ある日、友や両親の壮絶な人生を知り…
まぁクソみたいな内容だから読まない方が良いかも?単なるストレス発散で書いたからwじゃ、このへんで。
目覚めはいつもかったるいというか…いつも最悪な毎日だった。
全くもって不快の一言に尽きるというか…。
まぁ、一番腹立つのはそんな環境の中でひねくれていった弱い自分なんだけど。
今日はこんな事くらいでひねくれちまった俺が、強く生きようと思い始めたキッカケみたいなもんの話をするとしよう。
俺の全てと、両親の全てを。
俺は、吉田家の長男として産まれ、決して裕福ではなかったが生活には何不自由なく暮らしていた。まぁよくある話だろうが、たった一つ、普通じゃないと言えば語弊があるが確かに俺にとっては大きいネックとなったものがある。
母の病だ。
不安神経症という病で、脳の不安を司る神経が異常に働き、他の機能をも蝕むような病だ。
精神病とよく似ているが全く別のものらしい。
俺は産まれた時から病の母と暮らして来た。母は病のせいでキレると抑制が不可能になる。故に、いくら理不尽な内容であれこちらが謝らなければおさまらなかった。
子供の俺には理解できず、相当苦しめられた。
特に母は人の心を傷付けるのが残念ながらとても上手いのだ。それはそれは聞くに堪えない物言い。俺はそれをずっと聞いて来た。
父はお前が大人になれと言い放ち、心が折れそうにはなったものの、母は確かに俺を愛していたし、人生の色々な事を教えてくれた。普通の親以上だっただろう。その事もあり、俺はいつも自分を抑えて来た。
愛情はもらえたが甘える事はできなかった。
それはやがて歪みになり、小6の時に小1の男児にいじめを繰り返した。あいつにゃ一生涯の心の傷を負わせちまった…。
あん時の俺は腐ってたんだ。過去の自分を殴ってやりたいとこれほど思う事はない。
母の病が少しでも楽になる様にと、俺と母と父は母の実家である仲村家に引っ越した。仲村家には叔母と祖母がいた。どちらも俺をよく可愛がってくれていた。が、相変わらず母は良くなるな事は無く、いつもどおりの生活が続いた。
中学に入り、俺は不登校になった。完全に精神は疲弊しつくしていた。
追い打ちをかける様にある日父が浮気をした。しかし、俺はそんな父をどうしても憎めなかった。父はあの母のとめどない精神攻撃に耐え抜き、2人をささえてきた。さらに父は母の実家で叔母や祖母にけむたがられ、肩身の狭い思いをしていたからだ。
しかし母は許すはずも無く、いつもの精神攻撃を始めた。
俺は頭では母の病の事は分かっていても、魂は完全に母を憎んでいた。
どちらが悪い訳でもないだろう。
父はまたも耐え、よりを戻した。
しかしそれは何度も繰り返され、俺の精神もそろそろ壊れかけた。何度もよりを戻しては崩れる両親の関係ほど不安定な基盤は子供にとってないだろう。
そして中3の夏、幼馴染が遊びにきた。どうやら夏休みらしい。彼にはシゲメダルというあだ名がある。本名がシゲトシで、シゲキックスが流行っていたこともあり、このあだ名がついた。
彼はいつも明るかった。
とにかくワイルドで、市販の鶏肉を生で食っても平気なほどの強靭な体だった。
そんな彼だが夏休みに毎日俺の家に泊まり始め、帰らなくなっていった。
不思議に思っていたが楽しかったし、毎日遊んでいた。
夏休み最終日。彼は突然語り出した。
自分の母の事だ。
彼の母は離婚し、遠くに暮らしていた。
彼は母が大好きだった。
「俺はな、ママに会いたい。あの優しいママに。」
突然過ぎる言葉に思わず
「どないしてん、いきなり。」
と笑いながら答える。
「俺な、ママに会いたくて…電話したんやけど…全然知らん子供の声がした。」
「…それって」
「ああ、兄弟や。憎ったらしい兄弟や。なんで弟憎んだらなあかんねん…クソ!…俺はその電話を切って、1人で泣いた。」
「…。」
言葉を失った。あんなやんちゃな彼のこんな姿は初めて見たし、何より凍りつく様な孤独感をこいつは味ったんだろうと思う。俺は自分の弱さをとても情け無く感じた。
「お前、ギタリストの夢、あったやろ?あれ、叶えろや、お前は1人ちゃう。俺もお前のおかげで孤独から免れたんや、なんも怖がるな。学校は無理せんでええから、高校は行けな。バンドでも組めや。」
わらいながらそう言ってくれた。シンプルで真っ直ぐな彼の言葉は俺を突き動かした。俺は強く頷くと、ギターを手に取り、忘れかけていた大好きな音楽を奏でて2人で歌い明かした。
次の日から俺は夢の為に猛勉強した。中学は全く行ってなかったので、かなり大変だったが、なんとか底辺の高校には入る事が出来た。
だが…
母が突然引っ越しすると言い出した。高校には電車で通えるが、シゲキックスと離れるのが嫌だった俺は激しく拒絶した。が、結局引っ越す事になってしまった。俺はますます母が嫌いになった。
さらに父はいよいよ耐えられなくなり、別れ話まで切り出し始めた。
揺らぐ地盤にフラつきながら高校という小社会に毎日通うのは、いくら自分が選んだとは言えしんどいものがあった。が、俺には好きな人が出来ていた。俺のネガティヴな愚痴や家のごたごたを嫌な顔一つせず聞いてくれた人がいた。彼女は男勝りで口調もつよいし、俺同様ひねくれててかなり嫌な雰囲気が出てるけど、本当は優しいのが目を見れば分かった。どこか自分と重なるが、そんな薄い情とはべつに、本当の愛が俺には芽生えていた。いつか彼女を救いたい。守りたい。そう思った。
ある日、母が俺を呼び出した。また長い話を聞かされる。
そう思ってめんどくさそうに返事をし、母の部屋へ…
「あんたなぁ…好きな人出来たやろ?」
「へ?」
「お母さんなんでもお見通しやで。」
「なんやねんそれ。」
正直驚いた。本当にお見通しで笑いさえこみ上げてくる。
「あんたに彼女できたらなぁ、大事にしたるんやで。お母さんみたいにしたらあかん。ええな?」
「何言うて…」
「お母さんな、引っ越した理由。実は叔母ちゃんやお婆ちゃんに嫌がらせされたからやねん」
「え、」
母はなんと病が原因で昔から実の親と姉妹に陰湿な嫌がらせを受けていたのだ。あんなに優しかった2人が…と、半ば信じられなかったが、事実らしい。
「お母さん誰にも愛されてへんかった…子供の時から。」
初めて知る母の過去…
「毎日絶望やったある日、お父さんに出会った…お父さんもつらい過去を持っててな…あの人は幼い時、極道の父がおった…母は毎晩泣かされてたらしい。 ある日、その父はあの人をだけを起こし、何をしたか。」
殴ったりしたんかな?とか単純に極道と聞いて思ったがちがった。
「暴行事件で刑務所へ行く事になった父があの人だけに別れを告げ、警察に連れられて行った。あの人は大声で泣きながらお父ちゃん行かんといて!って叫んだらしい。あの人にとってはお父さんやからな。」
これまた初めて知る父の過去…
「あの人はそれから弟2人を守りながら生活してきた。母は仕事漬けやったらしい。借金取りに1人で立ち向かったりして…。」
父の壮絶過ぎる人生に俺はいつの間にか涙していた。
「そしてあの人が二十歳の時や。父が首吊って亡くなってたらしい。でも、遺体は誰も受けとらへんかってんて。それであの人はこっそりそれを警察から受け取って、抱えてしばらく泣いてから、縁の下に埋めたらしいわ…。」
「…。」
辛すぎる過去だ。ますます自分がくだらなく見えてくる。
「父親を知らん人があんたにこんなに父親として色々してくれてんねんよ…私の世話もな…私は悲しい過去を持ったあの人を救おうと、ホンマの愛を教えたろうと思って結婚したのに…あの人にまで愛想つかされて…私…病気じゃなかったらなとホンマに思う。」
今更ながらここで初めて俺は母も孤独だった事に気付いた。
こんなにも明らかに孤独なのに、俺は自分の事ばかりで気付いてやれなかった。
たまらなくなり、母を抱き締めた。
「ごめんな…おかん…ごめんな…。」
「ええんや、あんたは病気ちゃうんやから、彼女泣かしたらあかんで。」
俺は両親の過去をそれぞれ知り、一つ大きく成長できた。今ではこんな環境に生まれた事に感謝すらしている。俺はこれから強く生きて行けそうな気がした。シゲメダルがそうだったように。両親がそうだったように。
-完-
どうでしょうw一瞬で吐き出すように書き上げたやつなんでw短いし、展開早すぎて意味不でしょwまぁマジで溜まった言葉書き殴っただけの自己満足なやつなんでwご了承ください!では。