IS学園の異端児   作:生存者

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第14話

「お引越しです」

IS学園に戻ってきた2人は部屋でのんびりと時間を潰していたが何故か上条が部屋を移動することになった。

 

「はい?あの引越しする必要がないと思うんですが?」

 

「すみません、今度来る転校生の関係でどうしても動いて貰いたいんですよ」

 

「その感じだと男ですか。でもそれなら秋十の部屋でもいいと思うんですが」

 

「その、彼はあまり評判が良くないので代わりに一夏君と同室の上条君に動いてもらうことになったんですよ」

 

「分かりました。それで自分は何処に移動ですか?」

 

「そのですね、この寮には空きがないのでいずらいと思いますが2年生のいる寮に移ってください。これがその鍵です、では失礼しますしますね」

山田先生は笑顔で出たが上条は正直、2年の寮にには行きたくなかった。2年には無断で部屋に入ってくるフォルテさんや生徒会長の楯無さんまでいるからだ。

 

「上条、まあ頑張れ」

 

「何を頑張ればいいんだよ?!てか、絶対にもうこっちに戻れなそうなんだけど」

上条は愚痴りながらも荷物をまとめ一夏に軽く手を振って部屋を後にして次に自分の住む寮に行った。

 

「え〜っと2016かそれにしてもどこの寮も広いな、おあったあった」

部屋を見つけたのかすぐに鍵を開け入った。ここに来る途中でやたら視線が刺さり気まずくなったので入ってからは少し楽になった。

 

「やっぱり内装は同じなんだな。はぁ今度はここか、楯無さんが来なければのんびりと過ごせそうだな」

 

「上条君〜きてあげたよ〜!」

 

「俺、本当に大丈夫なのかな」

急に扉が開き元気はつらつな楯無が突入してきた。

 

「あの、なんでノックもしないで入ってくるですか?」

 

「だって私があなたと同室になる人だから」

 

「はぁ?!」

あまりの衝撃に思わず、声を張り上げた。と言うか一番一緒になりたくない人と同じ部屋になった事に驚いた。

 

「ん〜別にそこまで驚かなくても。まあ、これからよろしくね上条君」

その後、薄着になって近づいてきたりシャワー室に飛び込んでくるなどとんでもない目に合わされほとんど気を休める事が出来なかった。

 

「おはよう、上条眠そうだけど大丈夫か?」

 

「ああ、全然大丈夫じゃない。同室になったのが楯無さんになったせいでまともに休めない」

 

「それはお疲れ様」

そうこうしているうちに時間になり、山田先生が入ってき来た。

 

「おはようございます、今日はなんと転校生を紹介します。では、入って来てください」

扉が開きすぐに2人の転校生が入って来たがそのうちの1人は男だった。

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました、皆さんよろしくお願いします」

金髪の優しそうな、気品のある顔立ち。まさに美少年だった。

「お、男」

 

「はい、此処に僕と同じ境遇の方々いると聞いて本国より転校を・・」

 

「きゃああっ!男子よ、4人目の男子」

 

「金髪の美少年。守ってあげたくなる系の織斑君もいいけどデュノア君もいいわ」

 

「死にそうになるほど勉強してIS学園に来てよかった」

相変わらず声がすごいなそんなに喜ぶ事か?まあ、女じゃないそれが分かる訳ないな。

 

「デュノアはフランス代表候補でもある。一夏、秋十、上条、同じ男子だお前達で面倒を見てやれ」

 

「「「はい」」」

 

「では、ラウラ挨拶をしろ」

 

「はい、教官」

 

「ここではそう呼ぶな、私はもう教官ではないし此処ではお前も一般生徒だ。織斑先生と呼べ」

 

「了解しました」

 

 

「ラウラ・ボーデビッヒだ」

 

「・・・」

名前だけの簡素な自己紹介にクラス中が困惑するが、当のラウラはそれ以降全く言葉を発する様子がない。

 

「あ、あの以上ですか?」

 

「以上だ」

するとさりげなく一夏の机の前に立っていた。

 

「お前が織斑一夏か」

 

「ああ、そうだが何か・・・ッ!」

パンッ!と降り下げられたラウラと手が一夏も頬を叩いた。突然の出来事に数名の生徒が驚きの声が上がるが一夏は興味なさげに視線だけを向けた。

 

「それだけか?」

 

「貴様が教官の弟など、私は認めないからな」

 

「・・まだSHR中だ、すぐに座れ」

特に何も感じなかった一夏は肩をすくめ、ラウラは千冬の言葉に頷き空いた席に座った。

 

「それではHRを終わる、各人は着替えて第2グラウンドに集合。今日は2組と合同でISの模擬戦闘を行う。それから一夏、秋十、上条お前達はデュノアの面倒を見てやれ。では解散」

 

「君達が織斑君に上条君かな。改めまして、僕はシャルル・デュノアよろしくね」

 

「ああ、僕は秋十だよ・・」

 

「ああ、とりあえず自己紹介は後にして早く行くぞ」

秋十が話し始める前に上条はシャルルの手を引き廊下に出たがすぐに噂を聞きつけた。隣のクラスの女子や上級生が押し寄せ道を塞いできた。

 

「噂の転校生よ、並ぶとやっぱり絵になるわ!」

 

「者共、出会え出会え!」

中には時代劇のような声をかけながら道を塞いくる人も出始めていた。こんな急いでる時に勘弁してくれよと思いながらすぐ横の廊下を走りアリーナまで向かっていた。

 

「なんであんなに大騒ぎになってるのかな?」

 

「なんでってこの世界でISを使えるのは俺達4人だけなんだからな」×「なんでってこの世界でISを使えるのは俺達4人だけなんだからな」→〇「なんでってこの世界でISを使える男は俺達4人だけなんだからな」

 

「あ、そそうだね」

変に焦るシャルルに一夏と上条は少し違和感を感じたが、それよりも千冬先生からの粛清の方が恐ろしかったのでロッカーで着替え始めた。

 

「上条いつまでその包帯巻いてるんだ?入った時からずっと気になってるんだけど」

 

「古傷が多くてな、周りの人の気分を悪くしないように巻いてるんだよ。でシャルルは着替えないのか?」

 

「着替えるけど、別に僕の事は気にしないで着替えて」

妙におどおどしながら言うシャルルに首を傾げたが時間もないのでさっさと着替えるとすでにシャルルは着替え終えていた。いかも何故か少しだけ顔が赤くなっていた。

 

「速いな何かこつでもあるのか?」

 

「え、いや下に着てただけだよ」

 

「ヘェ〜それにしてもそのスーツ着やすそうだな、もしかしてデュノア社のやつか」

 

「デュノア社製のオリジナルだよ。ベースはファランクスだけど殆どフルオーダー品」

 

「そうなんだ、ごめん遅れた」

少し遅れて上条も着替え終わり走ってアリーナのなかまで行くとすぐに授業が始まった。

 

「それでは今から本格的な実習に入る。いままでで理論は物に出来たはずだ。だが、実戦で活かせなければ意味がない。クラス代表と国家代表候補以外はいままでの学習の事を1つ1つ確かめるようにISを動かしてみろ。他の者も決して授業を疎かにするな」

まあ、俺は何回か動かしてるから大体分かるけど、本格的にやるとなるとほとんどの人は動かしてないからな。

 

「ではIS同士の模擬戦闘を実演してもらう。凰、オルコット前に出ろ」

 

「あの織斑先生。実演実習言っても相手は誰が?」

 

「心配するな、既に用意してある。実演実習はすでに用意してある相手は・・」

てっきり2人で模擬戦闘をするのかと思っていたが違うらしい。そこまで言ったところで、何か落ちてくるような音が聞こえ上を見ると緑色の装甲の機体だった。学園に配備されている訓練機、第2世代型のラファール・リヴァイヴだ。

無意識に上条と一夏はISを展開し受け止めた。

 

「山田先生しっかりして下さい」

 

「うう、すいません」

 

「先生まさか相手って」

 

「山田先生ですか?」

 

「そうだ。山田先生は元代表候補生だそれに・・今のお前らならすぐに負ける」

最後の一言で闘志に火がついた、いや頭に血がのぼったのか

 

「上等ですわ!」

 

「やってやろうじゃない!」

かなりやる気になったのかすでにISを展開し始められる状態になっていた。

 

「元日本代表候補生で手加減わしませんわ」

 

「すぐに潰してあげるわ」

 

「お、お手柔らかに」

お互いに定位置につくと模擬戦闘が始まった。先制攻撃に鈴は衝撃砲を撃つが軽々と避け、セシリアのビット攻撃にも対応しすぐに射撃体勢に入った。元日本代表候補生の実力は伊達じゃないな、武器の使い所も考えて出し入れしてるな。

 

「さて、今の間に・・そうだな、丁度いいデュノア山田先生の使っている機体の説明をしてみろ」

 

「は、はい。山田先生が使っているISはデュノア社製の≪ラファール・リヴァイヴ≫です。第2世代型開発最後機がスペックは初期第3世代にも劣りません安定し性能と高い凡用性と豊富な後付武装が特徴の機体です。現在配備されているISでは最後機でありながら、世界第3位のシェアを持ち7ヶ国でライセンス生産、12ヶ国で正式使用されています。特筆すべきはその操縦簡易性でそれによって操縦者を選ばない多目的性能切り替えを両立しています。装備によって格闘、射撃、防御と言った全タイプに切り替えが可能で、参加サードパーティが多い事でも知られています」

 

「ん、一旦そこまででいい。終わったな」

ちょうど、模擬戦は終幕を迎る。摩耶の射撃がセシリアを誘導し鈴音と激突したところでグレネードを投擲。爆発が起こり煙の中から2つの影が音を立て地面に落下した。

 

「くっ、うぅ・・。まさかこの私が負けるなんて」

 

「あんたねえ、面白いように回避先読まれてるんじゃないわよ」

 

「鈴さんこそあそこでバカスカ打つから悪いんですわ」

やっぱりと言うかもうお互いに自由にやってるせいで簡単にやられたな、さすが元日本代表候補は違うな。

 

「諸君もこれで教員の実力は理解できただろう。以降は敬意を持って接するように。では次にグループになって実習を行う。リーダーは専用機持ちがやる事では分れろ」

そう言うがほとんどが織斑兄弟と上条、シャルルに集まりほとんど均等に分れなかった。

 

「馬鹿者、均等に分かれんか・・・出席番号順に1人ずつ各グループに入れ!」

偏りがあった人数もすぐに均等になり、各グループは用意されていた量産機から今回使用する機体を選んだ。上条が選んだのは防御に特化した日本純国産の第2世代の機体≪打鉄≫。ぱっとみ重心がしっかりしていたので、これなら転ばないだろうと選んだ。

 

「じゃあまずは装着してみるか、あと次の人が乗りやすいように降りる時は前屈みにして降りるのを忘れないで」

はぁ〜いと元気な声が返ってきたことに満足しながら訓練を始めた。一度スコール達からみっちり指導を受けた事があるのか初めて乗った時にありがちなミスを搭乗者に的確に指摘出来たので、問題なく進み授業は無事に終わった。

 

 

「あ、来たのね上条君。毎回手伝ってもらって悪いわねあ」

 

「今日はアリーナをとってなかったので暇だったんですよ」

 

「暇って本当に毎回きてるよな。暇人か?」

 

「多分な、まあ訓練ぐらいなら、走るだけでも十分だからな。って毎日こんなに書類が回ってきてるのかよ」

 

「ああ、勘弁して欲しいよ」

上条はすぐに書類に目を通し始めた。大概の内容は男子に対する部活介入を促すものだったが元から入るつもりは無いのでスルーしていく。まともな質問がほとんど無いな、しまいにはあなたの過去を教えて下さいとか、教えるつもりはないからな。大体話してても俺はどうか分からないけど、先に寿命を迎えるぞ。

 

「よし終わった。ん、これは」

書類山から1つの紙を抜いて見ていた。

 

「ん〜上条君終わったらこっちも手伝って」

 

「楯無さん、お願いですから自分でやって下さい」

 

「え〜そしたら今日もシャワー中に入るわよ?」

 

「やめてください!はぁ分かりましたやりますよ。そう言えば学年別個人トーナメントの受付っていつまででしたっけ?」

 

「今週中のはず。でも上条君が出たら、絶対優勝できるでしょ」

 

「絶対に勝てる訳ないだろ。まだ俺は初心者なんだ、それに出てるか怪しいところなんだよな」

 

「ああ、右手か。それは仕方ない気がするけど、普通ならあのビームに手をあわせる方が難しいんだよな。あ、俺もシャルルと模擬戦やる約束してたんだ急がないと」

一夏も少しペースを上げ片付けていると、何故か生徒会室の扉が開きフォルテさんが入ってきた。気のせいかこの頃自分の居場所がよくばれてる事がある気がする。

 

「上条、今時間空いてるか?」

 

「え、まあ空いてますけど」

 

「え、ちょ上条君、私の手伝ってよ」

 

「それは元からあなたの分ですよ。自分の分は終わってます。それで何か御用ですか?」

 

「おう、今から模擬戦の相手をしてくれないか?来週の個人トーナメントの調整にな」

 

「はい、じゃあ俺も試したい事があるので相手になります。よし終わった」

上条はすぐに支度を済ませアリーナなな向かったが途中から偶然?にもケイシーさんに会い1対2でやることになった。上条は珍しくライフルだけで挑み、結局数分で2人は負け地面に倒れていた。

 

「うわーやっぱり強いわ。つーかお前の武器全部性能おかしくないか?」

 

「そうですか?俺は使えるようになるまでに結構時間がかかりましたよ。そのライフルもそうですけど、最初は反動で後ろに吹っ飛びましたから」

 

「え、ちょっと使わせてくれないか?」

 

「はい、どうぞ。あ、重いので気をつけてくださいそれと反動で肩が外れる事が偶にあるので」

上条はケイシーに渡し後ろに回った、アスカロンを楽に振れるようになった頃一度面白半分で別の世界で試し撃ちをした事があるが、支えていた肩が脱臼し後ろに後ろに何百mも吹き飛ん事があるからだ。もちろん半分まで性能を落としているがそれでも普通の人が使うのと、鍛えている上条が使うのとでは全く感覚は変わる。ケイシーは引き金に手を当て的に撃ったが反動で右肩に負荷がかかり1発で肩が外れ、ライフルの銃身は大きく上に上がりそのまま飛んでいった。しかし、それに留まらずケイシーの体も一気に飛んできた。上条も受け止める為に構えてはいたが抑えきれず少し後ろに下がっていた。

 

「痛!くそ肩が外れた、なんちゅう反動だよ」

 

「だから気をつけてくださいって言ったんですよ。はめますからこれを噛んで下さい、少し痛みますよ」

 

「おいおい、こっちのタイミングでやってくれよ。まだ痛みが残ってるんだぞって口にタオルを押し込もうとする・・ッ!」

 

「歯を食いしばって下さい」

ふん!と一気に骨を押し込みはまったが、鈍い音が聞こえケイシーはタオルを口から取り出し痛みで悶絶していた。

 

「お前って以外と強引なんだな」

 

「そうですか?ずっと痛みから避けるよりすぐに痛みを感じた方が後で楽になりますけど。フォルテさんも打ってみますか?」

 

「いや、私は止めておく。こんなに痛がるケイシーは初めて見るからな」

 

「あれ、フォルテさんってケイシーと仲がいいんですか?」

 

「あ、まあな。いちようダブルで学園一番だからそこそこ仲は良いんだよ。まあ、お前にはあっさり負けたが。もしかしてお前連携とか苦手じゃないか?」

 

「苦手かどころかまず誰も近寄ってきませから。上手いのかどうか分からないんですよ。それに1対1か1対多数の方が得意ですから」

 

「完全に一匹狼みたいなやり方だな。一番あってる気がするけど」

 

「あ、ああ痛え。こんなに痛い目にあったのは初めてだ。無理にはめるのは止めてくれ」

 

「すいません、外れたすぐに戻す癖があるので、その・・何時もの癖がやっちゃいました」

 

「やっちゃいましたじゃない!まじで怖いな、笑顔でそんな事言うなよ。はぁ、もうアリーナの使用時間もないし早く出るか」

 

「そうですね、じゃ行きますか」

 

「ちょっと待て何でそうなる?」

上条は何気なくケイシーをISごとお姫様だっこで持ち上げていた。

 

「え、まだ痛いんじゃないですか?無理しなくても大丈夫ですよ」

 

「おうおう、ケイシー顔が赤くなってるぞ。そんな嬉しいのか」

 

「お前こそ、少し寂しそうな顔してるぞ」

 

「あの〜とりあえず、運びますよ」

上条は喧嘩を始めそうな2人を止め、ピットに入った。上条は着替えを取りアリーナに設置されているシャワーを浴びているとドタドタの走って来る音が聞こえ扉の方を向きながら腰にタオルを巻いて待っていると

 

「ジャンジャジャ〜ン!楯無お姉さんの登場よーってあれ?ここにいるはずなのに。まあいいわ丁度シャワーを浴びようと思ってたし」

スク水姿の楯無が突入してきたがその時には上条は天井に張り付き、入ってきた瞬間に開いたドアから出ていた。

 

「はぁ急に何しに来たんだよあの人は。まあとりあえず汗は流せたしいいか」

 

「おう、上条なかなかいい体してるな」

え?と上条は声が聞こえた方向を見るとついさっきまで一緒にいたフォルテとケイシーが手を振っていた。しかも体にタオルを巻いているだけなので、なかなか目のやりどころに迷い少しだけ目線を横にずらしていた。

 

「あの何でここに」

 

「いやもしかしたらここにいると思ってきたんだけどまさかいるとは思わなくてな。一緒に入るか?」

 

「入りません!大体そんな事したら、俺はここを退学させられます」

 

「大丈夫、私達が黙ってればいいんだからな」

 

「・・・あなた達が良くても俺が耐えられそうにありません」

 

「まあ、いいじゃないか。ほら行くぞ」

 

「俺はもう浴びたのでいいです!」

そのとき声を出し過ぎたせいか中でシャワーを浴びていた楯無すんが上条に向かって前から飛びついてきた。

 

「上条〜君〜!」

 

「グフッ!」

丁度腹に向けてきたため上条の体はくの字に曲がり後ろに倒れた。かなりいいところに入ったのか上条の顔は少し苦しそうだった。

 

「もう何で逃げるのよ、折角同室なんだから親睦を深めようと思ったのに」

 

「痛てて、断ります。楯無のやり方で親睦を深められるきがしません。先に帰ります」

 

「もう、つれないな。だから友達が出来ないのよ」

その一言に上条の体は一瞬だけ止まった。元からこの不幸体質のため近寄ってきた友人は全員大怪我をしては離れていくのを繰り返していた。正直上条は両親さえいればこの世界には特に求めなかったが一夏という友達が出来てからは周りにも少しだけ心を開いていたが傷つけたくないと心の底で思い、微妙な距離で接している。

 

「いくら自分が不幸だからってそんなに距離を空けるような接し方なんてしなくてもいいのよ」

 

「そのつもりは無いんですけどね。まあ、俺はその程度で根が折れるほど生易しい人生は送ってませんから。シスコン会長」

 

「ちょ、なにそのあだ名、勝手に決めないでよ」

 

「なら、ストー会長さん」

 

「今度は犯罪者扱い!?」

上条は軽く楯無をあしらってその場から離れたあと、ISの整備に格納庫を訪れたがそこには一夏のISのデータを調べているシャルルがいた。

 

「何やってるんだデュノア」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作とは違う流れになってます。あと一時投稿を止めるのでご了承ください。
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