各々が自分のプライドや勝利のために時間を過ごし。1週間が過ぎ、決戦の日が訪れた。授業日であっが、午前のみでそのほとんどがISに関するものばかり。そんなこともあサり他の生徒菜に見て学ぶ機会を増やせば経験にもなるのでは。との意見を出すとあっさり通った。
「教師が甘いのか、学長が緩いのか。にしても最近外はぶっそうだな」
「あんた、みんなが緊張してる中。何テレビなんか見てんのよ!」
服装を着替え、アリーナの待機室で緊張している者が多い中で、1人ワンゼグでニュースを見ながら時間を潰す馬鹿に鈴が声を上げる。
「音漏れしてたか?すまん」
「ああ、そうじゃなくて」
元からそんなプライドもない。何か結果を残さないといけない。という考えもないお陰か、対して緊張感もしないので周りから見れば余裕があるようにも見えた。それ以前にその場にいるメンバーで3割以上の
「やる前の気持ち整理。緊張するから」
いつも通りにしてる方が気が楽になる。そもそも
と時間が経つうちに織斑先生が部屋に入ってきた。
「さて、では対戦表が出来たが一回戦は私から言う。ラウラ、デュノアはアリーナ1」
シード権ありのトーナメントかと思いきや。そんな物関係なしで最初は実力が同じくらいの人同士の相手になった。そして、俺の初戦は玲奈。普通の人には削りきれない
「一回戦、上条当麻君の勝利」
特に問題なく終わる。玲奈の機体の特徴は異常なエネルギーの量と遠距離からミサイルに対して妨害が出来る。なら、いつもの喧嘩と同じ要領でやればいいだけの話で。射撃が基本の玲奈のレーザーを避けてから。あとは地道に攻撃、避ける、カウンターで投げ技の繰り返し。
休憩にロッカーまで戻ると携帯と飲み物だけ取り出した。
「まずは順調か。それにしても、秋十と約束したはいいけど、なんか嫌な予感がするな」
それは昨日の話、珍しく補習もなく帰ろうとしていると久しぶりに秋田に声を掛けられた。
「なあ、途中まで一緒に帰らないか?」
と普通に声をかけられ変わったな〜なんて何も気にしないで帰った。
「明日の準備出来てるか?」
「ああ、もちろん」
みんなが知らないところで頑張っているのは噂で流れてくるのでそうか。と軽く答える。前と比べても性格は少し良くなったと正直思う。ここが襲撃され。まずはそいつらをどうにかしないといけない中、喧嘩を売るなんてかなりわがままな所もあった。
「なあ、上条。賭けをしないか?」
「何の?」
「もし、トーナメントであたった時に負けた方が勝った方の言うことを何でも聞く。もちろん、限度は考える」
今なら無理は言わないだろうと自分の中で安心してるのでその話に乗った。
「おお、いいぜ」
しかし、前にもこんな事して後でとんでも無いことにならなかったか?と後になって気づくが遅かった。
「はあ、何も無いと信じたい」
そう言う言葉で出るほど現実は酷くなる事を知っていても出てしまった。
「これで下位と上位に別れたか」
一回戦
ラウラ・ボーデビッヒ ー シャルロット・デュノア
勝者 ラウラ
上条当麻 ー 霧島玲奈
勝者 上条
織斑一夏 ー サファイア・フォルテ
勝者 一夏
織斑マドカ ー 更識楯無
勝者 楯無
織斑秋十 ー 篠ノ之箒
勝者 秋十
更識簪 ー セシリア・オルコット
勝者 簪
凰鈴音 ー ダリル・ケイシー
勝者 ダリル
と言う結果だった。最後だけ当たり悪すぎないかと思ったが色々迷った結果こうなったそうだ。下位戦と上位に別れて続行中でまだ準備が終わらずまだピットに残っていた。
「次はラウラか。停止結界破りはコツがいるけど何とか行けるな。あとはワイヤー、しかもストカーも顔負けの追跡力か」
「さあ、二回戦になり白熱した試合になる事間違いなし!黒兎部隊の隊長にして妹にしたいランキング3位のラウラちゃん!」
うわー何処からその情報出てきてるんだよ。しかも、ちゃん付けてるし
「そして、我が校始まって以来の怪物。お兄さんにさたいランキング1位の上条君の登場です!」
誰が怪物だ!しかも、男なんて3人しかいないし簡単になれるだろ。
「では、両者位置について」
「最初から普通にそう言ってくれると助かるな」
「お兄さん負けません」
「・・・うん、俺も負けるつもりはない」
まだ同じ歳の子にその名前で呼ばれると違和感がある。とそんな間に試合が始まる。いきなり、ラウラのレールカノンが動いたので、発射してからわざと大きく避ける。案の定、背中から6本?くらいのワイヤーが追いかけてくる。
「うーん、逃げても打ってくるしな」
至近距離でもレーザーナイフで防ぐか
「この後に取っておくのも無理そうだな」
と先回りして飛んでくるワイヤーを軽くかわし急停止、旋回で巻き続ける事5分。何度か絡みそうに危ない機会もあるが先端を軽く叩いて起動をずらして出来たロスで逃げる。
「どうしました。逃げては勝てません」
「もう大丈夫だ。ラウラから来てくれ」
「え」
グンッと機体が傾く。大勢の崩れる僅かな時間で、上条を見ると今もあっているはずのワイヤー全部を掴み取り引っ張っていた。しかも、大きく手を広げて受け止める大勢になっていた。
「くっ、まだ」
片手を突き出しAICを起動する。これに捕まったものなら、ミサイルだろうと実弾、レーザーそれに機体も捉えることが出来る。しかし、ほんの少し目線を外す間にいなくなる。
「ほい、捕まえた」
後ろから羽交い締めにされ、完全に動きを止められてたと考えるないなや、その状態からいきなり急上昇を始める。振り解こうともがくもびくともせず、機体のスラスターで方向を変えようとしても性能差で一切変わらない。
「さて、訓練だラウラ。何処まで目をつぶらずに耐えられる?」
「何を・・・まさか」
「その通り」
見えなくても笑顔で言ってるのは分かった。スラスターを切って自由落下を始めたと同時に軽く吹かせて勢いをつけたまま、真っ逆さまに落ちるだけだ。最高速度は他の機体の数倍出せるがそれで意味がないのである程度はの速度を保って地面に激突。やった本人は当たる寸前で腕をほどき避難したので無傷で着地。
「きゅ〜〜」
目を回して動かないラウラはそのまま敗退。いくら軍人でもこんな訓練はしないだろう。頭から真っ逆さまに地面に落ちるなんて。
「・・・ラウラさんでも気絶してしまうんですね」
「あくまで格闘、射撃、戦闘機の操縦。受け身の練習もあるがあんな事は軍でもまずやる事はない。まだ足りないことがあったと考えるだろう」
「おーい、起きてるか?」
「・・・うんん」
「あと少し起きそうだな。ギリギリまで待つか」
と休憩室で待っていると、終わったばかりなのか汗がかいた状態で入ってくる一夏。
「どうだった?」
「ダメだ。ギリギリまでは追い詰めた、そっから
「そっか、悔しいなそれは」
「ああ、お前にしごいて貰ってもこのザマだ」
「何も教えちゃいない」
完全に折れた人間を直すのが大変だったが、一夏はまだ生きる目的が少なからず残っていた為、比較的時間を掛けずに元どうりに戻した。
「で、
「終わる直前で1割と1割五分くらいだな」
「結構接戦だな。次は勝てるじゃんか」
「いや、無理かもな。切り札使いまくって手の内がバレてる」
零落白夜の効果も結構反則なのにそれでも倒すのか。今まで見た事ないし、まだ手加減されてたのか。
「まあ、残りの試合は頑張れ。その代わり、仇は取ってくる」
「勝利宣言するな」
「いや、このくらい言わないとやる気出ないからさ」
呑気にしながらも気持ちは次の準備をしていた。
「でいつまでラウラの膝枕やってるんだ?」
「ん〜起きるまで」
代わりにやるから行け強めに言われてしまい。一夏にラウラを任せ、休憩室を後にした。
「ラウラには悪いことしたな。あとでお菓子でも差し入れするか」
「とりあえず、ここまで来れた。一夏君の時は少し危なかったけど私の切り札までは把握してないから助かったわ」
高出力ナノマシンによって相手の機体を空間に沈めるする拘束する超広範囲指定型空間拘束結界
「けど、いくら上条君でもこれは逃げ切らないわよ」
生徒会長、生徒の中では最強の称号を持つ自分も正直立場が怪しくなって来たので本気で勝ちに行くことにした。ISの訓練時間や家系の関係で身につけた武術でも、劣っている訳ではない。初めての試合は油断して負けていたが、まさかほぼ装備なし、最後には
「でも、一緒にいる間に何となく癖も分かってきた。でも、これで負けたらどうしよう。一夏君か簪ちゃんにお願いすることになるかも」
ここ最近は他の生徒からの視線もちょっとばかりあれだったし。
「本当に楯無さんって強いの?」
「そろそろ変わったら?」
とちょくちょく言われ始めていたが、生徒会長になるにはもちろん勉強面でトップさらに、操縦者としても確かなものがない限りなる事は出来ない。ちなみに、生徒会長になる為のトーナメントもやるらしいが今年はまだ時期がまだなのでやる事は出来ない。
「さあ、今日こそ勝たせてもらうわ」