ハイスクールD×D 異世界を繋ぐ鍵   作:ドルキ

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第6話 訪問、黒き翼の者達

「お、お茶です。」

 

「すまないな。」

 

「おっ、気が利くじゃねえか。」

 

2人が出されたお茶を飲む。

 

ちょっと待て!なんでこの人達がいるんだ!朱乃姉ちゃんが堕天使って言うから自分で調べたら、バラキエルとアザゼルって聖書にも乗ってる凄い堕天使だろ。ラスボスみたいなもんじゃねえか!

 

「亮吾くん。」

 

「は、はい!」

 

バラキエルさんが俺の名前を呼ぶ。

 

「そんなに固くならなくても良い。まずは・・・」

 

バラキエルさんが頭を下げてきた。

 

「朱乃を守ってくれて感謝する。」

 

え?ってことは、

 

「もしかして朱乃姉ちゃんのお父さんって、バラキエルさんですか?」

 

バラキエルさんは頷く。

 

「朱乃姉ちゃんが悪魔になるって知ってるんですか?」

 

「ああ、知っている。」

 

「良かったんですか?」

 

「これで、朱乃の安全が保証されるなら・・・それに、情愛で有名なグレモリーなら信用できる。」

 

少し暗い顔をしているが、どこか安心もしていた。

 

「さてと、バラキエルの用事も終わったし、俺の用事を済ませるか。」

 

アザゼルさんが言う。

 

「友人の娘を救ってくれたことは、俺も礼を言う。しかし、お前さんは何者だ?子供が、姫島の下の者とはいえ、撃退出来るわけがない。どんな力を持ってるんだ?」

 

んー、どうしようか?朱乃姉ちゃんにも神器のことは話してないんだよな。

 

「親がいないから、自分の身を守るために鍛えていただけです。」

 

誤魔化せたか?

 

「まあ、言いたくないならそれでいい。」

 

誤魔化せてないな。

 

「なら、俺の実力を見せましょうか?」

 

まあ、今の自分がどこまで通用するか見てみたい。

 

「ならアザゼル、俺が相手をしよう。」

 

バラキエルさんが言う。

 

「朱乃を守った力、見せてもらいたい。」

 

「わかりました。」

 

でも、どこで戦うんだ?

 

「じゃあ行くか。」

 

アザゼルさんが手を掲げると、床に魔方陣?が現れた。すると、目の前の景色が代わり、無人島のような所にやってきた。

 

「えっと、どこですかここ?」

 

「俺がたまに釣りに使う無人島だ。ここなら誰の邪魔も入らない。」

 

こんな、瞬間移動?転移?することができるなんて堕天使は凄いな。

 

「では、始めようか。」

 

バラキエルさんと向き合う。

 

「行きます!」

 

俺はバラキエルさんに向かって行った。

 

「オラっ!」

 

俺は殴りに掛かる。バラキエルさんは受け止める。

 

「でりゃっ!」

 

今度は蹴るが、また受け止められる。

 

くそっ!結構本気でやってるんだけどな。

 

今度は、数で攻める。

 

「オラオラオラ!!!」

 

俺の拳による連打。しかし、それらを全て避けられ、受け止められる。

 

「ふんっ!」

 

バラキエルさんが殴りに掛かってきた。これは避けられない。腕でガードするが、

 

「ぐぅ・・・」

 

ダメージがデカイ。本気どころか力も全く入れていないだろう。

 

「そんなものか亮吾くん。」

 

バラキエルさんは平然としている。さすがは、堕天使の幹部だ。あとで倒れるかも知れないがしかたないか。

 

「堅!」

 

オーラを通常以上出して留める。これで攻守が上がる。しかし、オーラの消費が激しい。

 

(むぅ、雰囲気が変わったか。)

 

バラキエルは思う。

 

「だりゃ!」

 

俺は殴りに掛かる。さっきよりスピードもパワーを上がってるはずだが、避けられ、受け止められる。

 

「なら、りゃあ!!!」

 

俺は地面を思いっきり殴り、砂煙を起こす。

 

ここだ!俺は右手にオーラを集中させる。全ての念の能力の応用技、硬だ。オーラを集中させるところ以外の防御は皆無に等しく、諸刃の剣だが、今の俺が出せる最大の攻撃だ。

 

「うおりゃゃゃあああ!!!」

 

バラキエルさんの腹部を思いっきり殴った。

 

「ぐぉっ!」

 

バラキエルさんは衝撃で後退する。殴られた箇所を手で押さえる。

 

「はぁはぁはぁ・・・うぅ・・」

 

俺は力が抜けて倒れそうになる。それをバラキエルさんが支えてくれた。

 

「亮吾くん、いい一撃だったぞ。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

硬の一撃でもほとんどダメージがないか。

 

「いや~、いいものを見せてもらった。」

 

アザゼルさんが拍手をしながら近づいてきた。

 

「体が光って見えたけど、ありゃなんだ?神器か?」

 

見えてたのか。そういえば、キメラアントでも念使いでないのに見えてたのがいたな。

 

「念といいます。体から出る生命エネルギー、オーラを操っていました。オーラを操る者の事を念使いといいます。」

 

別に隠さなくても良いだろう。

 

「念ね。最後の攻撃は下級の悪魔を倒せるレベルだったな。中級でも重症レベルだろう。しかもその若さ、将来は俺達と対等に渡りあえるくらいになるか。」

 

アザゼルさんが顎に手を当てながら言う。

 

「亮吾くん、朱乃のことは頼んだぞ。」

 

「はい、もっと強くなって朱乃姉ちゃんは守って見せます。」

 

アザゼルさんの魔方陣?によって俺達は自宅に帰った。

 

 

 

 




一撃入れましたが、バラキエルはめちゃくちゃ手加減していたということで。

雷光も使ってなかったですしね。
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