す。俺はただ待つだけだ。

 少し時間がかかるが、俺はいつも、彼女の準備が終わるのを待つ。ただそれだけしか彼女と関わっていない。はずだった。

 

「お、おにいちゃん」

「・・・」

『それじゃお兄ちゃ~んっ、これからもよしのんと四糸乃のこと、よろしくね~』

「・・・二人とも?」

 

 そして二人は家の外に出ていく。すぐに転送装置で移動されてしまい、俺は呆然と立ちつくす。

 つまり二人は従兄で良いと言うことだろうか?

 夕暮れの空を見ながら、神崎の顔がよぎる。

 

「私が兄? 神崎、お前はどう思う?」

 

 ドラグブラッカーとゴルトフェニックスは苦笑したように吼えて、私はとりあえず、研究室へ戻るかと、部屋に戻った。

 ちなみに殴りたい男ランキングに第1位に五河士道が名をあげた。理由はいたいけな少女を毒牙にかけたと、男女問わずだったらしい。

 後ろには気を付けろ、私には関係ないことだ。




何時間かかろうと、四糸乃の言葉を待つ神衣。それだけでうれしいと思われて、こんな関係にしました。
四糸乃のこの精神設定は外で親しい人にも使う神衣、すぐに多くの人に慕われ、士道は憎まれると思われます。士道は弱った少女に優しくしたという話だけのはずですがね。
ちゃんと好意は持たれていると、神衣が隠さないのがいけない。だが悪くないと言います彼はそういう人です。
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