IS学園の異端児   作:生存者

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第6話

 

「なんで今更嫌がらせに来た」

 

「そりゃあ、あんたには私のプライドを傷付けられたからね」

馬鹿馬鹿しいと思い、自分の席に座ったが周りからはどこかで感じた事のある目線を感じたが、気にしていても意味が無いので授業の支度をしていると、馬鹿にするように笑いながら近づいてくる秋十がいた。

 

「いや〜傑作だね。こんなに堂々と貼りだされてるけど、どうんな気持ちだい?」

 

「元気そうだな、怪我は無かったのか秋十」

 

「ちっ、お陰様でこのとうり元気だよ。それであの人とはどんな関係だい?見たところ酷そうな感じたけど」

 

「お前の性格ほどはひどく無いな、元同じクラスメイトだよ。出会って初日に仕事を押し付けてくるような問題だらけのお嬢様だったけどな」

 

「悪かったわね、どうせその程度の仕事しか出来ないだから少しくらい経験させてあげようと思ったのに、それも出来ないみたいね」

 

「出来ないじゃなくてやりたく無かっただけだ。それと、もうそろそろ戻った方がいいぞ」

上条は時計をみるとSHRの始まる2分前だった。千冬先生のありがたい出席簿アタックが受けたければいてもいいけど。でも結構痛いんだよなあれ。

 

「諸君おはよう」

 

「「「「おはようございます」」」」

相変わらず元気がいいな〜と思っていると黒板に貼ってあった紙に気づいたのか見ていた。俺からしたらそんな物はただ紙の無駄遣いにしか見えないけどな、それに外す義務は無いんだしな。

 

「これを貼ったのは誰だ?心当たりのある人間でもいい。上条、お前には心当たりはいるか?」

 

「心当たりがあり過ぎてわかりません。それにそんな事をいちいち気にしていられるほど余裕がありません」

 

「・・・そうか、では点呼を取る」

 

「あ、あの織斑先生、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」

 

「なんだオルコット」

 

「この前の暴言に対する謝罪がしたいのですが」

 

「なるほど、いいぞ」

ありがとうございますと言って席を立ち教壇へと向かった。その姿には前のような他者を見下すような雰囲気はなかった。別に上条がやり過ぎて心が折れたわけではなくその後にあった一夏と秋十の試合を見て改心したらしい。

 

「先日はクラスの皆さんを不快にさせるような失礼な発言をしてしまい申し訳ありませんでした。そう簡単に許されるとは思いませんがこの場を借りて謝罪をします。本当に申し訳ありませんでした」

クラスの中が注目するなか、セシリアは深々と頭を下げていた。その誠意のこもった行動に少女達も拍手で迎えていた。さっきまでとは違いクラス内は明るくなり、受け入れるような雰囲気になった。

その後の授業は何の支障もなく進み昼の休み時間になっていたがまだクラス代表は決まっておらず最悪前日までに出す事になった。

 

「いっち〜、かみやん一緒にご飯食べに行かない?」

 

「のほほんさん、かみやんって俺の事?」

 

「もちろんだよ〜上条だから、かみやんいいでしょ〜」

 

「まあいいけど、一夏は行くか?」

 

「いいぞ、食べる相手もお前くらいしかいないからな」

いつの間にか相川さんや鷹月さんも加わり5人で食べる事になった。朝の軽い騒動のせいか何人か女子生徒からチラチラと見られていたが全く気付いていなかった。

 

「なあ、上条。本当に疫病神って呼ばれてたのか?」

 

「そうだよ、幼稚園を卒園する頃には街中でゴミ扱いされてたからな。いい歳の大人まで子供みたいに俺を馬鹿にしてきて参ったよ。まあ、一夏と同じような感じかな」

 

「・・まあ街ぐりみで散々に言われてたのは辛かったな」

上条と一夏は同時にため息をつき、食べていた箸も止まり落ち込んでいたがそばに座っていた相川と鷹月が励ましたおかげか何とかまた食べ始めたが重苦しい空気になってしまった。

 

「そう言えば、相川さん達ってどうしてこの学園に入ろうと思ったんだ?」

 

「私はやっぱり千冬さんに会いたかったからかな。それまで頭が割れるほど勉強してきたんだど」

 

「私も相川さんと同じかな、でも何か特技あるってわけでも無いけどね」

 

「私は技師になるために来たのだ〜」

 

「それは知ってるよのほほんさん。簪から教えてもらったからな」

 

「ほえ、かんちゃんと話した事があるの?」

 

「すこしだけな。あと、生徒会の仕事もサボるなって代わりに言ってくれないか頼まれたけど」

 

「そ、それは言わないで欲しいな〜なんて」

 

「自分の仕事はちゃんとやったほうがいいぞ」

 

「ふえぇ2人でいじめてくるよ〜」

本音は逃げたいのか、席を立とうとするが相川達にも叱られ落ち込んでしまった。

 

「おいおい、女の子を悲しませんのはダメなんじゃ無いか疫病神」

 

「はぁ何時までその名前で呼んでるんだよ」

上条の後ろでは秋十が見下すように見ていたが、特に気にする様子もなく、残った食事を済ませ、食べ終わった食器を返し、食堂を出ようと扉を開けようとすると何故かいつの間にかいた玲奈に声をかけられた。

 

「でお前はなんでいるんだ?」

 

「いたらダメかしら?あと疫病神、私とISで勝負しなよ、どうせイカサマでもして勝ったんでしょう」

 

「・・ハンデはどのくらいいる?」

 

「ちょ上条君、あと少しでクラス対抗戦なんだからダメだよ」

後ろからは鷹月さんが止めに入って来ているが、さっさと話を切り上げたい上条はもう一度問いかけた。

 

「・・ハンデはどのくらいいる?玲奈」

 

「あら、何でもいいの?」

 

「ああ、どれだけつけてもいいぞ。目隠しでも片手だけでもな」

上条の発言に周りの人たちは驚いたが一緒に訓練をしたことのある一夏は全く驚いていなかった。上条自身も大抵のハンデくらいなら付けても全く困る事は無い。

 

「そうね、じゃあとでメールで送るから守りなさい」

 

「そうか、じゃあさっさと行け。ここだと邪魔になるから」

そのまま玲奈は走り去って行ったが残った。上条はケイシー先輩との模擬戦を何時やるのか気になっていた。すると彼女と同じクラスメイトの人が来て玲奈の情報を何故か教えてくれた。いままで武術で鍛えていたとか適性がAランクだと丁寧に教えてくれた。

 

「上条君こんな不利な戦いなんて無理だよ」

 

「無理かどうかはやってみてから決める事だ」

その後昼休みが終わり、問題なく授業を終わらせた上条は一夏と一緒にトレーニングルームに来ていた。一夏はまだ自分は弱いと思っており一緒にやらないかと声を掛けてきたのだ。ちなみに上条は1時間近くベンチプレスを持ち上げ続けて、一夏も一緒にやっているが休憩を入れながらやっているせいか一度も休まない上条を気にかけたりしている。

 

「ふう、今日はこのくらいにして置くか」

 

「大丈夫か?ずっと休み無しでやってたけど」

 

「おっと、まあ限界を超えるなら無理なところから更に頑張らないと行けないからこのくらいはやらないとな」

 

「これに近いことを毎日やってたのかよ」

 

「ああ、家族を守れるようにするためにな」

 

「俺も頑張ってたけど、確かにこれくらいはやらないと追いつけなかったな」

 

「今からでも追いつけるよ。これから頑張ればいい」

 

「そうだな」

2人は楽しそうに笑いながらその部屋を出て着替えて寮にむかった。すでにシャワーで汗を流していたのでスッキリとした気分で部屋にはいると何故か部屋の中にはケイシー先輩とフォルテさんがベットで寝転んでいた。

 

「あの〜先輩。この部屋確か鍵を閉めたはずなんですけど、どうやって入ったんですか?」

 

「ん、やっと帰ってきたか話がしたくて来たんだけど暇だったから寝ちまったな」

 

「まあ、それはすいません。ってそれよりどうやって入ったんですか?」

 

「お前って以外と抜けてるんだな。鍵、さしっぱなしだったぞ。かわいいところもあるな」

すぐにポケットを確認してみるとやはり鍵はなく、一夏に肩を叩かれ振り返ると、どんまいと言うような目で見てきた。

 

「はぁ、またやらかした。で先輩達は何で来たんですか?」

 

「ん、お前がISについて分からないって言ったから教えに来たんだよ。それにしてもほとんど何も無いな、少しくらい自分の物でも持ってきたらどうだ?」

 

「これでも、持ってきましたよ。それに大半はISの方に乗せてあります」

 

「それってほぼ武器じゃないか?どんな家に住んでるんだよ」

 

「ごく普通の家です。それより、あなたは誰ですか?」

 

「おうおう、強気の一年が入ったね。私は2年の専用機持ちのサファイア・フォルテだ、よろしく」

 

「上条当麻です、よろしくお願いします。ってなんでそんな人が来てるんですか」

 

「ダリルの話を聞いて面白そうだからな、来てみたんだよ。やっぱり実力はやって見ないと分からないもんだな、パッと見普通の学生にしか見えない」

 

「少し前までは普通の学生でしたよ。で何処でやるんです?出来ればこの部屋がいいですけど」

 

「おっと、そうだな。じゃあ来い、この部屋だとすぐに寝ちまいそうだからな」

 

「は、はい。じゃあ一夏また後でな」

 

「安心しな、こいつは私が教えといてやるよ」

 

「え、俺もですか」

上条は3年の寮へ、一夏は自室で巻き込まれる形で勉強することになった。一夏は元が出来る人だったのでそこまで苦労はしなかったが、上条は勉強が元から嫌いだったのでなかなか進まなかった。

 

「勉強が出来ないのによくあそこまで状況判断が出来るもんだな」

 

「よく喧嘩ざたに巻き込まれてるせいで、こうなったんですよ」

 

「あの動きくらすると、相当巻き込まれたみたいだな。あ、そこは教科書どうりに覚えない方がいいぞ」

 

「はあ疲れた〜。ってあれケイシー、珍しく誰か連れてきてるの?」

 

「ん、遠藤帰ってきたのか。ちょっとISに向って弓と矢で代表候補生を遊んだ男だよ」

 

「遊んでませんよ。大体、急に出る羽目になったんですよ俺は」

 

「え、まさか上条君が来てるの?」

ドタドタと音が聞こえ、何故か急に後ろから抱きしめられた。

 

「はい?って何やってるんですか!」

 

「いや〜まさかここで会えるとは思えなくてね。そうだ、上条君弓道部に入らない?」

 

「いきなり、勧誘ですか?!入りませんよ、ただでさえ勉強に追いつけないんですから」

 

「少しくらいはいいでしょ。それにどうやって覚えたのあの打ち方」

 

「我流ですよ。部活でやってるのを見ましたけど、やる辛かったんで自分がやりやすい打ち方を出来るようにしただけです」×やる辛かった→〇やり辛かった

 

「へぇ〜じゃあ、あなたが使ってる弓見せてくれないかしら?あんなスピードが出せるなんて相当なもの使ってるでしょ」

 

「普通の物ですよ。弦の張りを強くしただけですから、どうぞ」

上条は弓を出し遠藤先輩に渡して勉強の続きをやっていたがすぐに疑問の声が返ってきた。

 

「ねぇこれ石でできてるわけじゃないよね?全く引けないけど」

 

「そんなに硬いですかね、普通のやつだと柔らかすぎるので変えただけですけど」

 

「どれかしてみな。・・って本当に引けない、試しに部分展開して試してみるか」

専用機を持っている人間の特権なのかすぐに腕の部分だけ展開し思いっきり引っ張っているが10cm程度しか動いていなかった。

 

「んんんんん!ダメだ、ISを使ってもほとんど動かねぇ」

 

「すごい眉間にシワが寄ってますよ先輩」

 

「うるさい、それをいま言うな。はぁ本当に人間かよ、全然引けないぞ」

 

「そうですかね、ほら普通に引けますよ」

上条はケイシーさんが構えている前に入り軽く引っ張っると軽々と伸びたが少し違和感がありよく見ると、ケイシーさんの胸が自分の胸にいい感じに当たっていた。

 

「・・・なあ、お前が抜けてるのって日常だけじゃなくてこんな時まで抜けてるのか」

 

「あ、すすいません」

 

「ちょ、バカ!こんな硬いの私1人で持てる・・」

上条が離した瞬間についでに渡した矢が放たれてしまった。元から女性1人で引けるようなものではないが慌てて離したどうなるか、もちろん窓ガラスを簡単に撃ち抜ちぬくだろう。しかし、そのまま窓を割ると思ったが上条は当たる寸前で掴み取った。目の前でそれを見ていた2人は唖然としていたが上条は少し疲れを見せただけで特に驚いた様子はなかった。

 

「・・心臓に悪い、ふぅ何とか取れた。ん、メールが来てる、あいつか。げっ明日かよ」

 

「ど、どうしたの?」

 

「その、急に他のクラスの人と試合する事になりまして、明日やる事になったんですよ」

 

「お、そうなのか。実はお前との試合も明日にしておいたんだけど、変えたほうがいいか?」

 

「いえ、時間をずれしてもらえれば出来ます。すぐに終わらせて移動しますから」

 

「え?上条君、ケイシーとやるの?でちなみにその相手は誰なの」

 

「・・相手は霧島玲奈ってやつですよ」

 

「ええ!霧島玲奈って結構有名な子だよ。筆記でも上位で実技試験もセシリアさんにつぐくらいの実力だよ」

 

「あ、その程度なら何とかなります。それ以上に強い人間と会ったことがあるので問題ないです」

 

「ハンデはパワーアシスト半分に切って武器は長いメイスを使ってやれか、随分と生意気なお嬢様だな」

 

「え、いつから取ったんですか」

 

「お前そこの机に置いたままだぞ。しっかりしろよ、そんなんじゃ負けちまうぞ」

ケイシーさんと遠藤さんに見送られ部屋を出ていった。ちなみに遠藤さんからは偶に弓道場を使ってもいいよと言われた。時間もかなり遅くなり部屋についた頃には就寝時間の数分前になり、すぐに寝ようと思い入ると一夏とフォルテさんが一緒に寝ている場を見てしまい、気まずくなった上条は久しぶりバスルームで朝を迎えた。

 

次の日、何時も朝にシャワーを浴びる癖のあったフォルテさんにある部分を思いっきり踏まれ激痛に悶えながら起きる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作だとレズだった2人ですけど、この中では変えます。
あと何人かオリジナルの人を出していきます。
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