「誰だお前ら・・・」
暗闇から何者かが現れる。徐々に姿が見えてきた。その姿は人のような形だが、顔、体、それは人とは思えない風貌をしている。
「部長、あいつもはぐれ悪魔ですか?」
イッセーが部長に聞く。
「違うわ。悪魔ではないようだけど・・・」
部長も困惑している。
「お前ら誰だって聞いてるんだ!ぶっ殺されたいか!」
こいつは相当短気で機嫌が悪そうだ。
「私はリアス・グレモリー。この子達は私の眷属悪魔達よ」
部長が自己紹介する。度胸ありすぎだろ!
「悪魔?何、ワケわからんこと言ってんだ」
お前が聞いといて、なんだこの言いぐさは・・・
「お前、ラモットだな」
こいつはハンターハンターのラモットだ。
「ああ!なんで俺のことを知ってんだ!」
だから、なぜそんなに怒る必要がある。
「亮吾、こいつのこと知ってんのか?」
イッセーが聞いてくる。
「少しな。こいつの名前はラモット。キメラアントだ」
「キメラアント?」
俺以外は困惑している。
「凶暴な蟻だよ。こいつはキメラアントと人間と動物が交配することによって生まれた怪物だ。はぐれ悪魔何かより人の命なんかは何とも思ってないイカれた奴で、しかも、念能力者です」
俺は簡単に説明する。
「こいつも念を使えるのか!」
イッセーが驚愕している。
「部長、俺1人でやります」
「亮吾、1人で大丈夫なの?」
部長が聞いてくる。
「わかりません。でも、俺の力を試したいんです」
タンバリンにやられてから随分立つからな。多分、タンバリンより弱いはずだからこいつくらいには勝てないとな。俺はラモットに近づく。
「舐めやがって!死ねぇ!」
ラモットが向かってくる。速いが木場ほどじゃないな。
「うらぁ!!!」
ラモットが殴ってくる。俺はそれを受け止める。
「りゃあ!!!」
今度は俺が殴る。
「ぐっ!」
ラモットは少し吹き飛ぶがこらえる。
「てめえも念を使うのか」
「そういうこった」
やはり、キメラアントはタフだな。頭を潰すくらいじゃないと倒れないか。
「死ねぇ!」
ラモットは蹴りを放ってくる。あれを試すか。
「ふん!」
ラモットの蹴りを受け止める。そして、足を両手で握る。それで、両手に流によってオーラの攻防力を80ほどにして思いっきり握り力を込める。
パンッ!
ラモットの足が音をたてて破裂した。
「ぐぎゃぁぁぁぁ!!!あ、足がぁぁぁぁ!!!」
ラモットがもがき苦しむ。
「これで動けないな」
俺は念を右腕に込める。
「や、やめろぉぉぉ!!!」
「
俺の渾身の右ストレート、ラモットは後ろにあった壁ごと粉々になった。
「ふぅ、超破壊拳もうまくコントロールできてるな」
俺は部長達の元に戻る。すると、部長達は漠然としていた。
「どうしました?」
「りょ、亮吾、お前そんなに強いのか?」
イッセーが驚きながら聞いてくる。
「まだまだだよ。この世界には俺より強い奴等がまだまだいるからな」
「亮吾、さっき足を握った時に何をしたの?」
部長が聞いてくる。
「あれは握撃ですね。念によって握力を強化して思いっきり握って血液の流れを止めて行き場をなくして血管や筋肉を破裂させる技です」
あれはグラップラー刃牙の花山薫の技を俺なりに念で再現した技だ。
「さぁ、帰りましょう」
みんなは呆然としているが、夜も遅いので帰ることにした。しかし、また違う世界の奴がいたな。堕天使のことが終わったらアザゼルさんに言いに行こう。