クリスマスですね。久々に書いてみました。
朱乃が負けた。それを聞いた亮吾は耳を疑った。しかし、今までの経験から咄嗟に円を使い、まわりの気の様子も伺った。
「イッセー!今すぐ避けろ!」
亮吾は念を使い身体を強化して、叫びながらイッセーに向かって駆け出した。そして、イッセーを押し倒した。それとほぼ同時にイッセーがいた所が爆発した。
「ぐあっ!」
「くぅ!」
直撃はしなかったが爆風で亮吾とイッセーは吹き飛ばされた。吹き飛ばされた2人は多少の火傷などを負ったがまだまだ戦える。2人は立ち上がり、
「木場!」
亮吾は叫んだ。が、
「ぐあぁ!!」
イッセーと亮吾の目には爆発に飲まれた木場の姿があった。
『リアス・グレモリーさまの騎士1名、戦闘不能』
グレイフィアのアナウンスが流れる。
「撃破」
そう呟いたのは、上空を浮遊しているライザーの女王のユーベルーナ。
「お前!よくも木場を!」
イッセーがユーベルーナに激怒する中、ユーベルーナを見た亮吾はユーベルーナの姿がおかしいことに気がつく。
「あいつ、なんで無傷なんだ」
そう、ユーベルーナは朱乃と戦闘したにも関わらず無傷だったのだ。
「ふふ、これのおかげよ」
ユーベルーナが取り出したのは小さなビンだ。
「チッ、フェニックスの涙か」
亮吾は舌打ちをしながら呟いた。
フェニックスの涙、フェニックス家が量産している回復アイテム。フェニックス家の財政のほとんども支えている。レーティング・ゲームには各チーム2つまでの持ち込みが許可されている。
「卑怯なんて思わないでくださいね。ルールにしたがって持ち込んでいるんですもの。そちらの僧侶の回復の神器の方がよっぽど反則染みているわ」
「てめぇ!今すぐ降りてこい!」
イッセーが挑発するように叫ぶ。そのイッセーの前に、イッセーに背を向ける形で亮吾がユーベルーナに立ち塞がる。
「イッセー、お前は部長の所へ行け。こいつの相手は俺がする」
「でも、こいつがみんなを!」
イッセーが食い下がろうとする。そんなイッセーに亮吾は激怒した。
「アホ!部長が負けたらそこで試合は終わるんだ!さっさと部長の所に行け!それに…」
亮吾は拳を握り締める。
「朱乃姉ちゃんのためにも俺がこいつを倒す」
亮吾は決意を固める。
「わかった。そいつは任せる。俺はライザーを倒してくる。負けんなよ」
「お前もな」
イッセーと亮吾は拳を合わせて、イッセーは校舎の方に向かった。
「行かして良かったのか?」
亮吾はユーベルーナに聞く。
「構わないわ。あんな雑魚が行った所で何が出来ると言うの。むしろ、あなたを向かわす方が危険だわ」
ユーベルーナは余裕があるのか不適な笑みを浮かべている。
「では、ユーベルーナ。私もお兄様の所に向かいますわ」
レイヴェルはユーベルーナに近づいてそう言うと炎の翼を羽ばたかせ飛んで行った。
「あなたこそ、レイヴェルを向かわしても良くて?」
「あいつは戦わないんだろ。問題ない」
一瞬の静寂が訪れる。そして、最初に動いたのは亮吾だ。亮吾は舞空術を使い高速で飛んで行く。
「はっ!」
ユーベルーナは数多くの爆炎の火球を亮吾に放った。
「くっ!」
亮吾も避けるが、数が多い火球を全て避けることは出来ない。避けれない火球は念で強化した手で弾く。亮吾は徐々に後退していく。
「ふふ、飛べるようですが遠距離の攻撃が出来る私の方が有利ですね」
ユーベルーナは不適に笑う。
「くそ!」
亮吾は苦虫を噛むような顔をする。
「しかたないな」
亮吾は両手首を合わせる。
「行くぜ。か~め~は~め~波!!」
亮吾の手から放たれた気の光線がユーベルーナに向かう。
「なに!」
ユーベルーナは予想外の攻撃に急遽、防御魔方陣を張る。
ズバーンッ!!
防御魔方陣とかめはめ波が衝突し、爆発が起き爆煙が起きる。
「くっ!」
ユーベルーナは煙に飲まれる。そして、その煙の中から、
「なっ!」
ユーベルーナは、煙の中から目の前に現れた亮吾に驚愕する。亮吾は円で煙の中でも相手の位置が正確に分かるのだ。
「
「ぐきゃぁぁぁあ!!!」
亮吾の必殺技がユーベルーナに炸裂した。