ハイスクールD×D 異世界を繋ぐ鍵   作:ドルキ

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第8話 はぐれ討伐・・・しかし

「はぐれ悪魔討伐?」

 

俺は、部室で部長に言われた。

 

はぐれ悪魔、力に溺れるなどして主を裏切り凶悪になる悪魔のことだ。

 

「ええ、はぐれ悪魔が出たから討伐してほしいと連絡があったの。そこまで強いはぐれではないのだけれど、神器を持っているから厄介になる前に討伐してくれとのことよ。亮吾の力を見たいからついてきてくれないかしら?」

 

「部長、亮ちゃんが強いからって人間を討伐に参加させるのは危険です。」

 

朱乃姉ちゃんは心配してくれる。

 

「朱乃姉ちゃん、大丈夫だよ。もし、何かあっても朱乃姉ちゃんのことは俺が守ってみせるから。」

 

「あらあら、頼もしいわ、亮ちゃん。」

 

朱乃姉ちゃんは少し頬を赤くする。

 

「私はどうなってもいいのかしら。」

 

少し不機嫌になるリアスでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深夜

 

俺達は、駒王町にある、ある山にいた。

 

「部長、どんなはぐれなんですか?」

 

「フェーザと言うそうよ。なんでも風を操る神器を持っているみたいなの。」

 

作戦を話ながらはぐれ悪魔を探していると、

 

「ぐぎゃぁぁぁぁぁあああ!!!」

 

叫び声が暗闇に響いた。俺達は叫び声が聞こえた方に向かった。向かった先に何かが落ちていた。それは手だった。

 

「これは人間の手じゃないわ。悪魔の手よ。」

 

部長が言う。

 

「部長、向こうから血の匂いがします。」

 

小猫ちゃんが指をさしながら言う。小猫ちゃんの指さした方に向かうと、そこには緑色の巨体で翼がある者が何かを食べていた。

 

「あん?なんだてめぇら?こいつの仲間か?」

 

そいつが振り向いた。よく見るとその手には、はぐれ悪魔だったであろう肉片を持っていた。

 

「こいつは、ドラゴンなのか!」

 

木場が言う。

 

「ああん?ドラゴン?そんなトカゲと一緒にすんじゃねぇよ。」

 

ドラゴンじゃない。こいつは!

 

「シ・・・シンバル・・・」

 

見覚えがある、こいつはドラゴンボールのシンバルだ!

 

「亮吾、こいつのことを知っているの?」

 

部長が聞いてくる。

 

「わかっているのは、こいつの名前はシンバル。そして、悪魔でもなければドラゴンでもない、魔族です。」

 

「魔族?」

 

部員の皆は疑問に思っている。魔族など聞いたことがないからだ。

 

「とりあえず、こいつを野放しには出来ません。はぐれ悪魔以上に犠牲者がでます。」

 

俺達は戦闘体制に入る。

 

「てめぇ、俺のことを知ってんのか?まあいい、少し質問する。知らねぇ間にこんな所にいたが、ここはどこだ?殺さねぇから教えてくれや。」

 

「ここは、駒王町にある山だ。それと、殺さないってのは嘘だな。お前からは殺意のオーラがする。」

 

念能力者になってわかる。シンバルから出るオーラが見たことがないくらいに禍々しい。

 

「駒王町?知らねぇとこだな。あと、ゆっくり殺ってやろうと思ったが、やっぱ今すぐ殺してやる!」

 

シンバルが攻撃を仕掛けてきた。

 

「祐斗!」

 

「はい!」

 

部長の掛け声で木場が攻撃を仕掛ける。ものすごい速度だ。ぼんやりとしか見えない。しかし、

 

ガキーン!

 

「今なんかしたか?」

 

「くっ、硬い。」

 

木場の剣での攻撃は、シンバルの硬い鱗に阻まれた。いつの間にかシンバルの懐に小猫ちゃんが潜りこんでいた。

 

「吹っ飛べ・・・」

 

小猫ちゃんは殴るが、

 

「なんだ?蚊でも止まったのか?」

 

シンバルは平然としている。

 

「うりゃあ!」

 

「うっ・・・」

 

小猫ちゃんはガードしていたが、殴り飛ばされた。

 

「雷よ!」

 

朱乃姉ちゃんが雷を放つ。

 

「なんだこの痺れ?肩こりが取れるぜ。」

 

朱乃姉ちゃんの雷が効かないのか!

 

「喰らいなさい!」

 

部長が滅びの魔力を放った。

 

「これはなんか危険だな。はぁ!!!」

 

シンバルは口から怪光線を放ち、滅びの魔力を相殺する。

 

「くぅ、なんて強さなの・・・」

 

部長達は驚愕していた。だが、おかしい。シンバルはここまで強くなかったはずだ。

 

「お前ら、変な技を使うな。殺しがいがあるぜ。」

 

シンバルは余裕を見せている。あの防御力、突破するにはあの技しかない。

 

「皆さん、俺があいつを倒します。しかし、時間が掛かる技なので時間を稼いでください。」

 

「亮吾、いくら何でも人間のあなたが倒せる訳・・・」

 

「わかりましたわ。」

 

部長の言葉を朱乃姉ちゃんが遮る。

 

「朱乃!」

 

「部長、大丈夫です。亮ちゃんならやってくれますわ。」

 

朱乃姉ちゃん・・・

 

「朱乃がそこまで言うなら。皆!やるわよ!」

 

「「「はい、部長!」」」

 

俺は技の準備に取りかかる。

 

魔剣創造(ソード・バース)!!!」

 

木場がシンバルのまわりに剣を大量に作り出す。木場も神器を持っていたのか!

 

「剣が邪魔だな。だが、上が、がら空きだぜ。」

 

シンバルは翼で飛ぼうとするが、

 

「雷よ!」

 

「喰らいなさい!」

 

いつの間にか上空に飛んでいた部長と朱乃姉ちゃんが攻撃を放った。

 

「ちっ、煩わしいが剣を突っ切るか。」

 

シンバルが剣を壊しながら攻撃を避ける。

 

「喰らえ・・・」

 

そのシンバルに小猫ちゃんが小猫ちゃん以上の大きな岩を投げつける。

 

「ぐおっ!」

 

ダメージはないだろうがよろけた。

 

準備ができた。俺がハンターハンターでも一番好きなキャラの技。好きだが敵キャラのため呼んだら殺されるかもしれないので俺が自分で使うことにした。その必殺技は、

 

超破壊拳(ビッグバン・インパクト)!!!!!」

 

「ぐおぉぉぉぉおおお!!!」

 

俺は渾身の一撃をシンバルに放った。その衝撃でまわりの木々も吹き飛び、シンバルも吹き飛んで谷に激突した。

 

「はぁはぁはぁ・・・」

 

「す、凄い・・・」

 

部員達も今の一撃の威力に驚いているようだ。だが、ウボォーギンの一撃はもっと威力が高いはずだ。それに、ここまで溜め時間は長くない。もっと修行をしないといけないな。

 

皆で吹き飛んでいったシンバルを見に行くとシンバルは死んでいた。

 

「部長、すみません。あの技は手加減できないので」

 

「仕方ないわ。あんなに強い凶悪な生物がいるなんて思わないもの。この事は、魔王さまにも伝えておくわ。でも亮吾、何であいつのことを知っていたの?」

 

うーん、なんて説明しよう。

 

「知り合いに、ああいうものに詳しい人がいるんです。」

 

嘘は言ってないよ。一応。

 

しかし、なんでドラゴンボールのシンバルがいたんだ?しかも、強くなって。これから大変なことが始まりそうだ。

 

 

 




ウボォーギンは強いですね。

でも、クラピカが強すぎました。

ウボォーギンもこの話に出したいところです。
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