矢矧か五十鈴か夕張か、どの子もゲームで愛用したから出したいなぁ
「んっ、うぅ」
何やら頭が痛い、一体なにがあったんだ。
確かあきつ丸に連れられて工廠へ行った。
そこで工廠の立ち上げをしていたら何者かに襲われて・・・
「っは、襲撃者は!?どこにいやがる!」
がばっと起き上がり周囲を確認しようとするも、目の前にある何か柔らかいものに突っ込んでしまい、視界をふさがれる。
「お、ようやく目覚めたでありますか。それと同時に部下の胸へダイブするとは、いい度胸でありますな」
ぐぐぐっと額を押し込まれて引きはがされる。どうやら膝枕をしてくれていたらしい。
「ダイタンにセクハラだーー!」
なにやらやけに甲高い声が聞こえてくる。
そういえば気絶する前にも似たような声が聞こえていた気がする。
「今回は事故のようなものだから許すでありますが、次やったらどうなるかわからないでありますよ」
顔を覗き込みながらにらみを利かせてくる。あ、あ艦これ。
「あ、あぁ、すまない。で、この高い声の主は一体誰なんだ」
膝枕をされたまま横を向く傭兵。そこには小さな小さな2~3頭身の小人が浮いていた。
「よ、さっきはごめんねぇ。レディーにたいしてオッサンなんていうもんだからガマンできなかったのよ!」
小さなハンマーをぶんぶんと振り回して威嚇してくる。
どうやら頭に受けたショックでおかしくなったらしい。
「あきつ丸よ、もう一度頭にショックを与えてくれないか。どうやら俺はおかしくなったらしい」
「ショック、でありますか」
そういうやいなや、あきつ丸はさっと横へずれた。
当然頭をあきつ丸の膝へと預けていた傭兵はベンチに思い切り側頭部をぶつける。
「おま、おまえぇ・・・それはさすがに容赦がないぞ・・・」
「さっ、目は覚めたでありましょう。そして現実を受け入れるであります」
頭をさすりながら身を起こす傭兵。
二度もしこたま頭にショックを受けたためガンガン鳴り響いている。
「テイトクさんのあたまがおかしくなったわけじゃないですよ!ワタシたちはちゃんとここにいます!みんな、おいで!」
ぞろぞろわらわらと工廠の陰から、小人が現れる。
物陰からこちらを伺うものやこちらへ向かってくるものなど様々なタイプがいた。
「oh,what the fuck...Jesus Christ.」
「現実逃避してどうするでありますか。いい加減目の前の光景を認めるであります」
「そうは言ったってよ。妖精なんて絵本の住人、空想の産物だろうがよ」
100歩譲って妖精の存在は認めるとしよう。
しかし、妖精がまさか兵器を作る工廠で働いてるなんて、全国の子供たちには教えられないぞ。
「むー!ちゃんとここにいるじゃない!ほら、これでどーお?」
膝の上に乗ってきた妖精さんがこつこつとハンマーで叩き始める。膝の感触は本物だ。
いやいや、膝の皿はまじでダメだって、シャレにならないから。
背を向けて膝を叩いている妖精を背後から鷲掴みにして持ち上げる。
「キャー!またセクハラよー!だれかーーー!」
ばたばたと手の中で暴れまわる妖精。どうやらこっちから触ることもできるようだ。
しかし、不穏当な発言をしている。勘違いもいいところだ。
「エーイ!はなせーーー!」
そういいながらハンマーを振りかぶる妖精。危険を察知し瞬間的に手を放す。
すると先ほどまで浮いていた妖精が、急に手を離されたためかそのまま落ちていく。
ハンマーを振りかぶっていたためバランスを取れなかったのだろう。地面に突っ込んでいく。
「うぉっと。大丈夫かい」
咄嗟に両手を伸ばして受け止める傭兵。
手の中で尻もちをついたような形になっている妖精を覗き込む。
「もうビックリするじゃない!タイセツにあつか、って、よね・・・」
自分の格好に気づいたのか顔を真っ赤にする妖精。
キャーといいながら工廠の作業台へと飛んで逃げていく。
手の中には小さなハンマーが残されていた。
「おーい、忘れ物だぞ。大事なものなんじゃないのか」
ハンマーをもって背をかがめながら、先ほどの妖精が消えた作業台へと近づく。
すると、妖精は台に隠れながらひょこりと顔だけだしてこちらの様子を伺う。
「さっきはすまなかったな。不躾に色々としちまった。仲直りしてくれるかい?」
と、ハンマーを差し出して聞いてみる。
「ワ、ワタシもわるかったわ。いきなりボウリョクをふるったりして。ごめんなさい、ゆるしてくれるかしら」
ハンマーを受け取りながらこちらを伺う妖精。根はとてもいい子なようだ。
実際、悪い子は俺の隣でくすくすと笑っているあきつ丸だ。
覚悟はできてるんだろうな。
「じゃ、お互い様ということで。これからよろしくな。」
そういい、小さな頭を撫でてみる。どことなく嬉しそうにしている妖精に微笑みかけてみる。
すると、急に顔を赤らめて手を払いのけてささっと逃げていく。
「き、きやすくレディーのあたまをなでなでしちゃだめなんだからね!ワタシハイイノヨ、ワタシハ」
と、指さしながら注意をしてくる。後半は聞き取れなかった。
あらら、嬉しそうに見えたのは俺の勘違いだったか。
「ワー、シュニンがゴウチンした!」「メーデー、メーデー!」「オウエンをよこせ!」
と、そこらへんの妖精はよくわからないことを叫びながらキャッキャと騒いでいる。
「さて、一段落ついたところで妖精さんたち、落ち着くでありますよ。提督殿も困っておられる」
なにやら場をまとめようと立ち上がって話し始めるあきつ丸。
そんなのでごまかせると思っているのか。
「誰のせいだと思ってんだ、誰の」
「そうよね、あなたがへんなことをおしえこんだから、テイトクさんはわたしたちをオッサンなんておもいこんでいたのよね」
スッとあきつ丸を傭兵と妖精が挟み込む。
妖精はニコニコしながらもハンマーを振りかざしている。
傭兵はチョップを振りかざしている。
「ま、待つであります、話せばわか」
「「問答無用・モンドウムヨウ」」
次の瞬間あきつ丸は星を見た。
妖精さんまじチョロイン(ちょろい)
いやー、ギャルゲー等をプレイしてて思うけど、ヒロインちょろすぎるだろ、なんでその年までおぼこだったんだよってキャラたくさんいますよね。
ジュース一本で股開くならとっくに食い荒らされてますよって感じ。
でも、自分で書いて思いました。リアリティ持たせようと思ったら、話の展開が冗長すぎるって。ちょろいんなのは仕方ないのです(自己弁護)。
てゆうか、完全に路線がハーレム方面の第一歩を築こうとしてる、レール引き直さなきゃ。