和人side
あのデスゲームから開放されたのが十六歳・・・・・。
それからアメリカに行き(この顔のせいでかなり苦労したが)アスナと出会ったゲームをできるだけ再現したゲーム。
【SAOR】
ザ・シードにあったものとはいえ・・・・単体化して売り出すのは大変だった。
一応元がデスゲームだからなー・・批判がすごかった。
「和人くーん?なにしてるの??」
「いや、なにもしてないよ」
「えー何か考えてたじゃない。おしえてよっ」
そう言って俺の隣に座った明日奈は、少し悩んだようなしぐさをしたあと
あ、そうだ!! と立ち上がって目の前にずいっと顔を近づけてくる。
「明日が、SAORの始動日だからでしょ!楽しみだなぁ。ALOとはやっぱりどこか違うもんね」
図星をつかれた俺は話題を少し変える。
「そうだ、SAORの中ではお互いに名前を隠さないか?」
「どういうこと?」
「えっと・・だから、お互いがどんな名前でどんな見た目のアバーターを使ってるのかを隠す・・・・みたいな」
言いながら明日奈の顔を見る。
機嫌が悪くなったらこの考えをやめよう・・・
うん、そうしよう
「寂しいけど、面白そう!やってみよっか!!」
「ユイ、居るかー?」
「呼びました?パパ」
白々しいユイの言葉に笑いそうになるが、こらえて言う
「今までずっと聞いてただろ笑 で、まぁそういうことだからよろしく」
「ひどいですっ!はぁーワカリマシタヨ・・・・始めのアナウンスも私が担当します」
拗ねてしまったユイをなだめながら寝室に向かう。
早く寝ないと、明日はクレームの嵐だろうから・・・・でもゲームはする。
「お休み」
さらに考える。
さすがにあんなルールを作るべきじゃなかったかな・・・・
一度ゲームオーバーになると、強制的にログアウトしてログインできなくなる。
・・つまりSAoと似せてある。極限まで。
値段は良心的になってるはず・・。
明日奈にそこは任せたから。
販売数?・・・勿論9998だけ。
俺たちが二つ使うからな
望月side
「早く寝なさーい」
「はーい」
そう、俺は明日のSAORの発売が楽しみすぎて眠れない。
あぁ!!早く明日になんないかなー
俺が今までやってきたゲームはすごく簡単なものばかりだった。
ボスを倒してクリア、アイテムを全てゲットしてクリア、LvMAXでクリア、一番多かったのが世界を救ってクリアだ。どれもパータンが似ていてとてもつまらなかった。
俺の友人には、エロゲーと言われる物しかやらないやつもいるがそれには興味が無い。
もっと・・もっと面白いゲームがしたい!!
そして明日販売されるSAOR
今までにないゲームだと信じたい。
ー明日がとても楽しみだー