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第12階層ボス攻略
「いいですか!これより12階層のボス攻略を行います!!」
「おおっっ!!」
「みなさん、無事に生き残って次の階層に進みましょう!!」
「おおっっ!!」
「それでは行きます!」
……さて、生きるか死ぬかの戦場に行こうかね
ギギギッーー!!
アスナが扉を開けると部屋の中心部にはレッドドラゴンがいた。俺たちはその回りを囲うようにして配置についた。
しかし、あいつモンストのレチリにスゴい似てるよな。そう思うの俺だけなのかな?
おれはなにしてるかって?おれは後方支援って言われたからみんなの後ろにポツンと立っているだけでいい。まさにTHEボッチだね。
まぁ冗談はこのくらいにしておいて……行くか。
「各班攻撃開始!」
アスナがそう指事するとどのプレイヤーも必死になって攻撃を開始した。誰かがオープニングヒットを当てるとボスも目を覚ましたかのように攻撃を仕掛けてきた。
「うぁぁぁあーー!」
1人また1人とHPゲージを大きく削られていた。あの爪と長い腕のせいでうまく攻撃が当てられないどころかむしろこっちの被害が出ている。
「しゃあーない。俺が行くか……」
そう思ったとき、ちょうど回りにチビドラゴが、あらわれた。
「おっと、俺の仕事はこっちだったな……」
アスナたちにはゴメンと思いながら俺は回りのチビドラゴ達を斬っていった。
「あらよっと!……ふぅこれで20体目かな。あいつらも何だかんだで上手くさばけてるし行けるな。」
「はぁぁぁあっ!!キリト君スイッチ!!」
「了解!おるぅぅあ!!」
「よしっしゃぁ!こっちも負けてられるか!根性見せるぜ風林火山!!」
「「はい!!」」
ボスの方はアスナやキリトが上手く指示を出しているお陰で確実にダメージを与えられている。このままならいける。あくまでもこのままならな。
グァァア!!
「なんだ?」
俺が30~40体程倒した頃ボスが急に攻撃パターンを変えてきた。なんと、部屋を中心部を中心に回りながら飛んでいるのだ。
「っっ全員一旦後ろに下がって回復に努めてください!!」
そう指事すると全員が回復に努めたがボスはその指示を嘲笑うかのように俺らの上に飛んできた。
「な、なんでこんな中途半端なところにまで飛んでこれるのかよ!」
「俺まだ回復出来てないぞ!」
その下にはまだ回避出来ていないプレイヤーがいた。あのままでは踏み潰されてしまう。なら、俺がすることは……
「おおいっ!速く逃げんか!」
「ダメーーー!!」
ドスン!と地上に降りてきた。そこにさっきまでいたプレイヤーの姿はなかった。
「う、嘘でしょ……」
あの第1層から1人も犠牲者を出さなかったのに、今回初めて出してしまった。自分の判断ミスのせいで……
「嘘に決まってんだろ。」
「は、ハチマン君!!」
そこにはさっき死んだはずの二人のプレイヤーを脇に抱えたハチマン君がいた。
「ほれ、助けといたぞ。」
「ちょっとハチマン君!危ないことはしないでって言ったでしょ!」
「いやいや、俺いなかったらこいつら死んでるからな。それなのになんで怒られなきゃいけないの?」
「そ、そうだけどー」
「まぁいい、後のことは任せろ。」
「え?」
「俺が全てのヘイトを受け持つ!」
なにか言いたそうにしていたがそんなのは知らん。自分が、やることはただひとつ。こいつに勝つことそれだけだ。
グァァア!!
また空に飛ぼうとしているドラゴンの羽に向かってソードスキルを打ち込む。刀ソードスキル三連撃旋風を打ち込むとドラゴンは地面に墜落していった。
俺は攻撃の手を緩めず戦力で切りつけていった。しかし、ボスはそう簡単にはたおせない。起き上がり、殴りかかってきたが俺はそれをかわしカウンター気味に攻撃を入れていく。
《アスナside》
「す、すげーー。」
「メッチャスムーズに動いてる。」
他のプレイヤーたちはハチマン君の攻防に魅入っている。
「す、スゴいなハチマン君は。ボス相手でもこうやれるんだ……」
自分も彼の攻防をみてすっかり心を奪われてしまった。もしかしたら、攻撃がくるかもしれないのに。でも彼がいるだけでもう負ける気はしなくなった。
横目でキバオウさんを見つけると口をあんぐり開けてる顔も見れて少し気分が晴れた。
《ハチマンside》
「これで、終わりだ‼」
最後にソードスキルを頭に打ち込んできっちり相手を倒した。
俺は最後のソードスキルをあて、ボスを消滅させた。それと同時にラストアタックボーナスで灰色のコートを手に入れた。俺はそれをすぐに着てみたが、ずいぶんキリトとにている気がするとがまぁいいだろう。そんなことをかんがえていると。
「みなさんお疲れさまでした。これで12階層クリアです!」
この言葉と共にみなは溜め込んでた息を思い切り吐き出した。その音に紛れて舌打ちをしたやつもいたがしょうがないかな……
12階層攻略完了……