四国初上陸だったんですがなかなか楽しかったです。
まぁそこらへんのあれこれはTwitterなどをご覧になってください。
あと、後書きでごちゃごちゃ書いてるのでここで次回予告。
やっと果南ちゃんが出せそうだよ…泣
マリーとの話を終えて理事長室を出る。あいつらが凹んでないと良いんだけど。
と、昇降口ですぐに発見できた。
「なんだ?意外と凹んでなさそうだな。新しいアイディアでも見つけたのか?」
「あ!徳丸さん!」
千歌ちゃんがこちらを振り返ると、それにつられてみんな振り返った。
誰一人として暗い顔をしている人はいない。
「新しいアイディアって"内浦を紹介する"ってことですよね。それはまだなんですけど…。」
梨子ちゃんがはにかみながら言った。
「難しく考えずにありのままを紹介しようって決めたんです。」
周りのみんなもその意見に納得しているらしい。
…そうか。せっかく手伝えることは何でもしようとこいつらを慰めるところから始めようと思ったんだが。
どうやらこの子達はそんなにか弱くないみたいだ。
「今日はこれからどうするの?もう解散?」
「いえ!これから千歌ちゃんのおうちで作戦会議であります!」
曜ちゃんの元気な返事に思わず敬礼してしまう。
「そうか。気をつけてな。」
「徳くんは来ないの?」
「あぁ。とりあえず今日は自分たちだけで頑張って。行き詰まったらアドバイスはするよ。」
確かに俺は全面的にAqoursをサポートすると約束したが、それと"こいつらの道を1~10まで決めてやる"ってのは別だと考えている。
さっきマリーと話して決めたことだ。
以下回想。
「あ、マリー。お前Aqours入れ。」
そう告げたマリーは笑顔のまま固まった。
俺が誘った理由ってのはまぁいろいろある。
一番は楽しそうだったあの頃の笑顔を見たいってところか?自分でもよく分からん。
「…びっくりした。サラッと言ってきたわね。」
「半分思いつきだからな。」
「おい。」
動き出したマリーは俺の申し出が意外だったようだ。まぁ半分思いつきだからな!
「トック-のことだから残り半分はちゃんとした理由もあるんでしょうけど…。
「…今はまだ?ってことはいつかは…。」
どこか影のある笑顔でマリーは続ける。
「私だけ先にってのはやっぱりね…。3人一緒でないと。」
微妙に小さい声だった。未だに引きずってるようだ。
う~む。1年生だったときの出来事が気になるが。
話してくれるまで待とうかな。
「そうか…。待ってるからな。あいつらも歓迎するから。」
「うん!もうちょっとだけ待っててね。」
その後、俺が頑張るといっても必要以上に干渉するなとも言われた。
「あの子たちが自ら考えていくことも必要でしょう?そうじゃないとAqoursの色は出ないわ。」
Aqoursの色。それは個性という意味だろうか。
スクールアイドルをやっていたマリーだからこその意見だろう。
やっぱりスクールアイドルに詳しいやつがいた方が良いな。現状ウチにはルビィちゃんぐらいしか詳しい人がいない。千歌ちゃん?情熱は買うとだけ言っとこう。
「そうだな。あくまで主役はあの子たちだ。肝に銘じておくよ。」
二言三言話した後、俺は理事長室を後にした。
と、いうわけで昇降口であいつらと別れて数分後。
校門にて。
俺は。
警備員さんに捕まっていた。
「いや、だからこの学校の関係者なんですってば。」
「ならば許可証を持っているはずだろう。学外の生徒がこの学校に入るときには必要になるはずだ。」
きょ…許可証?そんなの持ってねぇよ。
確かに今までここに出入りするときはAqoursのメンバーと一緒だったから、普通にスルーしてくれてたのかもしれん。ってかこの警備員は初めてだな~。いつものおじいちゃんじゃないもんな~。
「不審者として通報しても良いんだぞ。」
「じゃあ理事長を呼んでください。説明してくれるはずですから。」
「理事長に連絡できる方法など知らん。代わりに生徒会長を呼んでやったぞ。」
…ぱーどぅん?生徒会長って言った?
「いや、すみません。謝るからそのお方だけは勘弁してください。」
「なんでそんなに嫌がるんですか?ねぇ。国木田徳丸さん。」
背後から俺を咎める声が聞こえた。
凜とした声でそれが誰だか分かってしまい、ちょっと背筋が…。
「ぞわっ。」
「口に出さないでくださいますか。」
仕方なく振り返ると、案の定そこにいたのはお呼ばれの生徒会長だった。
彼女は黒澤ダイヤ。
黒髪ロング、清楚なお嬢様系の生徒会長。口元のほくろが特徴的。
以上。外見の説明。
実際は生徒会長を務めながらも、割とポンコツ。シスコン。プライドが高い。
…との話をマリーから聞いた。シスコンの件はちょっと心当たりがあるわ。
「すいません守衛さん。この方は不審ではありますが関係者というのは誠に遺憾ながら………事実なんです。」
「やけに溜めたな。今。」
「と、いうことで許可証は生徒会が与えます。ついてきてくださいます?」
「ほーい。」
ふぅ。なんとか通報されずにすんだ。
「じゃあ行きましょうか。」
校門から生徒会室へ移動してきました。
「はい。許可証です。今度から誰かと一緒だとしても一応見せてくださいね。」
「うい。ありがとう。さっきは助かったわ。」
もし彼女もマリーも来てくれなかった場合、千歌ちゃんの家からまるを呼び戻さないといけなかった。
「いえいえ、知り合いのよしみですわ。…最近はルビィもお世話になっているようですし。」
「う…知ってたか。」
「Aqoursの手伝いでしょう?それを知らなかったら許可証なんて与えてませんわ。」
続けて彼女は言う。
「実はそのことでちょっとお話があるのです。」
…少し顔を歪ませながら。
「け、決してルビィちゃんに悪影響を及ぼしてはおりませんっ!」
「その話とは別件ですわ。それはまた次の機会に…。」
次の機会とかあんのかよ。
「…これに彼女たちが出る…ということ?」
相談として見せられたのはライブの紙。東京で行われるスクールアイドルのライブのようだ。
「そう言う話があるというだけです。まだ正式なお誘いは来てなくて、もうちょっと人気が出たら…もしかしたら、という話です。」
おぉ。それって凄いことなんじゃないか?
まだ結成して数週間のグループがライブに呼ばれるなんて。
でもじゃあなんで俺に話したんだ?
「それは良いことなんじゃ…?」
「…私は時期尚早だと思うだけです。彼女たちが出たいというなら止めません。ただもし。」
そこでいったん区切って。
「もし彼女たちが失敗したり、打ちのめされたときは助けてあげてください。」
「失敗はまだしも、打ちのめされるなんてそんな…。」
「起こりえます。」
黒澤さんは断言した。
まるで未来を知っているかのように。
まるで…まるで体験してきたかのように。
「だから…そのときはあの子たちをよろしくお願いします。」
そう言って頭を下げると、もう用はないというように自分の仕事を始めてしまった。
千歌ちゃんやまるの話を聞く限り、スクールアイドルに否定的な考えを持つ人だということだった。
俺としてはマリーの件で元スクールアイドルだということは知っていたから、悪い人じゃないのは知っていたが。
彼女も彼女なりにAqoursの行く末を案じてくれていることが分かった。
だったら協力しようと思えてくる。
「これが…リアルツンデレか…。」
「ツ、ツンデレじゃないんだからねっ。勘違いしないでよねっ。」
ノリも良いしな!
無事許可証ももらえて、何もなく家に帰った。
内浦や浦の星を紹介するPVを作るって話だが(覚えてたか?間に2話も番外編が入っちゃったからな)翌日の海開きの時に、千歌ちゃんが
「エウレカ!(訳:ひらめいた!)」
と叫びだし、ナイスアイディアを思いついたとの噂がある。
嘘か誠かの判断は各自に任せ「嘘に決まってるじゃないですかっ!もうっ!」…真相は闇の中である。
そうして完成したPVはネット上で大人気となり、黒澤さんが心配していたように、Aqoursは東京でライブを行うことになった。
出発前日。
「ねぇ徳兄ぃ。明日のファッションこんな感じで良いかな?」
「…お前東京をなんだと思ってるんだ」
「魑魅魍魎が跋扈する
「うん?…んん?なんかいろいろ作品が混じってねぇか?」
網元のお屋敷。
「ねぇお姉ちゃん。明日のファッションこんな感じで良いかな?」
「あなたは東京をなんだと思ってるんですの?」
「カラーギャングが抗争を続ける中、真っ黒なライダースーツを着たデュラハンがバイクで走っているところ。」
「大体それであってるけれど、そんなことを教えた犯人を教えなさい。罰を与えるから。」
「徳丸さん。」
「あいつかぁ…!」
そんなやりとりがあったとかなかったとか。
ツンデレ登場回。
ふたりの関係は知り合い以上友達未満ってとこかな?
マリーの紹介でスクールアイドルとして顔合わせして、ルビィちゃん経由でも話を聞く、みたいな。
あぁ。ツンデレってやっぱ良いよね(誰がツンデレだ!まだデレてませんわ!)……おや?何か空耳が。
以下、活動報告コピペ。だって皆見てくれないんだもん。
通算UA1万突破&お気に入り登録者100人感謝企画。
『自慢の兄ずら!特別編。読者の選んだ三題噺!!』をやりたいです。
えぇそうです。作者がやってみたいんですよ。三題噺。
軽く説明すると、読者のみなさまがお題をここのメッセージやらTwitter(@shimasho_2985)で送って頂き、作者がそれらを公平かつ厳正な抽選で選びます。そして選ばれたテーマに則った話を書く。こんな感じ?あってるかな?
まぁホントお題は何でも良いんで。遠慮無く送ってくれたらと。
もしお題が三つ以上集まらなかった場合、作者が泣きます。
締め切りは8月いっぱいってとこですかね。もしお題が三つ以上(ry
最後になりましたが、この小説を読んでくださっている皆さん。お気に入り登録、そして評価までしてくださる皆さん。本当にありがとうございます。
UAが増えたり、お気に入り登録者が増えたり、感想を読んだり、評価をつけて頂いたり。
全てが自分の力になっております。
これからもこんな思いつきで始まった小説と、思いつきで生まれた主人公。思いついてしまった作者共々応援よろしくお願いします。
それでは。お題お待ちしておりますので。
2016年8月12日
要約すると、「お題をください」(切実)