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装填
暗い空間の中、俺は立っていた。目の前では、一人、また一人と、首から血を噴出して地面に倒れる。そして、二人を殺した化け物がやってきて、その手が迫ってきて―――――
「!?」
あの手が俺に触れる瞬間に目が覚めた。さっきのは夢だった。起き上がると、銃弾が床に落ちる音がした。机で寝てたのか。机には、H&K PSG1がオーバーホールされた状態で置かれていた。ああ、昨日新学期前に点検してたんだったな。時計を見ると、まだ5時だった。点検と清掃してから、組み立ている途中だから、1時間あれば十分か。
防弾制服に着替え、朝食の準備をする。いつもどおり、トースト一枚と紅茶で、食べた後組み立て作業を再開した。
「完了っと」
オーバーホールされたH&K PSG1の組み立てを完了した。時間は6時30分。
「……そろそろ、行くか」
組み立てたH&K PSG1と刀を鞄に入れ、H&K MK23二挺をベルトのホルスターに入れ、父親の形見であるトンプソン コンテンダーを制服の内側にあるホルスター入れる。そして、ベルトのホルスターにコンバットナイフを入れて、部屋を出る。
7時58分より一つ早いバスに乗って武偵高に行った。
この日、俺の運命が一気に加速する事になることは、俺は知るよちもなかった。